水垣洋子
みずがき ようこ 水垣 洋子 | |
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プロフィール | |
本名 | 東 洋子[1] |
性別 | 女性 |
出身地 | 日本・東京都[2] |
生年月日 | 1939年11月26日(85歳) |
血液型 | A型[3] |
職業 | DJ、声優、俳優、詩人、画家、エッセイスト |
事務所 | 81プロデュース[2] |
公式サイト | 水垣洋子ホームページ |
活動 | |
活動期間 | 1960年代 - |
水垣 洋子(みずがき ようこ、1939年11月26日[1][4] - )は、日本の女性DJ、声優、俳優、詩人、画家、エッセイスト。81プロデュース所属[2]。東京都出身[2]。
経歴
[編集]東京アナウンスアカデミー卒業[4]。東京俳優生活協同組合[5]、東京アーチストプロダクション[6]、ビッグヒル[7]、現代センター[8]、圭三プロダクション[9]、フリー[3]を経て、81プロデュース所属となった。
1961年、ラジオ関東の番組『森永フレッシュコーナー』でディスクジョッキーとしてデビューした。個性的な甲高い声質で、1960年代~1970年代を中心に活動していた売れっ子マルチタレントであった。アニメソングや童謡など、歌手としての活動も多かった。
1972年に寺山修司の勧めで詩集を出版。同年、軽音楽をバックに詩を朗読をするというアルバム『洋子のひとりごと』を発売してヒットする(1998年にCD化された)。
1975年以降は、育児を契機に芸能活動を休業し画家に転向する。現在はUSEN『昭和ラヂオ』の番組「水垣洋子の今夜もポエム」でDJを行ったり、自作の詩の朗読コンサートや講演会などで活動を続けている。
人物
[編集]アニメ、外画、テレビで声の仕事を行う[11]。
出演作品
[編集]テレビドラマ
[編集]- ザ・ガードマン 第109話「忘れられない顔」(1967年) - 北林鈴子
- フジ三太郎(1968年 - 1969年)
- 第5話「ママの誕生日」 - リポーター
- 第27話「頑張れ 張り切れ ゴマするな!」 - OL
- 青空にとび出せ! 第7話「ピンチだ!それいけ」(1969年)
その他出演あり
映画
[編集]- コント55号 世紀の大弱点(1968年) - 須永糸美
- 娘の季節(1968年) - ユキ
- 涙の季節(1969年) - 大橋昌子
テレビアニメ
[編集]- 狼少年ケン(1963年 - 1965年) - ポッポ[12]
- 鉄腕アトム (アニメ第1作)(1963年) - ウラン〈初代〉
- オバケのQ太郎(1965年) - P子
- ハッスルパンチ(1965年) - タッチ[13]
- おそ松くん(1966年) - チビ太(2代目)
- 魔法使いサリー(1966年) - まり子
- 黄金バット(1968年) - ペギー
劇場アニメ
[編集]- 太陽の王子 ホルスの大冒険(1967年) - 幼女マウニ[14]
- 少年ジャックと魔法使い(1967年) - 子犬
- 長靴をはいた猫(1969年) - ネズミのチビ
- ひとりぼっち(1969年) - ジュン
吹き替え
[編集]- ハワイアン・アイ(クリケット〈コニー・スティーブンス〉)
- 早射ちマック(ルイ)
ラジオ
[編集]- 森永フレッシュコーナー
- 水垣洋子の今夜もポエム
- 歌謡大行進(1969年 - 1971年)
著書
[編集]- 子どもの日のように(新書館)
- 子どもの日ふたたび(新書館)
- 再会(自費出版)
楽曲・アルバム
[編集]- 赤鼻のトナカイ(企画盤・オバQクリスマス)
- ジングルベル(企画盤・オバQクリスマス)
- オバケのP子(オバケのQ太郎)
- ハッスルパンチのうた(ハッスルパンチ)
- パパパのチョイナ(魔法使いサリー)
- ポッポとチッチの歌(狼少年ケン)
- 洋子のひとりごと(コロムビアミュージックエンタテインメント)
- かわいいうそつき / まいごになったプードル
作詞
[編集]- オープニング「ドン・チャックといっしょに」
- エンディング「夢見るドン・チャック」
教育番組
[編集]- ものしり博士(NHK総合)(声と寸劇・主題歌も)
その他
[編集]- チロリン村とくるみの木(NHK人形劇) - バナナ少年・ポッピー、イタチのプー子
絵画個展歴
[編集]1975年の芸能活動休業を機に油絵を始め、画家に転向する。 1987年に東京・六本木にて初個展を開催。
水垣洋子油絵個展
[編集]- 第1回 六本木金鳳堂画廊(1987年2月)
- 第2回 六本木金鳳堂画廊(1988年11月)
- 第3回 六本木金鳳堂画廊(1990年11月)
- 第4回 六本木金鳳堂画廊(1992年2月)
- 第5回 横浜そごうアートギャラリー(1994年9月)
- 第6回 横浜そごうアートギャラリー(1998年7月)
- 第7回 池袋東武美術画廊(2000年4月)
- 第8回 池袋東武美術画廊(2004年4月)
- 第9回 千葉そごう美術ギャラリー(2005年2月)
- 第10回 池袋東武美術画廊(2007年4月)
- 第11回 池袋東武美術画廊(2009年4月)
グループ展
[編集]- ボランティア絵画展・東京駅特別展示場(1991年1月)
- 第1回華の会展・横浜そごうアートギャラリー(1991年6月)
- 第2回華の会展・横浜そごうアートギャラリー(1992年4月)
- 第3回華の会展・横浜そごうアートギャラリー(1993年4月)
- 第4回華の会展・横浜そごうアートギャラリー(1994年4月)
- 人気女流作家展・横浜そごうアートギャラリー(1995年2月)
トークイベント・講演
[編集]自作の詩の朗読とトークで、定期的に開催、継続中。「水垣洋子・言葉セレブとフレンチの会」(東京お茶の水ビストロ備前)は10回、「川崎周子・水垣洋子~幸せメッセンジャー“心の詩をピアノの調べに乗せて”」は3回を迎えている。
講演活動も各地で、好評。文化庁推薦で、テーマ「詩の朗読をして美しい日本語を・・・」で、山形県酒田市の小学校、茨城県鉾田市の小学校での特別授業、小金井市他地方自治体の文化教室で開催。
テーマは、「言葉」「女性の生き方」が主だが、他にも幅広いテーマを持っている。
朗読劇にも出演し、活動の幅を広げている。共演者は、清水マリ(鉄腕アトム)、古谷敏(ウルトラマン)、土屋嘉男(俳優)他。
言葉セレブとフレンチの会
[編集]- 第1回 言葉セレブとフレンチの会(ビストロ備前・2006年12月)
- 第2回 言葉セレブとフレンチの会(ビストロ備前・2007年 5月)
- 第3回 言葉セレブとフレンチの会(ビストロ備前・2007年 9月)
- 第4回 言葉セレブとフレンチの会(ビストロ備前・2007年12月)
- 第5回 言葉セレブとフレンチの会(ビストロ備前・2008年 5月)
- 第6回 言葉セレブとフレンチの会(ビストロ備前・2008年11月)
- 第7回 言葉セレブとフレンチの会(ビストロ備前・2009年 3月)
- 第8回 言葉セレブとフレンチの会(ビストロ備前・2009年 6月)
- 第9回 言葉セレブとフレンチの会(ビストロ備前・2009年12月)
- 第10回 言葉セレブとフレンチの会(ビストロ備前・2010年5月予定)
講演
[編集]- ホッと息抜き音楽会・ポエムとトークで(東芝病院2000年8月)
- 十字屋午後のサロン・クリスマストークショー(銀座十字屋ホール2000年12月)
- 小金井文化の会人間講座・美しい日本語(小金井市公民館・2004年6月)
- 文化庁・言葉について考える体験事業(酒田市北平田小学校・2004年10月)
- アカデミーヒルズ・アーテリジェントスクール講座~言葉美人になるために(六本木ヒルズ・2005年11月)
- 特別集中授業・女性の生き方(相模女子大・2005年12月)
- 共同通信きさらぎ会ハイタイム・女性の行き方(共同通信プレスクラブ・2006年1月)
- 新春の集い・水垣洋子トークショー(新浦安オリエンタルホテル・2006年2月)
- 特別集中授業・言葉について(相模女子大学・2006年6月)
- 特別講演・母達へのメッセージ~ポエムに寄せて(松戸市新松戸幼稚園・2006年7月)
- 文化庁・言葉について考える体験授業(鉾田市立鉾田第一小学校・2006年10月)
- 相模女子大相生際・特別講演(相模女子大・2006年11月)
- たいらいさお童謡の会・ゲスト出演(文京シビックホール・2006年11月)
- 香川文化を考える会・トークショー(高松市・2007年5月)
- 幸せメッセンジャーデュオ・水垣洋子&川﨑周子(アグネスホテル東京アグネスホール・2007年10月)
- お母賛歌コンサート~詩の朗読と童謡(和光市文化センター・2008年5月)
- 山口勝敏コンサート・ゲスト声出演(軽井沢大賀ホール・2008年5月)
- 山口勝敏音楽セミナー・ゲスト出演(東京クロス倶楽部・2008年11月)
- ポエム・トークショー(ハクビ和紙ちぎりえ絵学院・2008年11月)
朗読劇出演
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 『日本放送年鑑'71』岩崎放送出版社、1971年、793頁。
- ^ a b c d “水垣 洋子 - (ま行):株式会社81プロデュース‐声優プロダクション”. 2023年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月11日閲覧。
- ^ a b c 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、151頁。
- ^ a b 『タレント名鑑NO2』芸能春秋社、1963年、174頁。
- ^ 『出演者名簿(1966年版)』著作権資料協会、1965年、349頁。
- ^ 『出演者名簿(1968年版)』著作権資料協会、1967年、365頁。
- ^ 『出演者名簿(1971年版)』著作権資料協会、1970年、377頁。
- ^ 『出演者名簿(1973年版)』著作権資料協会、1972年、404頁。
- ^ 『出演者名簿(1984年版)』著作権資料協会、1983年、414頁。
- ^ 『日本音声製作者名鑑2007』小学館、2007年3月25日、242頁。ISBN 978-4-09-526302-1。
- ^ “水垣 洋子”. タレントデータバンク. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “狼少年ケン”. 東映アニメーション. 2016年6月11日閲覧。
- ^ “ハッスルパンチ”. 東映アニメーション. 2016年6月15日閲覧。
- ^ “太陽の王子 ホルスの大冒険”. メディア芸術データベース. 2016年10月30日閲覧。
外部リンク
[編集]- 水垣洋子ホームページ - ウェイバックマシン(2020年12月5日アーカイブ分)
- 水垣洋子 - 81プロデュースの公式サイト