「木下大サーカス」の版間の差分
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* 「スーパー ミラクル イルージョン」(2009年5月あたりまで)<ref>[http://web.archive.org/web/20040206215930/http://www.kinoshita-circus.co.jp/htmls/toptop.htm 木下サーカス公式サイト 2004年2月6日時点のアーカイブ](by [[インターネット |
* 「スーパー ミラクル イルージョン」(2009年5月あたりまで)<ref>[http://web.archive.org/web/20040206215930/http://www.kinoshita-circus.co.jp/htmls/toptop.htm 木下サーカス公式サイト 2004年2月6日時点のアーカイブ](by [[インターネットアーカイブ|Wayback Machine]])</ref> |
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* 「ライガー ミラクル イルージョン」(2009年5月あたりから2010年10月あたり)<ref>[http://web.archive.org/web/20090503170118/http://www.kinoshita-circus.co.jp/ 木下サーカス公式サイト 2009年5月3日時点のアーカイブ](by Wayback Machine)</ref> |
* 「ライガー ミラクル イルージョン」(2009年5月あたりから2010年10月あたり)<ref>[http://web.archive.org/web/20090503170118/http://www.kinoshita-circus.co.jp/ 木下サーカス公式サイト 2009年5月3日時点のアーカイブ](by Wayback Machine)</ref> |
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* 「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー」(2010年10月あたりから[[#外部リンク|現在]])<ref>[http://web.archive.org/web/20101201185509/http://kinoshita-circus.co.jp/ 木下サーカス公式サイト 2010年12月1日時点のアーカイブ](by Wayback Machine)</ref> |
* 「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー」(2010年10月あたりから[[#外部リンク|現在]])<ref>[http://web.archive.org/web/20101201185509/http://kinoshita-circus.co.jp/ 木下サーカス公式サイト 2010年12月1日時点のアーカイブ](by Wayback Machine)</ref> |
2017年9月4日 (月) 21:09時点における版
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒700-0822 岡山県岡山市北区表町3丁目23-23 |
設立 | 1961年10月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 4260001001983 |
事業内容 | サーカスの興行 |
代表者 | 木下唯志(代表取締役社長) |
資本金 | 5千万円 |
従業員数 | 110名 |
関係する人物 | 木下唯助(創業者) |
外部リンク | http://www.kinoshita-circus.co.jp/ |
木下大サーカス(きのしただいサーカス)は、岡山県岡山市北区に本部を持つサーカス団である。運営は木下サーカス株式会社が行っている[1]。
概要
1877年(明治10年)に興行師である木下藤十郎が岡山市西中島に「旭座」を開設したことが起源となる。その後、藤十郎に見込まれた矢野唯助が木下家に婿養子入りし、1902年(明治35年)に大連で曲馬団を創業、これが木下大サーカスの原点となる。しかし、その後の日露戦争の勃発に伴い帰国を余儀なくされ、拠点を岡山に移すこととなる。
ショーの内容としては、動物による曲芸、空中ブランコ、オートバイなどを取り入れたものとなっている。また後述のように、日本古来の伝統芸を復古する取り組みも行っている。日本国内において移動公演を行っているが、海外とのコネクションも大きく、数度に渡る海外公演も行っている。
現在はサーカスの興業の他にも、キノシタグループとしてマンション経営や駐車場の所有、後述する野生動物の保護や環境保護活動等も行っている。
年間観客動員数約120万人[2]。団員は2014年(平成26年)時点で11ヶ国の約60人からなり[3]、スタッフを合わせた全社員数は同年時点で106人となっている[4]。
沿革
- 1902年(明治35年) - 木下唯助により創始。中国の大連を皮切りに中国沿岸部やロシアを巡業。
- 1904年(明治37年) - 岡山市の千日前にて日本国内第一回の興行を行う。
- 1954年(昭和29年) - 赤い丸テント(製作:太陽工業)の誕生(1960年代に素材は合成繊維となる)。
- 1961年(昭和36年)10月 - 会社設立[1]。
- 1981年(昭和56年)- ポートピア'81から海外アーティスト出演。
- 1987年(昭和62年)- ワシントン条約 で象の売買禁止後、タイ政府の許可を得てショーに出演する象の契約を結ぶ。
- 1999年(平成11年)12月27日 - タイの象の病院開設、寄付で「象の保護を通じ動物愛護の心と日タイ両国の友好を深めた」として記念盾が贈られる。
- 2002年(平成14年)11月26日 - 埼玉県知事より「彩の国功労賞」が贈られる。
- 2003年(平成15年)1月8日 - 山陽新聞社より「産業功労賞」が贈られる。
- 2007年(平成19年)- ヨーロッパサーカス連盟(ECA, European Circus Association)のメンバーに選ばれる。
- 2008年(平成20年)1月18日 - モナコ公国にて毎年1月開催のモンテカルロ国際サーカスフェスティバル(Festival International du Cirque de Monte Carlo、レーニエ3世によって世界最高のトップパフォーマーの演技披露の場として開催、名誉会長はステファニー公女)主催ECAシンポジウムでスピーチを行う。
- 2008年(平成20年)2月28日 - 象の病院「キノシタ・エレファント・ホスピタル」に対して、企業の社会貢献を表彰する企業フィランソロピー大賞の贈呈式で社団法人日本フィランソロピー協会より特別賞「子どものこころ育成賞」が贈られる。
- 2011年(平成23年)1月 - 日本人として初めてモンテカルロ国際サーカスフェスティバルの審査員に、またフェスティバル期間中の会合で世界サーカス連盟 (Federation Mondiale du Cirque) の役員に選出される[4]。
キャッチコピー変遷
これまでに公式サイトで付けられていたキャッチコピーを以下に記す。
- 「スーパー ミラクル イルージョン」(2009年5月あたりまで)[5]
- 「ライガー ミラクル イルージョン」(2009年5月あたりから2010年10月あたり)[6]
- 「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー」(2010年10月あたりから現在)[7]
運営会社
本部
木下サーカス株式会社
- 代表取締役社長: 木下唯志
- 所在地: 岡山県岡山市北区表町3丁目23-23
岡山日活 | ||||
岡山県行政書士会 | 丸田ビル | |||
木下サーカス本社 | ||||
(国道250号) |
関連会社
- 木下興産株式会社
- 木下サーカスインターナショナル株式会社
- 木下ブラザーズ株式会社
備考
- 廃業した矢野サーカスとは、縁戚関係にあった。矢野サーカスの初代団長(矢野庄太郎)は、木下唯助の兄。唯助は婿入り前には矢野唯助と言い、矢野巡回動物園(後の矢野サーカス)を運営していた叔父に育てられている。
- 近年の公演では、所によりライオンと虎の交配によって生まれた“ライガー”のショーを行っている(2013年現在行われていない模様)ほか、「坂綱」や「梯子芸」等の日本伝統の曲芸を復元する取り組みも行っている。また2010年11月からは雄雌2頭ずつのホワイトライオンがショーに参加している。
- プログラムには象によるショーが含まれるが、会場によってはワシントン条約等の法規制の問題から出演することが出来なくなる場合がある。その場合はその他のショーを組み込んでいる。
- 野生動物の保護活動、環境保全活動にも力を入れており、タイのランパンに開設されている象の保護・繁殖施設「国立エレファント・コンサーバティブセンター」内に怪我をした象の治療施設を備えた「キノシタ・エレファント・ホスピタル」を1999年に開設した。チェンマイ大学の獣医約10人が常駐しており、常に象の治療にあたっている。また木下大サーカスではワシントン条約によって象の商的売買が禁止された後の1987年にタイ政府と交渉の上で、ショーに出演させるための象の契約を締結している。環境保全活動としてはAWRC(アジア産野生生物研究センター)と協力体制を敷いている。
- ロードオブメジャーのシングル「ENERGY」(2006年5月31日発売)、B'zのアルバム『ACTION』収録曲「パーフェクトライフ」(2007年12月5日)のPV撮影に協力した。
- お笑いグループ、安田大サーカスの名前の元になっている。
脚注
- ^ a b 木下サーカス【会社概要/会社情報】(公式サイト内)
- ^ 木下サーカス【会社概要/歴史】(公式サイト内)
- ^ CBC放送『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(2014年2月20日13時55分〜OA)[出典無効]
- ^ a b 112アニヴァーサリー木下サーカスパンフレット(2014年)
- ^ 木下サーカス公式サイト 2004年2月6日時点のアーカイブ(by Wayback Machine)
- ^ 木下サーカス公式サイト 2009年5月3日時点のアーカイブ(by Wayback Machine)
- ^ 木下サーカス公式サイト 2010年12月1日時点のアーカイブ(by Wayback Machine)
参考文献
- 『木下サーカス生誕100年史』(2002年6月、木下サーカス株式会社)
関連項目
外部リンク
- 木下サーカス公式サイト - 「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー」(2017年時点のキャッチコピー)