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2016年11月12日 (土) 01:09時点における版
アート・ガーファンクル (Art Garfunkel) | |
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アート・ガーファンクル | |
基本情報 | |
出生名 | Arther Ira Garfunkel |
生誕 | 1941年11月5日(83歳) |
出身地 |
アメリカ合衆国 ニューヨーク市クイーンズ区 |
学歴 | コロンビア大学 |
職業 |
シンガーソングライター 俳優 など |
公式サイト |
Art Garfunkel - Official Website - |
アーサー・アイラ・ガーファンクル(Arthur Ira "Art" Garfunkel、1941年11月5日 - )は、アメリカ合衆国の歌手。俳優としても何作か映画に出演している。ポール・サイモンとサイモン&ガーファンクルを結成していた。祖父の代にアメリカに移住したルーマニア系ユダヤ人で、ニューヨークのクイーンズ区出身。「天使の歌声」と評される美声で知られる。
「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第86位[1]。
略歴
小学校6年生の時にポール・サイモンと出会い、トム&ジェリーという名で音楽活動を始めた。1960年代前半、アーティ・ガー(Artie Garr)の名前で数枚のシングルを発表後、一旦音楽活動を休止しコロンビア大学で美術史を専攻し学士号を取得。その後、コロンビア大学大学院で数学の修士号を取得している。1963年頃ポールと再会した後、1964年サイモン&ガーファンクルとして活動を再開、1970年まで活躍したが活動停止。その後ソロ歌手として数々のアルバムを発表し、「瞳は君ゆえに」(I Only Have Eyes for You)や「ブライト・アイズ」(Bright Eyes)などはイギリスでシングル第1位を獲得した。また、俳優として「ボクシング・ヘレナ」など数本の映画に出演、詩集『スティル・ウォーター』を出版。その他にアメリカ大陸徒歩横断(Across America)を成し遂げ、ヨーロッパ大陸徒歩横断(Euro Walk)に挑戦するなど、幅広く活動している。
1981年、ニューヨークのセントラル・パークコンサートのため、サイモン&ガーファンクルを再結成した。また、新しいアルバムの計画もあったが、アートがポールの歌詞を気に入らないなどお互いに音楽の方向性が違うことから破談となった。
2003年、またサイモン&ガーファンクルを再結成し、「オールド・フレンズ」と題してアメリカやヨーロッパでコンサートツアーを行った。
兄のジェローム・ガーファンクル(Jerome Garfunkel)は、事務用プログラミング言語、COBOLの開発に関わっている。
ディスコグラフィー(ソロ)
アルバム
- 『天使の歌声』(Angel Clare)(1973年)
- 『愛への旅立ち』(Breakaway)(1975年)
- 『ウォーターマーク』(Watermark)(1978年)
- 『フェイト・フォー・ブレックファースト』(Fate For Breakfast)(1979年)
- 『シザーズ・カット〜北風のラストレター』(Scissors Cut)(1981年)
- 『アニマルズ・クリスマス』(The Animals' Christmas)(1986年)
- 『レフティー』(Lefty)(1988年)
- 『アップ・ティル・ナウ』(Up `Til Now)(1993年)
- 『アクロス・アメリカ〜ベリー・ベスト・オブ・アート・ガーファンクル』(The Very Best Of Art Garfunkel Across America)(1996年) -ライヴ盤
- 『心の詩』(Songs From A Parent To A Child)(1997年)
- 『心の散歩道』(Everything Waits To Be Noticed)(2002年) - マイア・シャープ、バディ・マンドロックとの共作
- 『魅惑の宵』(Some Enchanted Evening)(2007年)
コンピレーション・アルバム
- 『天使の夢〜グレイテスト・ヒッツ』(The Art Garfunkel Album)(1985年)
- 『GARFUNKEL 〜ベスト』(Garfunkel)(1988年)
- 『ザ・シンガー』(The Singer)(2012年)
シングル
- 1973年 「友に捧げる讃歌」 "All I Know" (US # 9)
- 1973年 「君に歌おう僕の歌」 "I Shall Sing" (US # 38)
- 1974年 「青春の旅路」 "Traveling Boy" (US # 102)
- 1974年 "Second Avenue" (US # 34)
- 1975年 「瞳は君ゆえに」 "I Only Have Eyes for You" (US # 18)
- 1975年 「愛への旅立ち」 "Breakaway" (US # 39)
- 1977年 「ワンダフル・ワールド」 "(What a) Wonderful World" (with Paul Simon and James Taylor) (US # 17)
- 1977年 「泣きながら目覚めて」 "Crying in my Sleep"
- 1979年 「シンス・アイ・ドント・ハヴ・ユー」 "Since I Don't Have You" (US # 53)
- 1979年 "In A Little While (I'll Be On My Way)"
- 1979年 「ブライト・アイズ」 "Bright Eyes"
- 1981年 「ハート・イン・ニューヨーク」 "A Heart in New York" (US # 66)
- 1984年 "Sometimes When I'm Dreaming"
- 1988年 「ソー・マッチ・イン・ラヴ」 "So Much in Love"
日本公演
- 9月26日 広島厚生年金会館、27日 岡山市民会館、29日 熊本市民会館、30日 福岡サンパレス、10月1日 大分県立総合文化センター、4日 旭川市民文化会館、5日 北海道厚生年金会館、7日 [桐生市市民文化会館]、8日 宮城県民会館、10日 名古屋市民会館、11日 尼崎アルカイックホール、12日 茨城県立県民文化センター、13日 神奈川県民ホール、15日,16日 オーチャードホール、18日 フェスティバルホール、19日 京都会館、20日 豊田市民文化会館、21日 鳥取県立県民文化会館
- 1982年、1993年、2009年はサイモン&ガーファンクルとして日本公演。
- 1978年には全くのプライベートで来日し、福井、京都、東京などを訪れている。2009年のサイモン&ガーファンクル大阪公演のステージ上にて、アート自身がその当時のエピソードを語った。王貞治のホームランを見るために後楽園球場まで行ったという。
俳優活動
脚注
- ^ Rolling Stone. “100 Greatest Singers: Art Garfunkel”. 2013年5月26日閲覧。