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岡本茉利

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

おかもと まり
岡本 茉利
本名 野田 睦美(のだ むつみ)[1][2]
生年月日 (1954-10-31) 1954年10月31日(70歳)
出身地 日本の旗 日本東京都[3][4]
身長 154 cm[3]
血液型 B型[1]
職業 女優声優
ジャンル テレビドラマ映画アニメ吹き替え
活動期間 1961年 -
事務所 81プロデュース[4]
公式サイト 岡本茉利 - 81プロデュースの公式サイト
主な作品
アニメ
ヤッターマン
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岡本 茉利(おかもと まり、岡本 茉莉の表記もあり、1954年昭和29年〉10月31日[1][3][5][6] - )は、日本女優声優[3]東京都出身[3][4]81プロデュース所属[4]

略歴

小学生時代を大阪府枚方市で過ごす[7]。7歳の頃に大阪府の自宅の近くで撮影していた映画に見学に行っていた[5][6]。その時に岡本を見ていた助監督が「この子のお母さんは?」と言い出して、1961年に映画『喜劇・団地親分』でデビューした[5][2]。その助監督の紹介で京都ポニー児童劇団に所属[5][2][6]。その後、NHK大阪放送児童劇団を経て、中学時代に演出家の松浦竹夫が主宰する浪漫劇場に入団[2]。当時は本名の野田 睦美名義で関西を中心に芸能活動をしていたが、1970年に父の転勤で東京へ引っ越し[5]、以降活動拠点を東京に移すとともに、芸名を岡本茉利に改める。1971年に『男はつらいよ』シリーズ第8作『寅次郎恋歌』に旅役者の娘・大空小百合役で出演したのをきっかけに、山田洋次作品の常連となる[1]

声優としてのデビューは1970年のアニメ『昆虫物語 みなしごハッチ』へのゲスト出演である[1]。初レギュラーは高校1年の時にオーディションで受かった同年放送のアニメ『いなかっぺ大将』の大柿キク子[5][1]

文化学院卒業[1][5][6]。オフィス・テブ[8]ぷろだくしょんバオバブ[9]マウスプロモーション[10]を経て、現在は81プロデュースに所属[4]

2007年3月、宮崎県高原町のたかはるふるさと大使任命。

2013年、第7回声優アワード大平透森功至小原乃梨子と共に「シナジー賞(タツノコプロ50周年)」を受賞した[11]

人物

声種メゾソプラノ[12]

一人っ子である[7][5]

趣味・特技は写真を撮る事、日舞殺陣[4]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビドラマ

映画

舞台

  • 沢竜二劇団

テレビアニメ

1970年
1972年
1973年
1974年
1975年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1986年
1987年
1995年
1998年
2003年
2005年
2009年
2017年
2019年

劇場アニメ

OVA

ゲーム

ラジオドラマ

吹き替え

洋画

テレビドラマ

アニメ

その他のテレビ番組

脚注

  1. ^ a b c d e f g アニメージュ編集部「岡本茉利 芸歴20年、何も染まらぬ"初々しさ"」『アニメ声優24時』徳間書店、1981年7月31日、177-182頁。 
  2. ^ a b c d トークショー出演:岡本 茉利さんプロフィール”. 坂口尚オフィシャルサイト 午后の風. 2023年2月7日閲覧。
  3. ^ a b c d e 岡本茉利”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2018年4月21日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 岡本 茉利 - (あ行):株式会社81プロデュース‐声優プロダクション”. 2022年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月19日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h 『甦る!東映アニメアンソロジー03 魔女っ子メグちゃん&花の子ルンルン 魔法+変身』毎日コミュニケーションズ、2004年11月、62-66頁。ISBN 978-4-8399-1644-2 
  6. ^ a b c d 「岡本茉利インタビュー」『TV洋画の人気者 声のスターのすべて』阿部邦雄 編著、近代映画社、1979年、263-266頁。全国書誌番号:79023322 
  7. ^ a b 「アニメ声優24時」『アニメージュ』1980年10月号、徳間書店、1980年9月、139-141頁。 
  8. ^ 『TVアニメ大全科part2』秋田書店、1979年、293頁。 
  9. ^ 『日本タレント名鑑(1983年版)』VIPタイムズ社、1982年、283頁。 
  10. ^ 岡本茉利 - マウスプロモーション(2010年7月6日時点のアーカイブ
  11. ^ 第七回声優アワード受賞者発表”. 声優アワード実行委員会. 2013年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月2日閲覧。
  12. ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、75頁。 
  13. ^ 作品データベース”. タツノコプロ 公式サイト. タツノコプロ. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月27日閲覧。
  14. ^ 作品データベース タイムボカン”. タツノコプロ 公式サイト. タツノコプロ. 2024年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月27日閲覧。
  15. ^ 作品データベース ヤッターマン”. タツノコプロ 公式サイト. タツノコプロ. 2024年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月27日閲覧。
  16. ^ 宇宙戦艦ヤマト2”. メディア芸術データベース. 2016年10月8日閲覧。
  17. ^ “フウムーン”. 手塚治虫公式サイト. https://tezukaosamu.net/jp/anime/57.html 2016年5月3日閲覧。 
  18. ^ メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行”. メディア芸術データベース. 2023年1月9日閲覧。
  19. ^ おはよう!スパンク”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年4月27日閲覧。
  20. ^ “ブレーメン4 地獄の中の天使たち”. 手塚治虫公式サイト. https://tezukaosamu.net/jp/anime/58.html 2016年5月3日閲覧。 
  21. ^ “タイムスリップ10000年 プライム・ローズ”. 手塚治虫公式サイト. https://tezukaosamu.net/jp/anime/59.html 2016年5月3日閲覧。 
  22. ^ 「アフレコスタジオ通信」『別冊アニメディア』 アニメ三銃士 PART1、株式会社学習研究社、1988年8月6日、113頁。
  23. ^ 闘魔鬼神伝ONI : 作品情報”. アニメハック. 2020年11月28日閲覧。
  24. ^ 男はつらいよ 〜寅次郎忘れな草〜”. エイケン オフィシャルサイト. 2021年10月27日閲覧。
  25. ^ おはよう!スパンク”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年4月27日閲覧。
  26. ^ シティーハンター 愛と宿命のマグナム”. サンライズワールド. サンライズ. 2023年1月16日閲覧。
  27. ^ CHARACTER”. リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議. バンダイナムコエンターテインメント. 2017年8月28日閲覧。
  28. ^ ゴシック・ホラーの金字塔「サスペリア」4Kレストア版がUHD BD化”. AV Watch. 株式会社インプレス (2019年4月9日). 2021年10月14日閲覧。
  29. ^ 毎日新聞』1974年9月28日付朝刊20面テレビ欄。

外部リンク