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「セルゲイ・コバレフ」の版間の差分

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'''セルゲイ・コバレフ'''（'''Sergey Kovalev '''、[[1983年]][[4月2日]] - ）は、[[ロシア]]の[[プロボクサー]]。[[チェリャビンスク州]][[:en:Kopeysk|コペイースク]]出身。元[[世界ボクシング協会|WBA]]・[[国際ボクシング連盟|IBF]]・[[世界ボクシング機構|WBO]]世界[[ライトヘビー級]][[スーパー王座|スーパー王者]]。80%以上の高いKO率を誇り、KO勝利26のうち22が初回から4回までに終わっている。愛称は破壊者の意味を持つ'''Krusher'''。トレーナーは元世界2階級制覇王者の[[ジョン・デビッド・ジャクソン]]<ref>[http://boxingnews.jp/news/19525/ ホプキンスvsコバレフ　L･ヘビー級統一戦最終会見] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月7日</ref>。
'''セルゲイ・コバレフ'''（'''Sergey Kovalev '''、[[1983年]][[4月2日]] - ）は、[[ロシア]]の[[プロボクサー]]。[[チェリャビンスク州]][[:en:Kopeysk|コペイースク]]出身。元[[世界ボクシング協会|WBA]][[スーパー王座|スーパー]]・[[国際ボクシング連盟|IBF]]・[[世界ボクシング機構|WBO]]世界[[ライトヘビー級]]王者。元WBO世界ライトヘビー級王者。愛称は破壊者の意味を持つ'''Krusher'''。現在は[[アメリカ合衆国]][[フロリダ州]][[フォートローダーデール]]在住。入場曲はSmyslovye Galljutsinatsiiの『Forever Young』。


==来歴==
==来歴==
[[2012年]]6月のダーネル・ボーン戦で5000ドルのファイトマネーを手にするが、プロデビューからプロ19戦目のこの試合まで約3年の間ファイトマネー無しで試合をしていた苦労人<ref name="for any promoter" >{{cite web|url= http://www.boxingscene.com/kovalev-went-from-5k-purse-1million-plus-2-years--83935 |title= Kovalev Went From $5K Purse to $1Million-Plus In 2 Years |publisher= BoxingScene.com |date= 2014-11-6 |accessdate= 2014-11-10 }}</ref>。インタビューで黒人蔑視の言葉であるニグロを使ったり、アドニス・ステベンソンをゴリラに例えるような画像を投稿したりと、そのたびに謝罪をしているが人種差別であると批判されている<ref>{{cite web|url= http://ringtv.craveonline.com/news/182783-manager-sergey-kovalev-is-not-a-racist |title= Manager: Sergey Kovalev ‘is not a racist’ |publisher= Ring.com |date= 2015-1-3 |accessdate= 2015-4-22}}</ref><ref>{{cite web|url= http://www.boxing247.com/boxing-news/kovalevstevenson-sergeys-racist-picture/40299 |title= Kovalev/Stevenson – Sergey’s Racist Picture? |publisher= Boxing247.com |date= 2015-4-22 |accessdate= 2015-4-22}}</ref>。
[[2012年]]6月のダーネル・ブーン戦で5000ドルのファイトマネーを手にするが、プロデビューからプロ19戦目のこの試合まで約3年の間ファイトマネー無しで試合をしていた苦労人<ref name="for any promoter" >[http://www.boxingscene.com/kovalev-went-from-5k-purse-1million-plus-2-years--83935 Kovalev Went From $5K Purse to $1Million-Plus In 2 Years] Boxing Scene.com 2014年11月6日</ref>。インタビューで黒人蔑視の言葉であるニグロを使ったり、[[アドニス・ステベンソン]]をゴリラに例えるような画像を投稿したりと、そのたびに謝罪をしているが人種差別であると批判されている<ref> [http://ringtv.craveonline.com/news/182783-manager-sergey-kovalev-is-not-a-racist Manager: Sergey Kovalev ‘is not a racist’] Ring.com 2015年1月3日</ref><ref>[http://www.boxing247.com/boxing-news/kovalevstevenson-sergeys-racist-picture/40299 Kovalev/Stevenson – Sergey’s Racist Picture?] Boxing247.com 2015年4月22日</ref>。


=== アマチュア時代 ===
=== アマチュア時代 ===
[[1994年]]12月1日、11歳の時に学校の隣にあったジムでボクシングをはじめる。
国際大会で目立った戦績は残せなかったが、アマチュア時代の戦績は193勝22敗<ref>{{cite web|url= http://www.boxingscene.com/bscene-prospect-watch-light-heavy-sergey-kovalev--33381 |title= BScene Prospect Watch: Light Heavy Sergey Kovalev |publisher= BoxingScene.com |date= 2010-12-1 |accessdate= 2014-11-9 }}</ref>。

[[2004年]]、ロシア選手権に[[ミドル級]]で出場し、決勝で[[マット・コロボフ]]に敗北。

[[2005年]]、ロシア選手権にミドル級で出場し、優勝を果たす。

[[2007年]]、ロシア選手権に[[ライトヘビー級]]で出場し、準決勝で[[アルツール・ベテルビエフ]]に敗北。

[[2007年]]、ロシア選手権にライトヘビー級で出場し、決勝で敗れる。

国際大会で目立った戦績は残せなかったが、アマチュア時代の戦績は193勝22敗<ref>[http://www.boxingscene.com/bscene-prospect-watch-light-heavy-sergey-kovalev--33381BScene Prospect Watch: Light Heavy Sergey Kovalev] Boxing Scene.com 2010年12月1日</ref>。


=== プロ時代 ===
=== プロ時代 ===
[[2009年]]7月5日、[[ノースカロライナ州]][[グリーンズボロ (ノースカロライナ州)|グリーンズボロ]]の[[グリーンズボロ・コロシアム]]でダニエル・チャベスと[[ライトヘビー級]]4回戦を行い、初回55秒TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。
2011年12月5日、1年振りの母国ロシアでの試合。[[ケメロヴォ州]][[ケメロヴォ]]にて、[[アジアボクシング評議会|ABCO]]ライトヘビー級王者ローマン・シマコフと対戦した。試合は序盤からコバレフ有利の展開で進み、シマコフが時々反撃を見せるがコバレフの強烈なパンチを正確に当て一方的な試合となっていき6回にダウンを奪う。7回ダメージが大きく蓄積されているシマコフに連打を浴びせてダウンを奪ったところでレフェリーが試合を止めた。この試合の勝利で王座獲得とWBCでのランカー入りを果たした。シマコフは試合後リングから担架で運び出される時には意識があったが、その後に意識を失い急遽病院に搬送される。しかし開頭手術の甲斐なく、意識を回復しないままシマコフは3日後の12月8日に死亡した<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2011/12/blog-post_11.html ロシアでリング禍　L・ヘビー級ランカーが死去] ボクシングニュース「Box-on!」 2011年12月11日</ref><ref>{{cite web|url= http://rt.com/sport/boxing/boxer-death-simakov-wbc-kovalev-333/ |title= Russian boxer dies after bout loss |publisher= |date= 2011-12-09 |accessdate= 2014-01-10}}</ref>。


2010年10月9日、[[ジョージア州]][[アトランタ]]でダーネル・ブーンとライトヘビー級8回戦を行い、8回2-1（2者が76-75、75-76）の判定勝ちを収めた<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/codrington-blocus-crush-foes-62866 Codrington, Blocus crush foes] Fightnews.com 2010年10月12日</ref>。
2012年6月1日、ダーネル・ボーンと再戦。前回は初めての大苦戦を演じたコバレフだったが、2回ダメージがみえるボーンにパンチをまとめ右ストレートを入れたところでレフェリーが割って入り試合を止め、再戦に決着がついた。なおこの試合でメインイベンツのケーシー・デュバと契約を交わした<ref name="for any promoter" />。


2013年1月19日、元[[世界ボクシング協会|WBA]]世界ライトヘビー級王者[[ガブリエル・カンピージョ]]と対戦し一方的に打ちまくり3回に立て続けに3度ダウンを奪い試合終了。3回1分30秒TKO勝ちを収め世界挑戦に弾みをつける1勝になった<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2013/01/blog-post_21.html　コバレフ、カンピーリョを3回TKO] ボクシングニュース「Box-on!」 2013年1月21日</ref>。
2011年12月5日、[[エカテリンブルク]]のDIVSで[[アジアボクシング評議会|ABCO]]ライトヘビー級王者のローマン・シマコフと対戦し、7回47秒TKO勝ちを収めた。試合後、シマコフはリングから担架で運び出される時には意識があったが意識を失い急遽病院に搬送され、開頭手術の甲斐なく意識を回復しないまま同月8日に死亡した<ref>[http://rt.com/sport/boxing/boxer-death-simakov-wbc-kovalev-333/ Russian boxer dies after bout loss] RT 2011年12月8日</ref><ref>[https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2011/12/blog-post_11.html ロシアでリング禍　L・ヘビー級ランカーが死去] ボクシングニュース「Box-on!」 2011年12月11日</ref>。


2012年6月1日、[[ペンシルベニア州]][[ベスレヘム (ペンシルベニア州)|ベスレヘム]]でダーネル・ブーンとライトヘビー級8回戦を行い、2回1分32秒TKO勝ちを収め1年8ヵ月ぶりの再戦を制した<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/results-from-bethlehem-pa-117128 Rosado, Cruz victorious] Fightnews.com 2012年6月1日</ref>。なおこの試合でメインイベンツのケーシー・デュバと契約を交わした<ref name="for any promoter" />。
2013年6月14日、コーネリアス・ホワイトと[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界ライトヘビー級1位決定戦を行い、序盤は攻めあぐね手探りの偵察戦だったが、3回にホワイトから3度ダウンを奪い、3回1分42秒TKO勝ちを収めIBF世界ライトヘビー級1位の座を獲得した。同日にIBF世界ライトヘビー級王者[[バーナード・ホプキンス]]の初防衛戦が中止になったこともあり、ホプキンスへの挑戦に意欲を見せた<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2013/06/blog-post_635.html コバレフまた爆発　IBF1位決定戦] ボクシングニュース「Box-on!」 2013年6月15日</ref>。


2013年8月17日、[[カーディフ]]の[[:en:Motorpoint Arena Cardiff|モーターポイント・アリーナ・カーディフ]]で世界初挑戦。26戦無敗の[[世界ボクシング機構|WBO]]世界ライトヘビー級王者[[ネイサン・クレバリー]]と対戦した。2回右目の上をカットしたコバレフだったが、3回に2回続けてダウンを奪う。4回ダウンを奪うと最後はレフェリーがカウントせずに救い出すようにストップし、王座獲得に成功した<ref>[http://boxingnewsboxon.blogspot.jp/2013/08/wbol_19.html コバレフ、クレバーリーを撃沈　WBO･L･ヘビー級戦] ボクシングニュース「Box-on!」 2013年8月19日</ref>。
2013年1月19日、[[コネチカット州]][[:en:Uncasville, Connecticut|アンカスビル]]の[[:en:Mohegan Sun|モヒガンサン]]で元[[世界ボクシング協会|WBA]]世界ライトヘビー級王者の[[ガブリエル・カンピージョ]]とライトヘビー級10回戦を行い、3回1分30秒TKO勝ちを収めた<ref>[https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2013/01/blog-post_21.html コバレフ、カンピーリョを3回TKO] ボクシングニュース「Box-on!」 2013年1月21日</ref>。


2013年11月30日、[[HBO]]デビュー戦として[[カナダ]]・[[ケベック・シティ]]のコリシー・デ・ケベックで、アドニス・ステベンソン対[[トニー・ベリュー]]の前座でWBO世界ライトヘビー級15位のイスマエル・シラク([[ウクライナ]]=[[アメリカ]])と対戦し2回にダウンを奪い最後は左右フックを追加するとシラクはロープ付近に頭から落ちて失神しレフェリーは即座にノーカウントストップ。2回52秒KO勝ちを収めWBO世界ライトヘビー級王座の初防衛に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/8750/ コバレフ、2回でシラク轟沈] Boxing News（ボクシングニュース） 2013年12月1日</ref>。
2013年6月14日、ペンシルベニア州ベスレヘムでコーネリアス・ホワイトと[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界ライトヘビー級1位決定戦を行い、3回1分42秒TKO勝ちを収めIBF世界ライトヘビー級1位の座を獲得した。同日にIBF世界ライトヘビー級王者[[バーナード・ホプキンス]]の初防衛戦が中止になったこともあり、ホプキンスへの挑戦に意欲を見せた<ref>[https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2013/06/blog-post_635.html コバレフまた爆発　IBF1位決定戦] ボクシングニュース「Box-on!」 2013年6月15日</ref>。


2014年3月29日、[[ニュージャージー州]][[アトランティックシティ]]の[[ボードウォーク・ホール #ボードウォーク・ホール・ダンスホール|ボードウォーク・ホール・ダンスホール]]でWBO世界ライトヘビー級15位のセドリック・アグニューと対戦し、2回と6回にダウンを奪い、最後はジャブのようなボディストレートで悶絶させてレフェリーがカウントアウト。7回58秒KO勝ちを収めWBO世界ライトヘビー級王座の2度目の防衛に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/12291/ コバレフ7回KO勝ち　WBO･L･ヘビー級戦] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年3月30日</ref>。
2013年8月17日、[[カーディフ]]の[[:en:Motorpoint Arena Cardiff|モーターポイント・アリーナ・カーディフ]]で[[世界ボクシング機構|WBO]]世界ライトヘビー級王者の[[ネイサン・クレバリー]]と対戦し、4回29秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した<ref>[https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2013/08/wbol_19.html コバレフ、クレバーリーを撃沈　WBO･L･ヘビー級戦] ボクシングニュース「Box-on!」 2013年8月19日</ref>。


2014年8月2日、アトランティックシティのレベル・アトランティックシティで元[[国際ボクシング機構|IBO]]世界ライトヘビー級王者でWBO世界ライトヘビー級10位のブレイク・キャパレロと対戦。初回にダウンを奪われるが、2回に3度ダウンを奪い、2回1分47秒TKO勝ちを収めWBO世界ライトヘビー級王座の3度目の防衛に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/16259/　コバレフがキャパレロを2回TKO、ホプキンス戦へ] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年8月3日</ref>。
2013年11月30日、[[HBO]]デビュー戦として[[カナダ]]・[[ケベック・シティ]]の[[:en:Colisée Pepsi|コリシー・ペプシ]]でWBO世界ライトヘビー級15位で[[北米ボクシング連盟|NABF]]北米ライトヘビー級王者のイスマエル・シラクと対戦し、2回52秒KO勝ちを収め、初防衛に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/8750/ コバレフ、2回でシラク轟沈] Boxing News（ボクシングニュース） 2013年12月1日</ref>。


2014年8月20日、WBOは最新ランキングを発表し、上述のカパレロ戦のTKO勝利を評価し、コバレフはWBOの2014年8月度の月間MVPに選ばれた<ref>[http://boxingnews.jp/news/16777/　WBO最新ランク　コバレフMVP、亀田興毅ら圏外へ] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年8月21日</ref>。
2014年3月29日、[[ニュージャージー州]][[アトランティックシティ]]の[[ボードウォーク・ホール #ザ・ボールルーム|ボードウォーク・ホール・ダンスホール]]で[[全米ボクシング協会|USBA]]全米ライトヘビー級王者でWBO世界ライトヘビー級15位のセドリック・アグニューと対戦し、7回58秒KO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/12291/ コバレフ7回KO勝ち　WBO･L･ヘビー級戦] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年3月30日</ref>。


2014年10月31日、WBOから2014年度年間[[最優秀選手]]賞に選ばれた<ref>[http://boxingnews.jp/news/19348/　WBO年次総会、年間最優秀ボクサーにコバレフ選出] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月2日</ref>。
2014年8月2日、アトランティックシティの[[レベル・アトランティックシティ]]で元[[国際ボクシング機構|IBO]]世界ライトヘビー級王者でWBO世界ライトヘビー級10位のブレイク・キャパレロと対戦し、2回1分47秒TKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/16259/ コバレフがキャパレロを2回TKO、ホプキンス戦へ] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年8月3日</ref>。


2014年8月20日、WBOはコバレフをWBOの2014年8月度の月間MVPに選出した<ref>[http://boxingnews.jp/news/16777/ WBO最新ランク　コバレフMVP、亀田興毅ら圏外へ] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年8月21日</ref>。
2014年11月8日、[[ボードウォーク・ホール]]でWBA・IBF世界ライトヘビー級[[スーパー王座|スーパー王者]][[バーナード・ホプキンス]]と王座統一戦で対戦。初回にダウンを奪い、ホプキンスをキャリア初のKO負け寸前に追い込み、ホプキンスのクリンチワークを何度も解きアウトボクシングなどの幅広い戦術を披露しスタミナ難の懸念を払拭。12回3-0（2者が120-107、120-106）の判定勝ちを収め王座統一に成功、WBA・IBF王座の獲得、WBO王座の4度目の防衛に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/19579/　コバレフ大差勝ちで3団体統一、ホプキンス敗れる] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月9日</ref>。コバレフはこの試合で50万ドル(5000万円)のファイトマネーを稼いだ<ref>{{cite web|url= http://www.fightnews.com/Boxing/kovalev-just-wants-buy-house-271844 |title= Kovalev just wants to buy a house |publisher= Fight.News |date= 2014-12-2 |accessdate= 2014-12-4}}</ref>。


2014年11月12日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のホプキンスとの王座統一戦の勝利を評価し、コバレフはWBAの2014年10月度の月間MVPに選ばれた<ref>[http://www.wbanews.com/wp-content/uploads/rankings/2014-october.pdf World Boxing Association Ranking] WBA公式サイト 2014年11月12日</ref><ref>[http://www.wbanews.com/boxing-news/sergey-kovalev-is-the-wba-boxer-of-the-month Sergey Kovalev is the WBA boxer of the month] WBA公式サイト 2014年11月13日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/19782/　清田祐三が12.9初防衛戦、WBA月間MVPはコバレフ] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月14日</ref>。
2014年10月31日、WBOから2014年度年間[[最優秀選手]]賞に選ばれた<ref>[http://boxingnews.jp/news/19348/ WBO年次総会、年間最優秀ボクサーにコバレフ選出] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月2日</ref>。


2014年11月8日、[[ボードウォーク・ホール]]でWBA[[スーパー王座|スーパー]]・IBF世界ライトヘビー級王者の[[バーナード・ホプキンス]]と王座統一戦を行い、12回3-0（2者が120-107、120-106）の判定勝ちを収め王座統一に成功、WBA・IBF王座の獲得、WBO王座の4度目の防衛に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/19579/ コバレフ大差勝ちで3団体統一、ホプキンス敗れる] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月9日</ref>。コバレフはこの試合で50万ドル（5000万円）のファイトマネーを稼いだ<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/kovalev-just-wants-buy-house-271844 Kovalev just wants to buy a house] Fightnews.com 2014年12月2日</ref>。
2014年11月15日、WBOは最新ランキングを発表し、上述のホプキンスとの王座統一戦の勝利を評価し、コバレフはWBOの2014年11月度の月間MVPに選ばれた<ref>[http://www.wboboxing.com/wp-content/uploads/2014/11/WBO-Ranking-as-of-Nov-Sheet1.pdf WBO Ranking Nov. 2014] WBO公式サイト 2014年11月15日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/19946/　高山勝成1位、大平剛2位　WBO最新ランキング] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月18日</ref>。


2014年11月12日、WBAはコバレフをWBAの2014年10月度の月間MVPに選出した<ref>[http://www.wbanews.com/wp-content/uploads/rankings/2014-october.pdf World Boxing Association Ranking] WBA公式サイト 2014年11月12日</ref><ref>[http://www.wbanews.com/boxing-news/sergey-kovalev-is-the-wba-boxer-of-the-month Sergey Kovalev is the WBA boxer of the month] WBA公式サイト 2014年11月13日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/19782/ 清田祐三が12.9初防衛戦、WBA月間MVPはコバレフ] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月14日</ref>。11月15日、WBOはコバレフをWBOの2014年11月度の月間MVPに選出した<ref>[http://www.wboboxing.com/wp-content/uploads/2014/11/WBO-Ranking-as-of-Nov-Sheet1.pdf WBO Ranking Nov. 2014] WBO公式サイト 2014年11月15日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/19946/ 高山勝成1位、大平剛2位　WBO最新ランキング] Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月18日</ref>。
[[2015年]]3月14日、カナダ・[[モントリオール]]の[[ベル・センター]]で元[[世界ボクシング評議会|WBC]]世界ライトヘビー級王者でWBO世界ライトヘビー級1位の指名挑戦者[[ジャン・パスカル]]と対戦。本来であれば、指名挑戦者であるIBF世界ライトヘビー級1位の[[ナジブ・モハメディ]](コバレフvsパスカルの前座に登場)と対戦しなければなからなかったが、コバレフ側がIBFに2万ドルを支払うことで対戦を延期した<ref>{{cite web|url= http://espn.go.com/boxing/story/_/id/12022087/sergey-kovalev-granted-exception-clearing-final-hurdle-fight-jean-pascal |title= Sergey Kovalev granted exception |publisher= ESPN.com |date= 2014-12-13 |accessdate= 2014-12-17}}</ref>。試合は3回にパスカルからキャリア初のダウンを奪い8回1分3秒TKO勝ちを収めWBA・IBF王座の初防衛に成功し、WBO王座の5度目の防衛にも成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/23818/ 統一王者コバレフ、パスカルに8回TKO勝ち] Boxing News（ボクシングニュース） 2015年3月15日</ref><ref name="stops Jean" >{{cite web|url= http://espn.go.com/boxing/story/_/id/12486569/sergey-kovalev-stops-jean-pascal-retain-three-175-pound-world-title-belts |title= Sergey Kovalev stops Jean Pascal |publisher= ESPN.com |date= 2015-3-15 |accessdate= 2015-3-15 }}</ref>。なお、WBCはこの試合の勝者にWBC世界ライトヘビー級[[WBCダイヤモンド王座|ダイヤモンド王座]]を与えると通知していた為<ref name="stops Jean" />、勝者のコバレフにはWBC世界ライトヘビー級ダイヤモンド王座が贈られた<ref>[http://boxingnews.jp/news/23851/ WBCがコバレフにダイヤモンドベルト、紛らわしい？] Boxing News（ボクシングニュース） 2015年3月16日</ref>。しかし、コバレフとパスカル共にWBC世界ライトヘビー級ランキングのランク外であり、パスカルに至ってはダイヤモンド王座戦及び指名挑戦者決定戦の認定を拒みWBCへの認定料支払いを拒否したにもかかわらず、WBCがこの試合をダイヤモンド王座戦及びWBC世界ライトヘビー級王者アドニス・ステベンソンの指名挑戦者決定戦に指定した<ref name="stops Jean" />。このことに対して、WBOのフランシスコ・バルカルセル会長は一つの団体が一階級に多数の王者を認めることで、ファンは混乱するし世界王者の価値を損なう事にもなると批判の声を上げた<ref>{{cite web|url= http://www.boxingscene.com/wbo-prez-slams-wbc-kovalevs-diamond-belt--88687 |title= WBO Prez Slams WBC For Kovalev's 'Diamond' Belt |publisher= Boxing Scene.com |date= 2015-3-19 |accessdate= 2015-3-22 }}</ref>。


[[2015年]]3月14日、本来であればIBF世界ライトヘビー級1位の[[ナジブ・モハメディ]]と対戦しなければならなかったが、コバレフ側がIBFに2万ドルを支払うことで対戦を延期し<ref>[http://espn.go.com/boxing/story/_/id/12022087/sergey-kovalev-granted-exception-clearing-final-hurdle-fight-jean-pascal Sergey Kovalev granted exception] ESPN.com 2014年12月13日</ref>、[[モントリオール]]の[[ベル・センター]]で元[[世界ボクシング評議会|WBC]]世界ライトヘビー級王者でWBO世界ライトヘビー級1位の[[ジャン・パスカル]]と対戦し、8回1分3秒TKO勝ちを収めWBA・IBF王座の初防衛に成功し、WBO王座の5度目の防衛にも成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/23818/ 統一王者コバレフ、パスカルに8回TKO勝ち] Boxing News（ボクシングニュース） 2015年3月15日</ref><ref name="stops Jean" >[http://espn.go.com/boxing/story/_/id/12486569/sergey-kovalev-stops-jean-pascal-retain-three-175-pound-world-title-belts Sergey Kovalev stops Jean Pascal] ESPN.com 2015年3月15日</ref>。なお、WBCはこの試合の勝者にWBC世界ライトヘビー級[[WBCダイヤモンド王座|ダイヤモンド王座]]を与えると通知していた為<ref name="stops Jean" />、勝者のコバレフにはWBC世界ライトヘビー級ダイヤモンド王座が贈られた<ref>[http://boxingnews.jp/news/23851/ WBCがコバレフにダイヤモンドベルト、紛らわしい？] Boxing News（ボクシングニュース） 2015年3月16日</ref>。このことに対して、WBOのフランシスコ・バルカルセル会長は一つの団体が一階級に多数の王者を認めることで、ファンは混乱するし世界王者の価値を損なう事にもなると批判の声を上げた<ref>[http://www.boxingscene.com/wbo-prez-slams-wbc-kovalevs-diamond-belt--88687 WBO Prez Slams WBC For Kovalev's 'Diamond' Belt] Boxing Scene.com 2015年3月19日</ref>。
2015年3月27日、WBCがアドニス・ステベンソンと王座統一戦を行うよう指令を出した。対戦交渉が合意に至らなければ同年4月17日に入札が行われるとのこと<ref>{{cite web|url= http://espn.go.com/blog/dan-rafael/post/_/id/12378/timing-is-everything-on-stevenson-kovalev |title= Timing is everything on Stevenson-Kovalev |publisher= ESPN.com |date= 2015-3-27 |accessdate= 2015-4-1}}</ref>。


2015年3月27日、WBCがセルゲイ・コバレフとアドニス・ステベンソンに対し王座統一戦を行うよう指令を出した。対戦交渉が合意に至らなければ同年4月17日に入札が行われるとのこと<ref>[http://espn.go.com/blog/dan-rafael/post/_/id/12378/timing-is-everything-on-stevenson-kovalev Timing is everything on Stevenson-Kovalev] ESPN.com 2015年3月27日</ref>。
2015年4月4日、WBCは最新ランキングを発表し、上述のパスカル戦の勝利が評価され、コバレフはWBCの2015年4月度の月間MVPに選出された<ref>[http://wbcboxing.com/ratings/WBC_RATINGS_APRIL_2015.pdf RATINGS] WBC公式サイト 2015年4月4日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/24536/ WBCランキング、荒川仁人がワタナベジムに移籍] Boxing News（ボクシングニュース） 2015年4月5日</ref>。


2015年4月10日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のパスカル戦の勝利が評価され、コバレフは2015年3月度の月間MVPに選出された<ref>[http://www.wbanews.com/wp-content/uploads/rankings/2015-march.pdf World Boxing Association Ranking] WBA公式サイト 2015年4月10日</ref><ref>[http://www.wbanews.com/boxing-news/sergey-kovalev-wba-boxer-of-the-month-2 Sergey Kovalev, WBA Boxer of the Month] WBA公式サイト 2015年4月10日</ref>。
2015年4月4日、WBCはコバレフをWBCの2015年4月度の月間MVPに選出した<ref>[http://wbcboxing.com/ratings/WBC_RATINGS_APRIL_2015.pdf RATINGS] WBC公式サイト 2015年4月4日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/24536/ WBCランキング、荒川仁人がワタナベジムに移籍] Boxing News（ボクシングニュース） 2015年4月5日</ref>。4月10日、WBAはコバレフを2015年3月度の月間MVPに選出した<ref>[http://www.wbanews.com/wp-content/uploads/rankings/2015-march.pdf World Boxing Association Ranking] WBA公式サイト 2015年4月10日</ref><ref>[http://www.wbanews.com/boxing-news/sergey-kovalev-wba-boxer-of-the-month-2 Sergey Kovalev, WBA Boxer of the Month] WBA公式サイト 2015年4月10日</ref>。


2015年4月14日、コバレフ側がアドニス・ステベンソン戦の入札を辞退することを発表<ref>{{cite web|url= http://espn.go.com/boxing/story/_/id/12692849/sergey-kovalev-bails-adonis-stevenson-purse-bid-order |title= Sergey Kovalev bails on Adonis Stevenson's purse bid order |publisher= ESPN.com |date= 2015-4-14 |accessdate= 2015-4-18 }}</ref>。
2015年4月14日、コバレフ側がアドニス・ステベンソン戦の入札を辞退すると発表した<ref>[http://espn.go.com/boxing/story/_/id/12692849/sergey-kovalev-bails-adonis-stevenson-purse-bid-order Sergey Kovalev bails on Adonis Stevenson's purse bid order] ESPN.com 2015年4月14日</ref>。


2015年7月25日、[[マンダレイ・ベイ・イベント・センター]]でWBA世界ライトヘビー級2位でIBF世界ライトヘビー級1位のナジブ・モハメディと対戦し、3回2分38秒KO勝ちを収めWBA・IBF王座は2度目、WBO王座は6度目の防衛に成功した<ref>[http://www.wbanews.com/wba-champions/krusher-manhandles-mohammedi#.VbYBTrPtmko Kovalev Manhandles Mohammedi] WBA公式サイト 2015年7月26日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/28561/ コバレフが圧巻の3回KO勝ち、3団体L･ヘビー級戦] Boxing News（ボクシングニュース） 2015年7月26日</ref>。
2015年7月25日、[[マンダレイ・ベイ・イベント・センター]]でWBA世界ライトヘビー級2位でIBF世界ライトヘビー級1位のナジブ・モハメディと対戦し、3回2分38秒KO勝ちを収めWBA・IBF王座は2度目、WBO王座は6度目の防衛に成功した<ref>[http://www.wbanews.com/wba-champions/krusher-manhandles-mohammedi#.VbYBTrPtmko Kovalev Manhandles Mohammedi] WBA公式サイト 2015年7月26日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/28561/ コバレフが圧巻の3回KO勝ち、3団体L･ヘビー級戦] Boxing News（ボクシングニュース） 2015年7月26日</ref>。


2015年8月10日、WBOは最新ランキングを発表し、上述のモハメディ戦の勝利が評価され、コバレフをWBOの2015年8月度の月間MVPに選出した<ref>[http://www.wboboxing.com/wp-content/uploads/2015/08/1508-WBO-Ranking-as-of-Aug.-2015.pdf WBO RABKING AUGUST 2015] WBO公式サイト 2015年8月10日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/29201/ WBOランキング、山本隆寛らがランク入り] Boxing News（ボクシングニュース） 2015年8月15日</ref>。
2015年8月10日、WBOはコバレフをWBOの2015年8月度の月間MVPに選出した<ref>[http://www.wboboxing.com/wp-content/uploads/2015/08/1508-WBO-Ranking-as-of-Aug.-2015.pdf WBO RABKING AUGUST 2015] WBO公式サイト 2015年8月10日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/29201/ WBOランキング、山本隆寛らがランク入り] Boxing News（ボクシングニュース） 2015年8月15日</ref>。8月12日、WBAはコバレフをWBAの2015年7月度の月間優秀選手賞に選出した<ref>[http://www.wbanews.com/wp-content/uploads/rankings/2015-july.pdf World Boxing Association Ranking] WBA公式サイト 2015年8月12日</ref><ref>[http://www.wbanews.com/boxing-news/keith-thurman-awarded-boxer-of-the-month#.Vc29drLtmko Keith Thurman Awarded WBA Boxer of the Month] WBA公式サイト 2015年8月13日</ref>。


2015年11月、WBCの年次総会でWBC世界ライトヘビー級王者アドニス・ステベンソンと指名試合を行うよう指令が出された<ref>[http://espn.go.com/blog/dan-rafael/post/_/id/14425/wbc-outlines-status-of-each-world-title-at-convention WBC outlines status of each world title at convention] ESPN.com 2015年11月5日</ref>。
2015年8月12日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のモハメディ戦の勝利が評価され、コバレフをWBAの2015年7月度の月間優秀選手賞に選出した<ref>[http://www.wbanews.com/wp-content/uploads/rankings/2015-july.pdf World Boxing Association Ranking] WBA公式サイト 2015年8月12日</ref><ref>[http://www.wbanews.com/boxing-news/keith-thurman-awarded-boxer-of-the-month#.Vc29drLtmko Keith Thurman Awarded WBA Boxer of the Month] WBA公式サイト 2015年8月13日</ref>。


[[2016年]]1月30日、カナダのモントリオールのベル・センターでWBO世界ライトヘビー級3位で元WBC世界ライトヘビー級王者のジャン・パスカルと再戦し、4回と5回にストップ寸前まで追い詰め、十分に痛めつけて7回終了時棄権によるTKO勝ちを収めWBA・IBF王座は3度目、WBO王座は7度目の防衛に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/34653/ コバレフが7回TKO勝ち、パスカルを返り討ち] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年1月31日</ref>。当初は2015年11月28日[[モスクワ]]で対戦する予定だった。試合後にリングに上がってきたアドニス・ステベンソンに向かって中指を立て「俺と試合をしろ"チキン"ソン」と発言。それに続き鶏の鳴き声を真似て挑発しあわや一触即発状態になった<ref>[http://www.boxingnews24.com/2016/01/204929/ Kovalev angers Adonis Stevenson by calling him “Chickenson”] Boxingnews24.com 2016年1月31日</ref>。
2015年11月、WBCの年次総会でWBC世界ライトヘビー級王者アドニス・ステベンソンと指名戦を行うよう指令が出される<ref>{{cite web|url= http://espn.go.com/blog/dan-rafael/post/_/id/14425/wbc-outlines-status-of-each-world-title-at-convention |title= WBC outlines status of each world title at convention |publisher= ESPN.com |date= 2015-11-5 |accessdate= 2015-11-19}}</ref>。


2016年2月1日、WBOはコバレフをWBOの2016年2月度の月間MVPに選出した<ref>[http://www.wboboxing.com/wp-content/uploads/2016/02/1602-WBO-Ranking-as-of-Feb.-2016-21016.pdf WBO RANKING FEBRUARY 2016] WBO公式サイト 2016年2月1日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/34750/ ラウンドアップ　コバレフがWBO月間MVP] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年2月5日</ref>。2月15日、WBAはコバレフをWBAの2016年1月度の月間MVPに選出した<ref>[http://www.wbaboxing.com/wba-ranking#.WU5vdIVcWEc World Boxing Association Ranking] WBA公式サイト 2016年2月15日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/35004/ 原隆二が4.10復帰戦、高橋竜平は豪州遠征] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年2月17日</ref>。
[[2016年]]1月30日、カナダのモントリオールのベル・センターでWBO世界ライトヘビー級3位で元WBC世界ライトヘビー級王者のジャン・パスカルとリマッチを行い4回と5回にストップ寸前まで追い詰め、十分に痛めつけて7回終了時棄権によるTKO勝ちを収めWBA・IBF王座は3度目、WBO王座は7度目の防衛に成功した<ref>[http://boxingnews.jp/news/34653/ コバレフが7回TKO勝ち、パスカルを返り討ち] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年1月31日</ref>。当初は2015年11月28日[[モスクワ]]で対戦する予定だった。試合後にリングに上がってきたアドニス・ステベンソンに向かって中指を立て「俺と試合をしろ"チキン"ソン」と発言。それに続き鶏の鳴き声を真似て挑発しあわや一触即発状態になった<ref>{{cite web|url= http://www.boxingnews24.com/2016/01/204929/ |title= Kovalev angers Adonis Stevenson by calling him “Chickenson” |publisher= Boxingnews24.com |date= 2016-1-31 |accessdate= 2016-2-1}}</ref>。


2016年7月11日、[[エカテリンブルク]]のDIVSでWBA世界ライトヘビー級12位でWBO世界ライトヘビー級11位で元IBO世界[[スーパーミドル級]]王者の[[アイザック・チレンバ]]と対戦し、12回3-0（117-110、116-111、118-109）の判定勝ちを収めWBA・IBF王座は4度目、WBO王座は8度目の防衛に成功した<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/kovalev-chilemba-result-is-in-345719 Kovalev defeats Chilemba, retains 175lb titles] Fightnews.com 2016年7月11日</ref><ref>[http://www.wbaboxing.com/boxing-news/kovalev-decisions-chilemba#.V4W_PNKLRdg Kovalev Decisions Chilemba] WBA公式サイト 2016年7月12日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/39083/ コバレフがチレンバに判定勝ち、ウォード戦に前進] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年7月12日</ref>。[[HBO]]がロシアから録画中継し、異例となる[[ワールドチャンピオンシップボクシング]]の月曜日放送を行った<ref>[http://www.boxingnews24.com/2016/07/sergey-kovalev-vs-isaac-chilemba-tonight-hbo/ Sergey Kovalev vs. Isaac Chilemba tonight on HBO] Boxing News 24 2016年7月11日</ref>。
2016年2月1日、WBOは最新ランキングを発表し、上述のパスカル戦の勝利が評価され、コバレフをWBOの2016年2月度の月間MVPに選出した<ref>[http://boxingnews.jp/news/34750/ ラウンドアップ　コバレフがWBO月間MVP] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年2月5日</ref>。


2016年7月20日、WBAはWBAスーパー・IBF・WBO世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフとWBA世界ライトヘビー級[[正規王座|正規王者]]の[[ユルゲン・ブリーマー]]に対し王座統一戦に関する対戦交渉を同日から開始し、同年8月19日までの30日以内に対戦交渉で合意するよう指令を出した。合意に至らなければ入札になるとのこと<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/wba-orders-kovalev-to-face-braehmer-347814 WBA orders Kovalev to face Braehmer] Fightnews.com 2016年7月20日</ref><ref>[http://www.wbaboxing.com/boxing-news/braehmer-named-mandatory-for-kovalev#.V5GNkCOCgm9 Braehmer Named Mandatory for Kovalev] WBA公式サイト2016年7月20日</ref>。
2016年2月16日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のパスカル戦の勝利が評価され、コバレフをWBAの2016年1月度の月間MVPに選出した<ref>[http://boxingnews.jp/news/35004/ 原隆二が4.10復帰戦、高橋竜平は豪州遠征] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年2月17日</ref>。


2016年8月11日、WBAは最新ランキングを発表し、WBAの2016年7月度の月間優秀選手賞に選出した<ref>[http://www.wbaboxing.com/wp-content/uploads/rankings/2016-july.pdf World Boxing Association Ranking] WBA公式サイト 2016年8月11日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/39963/ ハリケーン風太&三好喜美佳、あす豪州リング登場] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年8月12日</ref>。
2016年7月11日、5年ぶりで世界王者になって初のロシアでの凱旋試合。[[エカテリンブルク]]のDIVSでWBA世界ライトヘビー級12位でWBO世界ライトヘビー級11位で元IBO世界[[スーパーミドル級]]王者の[[アイザック・チレンバ]]と対戦。チレンバの体の柔らかさに手を焼いたが、7回にダウンを奪い、12回3-0（117-110、116-111、118-109）の判定勝ちを収めWBA・IBF王座は4度目、WBO王座は8度目の防衛に成功した<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/kovalev-chilemba-result-is-in-345719 Kovalev defeats Chilemba, retains 175lb titles] Fightnews.com 2016年7月11日</ref><ref>[http://www.wbaboxing.com/boxing-news/kovalev-decisions-chilemba#.V4W_PNKLRdg Kovalev Decisions Chilemba] WBA公式サイト 2016年7月12日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/39083/ コバレフがチレンバに判定勝ち、ウォード戦に前進] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年7月12日</ref>。[[HBO]]がロシアから録画中継し、異例となる[[ワールドチャンピオンシップボクシング]]の月曜日放送を行った<ref>{{cite web|url= http://www.boxingnews24.com/2016/07/sergey-kovalev-vs-isaac-chilemba-tonight-hbo/ |title= Sergey Kovalev vs. Isaac Chilemba tonight on HBO |publisher= Boxing News 24 |date= 2016-07-11 |accessdate= 2016-07-15}}</ref>。


2016年7月20日、WBAはWBA・IBF・WBO世界ライトヘビー級スーパー王者セルゲイ・コバレフとWBA世界ライトヘビー級[[正規王座|正規王者]][[ユルゲン・ブリーマー]]に対し王座統一戦に関する対戦交渉を同日から開始し、同年8月19日までの30日以内に対戦交渉で合意するよう指令を出した。合意に至らなければ入札になるとのこと<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/wba-orders-kovalev-to-face-braehmer-347814 WBA orders Kovalev to face Braehmer] Fightnews.com 2016年7月20日</ref><ref>[http://www.wbaboxing.com/boxing-news/braehmer-named-mandatory-for-kovalev#.V5GNkCOCgm9 Braehmer Named Mandatory for Kovalev] WBA公式サイト2016年7月20日</ref>。
2016年11月19日、[[T-モバイル・アリーナ]]でWBA世界ライトヘビー級2位でIBF世界ライトヘビー級1位でWBO世界ライトヘビー級1位で元WBAスーパー・WBC世界スーパーミドル級王者の[[アンドレ・ウォード]]と対戦し、プロ初黒星となる12回0-3（3者共113-114）の判定負けを喫しWBA・IBF王座の5度目、WBO王座の9度目の防衛に失敗、王座から陥落した<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/ward-dropped-wins-114-113-decision-cards-360357 Ward dropped, wins 114-113 decision on all cards] Fightnews.com 2016年11月20日</ref><ref>[http://www.wbaboxing.com/boxing-news/ward-ekes-out-decision-over-kovalev#.WDKQa9KLRdg Ward Ekes Out Decision over Kovalev] WBA公式サイト 2016年11月20日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/42726/ ウォードが戴冠、コバレフに僅差　L・ヘビー級戦] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年11月20日</ref>。


{{Main|セルゲイ・コバレフ 対 アンドレ・ウォード戦}}
2016年8月11日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のチレンバ戦の勝利を評価し、WBAの2016年7月度の月間優秀選手賞に選出した<ref>[http://www.wbaboxing.com/wp-content/uploads/rankings/2016-july.pdf World Boxing Association Ranking] WBA公式サイト 2016年8月11日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/39963/ ハリケーン風太&三好喜美佳、あす豪州リング登場] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年8月12日</ref>。


2016年11月19日、[[T-モバイル・アリーナ]]でWBA世界ライトヘビー級2位でIBF世界ライトヘビー級1位でWBO世界ライトヘビー級1位で元WBA・WBC世界スーパーミドル級スーパー王者の[[アンドレ・ウォード]]と対戦し、プロ初黒星となる12回0-3（3者共113-114）の判定負けを喫しWBA・IBF王座の5度目、WBO王座の9度目の防衛に失敗、王座から陥落した<ref>[http://www.fightnews.com/Boxing/ward-dropped-wins-114-113-decision-cards-360357 Ward dropped, wins 114-113 decision on all cards] Fightnews.com 2016年11月20日</ref><ref>[http://www.wbaboxing.com/boxing-news/ward-ekes-out-decision-over-kovalev#.WDKQa9KLRdg Ward Ekes Out Decision over Kovalev] WBA公式サイト 2016年11月20日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/42726/ ウォードが戴冠、コバレフに僅差　L・ヘビー級戦] Boxing News（ボクシングニュース） 2016年11月20日</ref>。
2017年6月17日、マンダレイ・ベイ・イベント・センターでWBAスーパー・IBF・WBO世界ライトヘビー級王者のアンドレ・ウォードと対戦し、8回2分29秒TKO負けを喫しWBAスーパー王座、IBF王座並びにWBO王座への返り咲きに失敗した<ref>[http://www.espn.com/boxing/story/_/id/19666302/andre-ward-defeats-sergey-kovalev-eighth-round-tko-retain-light-heavyweight-titles Andre Ward finishes Sergey Kovalev in eighth round, retains titles] ESPN.com 2017年6月17日</ref><ref>[http://www.wbaboxing.com/boxing-news/ward-retains-wba-super-championship Ward retains WBA Super Championship] WBA公式サイト 2017年6月18日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/48732/ ウォードがコバレフを8回TKO　因縁対決に決着] Boxing News（ボクシングニュース） 2017年6月18日</ref><ref>[http://www.ibf-usba-boxing.com/ Ward Kovalev II - Recap] IBF 公式サイト 2017年6月19日</ref>。


2017年11月25日、[[マディソン・スクエア・ガーデン#マディソン・スクエア・ガーデン・シアター|マディソン・スクエア・ガーデン・シアター]]でアンドレ・ウォードの引退に伴いWBO世界ライトヘビー級10位のビャチェスラフ・シャブランスキーとWBO世界ライトヘビー級王座決定戦を行い、2回2分36秒TKO勝ちを収め王座返り咲き、[[国際ボクシング協会 (IBA)|IBA]]王座とEBP（ユーラシアボクシング会議）王座を獲得した<ref>[http://fightnews.com/kovalev-krushes-shabranskyy-regains-wbo-title/9383 Kovalev Krushes Shabranskyy, regains WBO title] Fightnews.com 2017年11月26日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/53692/ コバレフ王座復帰　シャブランスキーを2回TKO] Boxing News（ボクシングニュース） 2017年11月26日</ref>。
{{Main|セルゲイ・コバレフ 対 アンドレ・ウォード戦}}

[[2018年]]3月3日、[[ニューヨーク]]のマディソン・スクエア・ガーデン・シアターでIBO世界ライトヘビー級王者でWBO世界ライトヘビー級4位のイゴール・ミカルキンと対戦し、7回2分25秒TKO勝ちを収めWBO王座とEBP王座の初防衛に成功した<ref>[https://fightnews.com/kovalev-dominates-stops-mikhalkin/15876 Kovalev dominates and stops Mikhalkin] Fightnews.com 2018年3月3日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/56085/ コバレフ貫禄の負傷TKO勝ち　WBO･L･ヘビー級V1] Boxing News（ボクシングニュース） 2018年3月4日</ref>。

2018年8月4日、アトランティックシティのハード・ロック・ホテル＆カジノ・アトランティックシティ内[[:en:Etess Arena|エテズス・アリーナ]]にて、WBO世界ライトヘビー級8位の[[エレイデル・アルバレス]]と対戦し<ref>[http://boxingnews.jp/news/57991/ 8.4コバレフがアルバレスとV2戦　WBO･L･ヘビー級] Boxing News（ボクシングニュース） 2018年5月13日</ref>、7回KO負けで王座防衛に失敗、王座から陥落した。

2019年1月20日、前年の2018年6月9日にカリフォルニア州ビッグ・ベアー・レイクで、性的行為を迫るも拒否されたことに怒って女性の顔面を殴り、鼻骨骨折や頸椎椎間板ヘルニアなどの大怪我を負わせた上、加えて女性の飼い犬を蹴飛ばしたとして、逮捕・起訴されていたことが発覚した。コバレフは無罪を主張していた<ref>{{cite web|url= http://www.espn.com/boxing/story/_/id/25800615/sergey-kovalev-faces-felony-assault-charge-being-accused-striking-woman-june-incident |title= Sergey Kovalev accused of punching a woman in the face in June |publisher= ESPN.com |date= 2019年1月20日 |accessdate= 2019年2月21日}}</ref><ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/kovalev-sued-millions-over-claimed-attack-victim-slams-him--135829 |title= Kovalev Sued For Millions Over Claimed Attack, Victim Slams Him |publisher= Boxing Scene.com |date= 2019年1月30日 |accessdate= 2019年2月21日}}</ref>。

2019年2月2日、テキサス州フリスコのザ・フォードセンター・アット・ザ・スターでWBO世界ライトヘビー級王者のエレイデル・アルバレスと[[再試合#格闘技|ダイレクトリマッチ]]で対戦し、12回判定勝ちを収め、王座獲得に成功した。

2019年7月29日、7月15日にフロリダ州の[[フォートローダーデール・ハリウッド国際空港]]で、コバレフが隣りに座っていた女性乗客の手を掴んで無理やりキスをしてから金を投げつけたとして、その女性客が搭乗員に泣いて訴えたため、コバレフは搭乗を拒否され飛行機から降ろされていたことが発覚した。またコバレフは他の乗客たちとも激しい口論をしていたとされている<ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/kovalev-removed-from-flight-alleged-improper-behavior--141299 |title= Kovalev Removed From Flight For Alleged Improper Behavior |publisher= Boxing Scene.com |date= 2019年7月29日 |accessdate= 2019年7月31日}}</ref><ref>{{cite web|url= https://theathletic.com/1091672/2019/07/29/sergey-kovalev-removed-from-flight-after-allegedly-kissing-and-throwing-cash-at-female-passenger/ |title= Sergey Kovalev removed from flight after allegedly kissing and throwing cash at female passenger |publisher= The Athletic |date= 2019年7月29日 |accessdate= 2019年8月3日}}</ref>。

2019年8月24日、ロシア・チェリャビンスクのトラクター・スポーツ・パレスで指名挑戦者1位の[[アンソニー・ヤード]]と対戦し、11回TKO勝ち。

2019年11月2日、MGMグランド・ガーデン・アリーナで3階級制覇王者[[サウル・アルバレス]]と対戦。試合当日朝の時点の体重がライトヘビー級の規定体重の79.3キロから4.53キロ以内の増量制限の契約を交わしており、その契約体重はクリアしたものの<ref>{{Cite web|和書|url= https://hochi.news/articles/20191102-OHT1T50037.html |title= アルバレス、計量一発クリア　２階級上の王者コバレフは４度目でパス…ＷＢＯライトヘビー級王座戦 |publisher= スポーツ報知 |date= 2019年11月2日 |accessdate= 2019年12月23日}}</ref>、11回TKO負けを喫し王座から陥落した<ref>[https://www.espn.com/boxing/story/_/id/27995026/canelo-alvarez-stops-sergey-kovalev-becomes-4-division-champion Canelo Alvarez stops Sergey Kovalev, becomes 4-division champion] ESPN.com 2019年11月3日</ref><ref>[https://boxingnews.jp/news/70804/ カネロが4階級制覇　コバレフを11回に仕留める] Boxing News(ボクシングニュース) 2019年11月3日</ref>。

{{Main|サウル・アルバレス 対 セルゲイ・コバレフ戦}}

2020年1月、性的行為を迫るも拒否されたことに怒ったコバレフから暴行を受け重症を負ったと訴えていた女性が、コバレフは和解金として65万ドルを支払うと同意したのにもかかわらず、前年の10月に25万ドルを送金してきた以降は支払いが止まっていると主張して、頸椎椎間板にプレートを埋め込む手術を受けた証拠となるレントゲン写真や手術痕の写真などを公開し、再度コバレフを契約違反で民事訴訟で提訴する予定であると告発を行った<ref>{{cite web|url= https://www.tmz.com/2020/01/15/sergey-kovalev-boxing-assault-civil-case-settlement-lawsuit/ |title= SERGEY KOVALEV SUED ALLEGEDLY BLEW OFF $650K SETTLEMENT... To Female Assault Accuser |publisher= TMZ |date= 2020年1月15日 |accessdate= 2020年2月17日}}</ref><ref>{{cite web|url= https://www.tmz.com/2020/01/20/sergey-kovalev-accuser-injury-photos-broken-nose-neck-assault/ |title= SERGEY KOVALEV ACCUSER I NEEDED PLATE & 4 SCREWS IN NECK... After Boxer's Punch |publisher= TMZ |date= 2020年1月20日 |accessdate= 2020年2月17日}}</ref>。

2020年2月24日、ロサンゼルスで午前2時頃に飲酒運転で逮捕された<ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/sergey-kovalev-arrested-dui-los-angeles--147064 |title= Sergey Kovalev Arrested For DUI in Los Angeles |publisher= Boxing Scene.com |date= 2020年2月24日 |accessdate= 2020年3月11日}}</ref>。

2020年4月25日、サリバン・バレラと試合が決定していたが[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)|新型コロナウイルス]]の影響で試合延期になった<ref>{{cite web|url= https://www.espn.com/boxing/story/_/id/28919001/sergey-kovalev-sullivan-barrera-card-canceled-amid-coronavirus-outbreak |title= Sergey Kovalev-Sullivan Barrera card canceled amid coronavirus outbreak |publisher= ESPN.com |date= 2020年3月18日 |accessdate= 2020年3月18日}}</ref>。

2020年10月3日、最終的にコバレフが女性への暴行を認めたことで司法取引により減刑され、執行猶予3年の有罪判決が下された。これで刑事事件は終了したものの、被害者女性が起こした、和解金65万ドルの未払い民事訴訟は続行される
<ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/sergey-kovalev-pleads-guilty-assault-case-receives-3-years-probation--152197 |title= Sergey Kovalev Pleads Guilty in Assault Case, Receives 3 Years Probation |publisher= Boxing Scene.com |date= 2020年10月3日 |accessdate= 2020年10月3日}}</ref><ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/sergey-kovalev-accuser-drops-settlement-lawsuit-criminal-case-ongoing--151528 |title= Sergey Kovalev Accuser Drops Settlement Lawsuit; Criminal Case Ongoing |publisher= Boxing Scene.com |date= 2020年9月6日 |accessdate= 2020年10月1日}}</ref>。

2021年1月14日、ボランティア・アンチ・ドーピング機構（VADA）が2020年12月30日にラスベガスでコバレフに行ったドーピング検査で合成テストステロンの陽性反応が出たことが発表され<ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/sergey-kovalev-tests-positive-synthetic-testosterone-putting-jan-30-bout-jeopardy--154717 |title= Sergey Kovalev Tests Positive For Synthetic Testosterone, Putting Jan. 30 Bout in Jeopardy |publisher= Boxing Scene.com |date= 2021年1月14日 |accessdate= 2021年1月29日}}</ref>、その後1月7日にカリフォルニア州オックスナードで行われていたドーピング検査の結果でも同じ合成テストステロンの陽性反応が出て、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が2回にわたって出ことで、1月30日にカリフォルニア州で対戦予定だったベクテミル・メリクジエフとの試合が中止になった<ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/sergey-kovalev-fails-second-test-synthetic-testosterone--154952 |title= Sergey Kovalev Fails Second Test For Synthetic Testosterone |publisher= Boxing Scene.com |date= 2021年1月24日 |accessdate= 2021年1月29日}}</ref><ref>{{cite web|url= https://www.boxingscene.com/kovalev-vs-melikuziev-officially-canceled-failed-drug-test--154746 |title= Kovalev vs. Melikuziev Officially Canceled After Failed Drug Test |publisher= Boxing Scene.com |date= 2021年1月15日 |accessdate= 2021年1月29日}}</ref>。

2022年5月14日、アルバレス戦でのKO負けから約2年6カ月ぶりに試合を行い、カリフォルニア州イングルウッドのキア・フォーラムでテルベル・プレフと対戦し、10回3-0（98-92、98-92、97-93）の判定勝ちを収めた。

2024年5月18日、[[サウジアラビア]]・[[リヤド]]の[[キングダム・アリーナ]]で行われた[[タイソン・フューリー 対 オレクサンドル・ウシク戦]]の前座で2年ぶりの試合をロビン・サファルと行うも、試合終了間際にサファルにダウンを奪われたこともあり10回0-3（92-97、90-99、94-95）の判定負けを喫した。


== 戦績 ==
== 戦績 ==
* アマチュアボクシング：215戦 193勝 22敗
* アマチュアボクシング：215戦 193勝 22敗
* プロボクシング：32戦 30勝 (26KO) 1敗 1分
* プロボクシング：41戦 35勝 (29KO) 5敗 1分
{{Fightstatstop}}
{{Fightstatscont|1|2009年7月5日|{{Yes2}}☆|1R 0:55|TKO|ダニエル・チャベス|{{USA}}|プロデビュー戦}}
{{Fightstatscont|2|2009年8月8日|{{Yes2}}☆|1R 2:06|TKO|ダリル・ジョンソン|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|3|2009年8月29日|{{Yes2}}☆|1R終了|TKO|マイケル・バースマーク|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|4|2009年9月12日|{{Yes2}}☆|1R終了|TKO|アヨデジ・ファディ|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|5|2009年10月10日|{{Yes2}}☆|2R 1:07|TKO|ミッキー・スタックハウス|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|6|2010年3月6日|{{Yes2}}☆|2R 2:23|KO|フランソワ・アンバング|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|7|2010年3月19日|{{Yes2}}☆|1R 2:15|TKO|ネイサン・ベッドウェル|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|8|2010年6月19日|{{Yes2}}☆|2R 1:24|TKO|ハーレー・キルフィアン|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|9|2010年9月11日|{{Yes2}}☆|1R 1:58|KO|キア・ダニエルズ|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|10|2010年10月9日|{{Yes2}}☆|8R|判定2-1|ダーネル・ブーン|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|11|2010年11月19日|{{Yes2}}☆|2R 1:16|TKO|ダラス・バーガス|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|12|2010年12月15日|{{Yes2}}☆|6R|判定3-0|カレン・アヴェティスヤン|{{RUS}}|}}
{{Fightstatscont|13|2011年3月12日|{{Yes2}}☆|2R 1:53|TKO|ウィリアム・ジョンソン|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|14|2011年4月1日|{{Yes2}}☆|2R 1:16|KO|ジュリアス・フォーグル|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|15|2011年5月6日|{{Yes2}}☆|3R 1:54|KO|テランス・ウッズ|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|16|2011年7月29日|{{Yes2}}☆|2R 2:39|KO|ダグラス・オティエノ・オコラ|{{KEN}}|[[北米ボクシング協会|NABA]]北米[[ライトヘビー級]]王座決定戦}}
{{Fightstatscont|17|2011年8月27日|{{Draw}}△|2R 1:31|負傷|グローヴァー・ヤング|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|18|2011年12月5日|{{Yes2}}☆|7R 0:47|TKO|ローマン・シマコフ|{{RUS}}|[[アジアボクシング評議会|ABCO]]ライトヘビー級タイトルマッチ}}
{{Fightstatscont|19|2012年6月1日|{{Yes2}}☆|2R 1:32|TKO|ダーネル・ブーン|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|20|2012年9月21日|{{Yes2}}☆|3R 0:14|TKO|ライオネル・トンプソン|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|21|2013年1月19日|{{Yes2}}☆|3R 1:30|TKO|[[ガブリエル・カンピージョ]]|{{ESP}}|}}
{{Fightstatscont|22|2013年6月14日|{{Yes2}}☆|3R 1:42|TKO|コーネリアス・ホワイト|{{USA}}|}}
{{Fightstatscont|23|2013年8月17日|{{Yes2}}☆|4R 0:29|TKO|[[ネイサン・クレバリー]]|{{GBR}}|[[世界ボクシング機構|WBO]]世界ライトヘビー級タイトルマッチ}}
{{Fightstatscont|24|2013年11月30日|{{Yes2}}☆|2R 0:52|KO|イスマエル・シラク|{{UKR}}|WBO防衛1}}
{{Fightstatscont|25|2014年3月29日|{{Yes2}}☆|7R 0:58|KO|セドリック・アグニュー|{{USA}}|WBO防衛2}}
{{Fightstatscont|26|2014年8月2日|{{Yes2}}☆|2R 1:47|TKO|ブレイク・キャパレロ|{{AUS}}|WBO防衛3}}
{{Fightstatscont|27|2014年11月8日|{{Yes2}}☆|12R|判定3-0|[[バーナード・ホプキンス]]|{{USA}}|[[世界ボクシング協会|WBA]]・[[国際ボクシング連盟|IBF]]・WBO世界ライトヘビー級王座統一戦<br>WBA・IBF獲得・WBO防衛4}}
{{Fightstatscont|28|2015年3月14日|{{Yes2}}☆|8R 1:03|TKO|[[ジャン・パスカル]]|{{CAN}}|WBA防衛1・IBF防衛1・WBO防衛5<br>[[WBCダイヤモンド王座]]獲得}}
{{Fightstatscont|29|2015年7月25日|{{Yes2}}☆|3R 2:38|KO|ナジブ・モハメディ|{{FRA}}|WBA防衛2・IBF防衛2・WBO防衛6}}
{{Fightstatscont|30|2016年1月30日|{{Yes2}}☆|7R終了|TKO|[[ジャン・パスカル]]|{{CAN}}|WBA防衛3・IBF防衛3・WBO防衛7}}
{{Fightstatscont|31|2016年7月11日|{{Yes2}}☆|12R|判定3-0|[[アイザック・チレンバ]]|{{MAW}}|WBA防衛4・IBF防衛4・WBO防衛8}}
{{Fightstatscont|32|2016年11月19日|{{No2}}★|12R|判定0-3|[[アンドレ・ウォード]]|{{USA}}|WBA・IBF・WBO陥落}}
{{Fightstatscont|33|2017年6月17日|{{No2}}★|8R 2:29|TKO|[[アンドレ・ウォード]]|{{USA}}|WBA・IBF・WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ}}
{{Fightstatscont|34|2017年11月25日|{{Yes2}}☆|2R 2:36|TKO|ビャチェスラフ・シャブランスキー|{{UKR}}|WBO世界ライトヘビー級王座決定戦<br>[[国際ボクシング協会 (IBA)|IBA]]・EBP獲得}}
{{Fightstatscont|35|2018年3月3日|{{Yes2}}☆|7R 2:25|TKO|イゴール・ミカルキン|{{RUS}}|WBO防衛1}}
{{Fightstatscont|36|2018年8月4日|{{No2}}★|7R 2:45|KO|[[エレイデル・アルバレス]]|{{COL}}|WBO陥落}}
{{Fightstatscont|37|2019年2月2日|{{Yes2}}☆|12R|判定3-0|[[エレイデル・アルバレス]]|{{COL}}|WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ}}
{{Fightstatscont|38|2019年8月24日|{{Yes2}}☆|11R 2:04|TKO|[[アンソニー・ヤード]]|{{GBR}}|WBO防衛1}}
{{Fightstatscont|39|2019年11月2日|{{No2}}★|11R 2:15|TKO|[[サウル・アルバレス]]|{{MEX}}|WBO陥落}}
{{Fightstatscont|40|2022年5月14日|{{Yes2}}☆|10R|判定3-0|テルベル・プレフ|{{BUL}}|}}
{{Fightstatscont|41|2024年5月18日|{{No2}}★|10R|判定0-3|ロビン・サファル|{{SWE}}|[[タイソン・フューリー 対 オレクサンドル・ウシク戦|クルーザー級10回戦]]}}
{{Fightstatsbottom}}


== 獲得タイトル ==
== 獲得タイトル ==
* [[北米ボクシング協会|NABA]]北米[[ライトヘビー級]]王座
* [[北米ボクシング協会|NABA]]北米[[ライトヘビー級]]王座
* [[アジアボクシング評議会|ABCO]]ライトヘビー級王座
* [[アジアボクシング評議会|ABCO]]ライトヘビー級王座
* 第8代[[世界ボクシング機構|WBO]]世界ライトヘビー級王座（防衛8）
* [[世界ボクシング機構|WBO]]世界ライトヘビー級王座（防衛8）
* [[世界ボクシング協会|WBA]]世界ライトヘビー級[[スーパー王座]]（防衛4）
* [[世界ボクシング協会|WBA]]世界ライトヘビー級[[スーパー王座]]（防衛4）
* 第18代[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界ライトヘビー級王座（防衛4）
* [[国際ボクシング連盟|IBF]]世界ライトヘビー級王座（防衛4）
* [[世界ボクシング評議会|WBC]]世界ライトヘビー級[[WBCダイヤモンド王座|ダイヤモンド王座]]
* [[世界ボクシング評議会|WBC]]世界ライトヘビー級[[WBCダイヤモンド王座|ダイヤモンド王座]]
* WBO世界ライトヘビー級王座（2期目:防衛1）
* WBO世界ライトヘビー級王座（3期目:防衛1）
* [[国際ボクシング協会 (IBA)|IBA]]世界ライトヘビー級王座
* EBP（ユーラシアボクシング会議）ライトヘビー級王座


==表彰==
== 表彰 ==
* 2014年度[[リングマガジン ファイター・オブ・ザ・イヤー]]
* 2014年度[[リングマガジン ファイター・オブ・ザ・イヤー]]
* [[世界ボクシング機構|WBO]] 2014年度年間MVP
* [[世界ボクシング機構|WBO]] 2014年度年間MVP
117行目: 206行目:


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{Reflist|3}}
{{Reflist}}


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* {{Twitter|KrusherKovalev|Sergey Kovalev}}
* [http://kovalboxer.com/ 公式サイト]
* {{Facebook|thekrusher|Sergey Kovalev}}
* {{boxrec|id=505927}}
* {{Instagram|sergeykrusherkovalev|Sergey KRUSHER Kovalev}}
* {{Boxrec|id=505927}}


{{Championshiptitle|第8代|[[世界ボクシング機構|WBO]]|世界[[ライトヘビー級]]|ネイサン・クレバリー|アンドレ・ウォード|2013年8月17日 - 2016年11月19日}}
{{Championshiptitle||[[世界ボクシング機構|WBO]]|世界[[ライトヘビー級]]|ネイサン・クレバリー|アンドレ・ウォード|2013年8月17日 - 2016年11月19日}}
{{Championshiptitleスーパー王座3|||[[ライトヘビー級]]|[[バーナード・ホプキンス]]|[[アンドレ・ウォード]]|2014年11月8日 - 2016年11月19日|||WBA・IBF}}
{{Championshiptitleスーパー王座3|||[[ライトヘビー級]]|[[バーナード・ホプキンス]]|[[アンドレ・ウォード]]|2014年11月8日 - 2016年11月19日|||}}
{{Championshiptitle|第18代|[[国際ボクシング連盟|IBF]]|世界[[ライトヘビー級]]|バーナード・ホプキンス|アンドレ・ウォード|2014年11月8日 - 2016年11月19日}}
{{Championshiptitle||[[国際ボクシング連盟|IBF]]|世界[[ライトヘビー級]]|バーナード・ホプキンス|アンドレ・ウォード|2014年11月8日 - 2016年11月19日}}
{{Championshiptitle先空||[[世界ボクシング機構|WBO]]|世界[[ライトヘビー級]]|アンドレ・ウォード|エレイデル・アルバレス|2017年11月25日 - 2018年8月4日}}
{{Championshiptitle||[[世界ボクシング機構|WBO]]|世界[[ライトヘビー級]]|エレイデル・アルバレス|サウル・アルバレス|2019年2月2日 - 2019年11月2日}}


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[[Category:ロシアのボクサー]]
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[[Category:世界ボクシング協会世界王者]]

2024年7月13日 (土) 13:03時点における最新版

セルゲイ・コバレフ
基本情報
本名 セルゲイ・アレクサンドロビッチ・コバレフ
通称 Krusher(破壊者)
階級 ライトヘビー級
身長 183cm
リーチ 184cm
国籍 ロシアの旗 ロシア
誕生日 (1983-04-02) 1983年4月2日（41歳）
出身地 チェリャビンスク州コペイースク
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 41
勝ち 35
KO勝ち 29
敗け 5
引き分け 1
テンプレートを表示

セルゲイ・コバレフ（Sergey Kovalev 、1983年4月2日 - ）は、ロシアのプロボクサー。チェリャビンスク州コペイースク出身。元WBAスーパー・IBF・WBO世界ライトヘビー級王者。元WBO世界ライトヘビー級王者。愛称は破壊者の意味を持つKrusher。現在はアメリカ合衆国フロリダ州フォートローダーデール在住。入場曲はSmyslovye Galljutsinatsiiの『Forever Young』。

来歴

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2012年6月のダーネル・ブーン戦で5000ドルのファイトマネーを手にするが、プロデビューからプロ19戦目のこの試合まで約3年の間ファイトマネー無しで試合をしていた苦労人[1]。インタビューで黒人蔑視の言葉であるニグロを使ったり、アドニス・ステベンソンをゴリラに例えるような画像を投稿したりと、そのたびに謝罪をしているが人種差別であると批判されている[2][3]。

アマチュア時代

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1994年12月1日、11歳の時に学校の隣にあったジムでボクシングをはじめる。

2004年、ロシア選手権にミドル級で出場し、決勝でマット・コロボフに敗北。

2005年、ロシア選手権にミドル級で出場し、優勝を果たす。

2007年、ロシア選手権にライトヘビー級で出場し、準決勝でアルツール・ベテルビエフに敗北。

2007年、ロシア選手権にライトヘビー級で出場し、決勝で敗れる。

国際大会で目立った戦績は残せなかったが、アマチュア時代の戦績は193勝22敗[4]。

プロ時代

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2009年7月5日、ノースカロライナ州グリーンズボロのグリーンズボロ・コロシアムでダニエル・チャベスとライトヘビー級4回戦を行い、初回55秒TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2010年10月9日、ジョージア州アトランタでダーネル・ブーンとライトヘビー級8回戦を行い、8回2-1（2者が76-75、75-76）の判定勝ちを収めた[5]。

2011年12月5日、エカテリンブルクのDIVSでABCOライトヘビー級王者のローマン・シマコフと対戦し、7回47秒TKO勝ちを収めた。試合後、シマコフはリングから担架で運び出される時には意識があったが意識を失い急遽病院に搬送され、開頭手術の甲斐なく意識を回復しないまま同月8日に死亡した[6][7]。

2012年6月1日、ペンシルベニア州ベスレヘムでダーネル・ブーンとライトヘビー級8回戦を行い、2回1分32秒TKO勝ちを収め1年8ヵ月ぶりの再戦を制した[8]。なおこの試合でメインイベンツのケーシー・デュバと契約を交わした[1]。

2013年1月19日、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサンで元WBA世界ライトヘビー級王者のガブリエル・カンピージョとライトヘビー級10回戦を行い、3回1分30秒TKO勝ちを収めた[9]。

2013年6月14日、ペンシルベニア州ベスレヘムでコーネリアス・ホワイトとIBF世界ライトヘビー級1位決定戦を行い、3回1分42秒TKO勝ちを収めIBF世界ライトヘビー級1位の座を獲得した。同日にIBF世界ライトヘビー級王者バーナード・ホプキンスの初防衛戦が中止になったこともあり、ホプキンスへの挑戦に意欲を見せた[10]。

2013年8月17日、カーディフのモーターポイント・アリーナ・カーディフでWBO世界ライトヘビー級王者のネイサン・クレバリーと対戦し、4回29秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[11]。

2013年11月30日、HBOデビュー戦としてカナダ・ケベック・シティのコリシー・ペプシでWBO世界ライトヘビー級15位でNABF北米ライトヘビー級王者のイスマエル・シラクと対戦し、2回52秒KO勝ちを収め、初防衛に成功した[12]。

2014年3月29日、ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォーク・ホール・ダンスホールでUSBA全米ライトヘビー級王者でWBO世界ライトヘビー級15位のセドリック・アグニューと対戦し、7回58秒KO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[13]。

2014年8月2日、アトランティックシティのレベル・アトランティックシティで元IBO世界ライトヘビー級王者でWBO世界ライトヘビー級10位のブレイク・キャパレロと対戦し、2回1分47秒TKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した[14]。

2014年8月20日、WBOはコバレフをWBOの2014年8月度の月間MVPに選出した[15]。

2014年10月31日、WBOから2014年度年間最優秀選手賞に選ばれた[16]。

2014年11月8日、ボードウォーク・ホールでWBAスーパー・IBF世界ライトヘビー級王者のバーナード・ホプキンスと王座統一戦を行い、12回3-0（2者が120-107、120-106）の判定勝ちを収め王座統一に成功、WBA・IBF王座の獲得、WBO王座の4度目の防衛に成功した[17]。コバレフはこの試合で50万ドル（5000万円）のファイトマネーを稼いだ[18]。

2014年11月12日、WBAはコバレフをWBAの2014年10月度の月間MVPに選出した[19][20][21]。11月15日、WBOはコバレフをWBOの2014年11月度の月間MVPに選出した[22][23]。

2015年3月14日、本来であればIBF世界ライトヘビー級1位のナジブ・モハメディと対戦しなければならなかったが、コバレフ側がIBFに2万ドルを支払うことで対戦を延期し[24]、モントリオールのベル・センターで元WBC世界ライトヘビー級王者でWBO世界ライトヘビー級1位のジャン・パスカルと対戦し、8回1分3秒TKO勝ちを収めWBA・IBF王座の初防衛に成功し、WBO王座の5度目の防衛にも成功した[25][26]。なお、WBCはこの試合の勝者にWBC世界ライトヘビー級ダイヤモンド王座を与えると通知していた為[26]、勝者のコバレフにはWBC世界ライトヘビー級ダイヤモンド王座が贈られた[27]。このことに対して、WBOのフランシスコ・バルカルセル会長は一つの団体が一階級に多数の王者を認めることで、ファンは混乱するし世界王者の価値を損なう事にもなると批判の声を上げた[28]。

2015年3月27日、WBCがセルゲイ・コバレフとアドニス・ステベンソンに対し王座統一戦を行うよう指令を出した。対戦交渉が合意に至らなければ同年4月17日に入札が行われるとのこと[29]。

2015年4月4日、WBCはコバレフをWBCの2015年4月度の月間MVPに選出した[30][31]。4月10日、WBAはコバレフを2015年3月度の月間MVPに選出した[32][33]。

2015年4月14日、コバレフ側がアドニス・ステベンソン戦の入札を辞退すると発表した[34]。

2015年7月25日、マンダレイ・ベイ・イベント・センターでWBA世界ライトヘビー級2位でIBF世界ライトヘビー級1位のナジブ・モハメディと対戦し、3回2分38秒KO勝ちを収めWBA・IBF王座は2度目、WBO王座は6度目の防衛に成功した[35][36]。

2015年8月10日、WBOはコバレフをWBOの2015年8月度の月間MVPに選出した[37][38]。8月12日、WBAはコバレフをWBAの2015年7月度の月間優秀選手賞に選出した[39][40]。

2015年11月、WBCの年次総会でWBC世界ライトヘビー級王者アドニス・ステベンソンと指名試合を行うよう指令が出された[41]。

2016年1月30日、カナダのモントリオールのベル・センターでWBO世界ライトヘビー級3位で元WBC世界ライトヘビー級王者のジャン・パスカルと再戦し、4回と5回にストップ寸前まで追い詰め、十分に痛めつけて7回終了時棄権によるTKO勝ちを収めWBA・IBF王座は3度目、WBO王座は7度目の防衛に成功した[42]。当初は2015年11月28日モスクワで対戦する予定だった。試合後にリングに上がってきたアドニス・ステベンソンに向かって中指を立て「俺と試合をしろ"チキン"ソン」と発言。それに続き鶏の鳴き声を真似て挑発しあわや一触即発状態になった[43]。

2016年2月1日、WBOはコバレフをWBOの2016年2月度の月間MVPに選出した[44][45]。2月15日、WBAはコバレフをWBAの2016年1月度の月間MVPに選出した[46][47]。

2016年7月11日、エカテリンブルクのDIVSでWBA世界ライトヘビー級12位でWBO世界ライトヘビー級11位で元IBO世界スーパーミドル級王者のアイザック・チレンバと対戦し、12回3-0（117-110、116-111、118-109）の判定勝ちを収めWBA・IBF王座は4度目、WBO王座は8度目の防衛に成功した[48][49][50]。HBOがロシアから録画中継し、異例となるワールドチャンピオンシップボクシングの月曜日放送を行った[51]。

2016年7月20日、WBAはWBAスーパー・IBF・WBO世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフとWBA世界ライトヘビー級正規王者のユルゲン・ブリーマーに対し王座統一戦に関する対戦交渉を同日から開始し、同年8月19日までの30日以内に対戦交渉で合意するよう指令を出した。合意に至らなければ入札になるとのこと[52][53]。

2016年8月11日、WBAは最新ランキングを発表し、WBAの2016年7月度の月間優秀選手賞に選出した[54][55]。

2016年11月19日、T-モバイル・アリーナでWBA世界ライトヘビー級2位でIBF世界ライトヘビー級1位でWBO世界ライトヘビー級1位で元WBAスーパー・WBC世界スーパーミドル級王者のアンドレ・ウォードと対戦し、プロ初黒星となる12回0-3（3者共113-114）の判定負けを喫しWBA・IBF王座の5度目、WBO王座の9度目の防衛に失敗、王座から陥落した[56][57][58]。

→詳細は「セルゲイ・コバレフ 対 アンドレ・ウォード戦」を参照

2017年6月17日、マンダレイ・ベイ・イベント・センターでWBAスーパー・IBF・WBO世界ライトヘビー級王者のアンドレ・ウォードと対戦し、8回2分29秒TKO負けを喫しWBAスーパー王座、IBF王座並びにWBO王座への返り咲きに失敗した[59][60][61][62]。

2017年11月25日、マディソン・スクエア・ガーデン・シアターでアンドレ・ウォードの引退に伴いWBO世界ライトヘビー級10位のビャチェスラフ・シャブランスキーとWBO世界ライトヘビー級王座決定戦を行い、2回2分36秒TKO勝ちを収め王座返り咲き、IBA王座とEBP（ユーラシアボクシング会議）王座を獲得した[63][64]。

2018年3月3日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン・シアターでIBO世界ライトヘビー級王者でWBO世界ライトヘビー級4位のイゴール・ミカルキンと対戦し、7回2分25秒TKO勝ちを収めWBO王座とEBP王座の初防衛に成功した[65][66]。

2018年8月4日、アトランティックシティのハード・ロック・ホテル＆カジノ・アトランティックシティ内エテズス・アリーナにて、WBO世界ライトヘビー級8位のエレイデル・アルバレスと対戦し[67]、7回KO負けで王座防衛に失敗、王座から陥落した。

2019年1月20日、前年の2018年6月9日にカリフォルニア州ビッグ・ベアー・レイクで、性的行為を迫るも拒否されたことに怒って女性の顔面を殴り、鼻骨骨折や頸椎椎間板ヘルニアなどの大怪我を負わせた上、加えて女性の飼い犬を蹴飛ばしたとして、逮捕・起訴されていたことが発覚した。コバレフは無罪を主張していた[68][69]。

2019年2月2日、テキサス州フリスコのザ・フォードセンター・アット・ザ・スターでWBO世界ライトヘビー級王者のエレイデル・アルバレスとダイレクトリマッチで対戦し、12回判定勝ちを収め、王座獲得に成功した。

2019年7月29日、7月15日にフロリダ州のフォートローダーデール・ハリウッド国際空港で、コバレフが隣りに座っていた女性乗客の手を掴んで無理やりキスをしてから金を投げつけたとして、その女性客が搭乗員に泣いて訴えたため、コバレフは搭乗を拒否され飛行機から降ろされていたことが発覚した。またコバレフは他の乗客たちとも激しい口論をしていたとされている[70][71]。

2019年8月24日、ロシア・チェリャビンスクのトラクター・スポーツ・パレスで指名挑戦者1位のアンソニー・ヤードと対戦し、11回TKO勝ち。

2019年11月2日、MGMグランド・ガーデン・アリーナで3階級制覇王者サウル・アルバレスと対戦。試合当日朝の時点の体重がライトヘビー級の規定体重の79.3キロから4.53キロ以内の増量制限の契約を交わしており、その契約体重はクリアしたものの[72]、11回TKO負けを喫し王座から陥落した[73][74]。

→詳細は「サウル・アルバレス 対 セルゲイ・コバレフ戦」を参照

2020年1月、性的行為を迫るも拒否されたことに怒ったコバレフから暴行を受け重症を負ったと訴えていた女性が、コバレフは和解金として65万ドルを支払うと同意したのにもかかわらず、前年の10月に25万ドルを送金してきた以降は支払いが止まっていると主張して、頸椎椎間板にプレートを埋め込む手術を受けた証拠となるレントゲン写真や手術痕の写真などを公開し、再度コバレフを契約違反で民事訴訟で提訴する予定であると告発を行った[75][76]。

2020年2月24日、ロサンゼルスで午前2時頃に飲酒運転で逮捕された[77]。

2020年4月25日、サリバン・バレラと試合が決定していたが新型コロナウイルスの影響で試合延期になった[78]。

2020年10月3日、最終的にコバレフが女性への暴行を認めたことで司法取引により減刑され、執行猶予3年の有罪判決が下された。これで刑事事件は終了したものの、被害者女性が起こした、和解金65万ドルの未払い民事訴訟は続行される [79][80]。

2021年1月14日、ボランティア・アンチ・ドーピング機構（VADA）が2020年12月30日にラスベガスでコバレフに行ったドーピング検査で合成テストステロンの陽性反応が出たことが発表され[81]、その後1月7日にカリフォルニア州オックスナードで行われていたドーピング検査の結果でも同じ合成テストステロンの陽性反応が出て、ドーピング検査で禁止薬物の陽性反応が2回にわたって出ことで、1月30日にカリフォルニア州で対戦予定だったベクテミル・メリクジエフとの試合が中止になった[82][83]。

2022年5月14日、アルバレス戦でのKO負けから約2年6カ月ぶりに試合を行い、カリフォルニア州イングルウッドのキア・フォーラムでテルベル・プレフと対戦し、10回3-0（98-92、98-92、97-93）の判定勝ちを収めた。

2024年5月18日、サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで行われたタイソン・フューリー 対 オレクサンドル・ウシク戦の前座で2年ぶりの試合をロビン・サファルと行うも、試合終了間際にサファルにダウンを奪われたこともあり10回0-3（92-97、90-99、94-95）の判定負けを喫した。

戦績

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  • アマチュアボクシング：215戦 193勝 22敗
  • プロボクシング：41戦 35勝 (29KO) 5敗 1分
戦 日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2009年7月5日 ☆ 1R 0:55 TKO ダニエル・チャベス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 プロデビュー戦
2 2009年8月8日 ☆ 1R 2:06 TKO ダリル・ジョンソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
3 2009年8月29日 ☆ 1R終了 TKO マイケル・バースマーク アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
4 2009年9月12日 ☆ 1R終了 TKO アヨデジ・ファディ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
5 2009年10月10日 ☆ 2R 1:07 TKO ミッキー・スタックハウス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
6 2010年3月6日 ☆ 2R 2:23 KO フランソワ・アンバング アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
7 2010年3月19日 ☆ 1R 2:15 TKO ネイサン・ベッドウェル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
8 2010年6月19日 ☆ 2R 1:24 TKO ハーレー・キルフィアン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
9 2010年9月11日 ☆ 1R 1:58 KO キア・ダニエルズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
10 2010年10月9日 ☆ 8R 判定2-1 ダーネル・ブーン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
11 2010年11月19日 ☆ 2R 1:16 TKO ダラス・バーガス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
12 2010年12月15日 ☆ 6R 判定3-0 カレン・アヴェティスヤン ロシアの旗 ロシア
13 2011年3月12日 ☆ 2R 1:53 TKO ウィリアム・ジョンソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
14 2011年4月1日 ☆ 2R 1:16 KO ジュリアス・フォーグル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
15 2011年5月6日 ☆ 3R 1:54 KO テランス・ウッズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
16 2011年7月29日 ☆ 2R 2:39 KO ダグラス・オティエノ・オコラ  ケニア NABA北米ライトヘビー級王座決定戦
17 2011年8月27日 △ 2R 1:31 負傷 グローヴァー・ヤング アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
18 2011年12月5日 ☆ 7R 0:47 TKO ローマン・シマコフ ロシアの旗 ロシア ABCOライトヘビー級タイトルマッチ
19 2012年6月1日 ☆ 2R 1:32 TKO ダーネル・ブーン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
20 2012年9月21日 ☆ 3R 0:14 TKO ライオネル・トンプソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
21 2013年1月19日 ☆ 3R 1:30 TKO ガブリエル・カンピージョ スペインの旗 スペイン
22 2013年6月14日 ☆ 3R 1:42 TKO コーネリアス・ホワイト アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
23 2013年8月17日 ☆ 4R 0:29 TKO ネイサン・クレバリー イギリスの旗 イギリス WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ
24 2013年11月30日 ☆ 2R 0:52 KO イスマエル・シラク  ウクライナ WBO防衛1
25 2014年3月29日 ☆ 7R 0:58 KO セドリック・アグニュー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBO防衛2
26 2014年8月2日 ☆ 2R 1:47 TKO ブレイク・キャパレロ オーストラリアの旗 オーストラリア WBO防衛3
27 2014年11月8日 ☆ 12R 判定3-0 バーナード・ホプキンス アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBA・IBF・WBO世界ライトヘビー級王座統一戦
WBA・IBF獲得・WBO防衛4
28 2015年3月14日 ☆ 8R 1:03 TKO ジャン・パスカル カナダの旗 カナダ WBA防衛1・IBF防衛1・WBO防衛5
WBCダイヤモンド王座獲得
29 2015年7月25日 ☆ 3R 2:38 KO ナジブ・モハメディ フランスの旗 フランス WBA防衛2・IBF防衛2・WBO防衛6
30 2016年1月30日 ☆ 7R終了 TKO ジャン・パスカル カナダの旗 カナダ WBA防衛3・IBF防衛3・WBO防衛7
31 2016年7月11日 ☆ 12R 判定3-0 アイザック・チレンバ マラウイの旗 マラウイ WBA防衛4・IBF防衛4・WBO防衛8
32 2016年11月19日 ★ 12R 判定0-3 アンドレ・ウォード アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBA・IBF・WBO陥落
33 2017年6月17日 ★ 8R 2:29 TKO アンドレ・ウォード アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBA・IBF・WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ
34 2017年11月25日 ☆ 2R 2:36 TKO ビャチェスラフ・シャブランスキー  ウクライナ WBO世界ライトヘビー級王座決定戦
IBA・EBP獲得
35 2018年3月3日 ☆ 7R 2:25 TKO イゴール・ミカルキン ロシアの旗 ロシア WBO防衛1
36 2018年8月4日 ★ 7R 2:45 KO エレイデル・アルバレス  コロンビア WBO陥落
37 2019年2月2日 ☆ 12R 判定3-0 エレイデル・アルバレス  コロンビア WBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ
38 2019年8月24日 ☆ 11R 2:04 TKO アンソニー・ヤード イギリスの旗 イギリス WBO防衛1
39 2019年11月2日 ★ 11R 2:15 TKO サウル・アルバレス メキシコの旗 メキシコ WBO陥落
40 2022年5月14日 ☆ 10R 判定3-0 テルベル・プレフ  ブルガリア
41 2024年5月18日 ★ 10R 判定0-3 ロビン・サファル  スウェーデン クルーザー級10回戦
テンプレート

獲得タイトル

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  • NABA北米ライトヘビー級王座
  • ABCOライトヘビー級王座
  • WBO世界ライトヘビー級王座（防衛8）
  • WBA世界ライトヘビー級スーパー王座（防衛4）
  • IBF世界ライトヘビー級王座（防衛4）
  • WBC世界ライトヘビー級ダイヤモンド王座
  • WBO世界ライトヘビー級王座（2期目:防衛1）
  • WBO世界ライトヘビー級王座（3期目:防衛1）
  • IBA世界ライトヘビー級王座
  • EBP（ユーラシアボクシング会議）ライトヘビー級王座

表彰

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  • 2014年度リングマガジン ファイター・オブ・ザ・イヤー
  • WBO 2014年度年間MVP
  • WBO 2014年8月度月間MVP
  • WBA 2014年10月度月間MVP
  • WBO 2014年11月度月間MVP
  • WBC 2015年4月度月間MVP
  • WBA 2015年3月度月間MVP
  • WBA 2015年7月度月間優秀選手賞
  • WBO 2015年8月度月間MVP
  • WBA 2016年1月度月間MVP
  • WBO 2016年2月度月間MVP
  • WBA 2016年7月度月間優秀選手賞

脚注

[編集]
  1. ^ a b Kovalev Went From $5K Purse to $1Million-Plus In 2 Years Boxing Scene.com 2014年11月6日
  2. ^ Manager: Sergey Kovalev ‘is not a racist’ Ring.com 2015年1月3日
  3. ^ Kovalev/Stevenson – Sergey’s Racist Picture? Boxing247.com 2015年4月22日
  4. ^ Prospect Watch: Light Heavy Sergey Kovalev Boxing Scene.com 2010年12月1日
  5. ^ Codrington, Blocus crush foes Fightnews.com 2010年10月12日
  6. ^ Russian boxer dies after bout loss RT 2011年12月8日
  7. ^ ロシアでリング禍　L・ヘビー級ランカーが死去 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年12月11日
  8. ^ Rosado, Cruz victorious Fightnews.com 2012年6月1日
  9. ^ コバレフ、カンピーリョを3回TKO ボクシングニュース「Box-on!」 2013年1月21日
  10. ^ コバレフまた爆発　IBF1位決定戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年6月15日
  11. ^ コバレフ、クレバーリーを撃沈　WBO･L･ヘビー級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年8月19日
  12. ^ コバレフ、2回でシラク轟沈 Boxing News（ボクシングニュース） 2013年12月1日
  13. ^ コバレフ7回KO勝ち　WBO･L･ヘビー級戦 Boxing News（ボクシングニュース） 2014年3月30日
  14. ^ コバレフがキャパレロを2回TKO、ホプキンス戦へ Boxing News（ボクシングニュース） 2014年8月3日
  15. ^ WBO最新ランク　コバレフMVP、亀田興毅ら圏外へ Boxing News（ボクシングニュース） 2014年8月21日
  16. ^ WBO年次総会、年間最優秀ボクサーにコバレフ選出 Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月2日
  17. ^ コバレフ大差勝ちで3団体統一、ホプキンス敗れる Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月9日
  18. ^ Kovalev just wants to buy a house Fightnews.com 2014年12月2日
  19. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2014年11月12日
  20. ^ Sergey Kovalev is the WBA boxer of the month WBA公式サイト 2014年11月13日
  21. ^ 清田祐三が12.9初防衛戦、WBA月間MVPはコバレフ Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月14日
  22. ^ WBO Ranking Nov. 2014 WBO公式サイト 2014年11月15日
  23. ^ 高山勝成1位、大平剛2位　WBO最新ランキング Boxing News（ボクシングニュース） 2014年11月18日
  24. ^ Sergey Kovalev granted exception ESPN.com 2014年12月13日
  25. ^ 統一王者コバレフ、パスカルに8回TKO勝ち Boxing News（ボクシングニュース） 2015年3月15日
  26. ^ a b Sergey Kovalev stops Jean Pascal ESPN.com 2015年3月15日
  27. ^ WBCがコバレフにダイヤモンドベルト、紛らわしい？ Boxing News（ボクシングニュース） 2015年3月16日
  28. ^ WBO Prez Slams WBC For Kovalev's 'Diamond' Belt Boxing Scene.com 2015年3月19日
  29. ^ Timing is everything on Stevenson-Kovalev ESPN.com 2015年3月27日
  30. ^ RATINGS WBC公式サイト 2015年4月4日
  31. ^ WBCランキング、荒川仁人がワタナベジムに移籍 Boxing News（ボクシングニュース） 2015年4月5日
  32. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年4月10日
  33. ^ Sergey Kovalev, WBA Boxer of the Month WBA公式サイト 2015年4月10日
  34. ^ Sergey Kovalev bails on Adonis Stevenson's purse bid order ESPN.com 2015年4月14日
  35. ^ Kovalev Manhandles Mohammedi WBA公式サイト 2015年7月26日
  36. ^ コバレフが圧巻の3回KO勝ち、3団体L･ヘビー級戦 Boxing News（ボクシングニュース） 2015年7月26日
  37. ^ WBO RABKING AUGUST 2015 WBO公式サイト 2015年8月10日
  38. ^ WBOランキング、山本隆寛らがランク入り Boxing News（ボクシングニュース） 2015年8月15日
  39. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年8月12日
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関連項目

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外部リンク

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前王者
ネイサン・クレバリー 		WBO世界ライトヘビー級王者

2013年8月17日 - 2016年11月19日

次王者
アンドレ・ウォード
前スーパー王者
バーナード・ホプキンス 		WBA世界ライトヘビー級スーパー王者
2014年11月8日 - 2016年11月19日
 次スーパー王者
アンドレ・ウォード
前王者
バーナード・ホプキンス 		IBF世界ライトヘビー級王者

2014年11月8日 - 2016年11月19日

次王者
アンドレ・ウォード
空位
前タイトル保持者
アンドレ・ウォード 		WBO世界ライトヘビー級王者

2017年11月25日 - 2018年8月4日

次王者
エレイデル・アルバレス
前王者
エレイデル・アルバレス 		WBO世界ライトヘビー級王者

2019年2月2日 - 2019年11月2日

次王者
サウル・アルバレス
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