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2016年11月11日 (金) 00:40時点における版
阿部 義晴 ABEDON | |
---|---|
出生名 | 阿部 義晴 |
別名 |
阿部B ABEDON |
生誕 | 1966年7月30日(58歳) |
出身地 | 日本, 山形県山形市 |
ジャンル | ロック |
職業 |
ミュージシャン 音楽プロデューサー キーボーディスト |
担当楽器 |
ボーカル キーボード ピアノ ギター ベース |
活動期間 | 1985年 - |
レーベル |
CBSソニー (1987年 - 1991年) Sony Records (1992年 - 1997年) Ki/oon Records (2009年 - 現在) abedon the company (1998年 - 現在 ※自主制作品) |
事務所 |
ソニー・ミュージックアーティスツ abedon the company (個人事務所) |
共同作業者 |
ユニコーン 笹路正徳 |
公式サイト | http://www.abedon.jp// |
阿部 義晴 (あべ よしはる、1966年7月30日 - )は、日本のミュージシャン、音楽プロデューサー。ユニコーンのキーボーディスト。山形県山形市出身。身長172cm。血液型はA型。愛称「阿部B」(あべビー)。2014年よりアーティスト名を「ABEDON(あべどん)」に改名。これまでの作詞・作曲・編曲・プロデューサー・提供クレジットは、ソロ・バンド関わらず、極力変更している。50歳の誕生日記念ライブ、「ユニコーンABEDON50祭『サクランボー/祝いのアベドン』」のオープニングムービーでは"山形から初めて生まれた音楽家"、"山形史上最も高名な音楽家"と称された。
来歴
- 1982年
- 私立麗澤高等学校入学。軽音楽部に所属し、毎年の文化祭でテーマ曲を演奏する。
- 1985年
- 音楽学校メーザー・ハウス入学。講師である音楽プロデューサー・笹路正徳の下で、マニピュレーターを務め始め、LAUGHIN' NOSEや白竜のレコーディングに参加。メーザー・ハウスは中退。
- 1986年
- 1987年
- 笹路が手掛けていた、ユニコーンのサポート・メンバーとして楽曲制作、ライブ活動に参加した後、88年5月から正式加入。
- 1993年
- ユニコーン解散後、ソロ活動を開始し、『VIDEO JAM』ではMCを務めた。
- ソロ活動の傍ら、兼ねてから関心のあったプロデューサー業にも本格的に参入。advantage Lucy、鈴木紗理奈、河島英五などを手がけた。
- 1997年
- SPARKS GO GOと期間限定ユニット「ABEX GO GO」を結成。
- 1998年
- 自身の個人事務所及びレーベル「abedon the company」を設立。
- 2000年
- 2003年
- 八熊慎一 (SPARKS GO GO)、外薗雄一と共に「Electric Rhodes Orchestra」(通称「E・R・O」)を結成。
- 2004年
- 氣志團のアリーナツアー中盤にギターの星グランマニエが転落事故で入院したため、残りの公演にサポートとして参加。
- 2006年
- 9月、地元・山形を最終公演とした『阿部義晴音楽祭~仲間とノリノリ40祭』を全3ヶ所で開催。
- ゲストに奥田民生、ジェット機(川西幸一が在籍)、SPARKS GO GOが出演し、アンコールでは「スターな男」「忍者ロック」「人生は上々だ」など、ユニコーンの楽曲を披露すると共に阿部自身もエルビス・プレスリーの格好をするなど、ユニコーン時代を彷彿とさせるステージパフォーマンスを見せた。
- 2007年
- 阿部義晴音楽祭での初披露された阿部義晴☆ポルチーニ。(阿部義晴 (Vo & Pf & Guitar) 、外薗雄一 (Drums) 、木内健 (Guitar & HAMMOND) 、高橋"Jr."知治 (Bass & Harmonica) 、西園寺瞳 from 氣志團 (Guitar) )で、ライブ「四ツ葉の森(上)ABERRATION」ツアー開催。
- 2009年
- 2012年
- 公式ホームページをリニューアルし、Ustreamにてレコーディングの模様を「REC ALIVE」として不定期での配信を開始。
- 2013年
- 7年ぶりにソロ作品のリリースを再開。
- 2014年
- 1月7日、アーティスト名を「ABEDON」に改名した。
エピソード
- ユニコーン時代のニックネーム「阿部B」の由来は、ユニコーンのスタッフに同姓の阿部がもう1人いたため(「阿部A」と区別)。
- 父親は美術教師で、山形で校長先生をしていた。母親は音楽教師で阿部は4歳からピアノを習っていた。高校在学中は美術教師を志していたが、描きたいものが見つからず断念、音楽の道へ進む。
- ユニコーン加入後は、実質サウンドプロデューサー的な役割を担い、メンバーのまとめ役としても活躍した。しかし活動が多忙を極め、気苦労が絶えず、解散前後は精神的にバランスを崩していたことを告白、バンド時代の記憶は覚えていないとも語り、ユニコーンの15周年記念本に掲載されたインタビューの中でも、今後ユニコーンを語るのはこれが最後と述べていた。だが一方で、ユニコーン再結成の話を最初に持ちかけたのは他ならぬ阿部であった。
- かなりのゲーマーであり、レコーディング時によくゲーム機を持ちこんでいるほど。特に任天堂の製品を好んでプレイしている(本人ブログに度々画像がアップされている)。
- ユニコーン再始動後は川西幸一に代わりバンドリーダーに就任。
- 愛車はメルセデス・ベンツ560SELとアウディ・A4 Avant S-lineの2台を所有。ユニコーン解散後に神奈川県逗子市に拠点を移したため、都内の仕事場まで往復100キロの道のりを通っている。
ディスコグラフィー
ABEDON
- アルバム
- BLACK AND WHITE (2014年3月5日)
- 2013年に阿部義晴名義でリリースした「R」・「G」・「B」の3枚を1枚のアルバムとして再構築したもの。
- ki/oon版とSMALLER版(自主制作版)の2バージョンが存在し、前者はCDのみ、後者はCD+DVDでのリリースとなっている。
- ファンキーモンキーダンディー (2015年5月15日)
- 前年のソロ公演のメンバーである八熊慎一(B,Per,Vo)、奥田民生(G,B,Dr,Per,Vo)、木内健(G)、斎藤有太(Key,Pf)が参加し製作。
- 正式リリースに先立ち、5月11日より奥田民生OT50祭「もみじまんごじゅう」公演会場、abedon storeオフィシャル販売サイトにて先行発売された。
- Feel Cyber (2016年6月3日)
阿部義晴
- シングル
- + OR -
- c/w: SHOWGI MASTER (1992年9月12日)
- ユニコーン時代のソロシングル企画の一環。「+ OR -」はフレディ・マーキュリーの死に感化されて制作したエイズをテーマにしたバラードであり、発売にあたりファン向けのエイズ啓発イベントも行った。「SHOWGI MASTER」は対照的に電気GROOVEが作詞を手掛けた将棋をテーマにしたアップテンポのユニークな楽曲である。
- c/w: SHOWGI MASTER (1992年9月12日)
- 欲望
- c/w: ドラマ (1994年5月21日)
- 実質的なソロデビュー作。
- c/w: ドラマ (1994年5月21日)
- 僕のゆくえ
- c/w: 欲望(ライヴ「大欲望」ヴァージョン)(オリジナル・カラオケ) (1994年11月2日)
- スイマー
- c/w: へなちょこ野郎 (1995年6月21日)
- 「スイマー」は本人出演のPOLA C WATER 1000のCMソング。
- c/w: へなちょこ野郎 (1995年6月21日)
- ゲームセット
- c/w: 男の20号 (1995年11月22日)
- アルバム
- Ⓐ (1994年11月2日)
- Wildfire (1995年12月13日)
- 君に再突入 / ゲームセット / 愛の温泉 / 夕陽に向かって聴け / オセロマン / 温泉玉子芸者 / 制服ジャングル / 裸族 / 男の20号 / 苦しき愛
- ※「裸族」は今野登茂子とのデュエット。
- 君に再突入 / ゲームセット / 愛の温泉 / 夕陽に向かって聴け / オセロマン / 温泉玉子芸者 / 制服ジャングル / 裸族 / 男の20号 / 苦しき愛
- 風花雪月 (1998年10月12日)
- 星に願いを / 欲望 / 風花雪月 / オセロマン / 愛の温泉 / あいのうた /
護美~第三の男のテーマ / 哀愁の護美 / 夕立ち / 開店休業 / 苦しき愛- ※新曲4曲、セルフカバー7曲で構成されている。
- 星に願いを / 欲望 / 風花雪月 / オセロマン / 愛の温泉 / あいのうた /
- RAIN (1999年11月20日)
- 44Magnum (2001年7月6日)
- 心の地図 / ダイヤの花 / BACK DOOR MAN / 夜空へ / THROW OFF SHOES / 413 / 毎日海を見ながら暮らせたら / 44magnum / アーモンド / ゴエンゴー
- ※ジャケットは奥田民生の撮影したプライベート写真が使われている。
- 心の地図 / ダイヤの花 / BACK DOOR MAN / 夜空へ / THROW OFF SHOES / 413 / 毎日海を見ながら暮らせたら / 44magnum / アーモンド / ゴエンゴー
- THE SINGLE COLLECTION (2002年10月29日)
- WAVE / 欲望 / ゲームセット / 星に願いを / RAIN / スイマー / おせわになりました /
IMAGE / 毎日海を見ながら暮らせたら / + OR - / 夏の大将 / 僕のゆくえ / 風花雪月 / 心の地図- ※ユニコーン時代でのソロ、阿部義晴、ABEX GO GOでリリースされたシングルのタイトル曲全曲と厳選された楽曲が収録。
- ※2012年11月現在完売。
- WAVE / 欲望 / ゲームセット / 星に願いを / RAIN / スイマー / おせわになりました /
- 四ツ葉の森(上) (2006年2月2日)
- 阿部義晴 セルフセレクション (2007年11月7日)
- ※ユニコーン20周年記念として発売された本人セレクションによるアルバム。
- R(2013年5月8日)
- G (2013年8月7日)
- B (2013年12月4日)
- その他
- 南極料理人サウンドトラック (2009年8月5日)
- 担当した映画音楽のサントラ。
- アルバム
- ABEX GO GO (1997年3月21日)
- シングル
- おせわになりました
- c/w: Telephone Sex (1997年2月21日)
- 「おせわになりました」は日本テレビ系「ひらめけ! 発明大将軍」エンディングテーマ。
- c/w: Telephone Sex (1997年2月21日)
- 夏の大将
- c/w: Rockin' 北国 (1997年7月1日)
- VHS
- 生どり (1997年7月1日)
Electric Rhodes Orchestra
- E・R・O (2003年12月3日)
- 海賊版“狂熱のLIVE IN TOKYO” (2004年8月28日)
Surf Trip
- Surf Trip 1 (2006年4月22日)
映像
- VHS
- TOUR Ⓐ' (1995年6月21日)
- VIDEO風花雪月 (1999年10月)
- DVD
- 阿部義晴 音楽祭2006~仲間とノリノリ40祭~ (2007年2月14日)
- 地元・山形県で開催された誕生際イベント。宮田和弥や川西幸一が所属するジェット機、奥田民生、SPARKS GO GOもゲスト出演。セッションではユニコーンの楽曲も披露している。
- このイベントを終えて阿部は、現在の五人(ユニコーン)で演奏したらどうなるかなぁと思考し、後のバンド再結成へのきっかけとなっている。
- 阿部義晴 ヴィジュアルコレクション (2007年11月7日)
- ユニコーンデビュー20周年記念企画の一環として発売されたもの。「TOUR Ⓐ'」とABEX GO GOのVHS「生どり」の各全編の映像に加え、これまで未商品化であった「僕のゆくえ」「スイマー」「ゲームセット」のビデオクリップを収録。
- “BLACK AND WHITE" at Billboard Live TOKYO (2014年11月10日)
- 2014年9月17日にビルボードライブ東京で開催された公演を収録。八熊慎一、奥田民生、木内健、斎藤有太が参加。
- SUPER ROCK’N ROLL SHOW "Funky Monkey Dandy at EX THEATER ROPPONGI" (2015年9月30日)
- 2015年7月6日EX THEATER ROPPONGIで開催された公演を収録。前年と同様、八熊慎一、奥田民生、木内健、斎藤有太が参加。
- なお、正式リリースに先立って、9月19よりabedon storeオフィシャル販売サイト等にて先行発売がされた。
楽曲提供
- NHK歌謡バラエティーショー「あべ一座 ~あべ上がりの夜空に~」
「あべサンバ」 作詞:宮藤官九郎、作曲:阿部義晴
「We あべ The World」 作詞:宮藤官九郎、作曲:阿部義晴
- 大貫亜美
「ただいま」 作詞:阿部義晴 作曲:BEVOIR PAUL ※編曲、プロデュースは阿部が担当。
- 種ともこ
「アメとガム」 作詞・作曲:阿部義晴
「かけっこ」 作詞・作曲:阿部義晴 ※のちにアルバム「RAIN」でセルフカバー。
- ZUKAN
「いとしこの夜」 作詞・作曲:ZUKAN・阿部義晴
- 松宮麻衣子
「大きくなる」 作詞・作曲:阿部義晴
「リンゴ」 作詞:松宮麻衣子・阿部義晴 作曲:阿部義晴
- CHERRY LYDER
「お前はウシか!?」 作詞:オキチエリ 作曲:オキチエリ・阿部義晴
「コイカゼ」 作詞:オキチエリ 作曲:オキチエリ・阿部義晴
- 酒井法子
「風邪」 作詞・作曲:阿部義晴
「こんな事でも言ってみようかな」 作詞・作曲:阿部義晴
- 井上睦都実
「追伸」 作詞:井上睦都実 作曲:阿部義晴
- ナガハタゼンジ
「ハニカム」 作詞・作曲:ナガハタゼンジ・阿部義晴
- Clo-Vingt
「スタートライン」 作詞・作曲・編曲・プロデュース:阿部義晴
サウンドプロデュース