「田中星児」の版間の差分
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2016年11月11日 (金) 02:39時点における版
田中 星児 たなか せいじ | |
---|---|
別名 | せいじおにいさん |
生誕 | 1947年8月27日(76歳) |
出身地 | 日本・奈良県御所市 |
学歴 |
大阪府立阪南高等学校 法政大学文学部 |
ジャンル | 童謡 |
担当楽器 | 歌 |
活動期間 | 1970年 - |
レーベル | JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント |
事務所 | AOB&DAVINCI INTERNATIONAL |
田中 星児(たなか せいじ、1947年8月27日[1] - )は、日本の歌手。奈良県御所市出身[1][2]。名前は、星の綺麗な夜に生まれた事にちなむ[2]。独身であり、本人はその理由を「『ビューティフル・サンデー』と結婚しました」と語っている。歌手のグッチ裕三は従兄弟である[1]。
来歴・主な活動
音楽教師をしていた両親の赴任地である奈良県御所市で出生、小学校3年生の時大阪府大阪市へ転居。幼少から音楽的環境に恵まれていた。
大阪府立阪南高等学校在学中からオーディション番組やのど自慢などに参加し、法政大学文学部在学中には1966年にはTBS『ナショナル10人抜きのど自慢』優勝、1968年にはNHK『NHKのど自慢全国大会』(ポピュラーの部)優勝、シャンソンコンクールで入賞、といった実力を発揮する。
その華やかな経歴や抜群の歌唱力が話題になり、1970年に、NHKの音楽番組『ステージ101』のレギュラーとなり(本番組がデビュー[2])、翌年には同局の幼児番組『おかあさんといっしょ』の初代うたのおにいさんとなる[2]。
1976年、シングル「オー・マリヤーナ/ビューティフル・サンデー」がオリコン最高位4位を記録し、同年の『第27回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。
現在も子ども向けのコンサートや曲作りなどの活動を続ける傍ら、健聴者とろうあ者が一緒に楽しめる「歌のバリアフリーコンサート」を吉祥谷友歩らと行っている。また鹿児島県を全国にアピールするマキシシングル「Neo KAGOMAGO(ネオ カゴマーゴ)」を世に広めている。
平城遷都1300年祭応援団長に就任。
備考
もともと「ビューティフルサンデー」は「オー・マリヤーナ」のB面[2]で、田中は「オー・マリヤーナ」の方に歌手生命をかけており、B面を「ビューティフルサンデー」にした理由もスタッフの勧めで、田中も「これでいいか」程度だったが、皮肉にもビューティフルサンデーの方がヒット、本人もこの曲が好きではなかったと語る。だがビューティフルサンデーを歌うと聞いているお客さんが笑顔になり、元気付けていると考える様になってからは、この曲が大好きになったと語っている。
若い頃のイメージを維持するため、テレビに出演するときは現在はかつらを着用している。あるテレビ番組で一度かつらを外したことがあるが、前頭部分がはげあがっていた[要出典]。
主な作品(歌唱曲)
『みんなのうた』
- 自動車になったカメの歌(1973年)
- 光る夏の歌(1974年)
- 子象の行進(1976年)
- 悲しきマングース(1979年)
- たのしいさんすう(1988年)
- ねぇ 知ってるかい(1990年)
- ジャガイモジャガー(1991年)
- エトはメリーゴーランド(1992年) ※作曲者名義はNHKサイドは「田中星児」(NHKみんなのうた 全曲リスト、JASRAC作品データベース)であるが、音楽 (教科)分野で使われる教育研修社発行の楽譜集『新版・歌の森』[3]、教育研究社発売アルバムCD『クラスでクラブで たのしく歌おう合唱CD 2』[4]、歌詞検索サイト『UtaTen』掲載情報[5])では前出の『ジャガイモジャガー』の作曲者「中山竜」としている(理由は不明)。
- 大名ぎょうれつ(1996年)
『おかあさんといっしょ』
- ヤンチャリカ
- レインマン
- 北風小僧の寒太郎
- そうだったらいいのにな
『ステージ101』
- D-51
- 僕が五年前に考えたこと
『おはよう720』
- ビューティフル・サンデー(オリジナルはダニエル・ブーン。『ステージ101』でも時折歌われていたが、その当時は「ヤング101」名義であり、歌詞も異なっていた)
『おはよう700』
- パロマ・ブランカ(オリジナルはオランダのジョージ・ベイカー、番組内では「ミスター・ロンリー」で有名なボビー・ヴィントンのヴァージョンが使用された)
- カントリー・ロード(オリジナルはジョン・デンバー、番組内ではオリビア・ニュートン=ジョンのヴァージョンが使用された)
『8時の空』
その他
- オートバイ野郎
- ホームラン王(1977年 ビクター KV-1004)
- 王貞治の応援歌。B面は「ホームラン・マーチ」。
- おにのパンツ(1980年 ビクター KV-2020)
- B面は「さやかちゃんのたんじょう日」、振り付け指導付き
- ラップ九九(1992年2月21日 ビクター VIDG-108)
- ビューティフル・サンデー My Favorite Song★8曲集(1997年 ビクター NDS-146)
- 「みんなのうた」からカバーを含む8曲を収録したミニアルバム。「WAになっておどろう」の新録カバーが唯一収録されている。
- ラッキーセブンがやってきた(1997年2月21日 日本コロムビア CODC-1159)
- サルゲッチュのうた(1999年5月)
- テレビゲームソフト「サルゲッチュ(1作目)」のCMソング。ザ・ゲッチュズ Feat.田中星児名義。放送当時CD化されなかったが、4年後の2003年6月25日にBMGファンハウスから発売されたCMソングのミニアルバム『僕はメロンにメロンメロン〜スーパーキッズ・CMデラックス』にフルコーラスで収録されている。
- Neo KAGOMAGO(ネオ・カゴマーゴ 2000年6月28日)
- 鹿児島県をテーマとしたインディーズ盤(発売元:エイオービーアンドダヴィンチインターナショナル)
主な作品(作曲)
- 雨のなかの子犬
- うみのソンブレロ
- 大きなリンゴの木の下で(歌唱はダ・カーポ)
- さやかちゃんのたんじょう日
- おとこのこってつらいよな
- かたぐるまのうた
主な出演
テレビ・ラジオ番組
- 8時の空(水越けいこ、兵藤まことMC)TBS
- 歌はともだち(NHK公開歌番組)NHK
- 夜のヒットスタジオ:第390回(1976年4月26日)フジテレビ系列
- 水曜劇場「なぜか初恋・南風」(1980年)TBS
- ワンツー・どん(NHK教育番組・小学1年向け)(1980~1981年度)NHK
- たのしい算数(NHK教育番組・小学3年向け)NHK
- 田中星児のクイズ探検隊 瀬戸内海放送
- ものまね珍坊(1990年)フジテレビ
- お願いダーリン!(1993年3月)フジテレビ系列
- THE夜もヒッパレ(2001年5月5日)日本テレビ(速水けんたろうと共演)
- 象印クイズ ヒントでピント(1979年7月~1980年3月、男性軍4枠レギュラー解答者)
- あつまれ!キッズソング50〜スプー・ワンワン 宇宙の旅〜(NHK教育テレビ)(2009年1月10日)
- NHK歌謡コンサート(2009年2月17日)NHK
- 歌の楽園(2011年2月27日)
- 人生が変わる1分間の深イイ話〜70年代・80年代・90年代スター大集合SP!(2012年10月15日)日本テレビ 即興で「ビューティフル・マツコ」を歌う。
NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|
1976年(昭和51年)/第27回 | 初 | ビューティフル・サンデー | 11/24 | 伊藤咲子 |
- 注意点
- 出演順は「出演順/出場者数」で表す。
映画
- PARTY7(2000年 東北新社、鬼塚大吉園長先生役)
- 茶の味(2003年 クロックワークス、レントランスジャパン、教頭先生役[1])[1]
- ナイスの森〜The First Contact〜(2006年 ファントム・フィルム、お遍路さん役)[1]
CM
- 森永製菓『チョコボール』
- 伊藤ハム『パルキー』『パルキーフランク』
- 産経新聞社『週刊Gallop』
- 東北醤油『味どうらくの里』
- ポーラフーズ『バランスアップ』
- シントミゴルフ(1978年)
- 旭化成グループの歌
- アサヒビール『ブルーラベル』(2011年)
脚注
- ^ a b c d e f “田中星児 のプロフィール - allcinema”. allcinema. 2015年12月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g “日本財団図書館(電子図書館) せんげん台児童合唱団第1回定期演奏会「歌のプロムナード」プログラム”. 日本財団図書館. 2015年12月26日閲覧。
- ^ 『楽譜ネット』内商品情報
- ^ 参考:教育研究社公式サイト内『たのしく歌おう合唱CD』シリーズ商品カタログページ
- ^ 『UtaTen』より、『エトはメリーゴーランド』歌詞情報
外部リンク
- 株式会社AOB&DAVINCI INTERNATIONAL(鹿児島県のレコード製作会社)
- Yahoo!検索(人物)のプロフィール(出典:日本タレント名鑑)
- オリコン芸能人事典のプロフィール
- 特集 その時、舞台裏では…うたのおにいさん編 田中星児 NHKアーカイブス