「けものフレンズ (アニメ)」の版間の差分
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オタク評論家の[[岡田斗司夫]]はTwitter上で視聴を多く要望・依頼されたために鑑賞するとした上で、第1話を視聴しながら内容がつまらなく不快に感じている旨の返信をし、視聴後には「面白くなかったので、2話以降は見ません」と発言したものの、その後第2話も視聴していると明かしている<ref>{{Cite web|url=http://getnews.jp/archives/1638920|title=岡田斗司夫さんが「『けものフレンズ』これから観てみる」とツイートその結果……|publisher=ガジェット通信|accessdate=2017-02-26|date=2017-02-24|author=Taka}}</ref>。後にブログ記事にて第7話まで見て「『ジャパリパーク』は人間に見捨てられた地ではないか」「まるで“アニメが終わったあとの世界”を見てる感じ」「物語の舞台は“遺跡”」との考察を述べた<ref>{{Cite web|url=http://blogos.com/article/212196/|title=『けものフレンズ』を岡田斗司夫がSFファン目線で分析|publisher=BLOGOS ニコニコニュース|accessdate=2017-03-01|date=2017-03-01|author=岡田斗司夫 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170302030242/http://blogos.com/article/212196/ |archivedate=2017-03-02}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://originalnews.nico/13695|title=『けものフレンズ』を岡田斗司夫がSFファン目線で分析。「人間が滅びたんじゃなくて、人間に見捨てられたんじゃないかな」|publisher=ニコニコニュース オリジナル|accessdate=2017-03-31|date=2017-03-01}}</ref>。 |
オタク評論家の[[岡田斗司夫]]はTwitter上で視聴を多く要望・依頼されたために鑑賞するとした上で、第1話を視聴しながら内容がつまらなく不快に感じている旨の返信をし、視聴後には「面白くなかったので、2話以降は見ません」と発言したものの、その後第2話も視聴していると明かしている<ref>{{Cite web|url=http://getnews.jp/archives/1638920|title=岡田斗司夫さんが「『けものフレンズ』これから観てみる」とツイートその結果……|publisher=ガジェット通信|accessdate=2017-02-26|date=2017-02-24|author=Taka}}</ref>。後にブログ記事にて第7話まで見て「『ジャパリパーク』は人間に見捨てられた地ではないか」「まるで“アニメが終わったあとの世界”を見てる感じ」「物語の舞台は“遺跡”」との考察を述べた<ref>{{Cite web|url=http://blogos.com/article/212196/|title=『けものフレンズ』を岡田斗司夫がSFファン目線で分析|publisher=BLOGOS ニコニコニュース|accessdate=2017-03-01|date=2017-03-01|author=岡田斗司夫 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170302030242/http://blogos.com/article/212196/ |archivedate=2017-03-02}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://originalnews.nico/13695|title=『けものフレンズ』を岡田斗司夫がSFファン目線で分析。「人間が滅びたんじゃなくて、人間に見捨てられたんじゃないかな」|publisher=ニコニコニュース オリジナル|accessdate=2017-03-31|date=2017-03-01}}</ref>。 |
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評論家の[[荻上チキ]]は[[TBSラジオ]]にて2017年4月14日放送の[[荻上チキ・Session-22]]のオープニングトークにおいて、「全話見たけども、すごく良かった」「ちゃんと動物について調べていて動物愛が感じられる」「違う者同士が尊重しあっている」「オープニングの『けものはいても、のけものはいない』という歌詞に世界観が描かれている」と本作品を非常に好感的に評価した<ref>{{cite episode |title=「けものはいても、のけものはいない」荻上チキが語る『けものフレンズ』の魅力 |series=荻上チキ・Session-22 |serieslink=荻上チキ・Session-22 |credits=[[荻上チキ]] |network=[[TBSラジオ]] |airdate=2017-04-14 |minutes=放送開始7分20秒後~11分30秒後 |url=http://www.tbsradio.jp/138418 |accessdate=2017-04-23 }}</ref>。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2017年4月22日 (土) 17:24時点における版
けものフレンズ | |
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ジャンル | 動物、擬人化 |
アニメ | |
原作 | けものフレンズプロジェクト |
監督 | たつき |
シリーズ構成 | 田辺茂範 |
脚本 | 田辺茂範 |
キャラクターデザイン | 吉崎観音(コンセプトデザイン) |
音楽 | 立山秋航 |
アニメーション制作 | ヤオヨロズ |
製作 | けものフレンズプロジェクトA |
放送局 | テレビ東京他 |
放送期間 | 2017年1月 - 2017年3月 |
話数 | 全12話 |
かばん サーバル ラッキービースト フェネック アライグマ |
内田彩 尾崎由香 ミライ 本宮佳奈 小野早稀 他 |
ラジオ:けものフレンズRADIO!! | |
放送期間 | 2016年11月21日 - |
放送局 | HiBiKi Radio Station |
放送時間 | 毎週月曜日、2017年2月13日から隔週月曜日 |
放送形式 | ストリーミング |
パーソナリティ | 尾崎由香、本宮佳奈、小野早稀 |
テンプレート - ノート |
『けものフレンズ』は、けものフレンズプロジェクトによる『けものフレンズ』を原作とするテレビアニメ作品。
作品解説
2017年1月より3月までテレビ東京ほかで放送された[1]。3DCGアニメーション作品として制作される。キャラクターは3Dで、背景は手書きで制作されている[2]。アニメーション制作は『てさぐれ!部活ものシリーズ』で知られるヤオヨロズが担当。
ストーリーはアニメ版オリジナルのものとなっており、キャスティングもゲーム版からほぼ一新されている。
アイキャッチでは、登場する動物の蘊蓄を動物園の飼育員の人たちが教えてくれる解説コーナーが2回(第1話のみ1回、最終話は無し)入る。
3月13日には4月1日から開始された『あにてれ』の有料コンテンツとして、オリジナルコンテンツの配信が決定した[3]。これとは別に最終回放送後の3月29日に、新作映像の制作が決定した[4]。さらに、新プロジェクトも企画されることが発表された。また、最終話放送の翌週・4月5日の同時間帯にはニコニコ動画[5]、YouTubeで、たつき監督による自主制作の短編、12.1話「ばすてき」が配信されている[6]。
ストーリー
- 第1話「さばんなちほー」
- 「ジャパリパーク」の「さばんなちほー」に暮らすサーバルは、ある日彼女の縄張りに現れた迷子と出会う。しかし迷子が記憶もなく自分が何者かも判らない状態であることから、迷子の持ち物からかばんと名付ける。「じゃぱりとしょかん」に行けば、何の動物が元になったフレンズか判るかもしれないとサーバルに言われたかばんは、自分の正体を知るべく図書館を目指すが、次のちほーとのゲートでアードウルフ(声 - 照井春佳)の悲鳴を聞き、フレンズの天敵ともいうべきセルリアンの大型に遭遇し苦戦する。しかし、サーバルとかばんとふたりの道行きを心配して後を追ってきたカバとの連携によりセルリアンを倒す。サーバルはゲートまでの案内のつもりだったが、がばんの旅に同行することなり、さばんなちほーを抜けたところで、ふたりはラッキービースト(ボス)と出会い、語りかけられる。一方、アライグマとフェネックは、アライグマの帽子を盗んだ者を追跡し、これから先、かばんとサーバルのあとを辿ることになる。
- 第2話「じゃんぐるちほー」
- サーバルは、ラッキービーストが話すのを見るのは初めてなので仰天する。その後もラッキービーストは、かばんのみに話しかけ、かばんが眠ると話すのをやめてしまうのだった。翌日、ラッキービーストから、図書館は「しんりんちほー」にあること、広いジャパリパーク内を移動するには「ジャパリバス」が便利だと教わり、じゃんぐるちほーでバスを探す。じゃんぐるちほーでは、フォッサ(声 - 七海映子)・ インドゾウ(声 - 幸野ゆりあ)・アクシスジカ(声 - 早乃香織)・オセロット・マレーバク・キングコブラ(声 - 小野早稀)・ミナミコアリクイ(声 - 本宮佳奈)・クジャク(声 - すみさなえ[7])・タスマニアデビル(声 - 佐々木未来)・エリマキトカゲ(声 - 青地希望[7])・オカピ(声 - 根本流風)らと出会い、コツメカワウソやジャガーの協力のもあり、何とかバスを見つけたものの、稼働させるための電池がなくなっており充電しないと移動できないことがわかる。ラッキービーストに「ジャパリカフェ」の屋上で充電できると言われて一行は「こうざん」に向かう。
- 第3話「こうざん」
- 山頂へ行くロープウェイがなくなっていたため、サーバルは自力で山を登り、かばんは休憩中に出会ったトキに抱えられ飛んで山頂に連れて行ってもらい、アルパカ・スリが営業しているジャパリカフェにたどり着く。屋上にある太陽光発電装置で充電させてもらっている間に、かばんはカフェに客が来ないと嘆くアルパカの集客のための労を取る。無事に充電をすませたことで、一行はジャパリバスで移動できるようになる。
- 第4話「さばくちほー」
- ふたりは砂嵐で出会ったスナネコにねぐらとしている洞窟へと案内された後、洞窟のさらに奥にある「遺跡(地下迷宮)」へと行き着き、遺跡調査中だというツチノコと出会う。地下迷宮を脱出した後、ツチノコはラッキービーストがかばんに話しかけるのを見て、かばんの正体に感づく。
- 第5話「こはん」
- 「こはん」では、サーバルが運転するジャパリバスを、切り出されていた木材にぶつけ倒してしまったことで知り合ったアメリカビーバーとオグロプレーリードッグがログハウスを作るのを一行が手伝うことになる。かばんは、計画性はあるが心配性のビーバーが模型作りと指示に専念し、行動力はあるが行き当たりばったりのプレーリーが建築を実行するという適材適所の協力案を出し、ログハウス作りを成功させる。
- 第6話「へいげん」
- 「へいげん」に入った一行は、ライオンとヘラジカの縄張り争い中であったことから、不審者としてライオン陣営の城に連行されてしまう。連勝中のライオンに、実は争いたくないという真意を聞いたかばんは、次戦のために怪我をする者がでない安全なルールを定める知恵を授ける。戦いが終わった後、かばんはヘラジカ陣営のハシビロコウから「ヒト」ではないかと指摘される。
- 第7話「じゃぱりとしょかん」
- しんりんちほーにやって来たかばんたちは、クイズの森において看板に書かれた設問を読み、図書館にたどり着く。アフリカオオコノハズク(博士)とワシミミズク(助手)に、かばんの正体を教える条件として「料理」を要求され、かばんは用意されていた食材と識字力を駆使して、図書館の本に載っていたレシピの中からカレーを作り上げる。要求を充たしたかばんは、「博士」からヒトと断定され、少なくとも「博士」たちが知っているところにはヒトは絶滅してもういないこと、ヒトを探すにはヒトに適したちほーに行くのがよいことを教えられる。料理の特典として、ペンギンフレンズの人気アイドルユニット「PPP(ペパプ)」ライブのプラチナチケットをもらったため、一行は「みずべちほー」に向かう。
- 第8話「ぺぱぷらいぶ」
- ライブ会場に着くと、たくさんのファンであるフレンズが集まっていた。かばんとサーバルは会場の樹の上で知り合ったマーゲイがPPPの大ファンであったため、一緒にプラチナチケットの特典である楽屋見学に行きPPPのメンバーに会う。ライブの成功後、PPPのメンバーにヒトを最後に見たのは港だと聞き、港に向かう。
- 第9話「ゆきやまちほー」
- 雪山を登って温泉の源泉を見に行く道中、発生した吹雪により一行は遭難しかけるが、かばんがラッキービーストが雪山解説の際に言っていたかまくらを作るのを思いつき、その中に避難する。吹雪をやり過ごしている間にかまくらにやってきたギンギツネとキタキツネに、ふたりが温泉宿に住んでおり、調子の悪くなっていた装置を直すために源泉に行く途中であることを聞いた一行は、ふたりと同行することにする。装置は修復できたものの、地鳴りとともに多量のセルリアンが襲来し一行は危機に陥る。かばんの発案で大きなたらいと木の板でソリを作って難を逃れ、無事に温泉宿に着いたかばんとサーバルは温泉を楽しむ。
- 第10話「ろっじ」
- 海辺に向かう途中で一泊することにした一行は、アリツカゲラの切り盛りするロッジ「アリツカ」に泊まるが、ロッジで騒ぎが起きる。アリツカゲラを皮切りに宿泊しているタイリクオオカミやアミメキリンも不審な白い影を目撃し、ついにかばんとサーバルもその影を見てしまう。幽霊やフレンズ型のセルリアンなどその正体が取り沙汰される中、かばんはラッキービーストがこれまでも時々投写再生してきたミライの記録映像が影の正体だと思い至り、怪事件を解決する。しかし検証のための確認作業ではミライだけでなく、サーバルのフレンズまでが投写される。それはかばんと旅してきたサーバルとは別のフレンズであった。
- 事件解決後にロッジを出発し、港に着くが、そこにヒトは見当たらない。かばんは船に乗り込むと、パークの外にヒトを探しに行ってみたいと思い、海の向こうを目指すことを決意する。
- 第11話「せるりあん」
- そのとき、大きな音が響き渡り、セルリアンを退治するハンターであるキンシコウ・ヒグマ・リカオンのフレンズに出会ったかばんたちは、巨大な黒いセルリアンがうろついていることを知る。山の噴火が活発化すると、ラッキービーストは自らが「パークガイドロボット」であることを明かし、かばんを「お客様」として扱って「ひのでこう」に避難するよう指示するが、かばんはそれを拒み、黒いセルリアンの襲撃にパークの危機を心配し、ミライの記録映像から黒いセルリアンを退治するための情報を得たかばんに、ラッキービーストは「暫定パークガイド」としての権限を付与する。かばん一行に追いついたアライグマたちの協力で、黒いセルリアンの活動にとって重要と推測されている火口から噴出するサンドスター・ロウを、埋まっていた「四神」のフィルターで封じ込めることに成功するが、海へと誘導する作戦中にサーバルが黒いセルリアンに飲み込まれる。決死の行動でかばんはサーバルを救出することには成功したものの、自身が食べられてしまうのだった。
- 第12話「ゆうえんち」
- 意識を取り戻したサーバルは、かばんを助けるために黒いセルリアンに挑もうとするが、ヒグマに止められる。しかしラッキービーストの提案により、サーバルとヒグマがセルリアンに挑み、ラッキービーストが他のラッキービーストに通信し、これまでの旅で出会ったフレンズたちが集結する。フレンズの助けを借りてかばんを救出するが、既にフレンズ化が解けて動物に戻りつつあった。しかしフレンズが「動物がヒト化したもの」であるため、ヒトのフレンズであるかばんは記憶を保ったままヒトの姿に戻り、サーバルらと再会を喜び合う。一方、黒いセルリアンはラッキービーストによって動かされる燃える船に誘い込まれ、海に浸かったことで溶岩になって消滅するが、ラッキービーストも船とともに海に沈没してしまう。かばんがフレンズたちとラッキービーストを探すと、今までのように会話のできる部品を見つけることができたのだった。
- 黒いセルリアンを倒して1ヶ月後、ゆうえんちにて「無事セルリアンを倒せた&かばん何の動物か分かっておめでとうの会」が開かれる。そこでフレンズらが海上を走れるように改造したジャパリバスをかばんに贈る。そしてかばんは海に旅立ち、キョウシュウを後にしてゴコクエリアに向かうと、サーバルもまた追いかけてくる。そしてふたりがマイルカ(声 - 尾崎由香)のフレンズに声をかけられたところで物語は終幕する。
登場キャラクター
メインキャラクター
- かばん
- 声 - 内田彩
- アニメオリジナルキャラクター。ジャパリパークのさばんなちほーに現れたところを、サーバルに発見された迷子の女の子[8][9][注 1]。自分の名前や、自分がなんの動物なのか覚えていない。右側に羽根飾りを挿した帽子を被っている。大きなかばん(リュック)を背負っていたことから、サーバルに「かばん(ちゃん)」と名付けられた。サーバルや他のフレンズから、直近の噴火で発生したサンドスターにより生まれた「フレンズ」と思われている。一人称は「僕」。
- 自分が何の動物のフレンズが知るために、サーバルやラッキービーストと共にジャパリ図書館に向かい、道中ではフレンズの力を借りつつ、アイデアや工夫で困難を切り抜ける。
- 他のフレンズに比べて身体能力は低いものの、セルリアンの注意を引きつけるために地図(パンフレット)で紙飛行機を折ったり、橋の残骸とつるを利用して簡易的な浮き橋にするなど知恵が回り、機転が利く。また、聴覚が発達したサーバルや機械であるラッキービーストが耐えられないトキの歌(怪音波)を平然と聴くことができる。他のフレンズたちと違い、火を恐れずに扱うことができる。サーバルから木登りを習い、次第に上達していく。
- 第12話にて、ミライの帽子に付着した体毛にサンドスターが当たって生まれたヒトのフレンズであることが判明する。
- サーバル(Serval Cat)
- 声 - 尾崎由香
- ネコ目ネコ科ネコ属。
- 迷子になっていたかばんと最初に出会い、以降行動を共にする。明るく前向きな性格で、初めて知ることや体験することに「すごーい!」「たのしー!」と良く発し[11]、総じてポジティブな視点を持つ。
- 鋭いツメを持ち、足が速く、聴覚と嗅覚に優れているが、おっちょこちょいな性格で全部台無しになっている。フォッサいわく「さばんなちほーのトラブルメーカー」。
- 爪による攻撃に、ジャパリバスのトラクターを持ち上げる腕力や高いジャンプ力を持つが、かばんと比べて持久力が無く息切れしやすい。狩りごっこが大好き。木登りが得意。夜行性だが、昼間も普通に行動している。身体はとても丈夫で、断崖から落ちたりジャパリバスに撥ねられたりしても無傷である。
- ラッキービースト
- 声 - ミライ
- フレンズたちより小型のパークガイドロボット。電子音(ロボ声)で話す。ボディは淡い青色をしており、頭部に耳のような突起と、後ろには尻尾がある。前面には目のような部位とレンズ状のパーツが付いており、胴体にはベルトを巻いている。腕や手に相当する部位はないが、耳の部分で物体を持つ描写がある。3本指の足を持ち、移動の際は独特のピコピコした足音が鳴る。
- サーバル、ジャガー、スナネコ、アライグマ、アメリカビーバーなどのフレンズからは「ボス」と呼ばれている。
- かばんに対してのみ言葉を発し、サーバルらフレンズとは一切会話をしない。かばんに対するサーバルの相づちやその逆に合わせた返答や案内を行うこともあり、全く反応しないわけではないが、かばんが眠っている場合では無言になる。そのため、ほとんどのフレンズたちはボスが喋れることを知らなかったが、ツチノコは、ボスがフレンズを相手にすると黙ることに対し「それが… 普通だ」と言っている。
- ジャパリパークの動物や植物、地理、機械など様々なことに詳しく、かばんたちが何か知らないものを見掛けると都度ガイドをしてくれる。しかし道がなくなっていたり事故が発生したり、アクシデントに陥ると警報音を鳴らし「アワワワワ、アワワワワ……」「検索中…… 検索中……」と言ってフリーズしてしまう。サンドスター・ロウが放出される緊急事態の場合はサイレンを発し耳のあたりが赤く光り、事務的な口調に変わる。
- 時折、かばんの被っている帽子や遺跡(アトラクション)に反応し、目を光らせて、普段の電子音ではない声で喋り始めることがある。これは内蔵されている録画再生機能によるもので、目からは記録された映像を投影することができる。ジャパリバスや船などの乗り物とリンクして半自動運転ができるほか、草刈りやパーク内の施設の整備も行っている。
- かばんたちを案内しているラッキービーストの他にも同じ見た目の個体がたくさんおり、ラッキービースト同士で通信ができる。「みずべちほー」のPPPのライブ会場では、集まっていたフレンズにジャパリまんを配布している別の個体がおり、ラッキービースト同士が出会うことは滅多にないため、かばんも実際に目撃するまでラッキービーストが複数存在していることに気付かなかった。浜辺にいた別の個体がかばんと出会った際、かばん一行の個体の初対面時と同じ応答を行っている。
- 生態系の維持が原則のためフレンズに干渉しないが、ヒトの緊急事態対応時のみ、フレンズへの干渉が許可され、サーバルの呼びかけに応じるようになる。
- 第11話までラッキービースト、及び後述のミライの声優は伏せられており、第12話のエンディングクレジットで初めて公表された。
- ミライ
- 声 - 内田彩
- ラッキービーストから時々聞こえる声の主。ラッキービーストから投写された映像によるとメガネをかけ、左右側面に羽根飾りを挿したサファリハットを被っている女性。セルリアンの調査をしており、映像の中では、もう一人のサーバルや、カラカルと会話している様子が流れる。
- パークの危機に悩み、四神やサンドスター・ロウ、黒いセルリアンについての詳細のメッセージを、メモ代わりにとしてのラッキービーストに残す。
- サーバル
- 声 - 野中藍
- ラッキービーストの映す映像の中で、ミライと共に映っていたサーバル。かばんと一緒に居るサーバルとうり二つだが、サーバルはラッキービーストが投写している内容のついては知らないと言い、同じ種類だが別のフレンズだろうと語っている。
- フェネック(Fennec)
- 声 - 本宮佳奈
- ネコ目イヌ科キツネ属。
- アライグマと行動を共にしている。せっかちなアライグマとは対照的に冷静でマイペースな性格。大きい耳が熱を逃がすため、さばくちほーの暑さにも平気である。アライさんがいつも突っ走るので、星や太陽の位置を覚え方角を把握している。
- アライグマ(Common raccoon)
- 声 - 小野早稀
- ネコ目アライグマ科アライグマ属。
- フェネックと共にかばんを追っている。フェネックからは「アライさん」と呼ばれる。自分が拾って持っていた「帽子」を盗んだ帽子泥棒を捕まえようと追っているが、フェネックからは多分勘違いと言われている。帽子泥棒の正体を知らないため、結果的に目的の帽子を被っているかばんのあとを追うことになる。追跡中に各地で耳にする「かばん」と「帽子泥棒」は別人だと思っており、「かばん」がトラブルを解決してフレンズを助けているという話を聞き、「かばんさん」と呼んで尊敬の念を抱く。第11話において、サンドスターの噴火口がある山頂でかばんを見つけて飛びかかるが、事情を察したフェネックに諭され、「帽子泥棒」が「かばん」と同一人物であり、かばんが帽子を盗んだわけではないと認めて謝る。
- 非常にせっかちで無鉄砲であり、他のフレンズの言うことをあまり聞かず、フェネック曰く「暴走」することがよくある。フレンズの中でもひときわ「天然」であり、「博士」と「助手」に馬鹿にされたりもしている。
- かばんの帽子に付いている青緑色の羽根飾りに似た赤い羽根を持っていて、かばんに会ったときに、かばんから一旦奪った帽子に挿し、帽子泥棒の誤解が解けたことにより、挿した羽根ごと帽子をかばんに返している。第12話でアライグマが帽子を失ったときの回想から、かばんのフレンズ化の実態が判明する。
- 山に埋設された「フレンズや『私たち(ラッキービーストから出る謎の声の主)』にとって、とても大事なもの」を探していたが、山頂でかばんたちと埋まっていた「四神」を見つける。
さばんなちほー生息
- カバ(Hippopotamus)
- 声 - 照井春佳
- クジラ偶蹄目[注 2]カバ科カバ属。
- 水場で水浴びをしている。水中に潜るが泳げない。お嬢様口調で話し、相手の姿が見えなくなるまで注意を言いきかせるほど世話好きで心配性。怪力の持ち主でもあり、大型のセルリアンの攻撃を素手で受け止める。
- ジャパリパークの「自力で生き抜く」という掟をかばんに指南するが、ゲートではセルリアンの攻撃からかばんを庇い、海に出るときには「本当につらいときには誰かを頼っていい」と言って見送っている。
じゃんぐるちほー生息
- コツメカワウソ(Small-clawed otter)
- 声 - 近藤玲奈
- ネコ目イタチ科ツメナシカワウソ属。
- 壊れた橋を滑り台として遊び場にしていた。手先が器用でお手玉ができ、さばくちほーとさばんなちほーを結ぶ橋を造る際は、泳いで柱に渡りロープを結びつける役を担当する。
- アニメの人気の中で流行語にもなった「たーのしー!」は、滑り台で遊んでいた時が作中での初出で、コツメカワウソの担当声優のアドリブである[12]。
- ジャガー(Jaguar)
- 声 - 津田美波
- ネコ目ネコ科ヒョウ属。
- ネコ科では珍しく泳げる。橋の残骸を舟にして渡しをしている。川を渡れず立ち往生していたかばんたちを「あんいんばし」まで送り届ける。さばくちほーとさばんなちほーを結ぶ橋を造る際は、泳げることを活かして柱と岸の間を往復してロープを運ぶ役を担当する。
こうざん周辺生息(ジャパリカフェ)
- トキ(Japanese crested ibis)
- 声 - 金田朋子
- ペリカン目トキ科トキ属。
- かばんとボスを山頂に連れて行ってくれた。よく歌を歌うものの音痴かつその声は「怪音波」。歌詞は仲間を探しているという内容になっている。
- 元々の動物は大型の鳥で、翼を開くと140cmにもなった。全身は白、翼の下の朱色がかった濃いピンク色が特徴。この美しい赤は
鴇色 ()とも呼ばれる。鳴き声はカラスに似た濁った声で、とてもうるさい。また鼻声っぽいとも言われ、それを題材にした昔話もあった。 - 悪声はフレンズの身体に慣れていなかったせいでもあり、かばんの腹式呼吸アドバイスとアルパカの喉に良いお茶により多少は改善する。
- 第12話では、かばんのために集結するフレンズたちの空中輸送を担当する。
- アルパカ・スリ(Alpaca suri)
- 声 - 藤井ゆきよ
- クジラ偶蹄目ラクダ科ビクーニャ属。
- 山頂の小屋でジャパリカフェを営業しており、無償でお茶などを提供している。カフェやお茶の入れ方については図書館で「博士」に教えてもらった。お茶のレパートリーはいくつかあるらしく、カフェの周囲の草むしりもしている。栃木弁[要出典]で話すが、これは担当声優のアドリブの演技である[12]。
- こうざんを通るフレンズが一休みできるようにとカフェを始めたが、自分は重い荷物を背負っても平気で山を登れるので、客がどうやって来るかまでは頭が回らず、カフェは開店休業状態だった。かばんたちがたどり着いたときには大いに喜んだが、飲みに来たわけではないことを知ると落胆して、つばを吐くなど一時的に素っ気ない態度を取ったものの、ジャパリバスの電池をカフェの太陽光発電で充電させてくれている。
- ショウジョウトキ(Scarlet ibis)
- 声 - 綾乃あゆ美
- コウノトリ目トキ科シロトキ属。
- かばんたちが草を抜いて作った上空から見えるカフェのマークとトキの歌声に引き寄せられてカフェにやって来る。
- 第12話では、ゆうえんちでトキとともにPPPとのコラボステージに出演する。
さばくちほー生息
- スナネコ(Sand cat)
- 声 - みゆはん
- ネコ目ネコ科ネコ属。
- 大きな砂嵐を見に行った際に飛ばされ、バスが砂にはまって動けなくなっていた所に空から降ってくる形で遭遇した。気になるものを見つけると夢中になってしまう反面、すぐに熱が冷め飽きっぽいが、体が熱しやすく冷めやすい特徴を持っているので、フレンズ化のときにその影響が出たらしいとボスが推測している。足の裏が長い毛で覆われていて、熱い砂の上でも平気で行動できる。穴掘りの名人でもある。洞窟エリアを住処としている。サーバルと面識はなかったが互いに噂で知っている。第12話では黒いセルリアン用の落とし穴をフェネックやプレーリーと共に掘る。
- ツチノコ(Tsuchinoko)
- 声 - 小林ゆう
- 未確認生物(分類不明)。
- 洞窟エリアの地下バイパスにある遺跡(地下迷宮)を調べている。人見知りで、物陰に隠れていると落ち着く。鼻が利き、赤外線が視えるが、理由についてツチノコは「ピット器官! …だとかで」と説明をやや濁している。一本歯下駄を履いている。「ジャパリコイン」のような珍しいものを見つけると我を忘れ、それについて熱く語ってしまう。ジャパリパークの事情をある程度知っており、ラッキービーストが話すのを見てかばんの正体に気づく。第12話では黒いセルリアンに弱点の海水を浴びせる作戦を指揮する。
こはん周辺生息
- アメリカビーバー(American beaver)
- 声 - 下地紫野
- ネズミ目ビーバー科ビーバー属。
- 語尾は「〜ッス(よ)」。一人称は「オレっち」。
- どこからか見つけたと思われる写真を基に湖でログハウスを作ろうとしていた。見ただけで写真の建物の構造やプレーリードッグの穴掘りの欠陥が理解できるなど高い建築知識を持つ反面、心配性で木材を取りに行ったり組み立てるのをためらっていたが、設計・指揮に専念することでプレーリーと息の合った行動ができるようになる。第12話では落とし穴を仕掛ける作戦を指揮する。
- オグロプレーリードッグ(Black-tailed prairie dog)
- 声 - 大空直美
- ネズミ目リス科プレーリードッグ属。
- 巣穴をつくる動物。主に見晴らしのいい草原地帯に生息している。語尾は「〜であります(よ)」。
- 森林で巣穴を掘っていたが自分でその穴にはまっていた。プレーリー式の挨拶はキス。あとさき考えない猪突猛進タイプ。しかし元々チームで巣穴を作るため飲み込みが早く、指示さえあればすぐに実行できる。考えなしに穴を掘るため中々成功しなかったが、ビーバーの指示通りに動くことで息の合った行動ができるようになる。
へいげん周辺生息
ライオン陣営
- ライオン(Lion)
- 声 - 本多真梨子
- ネコ目ネコ科ヒョウ属。
- へいげんにある城に住み、部下の前では戦国武将のごとく厳めしく振る舞っているが、実際は外でごろごろしているのが好きで温厚な性格。ネコ科なこともあり、オーロックスたちが去ってからはダラけて寝転がり、かばんたちとの会談中ずっと爪を砥いでいた。ヘラジカたちとへいげんの縄張り争いを繰り返しており、かばんたちが訪れた時点で51戦全勝。
- しかしあまりにも考えなしの真っ向勝負が過ぎるヘラジカたちとの戦いに飽きていたため、かばんたちにヘラジカの手助けをするよう仕向ける。
- 本気になった際のチャンバラではヘラジカと互角の戦いを演じ、そのまま52戦目は引き分けとなる。
- オーロックス(Aurochs)
- 声 - 原奈津子
- クジラ偶蹄目ウシ科ウシ属。
- ヘラジカたちとの合戦に備えピリピリしていたこともあり、へいげんの縄張りにやって来たかばんたちを怪しい奴として捕らえ、アラビアオリックスと共に大将のライオンのところに連れて行った。方向音痴。戦いではとにかくパワーが凄い。
- アラビアオリックス(Arabian oryx)
- 声 - 井上富美子
- クジラ偶蹄目ウシ科オリックス属。
- オーロックスと共に、かばんたちをライオンのところに連れて行った。戦いでは立ち回りが上手い。
- ニホンツキノワグマ(Japanese black bear)
- 声 - 苅谷瑠衣
- ネコ目クマ科クマ属。
- ライオンの城の門番。52戦目の戦いでパンサーカメレオンに倒される。
- 目の前で消えて見せたカメレオンには驚きながらも感心する。
ヘラジカ陣営
- ヘラジカ(Moose)
- 声 - 國府田マリ子
- クジラ偶蹄目シカ科ヘラジカ属。
- 森の王。好戦的かつ猪突猛進な性格。ライオンたちとへいげんの縄張り争いを繰り返しており、かばんたちが訪れた時点で51戦全敗。懲りずに戦いを挑み続けているが、軍団の大将として作戦を考えたり戦略を立てることをまったくせず、敗因を力不足や天気のせいにしては無謀な突撃を繰り返すという考えなしのいい加減さにより、当然の結果として連敗を重ね続けていた。仲間の能力や特徴も、かばんとサーバルに助言をもらうまで、ほとんど把握していなかった。
- 他にも、パンサーカメレオンの能力を使いこっそり忍び込もうとする際も、わざわざ名乗り口上を挙げてバレるなど頭が回らない描写が目立ったが、戦いの練習のチャンバラではオオアルマジロを吹っ飛ばす程の力持ち。
- 52戦目のライオンとの一騎打ちでは終始互角の戦いを演じるなど直接戦闘の実力は高く引き分け、連敗をようやく止める。
- オオアルマジロ(Giant armadillo)
- 声 - 辻美優
- 被甲目アルマジロ科オオアルマジロ属。
- 52戦目の戦いでは防御に徹すると強かった。
- アフリカタテガミヤマアラシ(African porcupine)
- 声 - 石橋桃
- ネズミ目ヤマアラシ科ヤマアラシ属。
- 52戦目の戦いの練習では審判を務めた。
- シロサイ(White rhinoceros)
- 声 - 丸山美紀
- ウマ目サイ科シロサイ属。
- お嬢様口調で、騎士のような格好をしている。力は強いが体の鎧が重いためスタミナがない。防御に徹すると固く、オオアルマジロと共に盾役として時間を稼いだ。
- パンサーカメレオン(Panther chameleon)
- 声 - 小見川千明
- 有鱗目カメレオン科フサエカメレオン属。
- スタミナはあまりないが、体の色を変化させて景色に溶け込める。しかし、戦いのときにそれをすることに気付かず、少々抜けている。
- 偵察の重要性を主張し、52戦目ではライオンの城に潜入する。門番のニホンツキノワグマに対し、景色に溶け込める特技を活かして不意を突き、まきびしを地面に撒き散らさず手裏剣のように相手の頭上に投げつけて倒すが、そののち落下してきたまきびしで自爆する。
- ハシビロコウ(Shoebill)
- 声 - 小森未彩
- ペリカン目ハシビロコウ科ハシビロコウ属。
- 出会ってからかばんを終始にらむがごとく見つめていたが、52戦目の戦いが終わったあと、かばんに「あなた、もしかしてヒト?」と言ったことから、それがずっと気になっていたかららしい。
- かばんのことをヒトのような気がすると言うが、噂で聞いただけでよくは知らない。ヒトに関しては「かばんみたいに不思議なことを沢山ひらめいて、とても器用」「頭がよくて色んなことを知っていて、色んなものを作ったり使ったりする」等の漠然とした認識がある程度。
- 人(フレンズ)見知りがあり、相手をついじっと見て機をうかがってしまう。本当はもっと気軽におしゃべりしたい、あまり黙り込んでいるとかわいくないと思っている。
しんりんちほー生息(じゃぱりとしょかん)
- 「博士」と「助手」
- フクロウ科のフレンズのコンビ。図書館にやってきたフレンズに様々なことを教えている。フレンズの中では比較的知能が高く、ヒトの残した遺物・遺跡の使い方や文字・書物の概念をある程度知っている。毒舌気味な微妙に間違った敬語で話す。耳の良いサーバルに気付かれず後ろから蹴飛ばすなど、音を立てずに飛ぶことは朝飯前。
- 字が読めるヒトおよびフレンズを探していることから、図書館への道を塞いで、かばんたちを文字の書かれた看板があるクイズの森に誘導する。かばんの正体を教える見返りに、博士たちが食べたことのない「料理」を要求し、その理由を「ジャパリまんに食べ飽きており、自分たちはグルメなので、せっかくこの体(フレンズ)になったので、この体でしか食べられないものを食べたい。それに頭を使うのでエネルギーを使う。自分たちは賢いので、料理がないと思い出せないかもしれない」と言って調理をせまっている。料理を作るにあたって、図書館の本を使って調べても良いと言うが、砂時計で時間制限するなど厳しい。
- かばんが文字を完璧に理解するのを見て、ヒトであることを確信する。かばんの作ったカレーには、最初辛いなどブツブツ言いつつも、結局気に入って、お代わりまで要求した。お礼にかばんが「ヒト」であることを教え、副賞として入手困難なPPP復活祭の握手付きのVIP待遇のチケットとアイテムをかばんたちに与える。ヒトのすみかがわかったら、また図書館に来ることをかばんたちと約束し、本能的に火を恐れ近づけないために自分たちでは作れない料理のお代わりを待っている。
- アフリカオオコノハズク(Northern white-faced owl)
- 声 - 三上枝織
- フクロウ目フクロウ科コノハズク属。
- 通称「博士」。羽が白い。
- 第12話ではサーバルたちの加勢にいち早く現れ、「助手」とともに「この島の長(おさ)」として、かばんを助けるため各ちほーから集結したフレンズたちと共に黒いセルリアンを攻撃する。
- ワシミミズク(Eurasian eagle owl)
- 声 - 上原あかり
- フクロウ目フクロウ科ワシミミズク属。
- 通称「助手」。羽が茶色い。羽の色と大きさ以外はアフリカオオコノハズクそっくりで、まるで双子のような言動をしており、身体能力やフレンズとしての特徴もほぼ同じだが、「博士」に比べて若干抑揚のない平坦な口調で話す。
みずべちほー生息
- マーゲイ(Margay)
- 声 - 山下まみ
- ネコ目ネコ科オセロット属。
- PPPのことを話し出すと我を忘れるほどのPPPの熱狂的ファン。図書館で調べたりして初代や2代目PPPの知識にもかなり詳しい。記念すべき3代目PPPの初回のイベントで、立ち上げから見られるいい時代に生まれたことを喜んでいた。スタジオ練習見学で初めてPPPのメンバーを間近で見れたときは興奮し過ぎて、鼻血を垂らして倒れてしまった。本来マーゲイは他の動物を引き寄せる為に声真似をする。そのためPPPメンバーの声真似をすることができて、知識の豊富さも手伝って声真似をしながらPPPメンバーの特徴を的確に言い当てた。また声真似の特技を活かして、ライブ直前に逃げ出した「プリンセス」が戻るまで、「プリンセス」の声真似をして場をつなぎ、「プリンセス」がライブに戻るきっかけを作った。そのお陰でライブは大成功し、その功績を買われて、3代目PPPのマネージャーに抜擢される。第12話では巨大セルリアンの声を真似して注意を引き付ける役割を担う。
- PPP(ペパプ)
- 「PENGUINS Performance Project.」の略。ジャパリパークのアイドルユニット[13]。予告パート担当。
- 過去に2度解散していて、現在のメンバーは3代目。「プリンセス」が皆に声をかけて新しいメンバーで再結成した。再結成してから約1年でイベント初日を迎えた。イベント初日は立ち上げのお披露目と次週のライブ告知を行った。ライブ直前に「プリンセス」が逃げ出すハプニングがあったが、かばんたちの協力やマーゲイの機転で「プリンセス」はライブに戻り、ライブは大成功した。
- ロイヤルペンギン(Royal penguin)
- 声 - 佐々木未来
- ペンギン目ペンギン科マカロニペンギン属。
- 愛称「プリンセス」。実質的なリーダーで責任感が強い。こうしてイベントができる様に何度も博士に頼み込んでいた。立ち上げたときから、振り付けや曲について遅くまで調べたり、皆に教えるために人一倍練習してメンバーを引っ張ってきた。マーゲイにPPPは初代は4人、2代目は3人であり、元々5人グループではなかったと指摘されたことに動揺して、ライブ直前に逃げ出してしまう。今までいなかったロイヤルペンギンが観客にどう思われるか恐れを抱き、皆を無理に巻き込んだのを気にしていたが、かばんたちの協力やマーゲイの機転でライブに戻る。
- イワトビペンギン(Rockhopper penguin)
- 声 - 相羽あいな
- ペンギン目ペンギン科マカロニペンギン属。
- 愛称「イワビー」。ボーイッシュなルックスで、男っぽい口調で話す。お披露目はお客さんがいると空気が全然違い、緊張してダメだった。スタジオ練習では、飛ばし過ぎだからもっとほかの子を見なさいと指摘される。
- ジェンツーペンギン(Gentoo penguin)
- 声 - 田村響華
- ペンギン目ペンギン科アデリーペンギン属。
- 愛称「ジェーン」。お披露目はもっとテンポよく話ができればよかった、全然いつも通り話せなかった、と言っていた。スタジオ練習では、泣いたり笑ったりのところがあやふやになっているので、ちゃんと覚えるように指摘される。
- フンボルトペンギン(Humboldt penguin)
- 声 - 築田行子
- ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属。
- 愛称「フルル」。お披露目の自己紹介の際には、通称だけ言って、指摘されるまで自分が何ペンギンか言うのを忘れていた天然キャラ。スタジオ練習では、マイペース過ぎだからもっとクイックにと指摘される。
- コウテイペンギン(Emperor penguin)
- 声 - 根本流風
- ペンギン目ペンギン科コウテイペンギン属。
- 愛称「コウテイ」。「プリンセス」からリーダーを任されているが本人は乗り気ではなく、「プリンセス」がやった方がいいと言っている。お披露目は緊張し過ぎて、バックステージに下がってから立ったまま気絶する。
ゆきやまちほー生息
- ギンギツネ(Silver fox)
- 声 - 相坂優歌
- ネコ目イヌ科キツネ属。
- 温泉宿におり、キタキツネと共に温泉を管理している。温泉が出なくなった原因を探りに、温泉の装置の様子を見に行く途中でかばんたちのかまくらを見つける。雪の中にいる獲物の音を聞いて、目星を付けたらジャンプして顔を突っ込んで狩るという習性があるため、かまくらの壁を突き破って顔を出し、かばんたちを驚かせた。寒さに凍えていたかばんたちにカイロらしきものを渡す。
- キタキツネ(Ezo red fox)
- 声 - 三森すずこ
- ネコ目イヌ科キツネ属。
- ギンギツネと共に温泉宿にいる。ものぐさだが不思議な言動をし、磁場を感じることがある。宿のアーケードゲームで遊ぶことが大好き。
- カピバラ(Capybara)
- 声 - 杉村ちか子
- ネズミ目カピバラ科カピバラ属。
- 寒いのが苦手で温泉にいる。
ろっじ
- アリツカゲラ(Campo flicker)
- 声 - 浅野真澄
- キツツキ目キツツキ科ハシボソキツツキ属。
- ロッジアリツカを経営している。
- かばんたちの宿泊中に怪しい影を目撃する。12話ではトキとともにフレンズを空中搬送している。
- タイリクオオカミ(Gray wolf)
- 声 - 伊藤かな恵
- ネコ目イヌ科イヌ属。
- オレンジとブルーのオッドアイ。ロッジに滞在している漫画家。描いた原稿は「博士」に頼んで本にしてもらっている。他人を怖がらせる法螺話をしては「その表情、いただきました」と怖がる顔をスケッチして漫画のネタにするという、少々困った悪癖がある。
- 他の宿泊客が影に怯えるなか、さらにセルリアンにまつわる冗談で怖がらせた。そのためサーバルたちから信用を失い、アミメキリンからは無名な作家の引き起こした自作自演として犯人扱いされてしまう。
- アミメキリン(Reticulated giraffe)
- 声 - 野中藍
- クジラ偶蹄目キリン科キリン属。
- ロッジに滞在している自称名探偵。漫画「ホラー探偵ギロギロ」を読んで探偵を始めるが、見当違いの推理ばかりで、推理の欠陥を指摘されても意地になって自論を曲げないという、典型的「迷探偵」。タイリクオオカミが「ホラー探偵ギロギロ」の作者と知ってからは「先生」と呼んで尊敬するようになる。
セルリアンハンター
- キンシコウ(Golden snub-nosed monkey)
- 声 - 和多田美咲
- サル目オナガザル科シシバナザル属。
- セルリアンハンター。如意棒のような武器を持った孫悟空風の姿をしている。黒いセルリアンの破片に襲われたかばんたちを助ける。
- ヒグマ(Browm bear)
- 声 - 松井恵理子
- ネコ目クマ科クマ属。
- キンシコウの仲間のセルリアンハンター。武器は先端に熊の掌をつけた棒。「弱い奴は邪魔」と突き放したような物言いをするが、本音は仲間を危険に巻き込みたくないという心優しい性格。火を恐れておらず、黒いセルリアンをおびき寄せるたいまつを運ぶ役目を担う。12話冒頭にて11話でも使用していた熊の手の棒(左手・柄が茶色)が折れたため、新たな棒(右手・柄が青)を使用して黒セルリアンの左前足を切断し、かばんを救出することに成功する。ゆうえんちでは火が平気という特性を買われ「博士」たちに料理作りを指導される。
- リカオン(African wild dog)
- 声 - 立花理香
- ネコ目イヌ科リカオン属。
- キンシコウの仲間のセルリアンハンター。ハンターのなかでは臆病な性格で、黒いセルリアンの本体を追跡・偵察していた。
用語
基本・アイテム
- フレンズ
- 動物がヒト化したものと言われている。「コウテイ」と「プリンセス」は、サンドスターが動物や、動物だったもの(遺物など)に当たることでフレンズ化すると説明している。ギンギツネたちなどは、かばんに教えられるまで服を着たまま温泉に入っており、服自体や服が脱げることを知らず、服を着ているという概念を持っていなかった。パーク内で野生動物の生態に近い生活を送っているが、図書館から得た知識によって、ヒトの遺物とされる道具や施設を利用して、人間と同じような行動を取ることができる。
- フレンズごとに鉤爪や怪力・飛翔・遊泳・跳躍などの技や能力や個性を持っているが、基本的には地上では二足歩行している。また獣耳に尻尾、鳥の翼、ヘビ頭のフード、角を模した武器など、元動物の特徴が外観にも反映されている。「野生解放」という能力を使うこともあり、眼を光らせ、武器や腕の周りがほんのり光り輝く。
- セルリアンに食べられると、しばらくして発光する球体に変化し、その後自然に還る。ヒト以外の動物は、元の姿になると話せなくなり、フレンズであったことを忘れてしまう。第9話でミライは、セルリアンに食べられてサンドスターを奪われることでサンドスター由来の技や個性が消滅し、元動物に戻る、あるいは消滅することなどがありえるという予測を述べる。第1話ではアードウルフがセルリアンに食べられ[14]、第12話で元の動物の姿に戻った状態で登場する。
- 作中では公式サイト上で用いられる「アニマルガール」という呼称は使用されていない。
- ヒト
- フレンズのほとんどがヒトを知らず、知っていてもツチノコのように絶滅したと考えているか、ハシビロコウのように噂で聞いた程度でしかない動物。
- 「博士」と「助手」の説明によると、ヒトの目立つ特徴としては、二足歩行、コミュニケーション能力、学習能力などがあるが、多様性があり、一言で言いにくいとても変わった動物であり、群れで長距離移動ができる、投てきができる、それなりの大型と色々と特徴があるが、大変興味深いのは、道具を作り、それを使うことであると語っている。ジャパリパークにある様々な遺物は、全てヒトが作ったとされている。ヒトの近くには何故かセルリアンがいるとも言っているが、最終話ではヒトがセルリアン対策をしていたようなので、ヒトがセルリアンの近くにいたとも言えるとしている。
- 「博士」と「助手」は、ヒトはもういない、ヒトはもう絶滅した、ある日を境にジャパリパークからいなくなった、としている。
- ジャパリバス
- かばんたちが使う乗り物。ヒョウ柄のトレーラー式バス。じゃんぐるちほーでスクラップ同然に放置されていて、別の場所にあった運転席を運んで繋げたが、電池切れで動かず、アルパカのカフェで電池を充電したことにより動くようになる。
- 運転席側の四輪駆動車と乗客席側の1軸2輪車で構成されている。ラッキービーストとリンクして半自動運転ができるが、手動でも運転できる。タイヤにクローラーを装着することで雪上走行も可能。乗客席の中心に梯子とサンルーフが設けられており、サンルーフをスライドすることで景色が楽しめるようになっている。こはんで、ビーバーとプレーリーが製作したベンチを設置している。
- 第11話で巨大セルリアンの攻撃により木に激突して破損したが、「博士」らが修理及び改造を施し、第12話で水陸両用車として再び登場した。改造後は丸太と桶を固定しており、一輪だけホイールの色が違う車輪に付け替えられている。バスは他にも数台放置されているらしく、第12.1話では変形した車輪の代わりをアライグマとフェネックが探しに行っている。
- ジャパリまん
- かばんやフレンズの食料である饅頭で、色々な表面の色をしており、畑の野菜を原料とする。対価やお礼として相手に渡すなど、通貨のようにも使われている。袋に包装されているものは、スナネコのように砂中に埋めて備蓄しても問題ない。各個体に合わせて栄養が調整されているが、味は均一で食べ飽きているフレンズも存在する。ジャパリまんを食料としているため、フレンズたち同士は捕食関係はなく、狩りや争いも「ごっこ」遊びである。
- セルリアン
- ジャパリパークの謎の危険生物。小型から超大型まで、様々な形態や色をしている。体のどこかに付いている石を打撃することにより倒せる。博士たちによれば、ヒトの近くによく現れる。キタキツネによれば、湯の花が多いときに多く現れる。ミライによれば、無機物とサンドスターが反応して生まれ、サンドスターを食べると考えられている。
- 黒いセルリアン
- 黒い色をした特殊なセルリアン。破片を飛ばして攻撃し、大きな破片は自力で動いて襲いかかる。山からサンドスター・ロウを吸収して大きくなる。いくら攻撃してもサンドスター・ロウの供給がある限り自己修復する特性を持つ。明るいものに引き寄せられるため太陽の方向へ向かう、海を嫌がる、という行動を見せる。海水に触れるとその部位は溶岩になって固まる。
- サンドスター
- ジャパリパークの山から噴出する輝く物質。フレンズを生み出したり、地方ごとに温度や湿度、陽射しを変化させているもので、謎が多い。ミライによれば、サンドスターが1種類でないのでは、との研究もある。作中では結晶が色とりどりにきらめくキューブの集合体として描かれている。
- サンドスター・ロウ[15]
- 山頂より放出される、黒いセルリアンに力を与える物質。黒いセルリアンはこれを吸収して大きくなったり、削られた部分を自己修復する。
- 四神
- 山頂に埋まっているモノリスのような石版で、火口の東西南北に全部で4枚存在する。サンドスター・ロウをフィルタリングする装置を発動させる働きがある。
- かばんたちが見つけた時点で山頂付近は浸食された痕跡が認められ、四神はすべて土砂に埋まっていた。火口の北側の土地は他の方角より大きく削られ、四神のひとつはミライが設置したとされる場所とは違う場所で発見された。四神の発動には方角・位置・高さの3つの条件が必要なため、ずれた状態では正常に機能せず、浸食により広がった火口のフィルターの隙間からサンドスター・ロウが漏れ出していた。
エリア・施設
- さばんなちほー
- 物語の最初の舞台。広大なサバンナに、点々とバオバブやアカシアなどの木々が生えている。サーバルの縄張りにはシマウマや、トムソンガゼルのフレンズがいる。丘の上にはフレンズのオアシスとなる水場がある。
- じゃんぐるちほー
- さばんなちほーとさばくちほーの間にあるエリア。
- 熱帯雨林気候になっていて、曲がりくねった大きな川が流れている。さばんなちほーに比べて動物の数も多い。
- ラッキービーストによるジャングルの見学ルートがあるが、川の形の変化によって道が冠水し、通行できなくなっている。
- こうざん
- 主に鳥系のフレンズが、隣のちほーに行くためによく通る。じゃんぐるちほーに隣接し、周辺には標高が高く、険しい山が多い。
- さばくちほー
- 砂丘に砂嵐が吹き荒れる場所もあるが、ほとんどが岩石に覆われた地域で、真っ白なさばくや小石ばかりのさばくもある。
- 寒暖差が激しく、昼は40℃を超えることも珍しくない。体温の上昇を抑えるため、水分を失わないように進化した動物が多い。夜はとても寒い。
- 上述の砂漠エリアの他に、スナネコの家になっている洞窟エリアがある。さばくちほーを抜けると、ビーバーたちの住むこはん(湖畔)がある。
- こはん
- ビーバーが作ったとも言われる大きな湖のあるエリア。程よい気候で樹木が豊か。ラッキービーストおすすめのドライブコース。
- へいげん
- こはんの先にあり、和風の城や瓦塀などの建造物や竹林がある。ライオンとヘラジカの軍勢に分かれ、縄張りとなる城をめぐって争っていた。
- 平原に埋められた大きなカラータイヤが点在し、戦いが終わってからかばんが提案した球技のゴールとして使用される。
- しんりんちほー
- へいげんに隣接している森林地帯。畑や花畑があり、ジャパリ図書館、クイズの森やキャンプ場が設置されているエリア。
- ジャパリ図書館(じゃぱりとしょかん)
- しんりんちほーにある図書館。しんりんちほーに入って、二番目の分かれ道を右に行くとある。建物の中央には大樹がそびえ立っている。知りたいことや判らないことがあるフレンズたちが調べたり、「博士」に教えてもらうために訪れる。
- 「博士」たちにより図書館への道に標識を組み合わせたバリケードが設置されており、バスは通行できない。この標識には矢印が書かれていて、記号や文字を理解する来訪者は標識に釣られてクイズの森に誘導される仕掛けになっている。
- キャンプ用の施設が隣接しており、畑からくすねた材料で「博士」たちがかばんに料理を作らせた。
- クイズの森
- しんりんちほーに入ってから、図書館に来るまでの間にあるアトラクション。各所にひらがなやアラビア数字などで書かれた日本語の文字で動物に関する問題が書き込まれた板看板があり、正解すると先に進めるが、間違えると最初の場所に戻ってしまう。全問正解して森を抜けると、図書館にたどり着ける。
- みずべちほー
- 水生の動物がたくさんいる。植物や環境も水辺にちなんだものが多い。
- PPPがライブを行うためのステージがあり、お披露目とライブ当日はたくさんのフレンズで賑わっていた。
- ゆきやまちほー
- 冷帯・寒帯の気候。樹木が見られるギリギリの温度になる。植生は寒さに強い針葉樹林がほとんどである。かばんたちが訪れたあたりは降水量もあるので雪がたくさんある。寒いところで暮らすために長い体毛の動物が多い。
- 雪山の麓には温泉宿があり、その先には宿泊施設のロッジがある。
- ロッジ「アリツカ」
- アリツカゲラの経営するロッジ。昔作られた施設をつかってロッジにしている。木々の上に、ハンモックを設置した「フワフワ」・暗く洞窟のような「しっとり」・視界のよい「みはらし」など様々なタイプの部屋があり、部屋同士は橋や階段で行き来できる。
- 山
- ジャパリパーク中央部に存在する山。山そのものに固有名詞は存在せず、フレンズたちは「山」と呼んでいる。時折噴火し、サンドスター及びサンドスター・ロウを放出する。フレンズにとって神聖な場所とされており、立ち入るには「博士」の許可が必要になる。
- 第11話にてかばんらが登頂した際、五合目の石碑付近に爆撃機と思われる残骸が確認できる[16]。
- ゆうえんち
- 黒いセルリアンとの戦いのあと、参戦したフレンズが集まった場所。コーヒーカップやメリーゴーランドなどいくつか遊具や乗り物があるが稼働しておらず、動かした観覧車はゴンドラが脱落するなど老朽化している。ステージや調理場も併設されている。
- キョウシュウ、ゴコクエリア
- 作中の島の名称。サーバルたちが暮らす島が「キョウシュウ」で、最終話でかばんが目指す別の島が「ゴコクエリア」。ゴコクエリアは、かばんに同行するラッキービーストの管轄外になっている。
スタッフ
- 原作 - けものフレンズプロジェクト[17]
- コンセプトデザイン - 吉崎観音
- 監督・コンテ・演出 - たつき
- シリーズ構成・脚本 - 田辺茂範
- 作画監督 - 伊佐佳久
- 美術監督 - 白水優子
- 撮影監督 - 石山智之
- 音響監督 - 阿部信行
- 音楽 - 立山秋航[注 3]
- 音楽プロデューサー - 内田峻
- 音楽制作 - ビクターエンタテインメント
- プロデューサー - 細谷伸之、岡本泰幸、清水美佳、福田聡、秋尾浩史、石垣吉彦、工藤大丈、塩田友、和泉勇一、福田順
- アニメーションプロデューサー - 福原慶匡
- アニメーション制作 - ヤオヨロズ
- 製作 - けものフレンズプロジェクトA
主題歌
- オープニングテーマ「ようこそジャパリパークへ」(第1話 - 第10話、第12話)
- 作詞・作曲・編曲 - 大石昌良 / 歌 - どうぶつビスケッツ[アライグマ(小野早稀)、サーバル(尾崎由香)、フェネック(本宮佳奈)]×PPP[イワトビペンギン(相羽あいな)、フンボルトペンギン(築田行子)、ロイヤルペンギン(佐々木未来)、コウテイペンギン(根本流風)、ジェンツーペンギン(田村響華)]
- 第1話ではエンディングテーマとして使用された。
- 第12話ではカラオケ版と併用し、挿入歌として使用された。
- エンディングテーマ「ぼくのフレンド」(第2話 - 第12話)
- 作詞・作曲・歌 - みゆはん / 編曲 - R_Men_Soul
- 第12話では、2番の歌詞が使用された。
- 挿入歌「大空ドリーマー」(第1話 - 第10話)
- 作詞・作曲・編曲 - halyosy / 歌 - PPP[イワトビペンギン(相羽あいな)、フンボルトペンギン(築田行子)、ロイヤルペンギン(佐々木未来)、コウテイペンギン(根本流風)、ジェンツーペンギン(田村響華)]
- 挿入楽曲「二人でお茶を」(第12話)
- 作曲 - ヴィンセント・ユーマンス
各話リスト
話数 | サブタイトル | アイキャッチ |
---|---|---|
第1話 | さばんなちほー | 多摩動物公園(東京都) |
第2話 | じゃんぐるちほー | 東武動物公園(埼玉県) 天王寺動物園(大阪府) |
第3話 | こうざん | 佐渡市トキの森公園(新潟県[18]) 那須アルパカ牧場(栃木県) |
第4話 | さばくちほー | BIG CAT RESCUE(アメリカ) つちのこ館(岐阜県) |
第5話 | こはん | 東武動物公園(埼玉県) 江戸川区自然動物園(東京都) |
第6話 | へいげん | 東武動物公園(埼玉県) 夢見ヶ崎動物公園(神奈川県) |
第7話 | じゃぱりとしょかん | 東武動物公園(埼玉県) いけふくろうカフェ(東京都) |
第8話 | ぺぱぷらいぶ | 名古屋港水族館(愛知県) The Belize zoo(ベリーズ) |
第9話 | ゆきやまちほー | Zoo sauvage de Saint-Félicien(カナダ) 宮城蔵王キツネ村(宮城県) |
第10話 | ろっじ | 日本オオカミ協会(静岡県) 東武動物公園(埼玉県) |
第11話 | せるりあん | 東武動物公園(埼玉県) よこはま動物園ズーラシア(神奈川県) |
第12話 | ゆうえんち | - |
- 本放映終了後
話数 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|
第12.1話 | ばすてき | 2017年4月5日に、監督のたつきが、 YouTubeとニコニコ動画に投稿した作品で、 正式な番外編ではなく趣味として作った3分弱の動画。 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [20] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2017年1月11日 - 3月29日 | 水曜 1:35 - 2:05(火曜深夜) | テレビ東京 | 関東広域圏 | 製作委員会参加 |
テレビ大阪 | 大阪府 | |||
水曜 3:05 - 3:35(火曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | ||
2017年1月12日 - 3月30日 | 木曜 0:30 - 1:00(水曜深夜) | AT-X | 日本全域 | 製作委員会参加 / CS放送 / リピート放送あり |
2017年4月28日 - | 金曜 1:30 - 2:00(木曜深夜) | 南日本放送 | 鹿児島県 |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2017年1月7日 - | 日曜 12:00 更新 | GyaO![21] | 第1話無料、2話以降1週間限定無料 |
2017年1月8日 - | U-NEXT[22] | 見放題 初回31日間無料 | |
2017年1月12日 - | 木曜 12:00 更新 | dアニメストア | |
木曜 23:00 - 23:30 | ニコニコ生放送[23] | ||
2017年1月13日 - | 金曜 12:00 更新 | ニコニコ動画[23] | 第1話無料 |
2017年1月15日 - | 日曜 12:00 更新 | バンダイチャンネル[24] | 第1話無料 |
関連商品
オフィシャルブック(BD)
「ブルーレイディスク付きオフィシャルブック」の形態で販売されるため、書籍扱いとなる。
巻 | 発売日 | 収録話 | ISBN |
---|---|---|---|
1 | 2017年3月25日 | 第1話 - 第2話 | ISBN 978-4-04-105444-4 |
2 | 2017年4月26日予定 | 第3話 - 第4話 | ISBN 978-4-04-105449-9 |
3 | 2017年5月26日予定 | 第5話 - 第6話 | ISBN 978-4-04-105450-5 |
4 | 2017年6月26日予定 | 第7話 - 第8話 | ISBN 978-4-04-105451-2 |
5 | 2017年7月26日予定 | 第9話 - 第10話 | ISBN 978-4-04-105452-9 |
6 | 2017年8月26日予定 | 第11話 - 第12話 | ISBN 978-4-04-105453-6 |
CD
発売日 | タイトル | 規格品番 |
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2017年2月8日 | ようこそジャパリパークへ | VIZL-1108(初回限定盤) VICL-37248(通常盤) |
2017年6月7日予定 | ドラマ&キャラクターソングアルバム「Japari Café」 | VICL-64787 |
オリジナルサウンドトラック | VIZL-1164 |
Web番組
ラジオ番組『けものフレンズRADIO!!』が2016年11月21日よりHiBiKi Radio Stationにて毎週月曜日、2017年2月13日から隔週月曜日に配信されている[25]。パーソナリティは尾崎由香・本宮佳奈・小野早稀。
また、映像番組が2016年11月22日よりニコニコ生放送にて隔週火曜日に配信されている。レギュラー出演者は尾崎由香・本宮佳奈・小野早稀・佐々木未来・根本流風・田村響華・相羽あいな・築田行子。
反響
早朝や夕方のアニメを思わせるようなほのぼのとした作風[26]と「フレンズ」たちの直感的な言動(通称「フレンズ語」)が反響を呼び、Twitter上では「君は○○が得意なフレンズなんだね!」といったつぶやきが相次ぎ[27]、ニコニコ動画で配信された本作の第1話の再生回数は500万回を突破した[28]。オープニングテーマである「ようこそジャパリパークへ」がiTunesの総合ランキングで一時3位を記録したほか[29]、シンガーソングライターの星野源は自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』で本作のオープニングテーマ「ようこそジャパリパークへ」を1日60回聞いていると絶賛した[30]。星野は最終話を視聴後、自身のトークイベントでもけものフレンズを取り上げ「すっごい少人数で作っているアニメらしいんですけど、“こういうことがやりたいんだ!”という情熱が迫ってくる感じがしてグッときましたね」とコメントした[31]。ロックバンド・GLAYのギタリスト、HISASHIも視聴しており、第11話を視聴後に「ようこそジャパリパークへ」のギターアレンジをニコニコ動画に投稿した[32]。
また、インターネット上には本作の二次創作が公開されたほか、「フレンズ」たちのセリフを基にしたプログラミング言語(BrainfuckやPrologの亜種)を開発する者も現れた[33][34]。
2017年2月15日にNHK総合のニュース番組『ニュースチェック11』が『けものフレンズ』を取り上げ、アニメをきっかけに実際の動物を見ようと「動物園に行ってきた」という人の投稿がSNS上で増えていると報道した。ハフィントン・ポストが東京・日野市の多摩動物公園に問い合わせると「『けものフレンズ』がきっかけで来園者が増えているかどうかは何とも言えませんが、動物園に興味・関心をもっていただけるのはありがたいです」と話した。けものフレンズの公式Twitterもこのことに反応し「応援してくれる皆さんが動物園へ足を運んでくださるのが何よりうれしいです。プロジェクト立ち上げ当初から話していたことなので」とツイートした[35]。
ニコニコ動画の第1話が100万再生を突破した一方で、先述の通りゲームのサービスは既に終了して再開の予定もなく、『月刊少年エース』で連載されていた漫画版はアニメの人気に火がつく直前の1月26日に発売された2017年3月号で最終回を迎えてしまい、HiBiKi Radio Stationで配信されているラジオは毎週から隔週放送へと縮小され、アニメの人気とは逆にどんどん他メディアは終了・縮小している。このことを取り上げたねとらぼのコンタケは「プロジェクトがうまくいっていなかった」「アニメの放送も終わったらひっそりとプロジェクト自体を畳んで終わり……という流れになりかけていたところに起こったのが今回のフレンズ大フィーバー」と評した[28]。
ニコニコ生放送での3月23日の第11話配信が、「アクセスが集中しております」というエラーメッセージが表示され、視聴できないトラブルが発生した[36]。これを受けて公式ツイッターが「本日の『けものフレンズ』第11話のニコニコ生放送の配信において、瞬間的なアクセス集中が発生し、視聴画面にアクセスしづらい状況が発生しました。ご迷惑をお掛けしまして申し訳ございません」と謝罪し、翌日の24日23時に再配信すると発表した[37]。3月25日に配信されたテレビアニメ「けものフレンズ(けもフレ)」の振り返り一挙放送が、これまで1位だった魔法少女まどか☆マギカ(まどマギ)日台同時一挙放送(2011年6月配信)を超えて歴代ニコニコアニメスペシャル史上最多コメント数を達成した。放送後の「今日の番組はいかがでしたか?」というアンケートでは、「とても良かった」が97.6%と高評価だった[38]。
4月14日にはどうぶつビスケッツ×PPPがテレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演、本作オープニングテーマ『ようこそジャパリパークへ』を披露した。
NHK総合では4月15日午前2:15-2:45(14日深夜)に『ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜』のサーバルを取り上げた回「サバンナのネコ 強烈パンチ!(本放送:2007年12月16日)[39]」を再放送。これは本作の終わったことを惜しむファンの急増を鑑みたものだとしている[40]。
インターネット上のブームに対してアニメーション制作を担当したヤオヨロズの取締役・福原慶匡は「正直なにが起きているのか困惑していますが、吉崎先生とたつき監督が丁寧に企画を練り上げた結果と思います。ファンの皆さんがどんどん楽しみ方を見つけてくださるのでスタッフ一同、逆に皆さんの反応に楽しませていただいています」とコメントした[27]。最終話放映後のインタビューで福原は、参考にした作品として『アイカツ!』を挙げ、夕方に放送しても大人も子供も観てもらえるような作品にしたいと思っていたと述べた[14]。
テレビ東京の代表取締役社長・高橋雄一は「私もウェブの書き込みを見ましたが、ああいう形で大きな話題になり、盛り上がるのが今のアニメのすごいところ。面白い現象だと思ったし、(ファンが)世界観の解釈にまで触れていたのには驚いた」「現在のアニメ文化を考えるうえでも興味深い作品でした」とコメントした[41]。
関東地区における最高視聴率は1.1%(第12話、ビデオリサーチ調べ)[42]。
「けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック」の1巻2巻の販売累計(1巻と2巻の合計)で12万部を突破していることがツイッター公式アカウントで公表された。[43] [44]。
評価
ねとらぼのたまごまごは本作について、中毒性のある作風を持つ点では『ご注文はうさぎですか?』や『きんいろモザイク』に近いが、それらと異なり『けものフレンズ』は舞台やキャラクターなどの設定や、第2話以降のエンディングに廃墟の画像が使われている事など、内容に不安要素が多いと評した[26]。
評論家の東浩紀は第1話のAパートで視聴をやめたとTwitter上で発言した[45][46]。「アニメ!アニメ!」の月乃雫も第1話の序盤については「ほぼ棒読みのフレンズとカバンちゃんの、ゆるゆると続く冒険に、『これは切ろう』と考えた人も多かったはず」と述べているが、その一方で第1話終盤にラッキービーストが登場してからの展開を、フレンズたちを一切無視しかばんとのみ会話する様子を見て「闇を感じる」「不穏」である、ジャパリパーク内に錆びて放置されていたジャパリバスを見て「ジャパリパークが既に機能していない」ことを示唆している、そんな中でハイテンションで話すフレンズたちを「狂気すら感じる絶妙なミスマッチ感」と評している[47]。
R25の山中一生はフレンズたちの会話(セリフ)を「相手を否定しない」「わかりやすいワンフレーズ」「オウム返し+感嘆」と分析したネットの声を紹介し、キャバ嬢の接客術と通じるものがあるという説を紹介した[48]。
オタク評論家の岡田斗司夫はTwitter上で視聴を多く要望・依頼されたために鑑賞するとした上で、第1話を視聴しながら内容がつまらなく不快に感じている旨の返信をし、視聴後には「面白くなかったので、2話以降は見ません」と発言したものの、その後第2話も視聴していると明かしている[49]。後にブログ記事にて第7話まで見て「『ジャパリパーク』は人間に見捨てられた地ではないか」「まるで“アニメが終わったあとの世界”を見てる感じ」「物語の舞台は“遺跡”」との考察を述べた[50][51]。
評論家の荻上チキはTBSラジオにて2017年4月14日放送の荻上チキ・Session-22のオープニングトークにおいて、「全話見たけども、すごく良かった」「ちゃんと動物について調べていて動物愛が感じられる」「違う者同士が尊重しあっている」「オープニングの『けものはいても、のけものはいない』という歌詞に世界観が描かれている」と本作品を非常に好感的に評価した[52]。
脚注
注釈
出典
- ^ “吉崎観音のアニマルガールたちが活躍、アニメ「けものフレンズ」1月開始”. コミックナタリー. (2016年10月21日) 2016年10月21日閲覧。
- ^ 「けものフレンズ」は新しいジャンルのアニメ?たつき監督インタビュー WebNewtype 2017年2月13日
- ^ “テレ東のアニメが月額700円で見放題「あにてれ」。「けものフレンズ」独自コンテンツも”. AV Watch (2017年3月13日). 2017年3月30日閲覧。
- ^ “わーい!「けものフレンズ」新作映像の制作決定”. コミックナタリー (2017年3月29日). 2017年3月29日閲覧。
- ^ けものフレンズ 12.1話「ばすてき」 ニコニコ動画 2017年4月5日
- ^ 「たつき監督ありがとう」の嵐! 『けものフレンズ』12.1話「ばすてき」まさかの公開 ガジェット通信 2017年3月5日
- ^ a b けものフレンズBD付オフィシャルガイドブック第1巻・収録アニメBD第2話エンディングクレジットによる。
- ^ 月刊ニュータイプ (2017年2月13日). “「けものフレンズ」は新しいジャンルのアニメ?たつき監督インタビュー”. WebNewtype. 2017年4月21日閲覧。
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- ^ 「フレンズたちと歩んだ日々の思い出を語る 監督たつき インタビュー」『コンプティーク 2017年5月号』第35巻第5号、KADOKAWA、2017年4月10日、14-16頁、ISBN 4910139770575{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。。
- ^ 氷川竜介 「深よみTV」 神戸新聞。2017年3月21日。19面。
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- ^ ファミマ・ドット・コム、テレビ東京、KADOKAWA、JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント、クランチロールSCアニメファンド、エー・ティー・エックス、エス・ワイ・エス、ジンミャク、Age Global Networks、ジャストプロ、ドコモ・アニメストア、ブシロード、クロックワークス
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- ^ 【お知らせ】累計12万部突破!!
- ^ 4月20日23時10分追記 「累計」について疑問の声があがっていますが、KADOKAWAから「1巻と2巻だけの合計で12万部」であることが確認できました。 ねとらぼ 2017年4月20日.
- ^ hazumaの2017年2月10日4時56\分のツイート- X(旧Twitter)
- ^ “アニメ「けものフレンズ」が突如大ブレイク 社会現象か虚像か、巡りバトル”. J-CASTニュース (2017年2月16日). 2017年2月18日閲覧。
- ^ 月乃雫 (2017年2月11日). “すごーい!たっのしー!“フレンズ化現象”を巻き起こす「けものフレンズ」って一体!?”. アニメ!アニメ!. 2017年2月14日閲覧。
- ^ 『けものフレンズ』流行はキャバ嬢風のトークが理由か R25 2017年2月18日
- ^ Taka (2017年2月24日). “岡田斗司夫さんが「『けものフレンズ』これから観てみる」とツイートその結果……”. ガジェット通信. 2017年2月26日閲覧。
- ^ 岡田斗司夫 (2017年3月1日). “『けものフレンズ』を岡田斗司夫がSFファン目線で分析”. BLOGOS ニコニコニュース. 2017年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月1日閲覧。
- ^ “『けものフレンズ』を岡田斗司夫がSFファン目線で分析。「人間が滅びたんじゃなくて、人間に見捨てられたんじゃないかな」”. ニコニコニュース オリジナル (2017年3月1日). 2017年3月31日閲覧。
- ^ 荻上チキ (14 April 2017). "「けものはいても、のけものはいない」荻上チキが語る『けものフレンズ』の魅力". 荻上チキ・Session-22. 放送開始7分20秒後~11分30秒後 minutes in. TBSラジオ. 2017年4月23日閲覧。
外部リンク
- けものフレンズプロジェクト | 公式サイト
- けものフレンズ(けもフレ)公式サイト | NEXON(ネクソン) - ウェイバックマシン(2016年8月16日アーカイブ分)
- テレビ東京・あにてれ けものフレンズ
- 『けものフレンズ』KADOKAWA特設サイト | KADOKAWA
- けものフレンズ スペシャルサイト | ビクターエンタテインメント
- けものフレンズ@公式アカウント (@kemo_anime) - X(旧Twitter)
テレビ東京 水曜1:35(火曜深夜)枠 | ||
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