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2016年10月18日 (火) 13:02時点における版

ブルックリー・ハン
Brooklee Han
フィギュアスケート選手
生誕 (1995-07-06) 1995年7月6日(29歳)
アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ビヴァリー
身長 150 cm
選手情報
代表国 オーストラリアの旗 オーストラリア
コーチ ペーター・ケイン
ダーレーン・ケイン
所属クラブ Ice House FSC
ISUパーソナルベストスコア
総合151.902015 CSネーベルホルン杯
SP53.202014 世界選手権
FS102.992014 GPスケートアメリカ

ブルックリー・ハン: Brooklee Han1995年7月6日 - )は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身。父親がオーストラリア人オーストラリアフィギュアスケート選手(女子シングル)。

2014年ソチオリンピックオーストラリア代表。2013年ボルボオープンカップ優勝。

経歴

アメリカマサチューセッツ州で生まれる。5歳でスケートを始め[1]、12歳の時にキャンプで出会ったセルヒーイ・ベイパンに指導を受けるようになった。ベイパンに出会ってから1年で2回転ジャンプを習得し、2年で3回転ジャンプを降りられるようになった[2]

2010-2011シーズンから国際大会に出場するようになり、2012年メラーノ杯では銅メダルを獲得。3度出場した世界ジュニア選手権では2013年大会の16位が最高成績だった。ソチオリンピックへの出場権を懸けた世界選手権では21位となり、枠獲得には順位が一つ及ばなかった。

2013-2014シーズン、ソチオリンピックの最終予選であるネーベルホルン杯に出場。結果は5位で出場枠獲得が懸かった国では1位の成績でオーストラリアの出場枠を獲得した。ボルボオープンカップでは優勝。同国のシャンテル・ケリーにより、「スケート連盟からの許可を得ずにスケートクラブの大会に出場したために、オリンピックへの出場権は無い。」との訴えがオーストラリアスポーツ仲裁裁判所に提出された[3]。12月の審理でハンの大会出場には問題がなく、オリンピックへの出場は可能との見解が下され、ケリーの訴えは棄却された[4]。男子シングルとアイスダンスの代表発表から遅れること2週間、ハンのオリンピック代表が内定した。オリンピックでは20位という成績を残した。

2016年8月にコーチの変更を発表し、ペーター・ケイン/ダーレーン・ケイン夫妻の元へ移った。

主な戦績

大会/年 2010-11 2011-12 2012-13 2013-14 2014-15 2015-16 2016-17
冬季オリンピック 20
世界選手権 21 19 35
四大陸選手権 12 14 17 17
オーストラリア選手権 2 1 2 2
GPエリック杯 10[5]
GPスケートカナダ 8
GPスケートアメリカ 10
CSネーベルホルン杯 8 5 4 7 11
CSデンスタ杯 6
CS USクラシック 6 10
ネスレ杯 8
ボルボオープン 1
メラーノ杯 3
トリグラフトロフィー 6
世界Jr.選手権 21 30 16
JGPチェコスケート 11
JGPメキシコ杯 8
JGPレークプラシッド 8
JGPボスポラス 12
JGPブリスベン 8
JGP W.ロンバルディ杯 13
JGP B.シュベルター杯 17
JGP J.カリー記念 10
ババリアンオープン 2 J

詳細

2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年9月22日 - 24日 ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 12
44.53
10
76.73
11
121.26
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年2月16日 - 21日 2016年四大陸フィギュアスケート選手権台北 14
52.80
17
82.95
17
135.75
2016年1月6日 - 10日 2016年メンターネスレネスクイックトルン杯トルン 12
42.92
7
86.85
8
129.77
2015年11月28日 - 12月4日 オーストラリアフィギュアスケート選手権ペンリス 3
46.18
2
86.33
2
132.51
2015年11月13日 - 15日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯ボルドー 10
47.65
中止 10
2015年10月20日 - 25日 ISUチャレンジャーシリーズ デンコヴァ・スタビスキー杯ソフィア 5
50.95
6
94.21
6
145.16
2015年9月23日 - 26日 ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 6
51.92
7
99.98
7
151.90
2015年9月16日 - 20日 ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 10
50.25
9
90.29
10
140.54
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年3月23日 - 29日 2015年世界フィギュアスケート選手権上海 35
35.54
- 35
2015年2月9日 - 15日 2015年四大陸フィギュアスケート選手権ソウル 18
40.68
17
73.34
17
114.02
2014年11月28日 - 12月5日 オーストラリアフィギュアスケート選手権(ブーンダル) 1
58.80
2
93.39
2
152.19
2014年10月31日 - 11月2日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダケロウナ 11
51.55
8
95.25
8
146.80
2014年10月24日 - 26日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカシカゴ 11
47.38
8
102.99
10
150.37
2014年9月24日 - 27日 ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 5
52.41
5
97.28
4
149.69
2014年9月10日 - 14日 ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 8
42.74
6
89.90
6
132.64
2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月24日 - 30日 2014年世界フィギュアスケート選手権さいたま 18
53.20
19
91.08
19
144.28
2014年2月6日 - 22日 ソチオリンピックソチ 22
49.32
18
94.52
20
143.84
2014年1月20日 - 25日 2014年四大陸フィギュアスケート選手権台北 14
52.55
14
97.62
14
150.17
2013年11月30日 - 12月6日 オーストラリアフィギュアスケート選手権メルボルン 1
58.61
1
102.81
1
161.42
2013年11月7日 - 10日 2013年ボルボオープンカップリガ 1
53.95
1
97.81
1
151.76
2013年10月2日 - 6日 ISUジュニアグランプリ チェコスケートオストラヴァ 11
47.09
10
88.36
11
135.45
2013年9月25日 - 28日 2013年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 10
48.74
5
98.42
5
147.16
2013年9月4日 - 8日 ISUジュニアグランプリ メキシコ杯メキシコシティ 16
39.01
7
80.97
8
119.98
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年3月10日 - 17日 2013年世界フィギュアスケート選手権ロンドン 20
50.62
20
91.26
21
141.88
2013年2月25日 - 3月3日 2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ミラノ 15
47.20
17
78.42
16
125.62
2013年2月6日 - 11日 2013年四大陸フィギュアスケート選手権大阪 11
48.54
12
86.36
12
134.90
2012年12月1日 - 7日 オーストラリアフィギュアスケート選手権ブリスベン 2
41.35
5
56.07
2
97.42
2012年11月16日 - 18日 2012年メラーノ杯メラーノ 5
43.54
3
85.13
3
128.67
2012年9月27日 - 29日 2012年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 6
49.08
8
92.94
8
142.02
2012年9月19日 - 23日 ISUジュニアグランプリ ボスポラスイスタンブール 15
37.24
9
77.34
12
114.58
2012年8月29日 - 9月2日 ISUジュニアグランプリ レークプラシッドレークプラシッド 7
44.96
8
83.96
8
128.92
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2012年4月4日-8日 2012年トリグラフトロフィーイェセニツェ - 13
40.44
4
87.26
6
127.70
2012年2月27日-3月4日 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ミンスク 5
82.05
30
35.37
- 30
2011年10月5日-9日 ISUジュニアグランプリ ワルテル・ロンバルディ杯ミラノ - 15
37.68
11
71.38
13
109.06
2011年9月7日-11日 ISUジュニアグランプリ ブリスベンブリスベン - 11
37.53
7
77.96
8
115.49
2010-2011 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2011年2月28日-3月6日 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権江陵 12
68.49
23
38.28
20
68.70
21
106.98
2011年2月10日-13日 2011年ババリアンオープン ジュニアクラス(オーベルストドルフ - 2
37.80
4
70.69
2
108.49
2010年10月6日-10日 ISUジュニアグランプリ ブラエオン・シュベルター杯ドレスデン - 14
38.72
18
63.43
17
102.15
2010年9月29日-10月3日 ISUジュニアグランプリ ジョン・カリー記念シェフィールド - 8
40.42
11
66.78
10
107.20

プログラム使用曲

シーズン SP FS EX
2016-2017[6] 映画『危険なプロット』サウンドトラックより
作曲:フィリップ・ロンビ
Day of Wrath
作曲:Bogdan Ota
2015-2016 揚げひばり
作曲:レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ
2014-2015 映画『シングルマン』より
作曲:アベエル・コジェニオウスキ、梅林茂
映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』より
作曲:アベエル・コジェニオウスキ
映画『言えない秘密』サウンドトラックより
作曲:周杰倫
2013-2014 Prayer for Taylor
作曲:マイケル・W・スミス
タイタニック・シンフォニー
演奏:リチャード・クレイダーマン
Come Away With Me
曲:ノラ・ジョーンズ
2012-2013 カッチーニのアヴェ・マリア
作曲:ウラディーミル・ヴァヴィロフ
2011-2012 テイク・ファイヴ
アンスクエア・ダンス
作曲:デイヴ・ブルーベック
2010-2011 When My Mother Sings
作曲:ジェームス・ラスト
演奏:リチャード・クレイダーマン

脚注

  1. ^ Redding's Brooklee Han Aims To Skate In Sochi Olympics
  2. ^ Austaralian Olympic Team Brookle Han
  3. ^ Brooklee Han on Australian team after appeal dismissed
  4. ^ Australian skater loses Olympic appeal
  5. ^ パリ同時多発テロ事件によるフリー種目の中止でSPの順位が最終結果となった。
  6. ^ Olympic Figure Skater From Redding Looks To Grow With Move To Texas

参考文献