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[[エンターテイメントロボット]]の[[イフボット]]の[[デザイン]]をしたことから、イフボットの[[意匠権]]を所有している。そのため、2005年に行われた愛・地球博では、「夢みる山」のブラザーゾーン「モノづくり、ユメづくり Brother Output Fantasy」にて、イフボットを使用した[[ショー]]を出展した。(なお、イフボットの製造は[[フタバ産業]]、販売は[[ビジネスデザイン研究所]]である。)
[[エンターテイメントロボット]]の[[イフボット]]の[[デザイン]]をしたことから、イフボットの[[意匠権]]を所有している。そのため、2005年に行われた愛・地球博では、「夢みる山」のブラザーゾーン「モノづくり、ユメづくり Brother Output Fantasy」にて、イフボットを使用した[[ショー]]を出展した。(なお、イフボットの製造は[[フタバ産業]]、販売は[[ビジネスデザイン研究所]]である。)


[[2008年]]冬に開催されたイベント、[[コミックマーケット]](C75)において、[[マイミーオ]]が[[らき☆すた]]とのコラボレーションで企業ブースに出展するなど、多方面にプロモーション活動を展開している<ref>{{Cite web |2008-09-05 |url= http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/05/news102.html |title= ブラザーが“らき☆すた複合機”を試作 |publisher=ITmedia |accessdate=2015-03-05}}</ref><ref>{{Cite web |url= http://web.archive.org/web/20101207033039/http://www.brother.co.jp/jp/mymio/special/luckystar/index.html |title= MyMio×らき☆すた【まいみ〜お 応援ぷろじぇくと】 |publisher=ブラザー工業 |accessdate=2015-03-05}}(2010年12月07日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
[[2008年]]冬に開催されたイベント、[[コミックマーケット]](C75)において、[[マイミーオ]]が[[らき☆すた]]とのコラボレーションで企業ブースに出展するなど、多方面にプロモーション活動を展開している<ref>{{Cite web |2008-09-05 |url= http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0809/05/news102.html |title= ブラザーが“らき☆すた複合機”を試作 |publisher=ITmedia |accessdate=2015-03-05}}</ref><ref>{{Cite web |url= http://web.archive.org/web/20101207033039/http://www.brother.co.jp/jp/mymio/special/luckystar/index.html |title= MyMio×らき☆すた【まいみ〜お 応援ぷろじぇくと】 |publisher=ブラザー工業 |accessdate=2015-03-05}}(2010年12月07日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。


[[2011年]]、改築された[[名古屋市科学館]]の[[プラネタリウム]]ドームの[[命名権|ネーミングライツ(命名権)]]を取得し、プラネタリウムドームの名称を「Brother Earth (ブラザーアース)」とした<ref>{{Cite web |url= http://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/planetarium/brotherearth.html |title= ブラザーアースについて |publisher=名古屋市科学館 |accessdate=2015-03-05}}</ref><ref>{{Cite web |data=2011-01-31 |url= http://www.brother.co.jp/news/2011/planetarium/ |title= 名古屋市科学館の世界最大のプラネタリウムの命名権を取得 名称は「Brother Earth (ブラザーアース)」に決定 |publisher=ブラザー工業株式会社 |accessdate=2015-03-05}}</ref>。
[[2011年]]、改築された[[名古屋市科学館]]の[[プラネタリウム]]ドームの[[命名権|ネーミングライツ(命名権)]]を取得し、プラネタリウムドームの名称を「Brother Earth (ブラザーアース)」とした<ref>{{Cite web |url= http://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/planetarium/brotherearth.html |title= ブラザーアースについて |publisher=名古屋市科学館 |accessdate=2015-03-05}}</ref><ref>{{Cite web |data=2011-01-31 |url= http://www.brother.co.jp/news/2011/planetarium/ |title= 名古屋市科学館の世界最大のプラネタリウムの命名権を取得 名称は「Brother Earth (ブラザーアース)」に決定 |publisher=ブラザー工業株式会社 |accessdate=2015-03-05}}</ref>。

2017年9月4日 (月) 16:01時点における版

ブラザー工業株式会社
BROTHER INDUSTRIES, LTD.
本社ビル
種類 株式会社
市場情報
略称 ブラザー、brother
本社所在地 日本の旗 日本
467-8561
愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1
北緯35度7分6.1秒 東経136度55分19.1秒 / 北緯35.118361度 東経136.921972度 / 35.118361; 136.921972座標: 北緯35度7分6.1秒 東経136度55分19.1秒 / 北緯35.118361度 東経136.921972度 / 35.118361; 136.921972
設立 1934年昭和9年)1月15日
(日本ミシン製造株式会社)
業種 電気機器
法人番号 8180001010997 ウィキデータを編集
事業内容 ファクスプリンター、デジタル複合機等の通信・プリンティング機器等の製造・販売等
電子文具及び家庭用ミシン等の製造・販売等
工業用ミシン及び産業機器等の製造・販売等
代表者 小池利和(代表取締役社長)
資本金 192億09百万円[1]
発行済株式総数 2億7753万5866株[1]
売上高 連結 7,072億37百万円
単独 4,272億92百万円
(2015年3月期)[1]
純資産 連結 3,672億84百万円
単独 2,006億66百万円
(2015年3月31日現在)[1]
総資産 連結 5,672億30百万円
単独 2,969億37百万円
(2015年3月31日現在)[1]
従業員数 連結 34,988名
単独 3,946名
(2015年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日[1]
主要株主 日本生命保険相互会社 4.25%
(株)三井住友銀行 2.67%
住友生命保険(相) 1.62%
(2015年3月31日現在)[1]
主要子会社 関連会社参照
関係する人物 安井正義(創業者)
安井義博(元会長、現相談役)
平田誠一(元代表取締役社長)
石黒不二代ネットイヤーグループ代表取締役社長兼CEO、元社員。)
外部リンク http://www.brother.co.jp/
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ブラザー工業株式会社(ブラザーこうぎょう、: Brother Industries, Ltd.)は、愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1にある電機メーカー。主にプリンター複合機)、ファクシミリミシンなどを製造している。

東京名古屋証券取引所第一部上場

概説

社名は後述の沿革にある通り、安井兼吉が創業した「安井ミシン商会」を安井正義ら息子兄弟が継承した際に称号を変更した「安井ミシン兄弟商会」に由来し、この兄弟の英語であるBrotherを社名に採用している。

売上の90%近く(連結では75%)が日本国外であり、日本国内よりも北米ヨーロッパブランド力が高い。特にSOHO向けの複合機、ファックスにおいては北米でトップシェアを占める。

1971年に、セントロニクス社と高速ドットプリンターを開発。国内の現金自動預け払い機の3割のシェアを持つ。また、ラベルプリンターの創始者で、1988年に開発し、世界シェア1位である。印刷面にラミネートが施される特許を持っている。当時、ブラザー工業の社員だった酒井隆司と結城英治が中心に開発し、かつてキングジムテプラを製造し供給していた。他には、モバイルプリンターなど、個性のあるプリンターを製造している。タイプライターも世界シェア1位を誇り、1977年からのキーボード開発は高い評価を持ち、ブラザー製のIBM社のキーボードはプレミアも付いている。1991年のキーボード「コアラ」は世界初のノートPCに採用され、現在は世界標準仕様となった。

1987年、NTT(東西分割前)とファクスを共同開発。日本国内ではNTTブランドで、日本以外ではブラザーファクスとして展開され、7年連続全米第一位のファクスシェアを獲得していた(1994年2000年)。ちなみに開発メーカーなのでブラザーのファクスの型番はFAX-××となっている。ファクス付複合機では、日本国内、全米でも第1のシェアを誇っていたが、近年ではキヤノンヒューレット・パッカードなどにシェアを奪われつつある。家庭用の留守番電話付きファックスを良品計画(無印良品)にOEM供給している。

また、独自の技術でレーザープリンターインクジェットプリンターを製造できる企業ではあるが、特にレーザープリンターは各社とOEM契約を結び、各社とエンジンや本体を供給したり、されたりしている。カラーレーザーエンジンも以前は他社からの供給品であったが、2007年より自社開発したタンデム方式のカラーエンジンを使用している。レーザープリンターは1987年開発。2000年に、ユーロでのシェアが第2位となる。小売りで全第1位シェアも持っている。 2003年に、インクジェット式の複合機、マイミーオを発売。ファクス付き複合機では2010年現在国内シェア第1位となっている。なお初代のマイミーオに関しては、「ソウチカクニン41」というヘッドに起因する不良が多発したため、修理対応を行った[1]

2008年に発表された新中期戦略「CS B2012」[2]ではブラザーが取り組む二つの新規事業としてネットワークイメージングデバイス事業とネットワーク&コンテンツ事業を挙げており、ネットワークイメージングデバイス事業では2009年6月、電子ペーパー「ブラザー ドキュメントビューワ」を発売したほか、2005年に開催された愛・地球博で初めて披露した網膜走査ディスプレイの小型化を成功させ、2010年に名称が「AiRScouter」に決定。2011年に実用化された[3]。また、ネットワーク&コンテンツ事業では次世代コンテンツ配信システム「Einy(アイニー)」を開発、2009年10月に子会社のエクシングが発売した通信カラオケ「CROSSO」の楽曲配信などに採用されている。

国内でブランドイメージの強いミシンについては、家庭用、工業用ともに世界トップクラスのシェアである。

また、自動車部品やHDD製造用の工作機械であるタッピングセンターシリーズ、金型製作や部品加工用の工作機械であるワイヤ放電加工機(HS-70A)も製造している。

子会社エクシングで、通信カラオケJOYSOUND、HyperJOYを製造・販売している。(なお、同社ではかつて、コンシューマー家庭用ゲーム機)向けゲームソフト(←『ドキドキプリティリーグ』シリーズやプロレスゲームなどスポーツ関係)を制作していたこともあったが、数年前[いつ?]に同事業からの撤退を発表した)さらに2009年9月には、同じく通信カラオケ大手のUGAを運営するBMBを買収することで、BMBの親会社であるUSENと合意したことを発表した[4]

また、かつては家電製品楽器電子オルガン)を発売していたこともあるが、現在は行っていない(1990年代までに撤退)。なお家電製品のうち洗濯機(ニックネームは「新珠」)、掃除機は自社生産で、テレビ、ビデオデッキは三菱電機からのOEM生産だった。1956年には、70CCオートバイ「ダーリン号」を販売した。しかし、製造ラインが伊勢湾台風で水没したこともあってオートバイ事業からは撤退した。

エンターテイメントロボットイフボットデザインをしたことから、イフボットの意匠権を所有している。そのため、2005年に行われた愛・地球博では、「夢みる山」のブラザーゾーン「モノづくり、ユメづくり Brother Output Fantasy」にて、イフボットを使用したショーを出展した。(なお、イフボットの製造はフタバ産業、販売はビジネスデザイン研究所である。)

2008年冬に開催されたイベント、コミックマーケット(C75)において、マイミーオらき☆すたとのコラボレーションで企業ブースに出展するなど、多方面にプロモーション活動を展開している[5][6]

2011年、改築された名古屋市科学館プラネタリウムドームのネーミングライツ(命名権)を取得し、プラネタリウムドームの名称を「Brother Earth (ブラザーアース)」とした[7][8]

沿革

主要製品

ミシン

  • 家庭用ミシン
    • イノヴィスシリーズ(一般用ミシン、刺しゅう用ミシン)
    • 職業用ミシン(直線ぬい専用ミシン、ロックミシン、カバーステッチ専用ミシン)
  • 工業用ミシン

FAX

  • コミュシェ

プリンター

スタンプ作成機

  • Stampcreatorシリーズ

電子ペーパー

工作機械

  • CNCタッピングセンター
  • SPEEDIO

コンテンツ配信システム

  • Einy(アイニー)

AR(拡張現実)事業

  • AiRScouter(エアスカウター)

研究・製造拠点

  • 瑞穂工場(名古屋市瑞穂区
  • 星崎工場(名古屋市南区
  • 港工場(名古屋市港区
  • 桃園工場(名古屋市瑞穂区)
  • 刈谷工場(愛知県刈谷市
  • 技術開発センター(名古屋市瑞穂区)
  • 物流センター(名古屋市南区)

海外拠点は以下の国にある。

関連会社

  • ブラザーインターナショナル株式会社
  • ブラザー販売株式会社
  • 株式会社エクシング
  • 株式会社スタンダード
  • ブラザーロジテック株式会社
  • ブラザー不動産株式会社
  • 三重ブラザー精機株式会社
  • ブラザーリビングサービス株式会社
  • 株式会社ブラザーエンタープライズ
  • 株式会社ビートップスタッフ
  • 株式会社ブラザーファイナンスジャパン
  • 株式会社ニッセイ
  • 昭和精機株式会社
  • ドミノ・プリンティング・サイエンス

提供番組

2017年時点
  • 無し
過去

※同社が名古屋市に本社を置くことから、在京局のみならず、当然のことながら在名局の番組にも提供している。
※現在、上記以外ではレギュラーの提供番組はなく、週替わり・期間限定でテレビ番組に提供する事が多い。このため、スポット枠中心にCMを流している。

CMに起用された有名人

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 第123期 決算 有価証券報告書・内部統制報告書” (PDF). ブラザー工業株式会社. 2015年3月5日閲覧。
  2. ^ ブラザーグループ 新中期戦略 CS B2012 説明資料
  3. ^ 日本の未来の産業を変えるかも。ブラザーのヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter(エアスカウター)」”. ライブドアニュース (2015年7月13日). 2016年7月6日閲覧。
  4. ^ 当社株式譲渡に関する基本合意書締結について(株式会社BMB・2009年9月30日)
  5. ^ ブラザーが“らき☆すた複合機”を試作”. ITmedia. 2015年3月5日閲覧。
  6. ^ MyMio×らき☆すた【まいみ〜お 応援ぷろじぇくと】”. ブラザー工業. 2015年3月5日閲覧。(2010年12月07日時点のアーカイブ
  7. ^ ブラザーアースについて”. 名古屋市科学館. 2015年3月5日閲覧。
  8. ^ 名古屋市科学館の世界最大のプラネタリウムの命名権を取得 名称は「Brother Earth (ブラザーアース)」に決定”. ブラザー工業株式会社. 2015年3月5日閲覧。
  9. ^ 2007年に機械遺産に認定された。日本機械学会「機械遺産」 機械遺産 第15号 麦わら帽子製造用環縫ミシン
  10. ^ 過去に使用していたシンボルマーク(創業家・安井姓の「安」の字を図案化したもの)は2015年現在も社章として株券などで使われている。
  11. ^ 株式会社ニッセイ株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
  12. ^ 英国 Domino Printing Sciences 社の買収手続きの完了について” (PDF). ブラザー工業株式会社. 2015年6月12日閲覧。
  13. ^ オープニングキャッチあり。提供スポンサー読み:オープニング時はなし。エンディング時は「ミシン編機電化製品タイプライター楽器のブラザーがお送りしました」。
  14. ^ 提供スポンサー読み:「ミシン・編機・電化製品・タイプライター・楽器のブラザーがお送りします(した)」。

関連項目

外部リンク