「大阪高知特急フェリー」の版間の差分
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2017年9月5日 (火) 00:36時点における版
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 高知県高知市桟橋通六丁目10番23号 |
設立 | 1970年4月18日 |
業種 | 海運業 |
事業内容 | 定期フェリー航路の運航。 |
代表者 | 代表取締役社長 竹田晴雄 |
資本金 | 4億420万円 |
発行済株式総数 | 80万8,400株 |
大阪高知特急フェリー(おおさかこうちとっきゅうフェリー)は、かつて存在した海運会社。大阪南港と高知港を結ぶフェリー航路を運航していた。本社は、高知県高知市にあった。
沿革
- 1970年4月18日 - 大阪高知フェリー株式会社を設立。
- 1972年9月13日 - 土佐特急フェリー株式会社を合併し、大阪高知特急フェリー株式会社に商号変更。
- 1975年5月11日 - 乗船率の低い朝便の運航を休止[1]
- 1981年4月25日 - 「ニューかつら」が就航する。当時では珍しいエスカレーターを設置。
- 1990年3月 - 「ニューとさ」が就航する。
- 1994年7月16日 - 本店を大阪市住之江区南港南二丁目3番44号に移転。
- 1996年1月29日 - 本店を大阪市中央区南船場四丁目12番12号に移転。
- 1997年12月1日 - 本店を高知市はりまや町一丁目5番1号に移転。
- 2000年8月19日 - 「フェリーこうち」が就航する。
- 2001年12月10日 - あしずり港(高知県土佐清水市) - 甲浦港(高知県安芸郡東洋町) - 大阪南港間に就航していた高知シーライン(旧・室戸汽船)の航路休止に伴い、高知港での待機時間を利用して、航路を引き継ぐ形であしずり港への運航が開始される。
- 2004年
- 2005年
- 2006年6月16日 - 費用不足により破産手続廃止の決定が確定し会社は消滅。
航路
休止時点での航路。
船舶
- とさ[2]
- 1971年9月就航。3369.6総トン、全長104.6m、幅20.0m、航海速力18.3ノット(最大20ノット)。
- 旅客定員620名。車両積載数:トラック59台・乗用車41台。
- 1973年、関西汽船に移籍し、はやとも丸に改称。
- フェリーなにわ
- 1971年12月就航[2]。4,714総トン、全長120.80m、幅20.40m、最大速力19.5ノット。
- 旅客定員818名。車両積載数:8tトラック60台、乗用車80台。
- 1990年、「ニューとさ」就航にともない引退し、シンガポールに売却[2]。
- フェリーかつら[2]
- 1971年竣工。「フェリーなにわ」と同型船。
- 1981年4月、「ニューかつら」就航にともない引退後、売却先より関西汽船に用船され、くるしま丸就航まで松山 - 小倉フェリーに就航していた[要出典]。1990年、フィリピンに売却。
- ニューかつら
- 1981年4月就航。6,772総トン、全長140.0m、幅22.7m、最大速力23.5ノット。
- 旅客定員1,000名。車両積載数:8tトラック99台、乗用車48台。
- 2006年、フィリピンに売却[2]。
- ニューとさ
- 1990年3月就航。6,939総トン、全長141.5m、幅23.0m、最大速力24.0ノット。
- 旅客定員1,000名。車両積載数:8tトラック103台、乗用車35台。
- 「ニューかつら」と同型船。2000年8月、「フェリーこうち」就航にともない引退し、ギリシャに売却[2]。
- フェリーこうち[2]
- 2000年8月就航。4,138総トン、全長118.1m、幅21.0m、航海速力19.4ノット(最大22.18ノット)。
- 旅客定員350名。車両積載数:8tトラック73台、乗用車10台。
- 航路休止時まで運航された。2006年4月、ギリシャに売却。
バスとの連携
高知県交通および土佐電気鉄道のバスがフェリー発着に合わせて、航路休止まで高知県交通は中村駅および梼原ならびに高知駅を結ぶ路線、土佐電気鉄道は安芸とを結ぶ路線が運行されていた。 高知県交通ではバス運賃が割引となる連絡乗車(船)券も存在していた。
提供番組
出典
脚注
参考文献
- 日本のカーフェリー -その揺籃から今日まで-(世界の艦船 別冊) - 海人社(2009年3月発行)
外部リンク
- 大阪高知特急フェリー株式会社 - 閉鎖(2004年4月15日時点のアーカイブ)