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2016年11月13日 (日) 03:30時点における版

日本の旗参議院議員 中野 正志
生年月日 (1948-02-29) 1948年2月29日(76歳)
出身地 日本の旗 日本 宮城県塩竈市
出身校 東北学院大学
学位・資格 法学士
前職 宮城県議会議員
所属委員会 経済産業委員会
政府開発援助等に関する特別委員会
東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会
世襲
選出選挙区宮城2区→)
比例東北ブロック→)
参議院比例区
当選回数 1回(衆3回)
所属党派自由民主党→)
たちあがれ日本→)
太陽の党→)
日本維新の会→)
次世代の党→)
日本のこころを大切にする党
党役職 幹事長
国会対策委員長
選挙対策委員長
議員総会長
会館部屋番号 参議院議員会館709号室
ウェブサイト 参議院議員 中野正志
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中野 正志(なかの まさし、1948年2月29日 - )は、日本政治家日本のこころを大切にする党所属の参議院議員(1期)、日本のこころを大切にする党幹事長国会対策委員長・選挙対策委員長・議員総会長。元衆議院議員(3期)。

来歴

第45回衆議院議員総選挙での街頭演説(車上左から中野、麻生太郎土井亨

宮城県塩竈市生まれ。父親は消防士であった[1]東北学院中学校・高等学校を経て、東北学院大学法学部卒業[1]。中学校、高校時代には土木作業のアルバイトに励んだ。大学1年生時に学内の弁論大会で優勝した[1]

大学卒業後には、約15年間に渡って三塚博秘書を務めた[1]1983年宮城県議会議員に当選[2]。以後、3期務める。2期目途中の1989年には無所属で参議院議員選挙に立候補したが落選。

1996年10月の第41回衆議院議員総選挙宮城2区から自民党公認で立候補し初当選。当選後は秘書として仕えた三塚が率いる清和政策研究会に入会[要出典]2000年6月の第42回衆議院議員総選挙では同じく無所属候補として参院宮城で敗北した民主党新人の鎌田さゆりに敗れ落選。

2003年第43回衆議院議員総選挙では、小選挙区で敗れたが比例東北ブロックで復活当選し、国政に復帰[3]。翌年12月、鎌田が公職選挙法違反事件で連座制のため議員辞職したことを受け、2005年4月の衆議院補欠選挙に立候補することも検討したが、自民党内から「現職が辞職して同じ選挙に出るのはおかしい」と批判され断念[3]。同年9月の第44回衆議院議員総選挙では比例東北ブロックに回り、名簿順位2位に記載され、3選[4]。当選後、第2次小泉改造内閣国土交通大臣政務官に就任[2]2007年第1次安倍改造内閣経済産業副大臣に就任[2]

2009年8月の第45回衆議院議員総選挙に自民党から出馬。公明党の推薦も受けた[5]が、落選した[6]2010年7月、第22回参議院議員通常選挙比例区の自民党候補として出馬したが落選[7]。その後、たちあがれ日本宮城2区支部長に就任し、2012年6月28日に自民党へ離党届を提出[8]。同年7月13日に離党が了承された。

2012年12月の第46回衆議院議員総選挙には日本維新の会公認で宮城2区から出馬したが落選[9]

2013年7月の第23回参議院議員通常選挙に日本維新の会から比例区で出馬し当選、国政に復帰。地盤の宮城では26,320票、全国合計で32,926票獲得し党内順位5位で当選した[10]

2014年8月、日本維新の会の分党に伴い次世代の党に参加。次世代の党が第47回衆議院議員総選挙で惨敗したことを受けて、参議院議員ながら衆議院の国会対策委員長に就任した。2015年11月11日、同党の両院議員総会で幹事長を兼務する人事が内定し、11月16日から幹事長兼国対委員長に就任[11]。12月21日に党名が日本のこころを大切にする党に変更された際には、党名変更を巡って党員の江口克彦が離党するなど混乱があったが、中野は党に留まった[12]

2016年9月、党の選挙対策委員長と議員総会長を兼任[13]

政見

  • 朝日新聞2009年衆院選候補者アンケートでは永住外国人の地方参政権に対し「どちらとも言えない」と回答した[14]
  • 毎日新聞2010年参院選候補者アンケートでは「選択的夫婦別姓制度」に対し「反対」と回答した[15]
  • 毎日新聞2012年衆議院候補者アンケートでは「女性宮家」に対し「反対」と回答した[16]
  • 毎日新聞2012年衆議院候補者アンケートでは「原発ゼロ政策」に対し「支持しない」と回答した[16]
  • 毎日新聞2012年衆議院候補者アンケートでは「日本の核武装」に対し「検討を始めるべきだ」と回答した[16]
  • 日本のこころの目玉政策である、消費税マイレージ制度(ねんきんポイント)の発案者である。

人物・発言

第24回参議院議員通常選挙の自民党・日本のこころを大切にする党合同演説会に参加する中野、和田政宗菅義偉
  • 2014年1月29日、NHK会長の籾井勝人が就任会見で慰安婦について発言したことに関連して、「今だって韓国の女性5万人が性産業で働いていると(韓国政府が)はっきり言っている。中国では、100ドル、200ドルで『お持ち帰りどうぞ』と言われる。なぜ日本が戦前のことをいつまでも(言われるのか)」と述べ、籾井を擁護した[17]。この発言は、複数の他党幹部から「歴史的な従軍慰安婦と、現在の性風俗とはまったく関係ない。不穏当な発言」などの批判を受けた[17]
  • 2015年11月20日、記者会見で、民主党の解党を求めている前原誠司元外相について「あの人はしょせん『言うだけ番長』で終わります。」と評した[18]
公職選挙法関連
  • 中野が代表を務める「自由民主党宮城県第2選挙区支部」が、公職選挙法が、国と契約関係にある業者が国政選挙に関連して寄付することを禁止しているにもかかわらず、2005年の衆院選公示日前日、国から公共事業を受注していた仙台市内の建設会社3社から計400万円の寄付を受けていたことが判明した[19]
  • 中野が、2015年8月にあった泉区南光台地区の夏祭りで「会費」などの名目で5000円を主催者に渡していた[20]。夏祭り主催者は参加者に「会費」を求めておらず、政治家による寄付行為を禁じた公職選挙法に抵触する恐れが指摘されている[20]。中野は約20年前から随時、「会費」などの名目で現金数千円を渡していた[20]。中野氏の事務所は「代理出席したスタッフに『会費があれば出して』と伝えた。スタッフが会費制か確認しないまま渡してしまった。認識違いで違法とは思っていないが、今後はきちんと確認したい」としている[20]

主な所属団体・議員連盟

脚注

  1. ^ a b c d 中野まさしプロフィール 中野まさし公式ウェブサイト、2010年5月27日閲覧
  2. ^ a b c 国会議員情報:中野 正志(なかの まさし)”. 時事通信. 2016年6月28日閲覧。
  3. ^ a b くら替え立候補の泉氏を批判 こころ・中野幹事長”. 河北新報 (2016年2月18日). 2016年6月28日閲覧。
  4. ^ 比例代表 東北ブロック : 開票結果 : 総選挙2005”. 読売新聞. 2016年2月28日閲覧。
  5. ^ 衆院選小選挙区 自民128人推薦 2009年8月7日公明新聞
  6. ^ 中野正志 総選挙2009”. 読売新聞. 2016年6月28日閲覧。
  7. ^ 中野正志 参院選2010”. 読売新聞. 2016年6月28日閲覧。
  8. ^ “自民、影響読み切れず 中野氏がたち日衆院宮城2区支部長”. 河北新報. (2012年6月29日) 
  9. ^ 中野正志 衆院選2012”. 読売新聞. 2016年6月28日閲覧。
  10. ^ 中野正志 参院選2013”. 読売新聞. 2016年6月28日閲覧。
  11. ^ 次世代の党、党名変更せず 幹事長は中野氏に交代”. 産経ニュース (2015年11月11日). 2015年11月20日閲覧。
  12. ^ 「日本のこころを大切にする党」に改名。党勢低迷で参院4人だけの「次世代の党」”. ハフィントンポスト (2015年12月21日). 2016年7月4日閲覧。
  13. ^ 日本のこころを大切にする党公式サイトの役員一覧”. 2016年10月5日閲覧。
  14. ^ 2009年衆院選時 朝日新聞アンケート回答
  15. ^ 「2010参院選 候補者アンケート」毎日jp (毎日新聞社)、2010年6月26日
  16. ^ a b c 「2012衆院選候補者アンケート」毎日新聞(毎日新聞社)
  17. ^ a b 「中韓の性産業引き合い、NHK会長を擁護 維新・中野氏」朝日新聞 2014年1月30日
  18. ^ (日本語) 「しょせん『言うだけ番長』で終わる」 次世代・中野幹事長が民主党解党主張の前原元外相を酷評”. MSNニュース (2015年11月20日). 2015年11月20日閲覧。
  19. ^ 共同通信 2007年10月9日
  20. ^ a b c d 「中野参院議員ら夏祭りで寄付」、河北新報、2015年09月24日。

外部リンク

公職
先代
山本幸三渡辺博道
日本の旗 経済産業副大臣
新藤義孝と共同
2007年 - 2008年
次代
高市早苗吉川貴盛
先代
鶴保庸介佐藤茂樹
斉藤滋宣
日本の旗 国土交通大臣政務官
岩崎忠夫石田真敏
伊達忠一と共同

2004年 - 2005年
次代
石田真敏、後藤茂之
吉田博美
党職
先代
次世代の党から改称
日本のこころを大切にする党幹事長
初代:2015年 -
次代
現職
先代
次世代の党から改称
日本のこころを大切にする党国会対策委員長
初代:2015年 -
次代
現職
先代
創設
日本のこころを大切にする党選挙対策委員長
初代:2016年 -
次代
現職
先代
浜田和幸
日本のこころを大切にする党議員総会長
第2代:2016年 -
次代
現職
先代
和田政宗
次世代の党幹事長
第4代:2015年
次代
日本のこころを大切にする党に改称
先代
中田宏
次世代の党国会対策委員長
第2代:2014年 - 2015年
次代
日本のこころを大切にする党に改称

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