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2016年11月6日 (日) 12:23時点における版

ルルティア
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター
作曲家
活動期間 2001年 - 2011年
2012年 -
レーベル 東芝EMI(2001年 - 2005年)EXPRESS(2001年 - 2004年
Capitol Music(2005年)
PHOERIX RECORDS(2005年 - )
事務所 CRAFTSMAN MUSIC(2001年 - )
MS Artist Products(2001年 - 2003年
Dima&Marsha(2003年 - 2005年)
共同作業者 佐藤鷹
公式サイト http://www.rurutia.com/
クラシック音楽
グレゴリオ聖歌

ルルティアは、日本女性シンガーソングライター作曲家。CRAFTSMAN MUSIC所属。英語表記はRURUTIA

概要

人物

本名、生年月日、出身地など、ほぼ全てのプロフィールを非公開としており、テレビ番組の出演やライブの開催はデビュー以降一度も行ったことはない。マスメディアへの登場は、インディーズ独立後に公式サイト上で配信が開始されたインターネットラジオ『RURUTIA Planet』の放送、公式サイト上に掲載されている写真インタビュー音楽雑誌へのインタビューの掲載などに限られている。メディアへの露出を避けて活動を行うことに関して、「人前でスポットライトを浴びる華やかな世界と自らの音楽の世界とは相反する」[1][2]ということを理由に挙げている。

アーティスト名は自身の洗礼名[3]で、両親の知人であるタヒチ島出身の神父によって付けられた[1]。東芝EMI在籍時のプロフィールでは「タヒチ語で『恵みの』という意味」[4][5]と言われていたが、実際は「激しい雨が降る」という意味の単語「rorotea」に由来しており、「ルルティア」と発音する語は存在しない。タヒチ地方では、雨が降るということは恵みであるとして認識されており、洗礼名にも「恵みが沢山降るように」という願いが込められている[1]

音楽性

音楽を始めたのは幼い頃にクラシックピアノを習ったことがきっかけである[1]。なお、ピアノは楽曲「シャイン」のPVにおいても自身で演奏しているシーンがある。自身で楽曲制作を始めるきっかけとなったのは、友人の自殺に大きな衝撃を受けたことで[6]、自責の念や悲しみなどの感情を整理するために楽曲を作るようになったと語っている[1]作曲に関しては、クラシック音楽やグレゴリオ聖歌から影響を受けていると公言している[7]

作詞作曲の方法は、まずメロディーを作り、作っていく最中イメージに合わせて浮かんでくる言葉を書き留め、後で歌詞としてまとめるという手法をとっている[8]。作詞作曲の他にも、シンセサイザーミュージックシーケンサーなどを使用して編曲やプログラミング等も手掛けており、クリエイター的な要素も兼ね備えている。DTM打ち込みに関する知識を得たのはデビュー以前で、DAWLogicを、ソフトシンセはSampleTank2、Atomosphere、Trilogi、Stylus等を、それぞれ使用していると公言している[9]。この能力を買われ、2004年放送のラジオドラマラッセ・ハルストレムがうまく言えない』や2005年公開の映画楳図かずお 恐怖劇場』では、自身の楽曲をモチーフに劇中の音楽を担当した。

独特の歌唱法はいわゆるウィスパーボイス系のアーティストに分類され、「妖精ヴォイス」とも評されている[1]。楽曲はファンのみならず数々の映像作家映画監督にも大きな影響を与えており、これまでに自身の曲をモチーフにラジオドラマや映像作品等が複数作られている(後述参照)。

略歴

  • デモテープが友人を介して音楽事務所の社長の手に渡ったことがきっかけとなり、デビューが決定する[1]
  • 2001年
  • 2002年
  • 2003年
    • 2月26日、2枚目のアルバム『Water Forest』を発売。
    • 10月29日、6枚目のシングル「トロイメライ」を発売。初のアニメ主題歌に起用される。
  • 2004年
    • 6月9日、3枚目のアルバム『プロミスト・ランド』を発売。
  • 2005年
    • 4月13日、4枚目のアルバム『ミーム』を発売。
    • 6月22日サウンドトラックアルバム『楳図かずお恐怖劇場 ルルティア・トラックス』を発売。これをもって東芝EMIとの契約を終了し、自身の個性を深く掘り下げて音楽活動をして行きたいという意向から[1][10]、インディーズへ活動の場を移す。
    • 8月、自身のレーベルであるPHOERIX RECORDSを設立。
    • 11月21日、インディーズ移籍第1弾作品となる8枚目のシングル「スピネル」を発売。
  • 2006年
    • 5月8日刊行の音楽情報誌『プレザンテ』第3号においてインタビュー掲載と付録CDのサンプル楽曲が収録され、メディアへの露出を果たす。
    • 11月5日、5枚目のアルバム『Chorion』を発売。リリース記念として初の動画によるインタビューがオフィシャルサイトで公開される。
  • 2007年
  • 2008年
  • 2009年
    • 2月27日、6枚目のアルバム『Seirios』を発売。
  • 2010年
    • 10月7日、3枚目のミニアルバム『Behind the blue』を発売。
  • 2011年
    • 4月27日、4枚目のミニアルバム『RESONANCE』を発売。東日本大震災を受けて、同作の収益の一部を義援金として日本赤十字社へ寄付することを発表。
    • 8月19日、公式サイト上で、ミニアルバムレコーディング直後に失声症に罹ったこと、および治療等のために活動休止したことを発表。
  • 2012年
    • 4月29日、公式サイト上で活動再開を発表。4月30日には本人による復帰コメントが掲載される。
    • 6月27日プレイステーション3用ゲームソフト『アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜』の作品中に起用されたボーカル曲で構成されたコンピレーションアルバム『Twilight Hour アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜 ボーカルアルバム』にて、アルバム収録に先駆け、ワールドイメージテーマソングに起用された楽曲「Mystic Pendulum」を発表。
    • 9月5日、7枚目のアルバム『NODE from R』を発売。

ディスコグラフィー

詳細は各作品の項目を参照。

シングル

発売日 タイトル 規格品番
1st 2001年10月6日 愛し子よ TOCT-22182
2nd 2001年12月6日 ロスト バタフライ TOCT-22197
3rd 2002年6月26日 ゆるぎない美しいもの TOCT-4388
4th 2002年9月30日 朱雀の空 TOCT-4416
5th 2003年1月22日 シャイン TOCT-4447
6th 2003年10月29日 トロイメライ TOCT-4509
7th 2005年3月2日 プライマリー TOCT-4846
8th 2005年11月21日 スピネル PHOX-100001
9th 2006年1月26日 微笑みのマリア PHOX-100002
10th 2006年5月31日 玲々テノヒラ PHOX-100003
発売中止
  • アラベスク(2004年1月28日発売予定 TOCT-4659)
    • 制作上の都合により発売中止。タイトル曲「アラベスク」はアルバム『プロミスト・ランド』に収録。

アルバム

発売日 タイトル 規格品番
1st 2002年3月6日 TOCT-24754
2nd 2003年2月26日 Water Forest TOCT-24949
3rd 2004年6月9日 プロミスト・ランド TOCT-25344
4th 2005年4月13日 ミーム TOCT-25652
サウンドトラック 2005年6月22日 楳図かずお恐怖劇場 ルルティア・トラックス TOCT-25663
5th 2006年11月8日 Chorion PHOX-100004
1stミニ 2007年6月27日 Opus PHOX-100005
2ndミニ 2008年4月30日 氷鎖 PHOX-100006
6th 2009年2月27日 Seirios PHOX-100007
3rdミニ 2010年10月7日 Behind the blue PHOX-100008
4thミニ 2011年4月27日 RESONANCE PHOX-100009
7th 2012年9月5日 NODE from R PHOX-100010

参加作品

  • New ASIA 〜the most relaxing〜 feel presents(2003年2月26日)
    • 「シャイン 〜ヒマラヤンハーモニー〜 feat. インドラ」収録
  • インドラ『KUMARI』(2003年12月10日発売 PTCK-1007)
    • 楽曲提供・コーラス参加
  • ポポロクロイス-POPOLOCROIS- 〜BGM集〜(2004年2月18日
    • 「トロイメライ」「月千一夜」収録
  • VENUS JAPAN(2005年3月30日
    • 「プライマリー」収録
  • Twilight Hour アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜 ボーカルアルバム(2012年6月27日)
    • 「Mystic Pendulum」収録

その他作品

東芝EMI在籍時代には、アルバム購入者特典として、当時の公式サイトでリスナーから募集し掲載したテキストを収録した『ルルティア文庫』を先着・店舗限定で配布していた。

  • 『R°+』
    • アルバム『R°』発売時に配布。リスナーからのメールやテキストを掲載。
  • 『宙(そら)に浮かぶ水』
    • アルバム『Water Forest』発売時に配布(前回よりは配布店舗が少なかった)。公式サイトで募集したリレー小説「宙に浮かぶ水」長編・短編の他、リスナーからのメールやテキスト、ルルティアからの楽曲コメントを掲載。
  • 『プロミスト・ランド』
    • アルバム『プロミスト・ランド』発売時に、アルバム初回プレス盤購入者を対象とした抽選や音楽サイトへの応募プレゼント等、計約200名への限定配布。公式サイトで募集したリレー小説第2弾「ハルモニア」短編の他、リスナーからのテキスト、ルルティアからの作品および楽曲コメントを掲載。

出演

ラジオ番組

ルルティアの音楽に関連したメディア作品

ルルティアの楽曲に影響を受けて制作された作品、またはルルティアの音楽が全編に起用されている作品を挙げる。

ラジオドラマ

テレビドラマ

映画

出典・脚注

  1. ^ a b c d e f g h 清水雅「異世界の妖精ヴォイス ルルティア」『プレザンテ』、ART COMMUNICATION・ENTREX、2006年5月8日。
  2. ^ まるこ. “ルルティア 「ききうた♪ 【女性Vo・ゴシックロック特集】」”. アイ・シー・エージェンシー. 2009年4月25日閲覧。
  3. ^ インターネットラジオ『RURUTIA Planet』No.002 本人コメントより。
  4. ^ バークス (2004年5月5日). “ルルティア / BARKS アーティスト”. BARKS. 2009年2月10日閲覧。
  5. ^ 川上了. “レビューリスト/音楽情報サイト:hotexpress”. hotexpress music magazine. 2009年2月10日閲覧。
  6. ^ インターネットラジオ『RURUTIA Planet』No.005 本人コメントより。
  7. ^ インターネットラジオ『RURUTIA Planet』No.017 本人コメントより。
  8. ^ 「私の音楽革命 04 "恵の雨"という名のアーティストが起こす15の奇蹟」『プレザンテ』、ART COMMUNICATION・ENTREX、2006年12月25日。
  9. ^ 藤岡雅文 (2005年12月13日). “☆取り付かれたように毎日楽器屋さんに通っていましたね☆”. Rurutia.com. 2009年2月10日閲覧。
  10. ^ 山田裕美 (2005年9月22日). “☆大切なのは自分がどんな場所にいるかではなくて、どんな場所にいても自分でいられるか、なんです☆”. Rurutia.com. 2009年2月10日閲覧。
  11. ^ 窪田崇監督、蒼井優主演。劇中にて「パヴァーヌ」のピアノインストゥルメンタル(未発表音源)がメインテーマとして使用された。

外部リンク