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== 主な共著 ==
== 主な共著 ==
* 若大将グラフィティ([[角川書店]]、1995年)
* 若大将グラフィティ([[角川書店]]、1995年)
* 無責任グラフィティ クレージー映画大全(フィルムアート社、1997年)
* 無責任グラフィティ クレージー映画大全([[鈴木啓之]]、[[町田心乱]]共編、フィルムアート社、1997年)
* 世紀末デビルマン読本 浦山珠夫名義編 (本の森出版センター 1998年)
* 世紀末デビルマン読本 浦山珠夫名義編 (本の森出版センター 1998年)
* 唄えば天国―ニッポン歌謡映画デラックス (天の巻) / 同 (地の巻) ([[メディアファクトリー]]、1999年)
* 唄えば天国―ニッポン歌謡映画デラックス (天の巻) / 同 (地の巻) ([[メディアファクトリー]]、1999年)
* Japanese Film 1955‐64―昭和30年代のヒットシリーズ〈上〉/同 〈下〉([[ネコ・パブリッシング]]、1999年)
* Japanese Film 1955‐64―昭和30年代のヒットシリーズ〈上〉/同 〈下〉([[ネコ・パブリッシング]]、1999年)
* エノケンと〈東京喜劇〉の黄金時代([[論創社]]、2003年)
* エノケンと〈東京喜劇〉の黄金時代(東京喜劇研究会 (編集)、[[論創社]]、2003年)
* 映画監督ベスト101 日本篇([[新書館]]、2003年、[[川本三郎]]:編集)
* 映画監督ベスト101 日本篇([[新書館]]、2003年、[[川本三郎]]:編集)
* 小林旭 マイトガイ・スーパー・グラフィティ([[白夜書房]]、2004年)
* 小林旭 マイトガイ・スーパー・グラフィティ([[日活]] (編集) 、[[白夜書房]]、2004年)
* 映画監督 舛田利雄〜アクション映画の巨星 舛田利雄のすべて〜(ウルトラ・ヴァイブ、2007年)
* [[Hotwax]]責任編集 映画監督舛田利雄〜アクション映画の巨星 舛田利雄のすべて〜(ウルトラ・ヴァイブ、2007年)
* 最後のクレイジー 犬塚弘 ホンダラ一代、ここにあり!([[講談社]]、2013年)
* 最後のクレイジー 犬塚弘 ホンダラ一代、ここにあり!([[犬塚弘]]との共著、 [[講談社]]、2013年)


== 主な劇場用映画プログラム寄稿 ==
== 主な劇場用映画プログラム寄稿 ==

2018年12月6日 (木) 13:57時点における版

佐藤 利明(さとう としあき、1963年8月9日 - )は、日本映画評論家ミュージカル音楽評論家[1]音楽プロデューサー、放送・構成作家。映画解説等の仕事では肩書きを「娯楽映画研究家」とするのが通例。また音楽プロデューサー・評論家としては「オトナの歌謡曲プロデューサー」という肩書きも用いる。浦山珠夫名義(女優:浦山珠美 (浦山珠実)にちなむ名前)をペンネームとしても使用する[2]東京都出身。中央区立泰明小学校、私立獨協学園卒業。

略歴

雑誌、新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなどの様々な媒体での映画解説の他、映画DVDや音楽CDの企画、解説。名画座などの上映プログラム執筆。

したまちコメディ映画祭in台東」などの映画祭のプロデュース、それら映画上映時のトークショー出演、コンサートの脚本執筆なども活発に行う。

内外の映画の解説、評論では、月刊映画雑誌「映画秘宝」にて、浦山珠夫名義で、映画解説や映画関係者へのインタビュー記事をほぼ毎回寄稿[注 1]

舛田利雄との共著『映画監督 舛田利雄〜アクション映画の巨星 舛田利雄のすべて〜』(ウルトラ・ヴァイブ、2007年刊行)では、石原裕次郎主演作等を数多く監督し日本の娯楽映画を牽引してきた存在でありながらも、それまで取り上げられる機会に恵まれなかった舛田にロング・インタビューを行ない、好評を博した[注 2]

石原裕次郎、小林旭赤木圭一郎吉永小百合等を始めとする往年の国民的スター俳優の映画DVD[3]や、その楽曲のCDの企画・制作・監修・解説執筆[4]も行なう。映画DVDでは、東宝ハナ肇とクレージーキャッツ出演映画におけるオーディオコメンタリーのスタッフ・キャストへのインタビュー・聞き手を単独で担当。
『クレージー映画大全―無責任グラフィティ』(フィルムアート社、1997年刊行)で、共著の鈴木啓之町田心乱らと共に、同オーディオコメンタリーを担当した。

その他、『ゴジラ』等の東宝特撮映画、市川崑作品等の多くのオーディオコメンタリーで、スタッフ・キャストへのインタビュー・聞き手を担当したことでも広く知られる。

CSの映画専門チャンネル「衛星劇場」にて、2008年放送開始のインタビュー番組『私の寅さん』にレギュラー出演し[5]、国民的映画「男はつらいよ」シリーズの山田洋次森崎東倍賞千恵子前田吟佐藤蛾次郎らを始め、当時の助監督や各技術スタッフにも個別にインタビューしたものが、それぞれ毎月放送されている。

なお、『私の寅さん』の内容をラジオに置き換えたような形で、2011年4月から、佐藤をパーソナリティーに「文化放送開局60周年特別企画『みんなの寅さん』 山田洋次映画監督50周年プロジェクト」として、『私の寅さん』を上回る幅広さの「男はつらいよ」の出演者、スタッフにインタビューを行っており、作品の魅力を解説するなどして、放送は500回を迎える(2013年3月現在)。

2011年12月より、「男はつらいよ」の舞台となった葛飾柴又での「男はつらいよ in 柴又帝釈天」イベント(松竹・ぴあ主催)のホストとして、イベントに出演。シークレットゲストとして、光本幸子岡本茉利榊原るみを迎えるなど、文化放送「みんなの寅さん」との連動で、”寅さん”ムーブメントを盛り上げている。

2012年12月15日〜2013年2月1日にかけて、銀座シネパトスで「新春! みんなの寅さんまつり」をプロデュース。フィルムで味わう「男はつらいよ」をコンセプトに、光本幸子、岡本茉利、佐藤蛾次郎、榊原るみ、毒蝮三太夫、吉田照美、山田雅人、朝日新聞記者・小泉信一らを迎えて、トークショーを行った。2013年3月末に閉館した、銀座シネパトスでの名画座興行の歴代1位の動員を記録した。

音楽関係では、吉永小百合などの映画女優の他、美空ひばり由紀さおりといった歌手のCDのプロデュース、解説執筆も行っており、2010年3月には、アメリカのジャズアンサンブル「ピンク・マルティーニ」と、由紀さおりのコラボレーションで話題となったCD「1969」のライナーノーツを担当し、解説が英訳され、世界版にも使用された。CDジャーナル(ウェブマガジン)にて、ピンク・マルティーニのリーダーでピアニストのトーマス・ローダーデールボーカルチャイナ・フォーブスと由紀による対談のインタビュアー・構成を担当[6]

2011年2月には、美空ひばりの二十三回忌にちなんだイベント「HIBARI 7 DAYS」を佐藤剛らと共にプロデュース。ステージ上では司会も務めた。

2013年1月〜3月 東京新聞夕刊「この道犬塚弘 最後のクレイジー」の企画、構成を手掛ける。

2013年6月〜10月 東京新聞夕刊「寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま」連載(2014年東京新聞より単行本化)

2014年4月〜 東京新聞水曜日朝刊「寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま 第二部」連載

主な著書

主な共著

  • 若大将グラフィティ(角川書店、1995年)
  • 無責任グラフィティ クレージー映画大全(鈴木啓之町田心乱共編、フィルムアート社、1997年)
  • 世紀末デビルマン読本 浦山珠夫名義編 (本の森出版センター 1998年)
  • 唄えば天国―ニッポン歌謡映画デラックス (天の巻) / 同 (地の巻) (メディアファクトリー、1999年)
  • Japanese Film 1955‐64―昭和30年代のヒットシリーズ〈上〉/同 〈下〉(ネコ・パブリッシング、1999年)
  • エノケンと〈東京喜劇〉の黄金時代(東京喜劇研究会 (編集)、論創社、2003年)
  • 映画監督ベスト101 日本篇(新書館、2003年、川本三郎:編集)
  • 小林旭 マイトガイ・スーパー・グラフィティ(日活 (編集) 、白夜書房、2004年)
  • Hotwax責任編集 映画監督・舛田利雄〜アクション映画の巨星 舛田利雄のすべて〜(ウルトラ・ヴァイブ、2007年)
  • 最後のクレイジー 犬塚弘 ホンダラ一代、ここにあり!(犬塚弘との共著、 講談社、2013年)

主な劇場用映画プログラム寄稿

主なプロデュース・構成作品

映像作品

映像ソフト

  • LD 『東宝ゴクラク座』シリーズ(解説も執筆・東宝、1994年)
  • DVD 『日活 DIG THE NIPPON』シリーズ(解説も執筆・日活、2003年)
  • DVD 『ゴジラ』(宝田明とオーディオ・コメンタリー・東宝、2000年)
  • DVD 『小林旭 爆裂アクションDVD-BOX』(解説も執筆・日活、2006年)
  • DVD 『野良猫ロック DVD-BOX』(解説も執筆・日活、2006年)
  • DVD 『クレイジーキャッツ メモリアルDVD-BOX』(解説も執筆・スーパーヴィジョン、2007年)
  • DVD 『石原裕次郎 ゴールデン・トレジャー〜日活映画大全〜』(解説も執筆・日活、2009年)
  • DVD 『植木等 スーダラ BOX』(ポニーキャニオン、2010年)
  • DVD 『芦川いづみ DVDセレクション』(ハピネット、2010年)
  • DVD 『上を向いて歩こうDVDスペシャルコレクション』(ハピネット、2011年)
  • DVD 『渡哲也"無頼"COMPLETE DVD-BOX』(ハピネット、2012年)
  • DVD 『石原裕次郎 夢の箱』(ポニー・キャニオン、2013年)

音楽ソフト(CD)

  • 『歌うエノケン大全集〜蘇る戦前録音編』(解説も執筆・ユニバーサルミュージック、2003年)
  • 『エノケン ミーツ トリロー』(解説も執筆・EMIミュージック、2003年)
  • 『クレイジーキャッツ コンプリートシングルス』 HONDARA盤/HARAHORO盤(解説も執筆・EMIミュージック、2005年)
  • 『クレイジー・ムービーズ』 VOL.1/同 VOL.2(解説も執筆・EMIミュージック、2005年)
  • 『小林旭マイトガイ・トラックス』シリーズ(解説も執筆・コロムビアミュージックエンタテインメント、2005年)
  • 『小林旭コンプリート・シングルズ』シリーズ(解説も執筆・コロムビアミュージックエンタテインメント・日本クラウンガウスユニバーサルJSony Music Direct、2005年)
  • 釣りバカ日誌20周年記念スペシャル 〜ハマちゃんとスーさんの20年〜』(解説も執筆・ユニバーサルミュージック、2007年)
  • 『吉永小百合 映画歌謡曲集〜日活篇〜』(解説も執筆・ビクターエンタテインメント、2008年)
  • 『男はつらいよ 寅次郎音楽旅 〜寅さんの“夢”“旅”“恋”“粋”〜』(解説も執筆・USMジャパン、2008年)
  • 『いきる/由紀さおり』(解説・EMIミュージック、2009年)
  • 『Love Songs〜また君に恋してる〜/坂本冬美』(解説・EMIミュージック、2009年)
  • 森繁久彌 わがセンチメンタルの碑』(解説・ユニバーサルミュージック、2009年)
  • 『森繁久彌 歌の旅 映画の人生』(企画監修・ビクターエンタテインメント、2010年)
  • 『Love Songs2 〜ずっとあなたが好きでした〜/坂本冬美』(解説・EMIミュージック、2010年)
  • 『草原の輝き(Splendor in the Grass)』(日本版解説・ユニバーサルミュージック、2010年)
  • 『男はつらいよ 寅次郎音楽旅 みんなの寅さん』(プロデュース・解説、SHOCHIKU RECORDS、2011年)
  • 吉永小百合 ベスト100』(監修・解説、ビクターエンタテインメント、2012年)
  • 『日活100年101映画』(プロデュース・解説・テイチクエンタテインメント、2012年)
  • 『男はつらいよ×德永英明 新・寅次郎音楽旅』(プロデュース・解説、ユニバーサルミュージック、2012年)
  • 『男はつらいよ 寅次郎音楽旅〜寅さんのことば』(プロデュース・解説、ユニバーサルミュージック、2014年)

ピンク・マティーニのアルバム

  • CD 『1969』(日本・世界版解説・ユニバーサルミュージック、2011年)
  • CD 『サンパティーク』(解説・ユニバーサルミュージック、2012年)
  • CD 『ハング・オン・リトル・トマト』(解説・ユニバーサルミュージック、2012年)
  • CD 『ヘイ・ユジーン』(解説・ユニバーサルミュージック、2012年)
  • CD 『草原の輝き』(解説・ユニバーサルミュージック、2012年)

その他

主な出演ラジオ番組

※特記なきものはパーソナリティ。

  • NHK-FM
  • TBSラジオ
  • 文化放送
    • みんなの寅さん(第1期)(2011年4月4日〜2013年3月29日・帯番組。映画「男はつらいよ」シリーズの出演者・スタッフを幅広くゲストに迎える)
    • 続・みんなの寅さん(2013年4月7日〜2014年3月30日)
    • 新・みんなの寅さん(2014年4月6日〜9月28日)
    • みんなの寅さん(第2期)(2014年9月30日〜)
    • 吉田照美 飛べ! サルバドール』内コーナー「夕暮れの阿久悠」レギュラーゲスト[注 3]
    • 文化放送ライオンズナイターSET UPスペシャル 星空の阿久悠(2014年5月8日)
  • ラジオ日本
    • 佐藤利明の唄えば天国(2014年10月1日〜12月31日)

主な出演テレビ番組

  • 衛星劇場
    • 私の寅さん(レギュラー出演・2008年〜)
    • 日本映画監督列伝(準レギュラー出演・2008年〜)
    • 男優☆伝説(準レギュラー出演・2008年〜)
    • 女優は語る(準レギュラー出演・2009年〜)

脚注

注釈

  1. ^ 同誌がムック本だった時代から寄稿している。
  2. ^ 同書発刊当初の『キネマ旬報』における、日活映画評論のパイオニア渡辺武信による書評では「“優れた質問は優れた答を呼び出す”というインタビューの原則を示す典型的な例と言えよう」と評された。
  3. ^ 2014年4月1日 - 9月2日まで、マンスリーゲストとして、毎月第1火曜日に出演。同年9月30日より、レギュラーゲストとして、毎週出演。

出典

外部リンク