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2019年10月1日 (火) 14:01時点における版
かにえ あつこ 蟹江 篤子 | |
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プロフィール | |
出身地 |
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生年月日 | 1949年2月9日(75歳) |
最終学歴 | 南山大学 |
職歴 | 元東海ラジオ放送アナウンサー |
活動期間 | 1971年 - |
出演番組・活動 | |
出演中 | かにタク言ったもん勝ち |
出演経歴 | ミッドナイト東海・ぶっつけワイド など |
蟹江 篤子(かにえ あつこ 1949年2月9日 - )は、名古屋を拠点に活動するフリーアナウンサー・パーソナリティー。元東海ラジオ放送アナウンサー。
来歴・人物
- 愛知県東海市出身。南山中学校・南山高校を経て南山大学卒業。1971年に東海ラジオに入社。同局の看板深夜番組『ミッドナイト東海』のパーソナリティで人気を得る。
- その後、午後の帯ワイド番組『ぶっつけワイド』では、放送開始から約10年半にわたり、松原敬生とコンビを組んで出演していた。その後、1997年4月からは、『かにタク言ったもん勝ち』(午後→午前帯ワイド→土曜朝番組。以下「かにタク」と略す)でタクマとコンビを組み、放送開始から20年以上続く長寿番組を担当している。
- 他のアナウンサーなどからは「蟹江さん」と呼ばれることが多いが、『かにタク』のパーソナリティであるタクマからは「お姉さん」と呼ばれている[1]。
- 『ぶっつけワイド』時代に番組でつくったオリジナル曲「しあわせの糸」を歌ったことがあり、2008年12月31日放送の自身が担当する『かにタク』内の「あったらかけてよ~!」でリクエストされ、25年ぶりに放送された[2]。
- 2009年2月をもって東海ラジオを定年退職した(定年前はアナウンス課長職にあった)が、『かにタク』には引き続き出演し、同ラジオ内で放送されるスポットCMのナレーションをいくつか担当している。
- フリーランス転向後は、基本的にラジオでの仕事は『かにタク』やスポットCMなどに絞る[3] 一方で、かつて担当していた『民話のこばこ』や『かにタク』内のコーナー「絵本の時間・おはなしマラソン」などの仕事から派生して、絵本の読み聞かせの仕事も多く行っている[4]。
さだまさしとの関わり
- 蟹江とシンガーソングライターのさだまさしとの関連は、グレープがまだ無名時代だったころにさかのぼる。蟹江は1960年代終盤 - 1980年代初頭にかけて東海ラジオの看板深夜番組として放送された『ミッドナイト東海』のパーソナリティーを担当していた。1974年、当時全く無名だったフォーク・デュオのグレープ(さだまさし・吉田正美)の「精霊流し」を蟹江は非常に気に入り、自分の担当曜日で毎週のように流し続けた。こうした紹介が功を奏して名古屋地区を皮切りに「精霊流し」は全国に広まり1974年の大ヒット曲となった。以降グレープはヒット・ソング歌手として名を馳せ、「精霊流し」はグレープ・さだまさしの代名詞的な作品として現在も歌い継がれている。こうした経緯から、さだは蟹江を恩人として慕っており、東海ラジオに関係する仕事をする時は蟹江とコンビを組むことも多い。
- 2007年10月28日の未明に蟹江はNHKで放送された『名古屋から生放送! 秋の夜長もさだまさし』(現在の「今夜も生でさだまさし」)のスタジオに観覧に来ていた。その姿を生放送中にさだに発見され、十数分間ではあるが飛び入りでパーソナリティ陣に参加し、視聴者からのハガキなどを紹介している。この日は、総合テレビのほかFMラジオでも同時放送されており、ローカル民放の現役局アナがNHKの全国放送に登場するという画期的な出来事になった[5]。これが実現した背景としては、東海テレビ・ラジオの本社ビルである「東海放送会館」とNHK名古屋放送センタービルが、同じ東区の東桜一丁目(東海放送会館は14番、NHKは13番)にあったことが挙げられる。なお、さだは「CBCやFM愛知の人も来ないかな」などと冗談めいて発言したが、両社は同じ中区にあるものの、東海放送会館・NHK名古屋局から離れている。
また、2015年5月3日に香港から放送された同番組のスタジオ観覧にも来ており[6]、前回同様に数分間だが飛び入り出演した。 - 2017年3月31日に、『かにタク』がワイド番組として最後の放送を迎え、看板コーナーである『ばばぁ〜ずBarber』内でさだから蟹江に対して労いのメッセージが贈られている。
現在の出演番組
- かにタク言ったもん勝ち(東海ラジオ、土曜日 7時30分 - 8時00分)
- スーパードクターに聞いたもん勝ち(東海ラジオ、『タクマ・神野のどーゆーふー』木曜日に内包)
過去の出演番組
フリーとして
- 期間限定「ぶっつけワイド」復刻版(東海ラジオ、2016年7月11日 - 28日、原則として月・水・木曜日)
東海ラジオ在職時
特に放送局の記載がないものは、東海ラジオで放送。
- ぶっつけワイド 1978年10月 - 1989年2月(1982年4月から1989年2月まで放送全曜日出演)
- ミッドナイト東海
- 気分はほっと 1990年4月-1992年9月
- 蟹江篤子のビタミンラジオ 1992年10月-1994年10月
- 土曜の朝にはAIがある 1995年4月-1997年4月
- 朝のなつメロ
- 民話のこばこ
- 蟹江篤子のモッタイナイさまさま(「源石和輝の土曜スタイル!」の9時台。経済産業省中部経済産業局の提供。2006年12月までの放送)
- おばあちゃんのおごっつぉ(東海テレビ、ミニ番組、ナレーター)
- 島の子供たちは名演奏家~はじめて海を渡った音楽会~(東海テレビ、2007年12月17日、ナレーター)
など
また、番組ではないが、東海ラジオ内で放送される岐阜県関連コーナーで使用される同県の観光キャッチコピー「いい旅 ふた旅 ぎふの旅」の声を担当していたことがあった。
ラジオCM
東海ラジオアナウンサー在職時から、数多くのCMに出演している(過去のものも含む)。また「かにタク」で共演しているタクマとのスポットCMも多く流れている。
- 松屋コーヒー本店
- 中央歯科産業
- ダイム(味一番、一番亭、かつ勢)
- 鮪・活魚料理の嘉文(かもん)グループ
- 天然温泉みどり館
- 再春館製薬・痛散湯
- 東海酪連
- 名古屋弁かるた(発売元:東海テレビ事業。蟹江本人がかるたに付属されているCDのナレーションを担当していることから)
- 甘強みりん(甘強酒造)
- 愛知県司法書士会
- 中部飼料 - 「ごまたまご」、時報CM(2015年9月まで担当)
- オリエンタル - タクマと共に出演
- 堀田商事 - タクマと共に出演
- ヨコイ - 「鼻ぽん」、タクマと共に出演
- 名古屋ハートセンター・岐阜ハートセンター・豊橋ハートセンター - 5秒スポットCM
- ケンコー - サンカラーマックス
など
その他
2018年3月26日より、名古屋市営地下鉄の市役所駅・神宮西駅・伝馬町駅・東山公園駅・星ヶ丘駅で放送される「名古屋ことばによる駅構内放送」の話し手を担当している[7]。
著書
- 『夜と万年筆 ミッドナイト東海・朗読コーナーの本』蟹江篤子編 有文社, 1977.5
脚注
- ^ タクマと共にスポットCMを担当する堀田商事の買取価格を案内するコーナーで「お姉さん」と呼ばれる。
- ^ かにタクサブちゃんねる(2008年12月31日更新) アーカイブ 2009年1月21日 - ウェイバックマシン の情報によると、他にもいくつか蟹江が歌った曲があるという。
- ^ 例外として『宮地佑紀生の聞いてみや〜ち』が打ち切りとなり、そのつなぎ番組として放送された『ぶっつけワイド』復刻版では、火曜を除く約2週間にわたって松原敬生とともにパーソナリティを務めた。
- ^ 蟹江篤子さん 読み聞かせトークライブ - 本と遊ぼうこどもワールド@名古屋のブログ 2016年8月8日
- ^ 日本のテレビ局では他社・他系列のアナウンサーやキャスターを自社番組へ出演させる事が原則タブーとなっている。だが蟹江の番組出演以降は中村仁美、羽鳥慎一(当時)、大江麻理子、桝太一などの現役局アナがNHKの番組へ出演している。
- ^ 実際には誰にもこの旅行の事を告げず、お忍びでの旅行の予定だったが、この出演で旅行の事がバレてしまった
- ^ 名古屋ことばによる駅構内放送 - 名古屋市交通局 2018年3月26日