「JR札幌病院」の版間の差分
表示
m編集の要約なし |
|
(相違点なし)
|
2009年8月12日 (水) 03:34時点における版
札幌鉄道病院(さっぽろてつどうびょういん)は、北海道札幌市中央区北3条東1丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の総合病院。
概要
- 許可病床数 - 312床
- 標榜診療科 - 19科、人間ドック検診
- 国鉄から承継した病院建物の老朽化が進んでいたため、2006年(平成18年)3月に建替が決定され、同年秋から着工された。2007年(平成19年)から一部供用を開始。全棟の供用開始は2009年(平成21年)を予定。
沿革
- 1915年(大正4年)11月6日 - 札幌市北3条西4丁目札幌鉄道集会所内で仮診療を開始。
- 1915年(大正4年)12月 - 札幌市北8条東2丁目に札幌鉄道病院庁舎落成、診療開始。
- 1922年(大正11年)12月 - 現在地に札幌鉄道病院庁舎落成し移転、診療開始。
- 1987年(昭和62年)4月 - JR北海道発足。日本国有鉄道より札幌鉄道病院を承継。
- 2009年(平成21年)8月3日 - JR札幌病院に改称[1][2]。
病院建物建替について
今回の病院建替にあたって、JR北海道は三菱商事グループと提携し、JR北海道の金銭的負担等が少ない形となるよう、スキームが定められた。完成後も三菱商事グループと病院運営に関して業務提携を行うこととなっている。
- 建物
- ライフタイムパートナーズ株式会社が、特別目的会社を用いたスキームで資金調達の上、新病院の建物を建設。JR北海道はその建物を賃借し、病院を運営。
- 病院運営に関する業務提携
- 次の各項目について業務提携を行う
- 経営改善コンサルティング業務 - 三菱商事株式会社・ライフタイムパートナーズ株式会社
- 機器調達業務 - 株式会社アプリシア
- 診療材料調達業務 - 株式会社日本ホスピタルサービス
新病院建物建築・供用開始スケジュール
- 2006年(平成18年)秋 - 着工。
- 2007年(平成19年)8月 - 外来棟(地上5階建て)完成。
- 2007年(平成19年)9月19日 - 外来棟の供用開始。仮設ロビーに外来受付等を移転設置の上、供用開始。
- 2008年(平成20年) - 本館棟完成予定
- 2009年(平成21年) - 中央ホール棟完成予定
その他
- 玄関自動ドアに書かれている「札幌鉄道病院」の鉄の文字はJR四国を除くJR各社がロゴタイプに用いている「鉃」の文字で記載されている。また封筒も「札幌鉃道病院」としているが、公式文書などに関しては「札幌鉄道病院」としている。
脚注
- ^ JR北海道プレスリリース、"「JR札幌病院」新建物完成・新病院名披露式の開催について"、2009年7月31日、JR北海道公式サイト(2009年8月5日閲覧)。
- ^ "「JR札幌病院」に 鉄道病院 建て替え工事完了し改称"、北海道新聞、2009年8月4日14:43配信、(2009年8月5日閲覧)。