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「クラッシュ・バンディクーシリーズ」の版間の差分

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発売日は日本国内でのもの。特に記載が無い場合はアクションゲーム。
発売日は日本国内でのもの。特に記載が無い場合はアクションゲーム。


※PS=[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]、PS2=[[PlayStation 2]]、GC=[[ニンテンドーゲームキューブ]]、Xbox=[[Xbox]]、GBA=[[ゲームボーイアドバンス]]、PSP=[[PlayStation Portable]]、DS=[[ニンテンドーDS]]、Xbox360=[[Xbox 360]]、PS3=[[PlayStation 3]]、Wii=[[Wii]]、XboxOne=[[Xbox One]]、Switch=[[Nintendo Switch|ニンテンドースイッチ]]、iPhone=[[iPhone]]、iPod touch=[[iPod touch]]、iPad=[[iPad]]、PC=Steam
※PS=[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]、PS2=[[PlayStation 2]]、GC=[[ニンテンドーゲームキューブ]]、Xbox=[[Xbox (ゲーム機)|Xbox]]、GBA=[[ゲームボーイアドバンス]]、PSP=[[PlayStation Portable]]、DS=[[ニンテンドーDS]]、Xbox360=[[Xbox 360]]、PS3=[[PlayStation 3]]、Wii=[[Wii]]、XboxOne=[[Xbox One]]、Switch=[[Nintendo Switch|ニンテンドースイッチ]]、iPhone=[[iPhone]]、iPod touch=[[iPod touch]]、iPad=[[iPad]]、PC=Steam


;[[クラッシュ・バンディクー (ゲーム)|クラッシュ・バンディクー]] (PS)
;[[クラッシュ・バンディクー (ゲーム)|クラッシュ・バンディクー]] (PS)

2020年1月1日 (水) 08:09時点における版

クラッシュ・バンディクーシリーズ
ジャンル アクション
レース
パーティ
ミニゲーム
開発元 ユニバーサルインタラクティブスタジオ (1996–2004)
ノーティードッグ (1996–1999)
ユーロコム (2000)
サーニーゲームズ (2000)
トラベラーズテイルズ (2001–2004)
バイカリアス・ビジョンズ (2002–2004/2017–)
ラディカル・エンターテインメント (2005–2008)
ディンプス (2006)
サミー (2006–2007)
アメイズ・エンターテインメント (2007)
トーセ (2008)
ポラービット (2008–2010)
Toys For Bob (2017–2018)
Iron Galaxy Studios (2018)
Beenox (2019–)
発売元 ソニー・インタラクティブエンタテインメント (1996–2000/2017–2018)
コナミ (2001–2004)
ビベンディユニバーサルゲームズ (2004–2007)
アクティビジョン・ブリザード (2008–2010/2018–)
セガゲームス (2018–)
主な製作者 Mark Cerny(サーニーゲームズ)
Jason Rubin(ノーティードッグ)
Andy Gavin(ノーティードッグ)
吉田修平(SCEJ)
鶴見六百(六百デザイン)
長谷川亮一(SCEJ)
井上正廣(コナミスタジオ)
樋口雅敏(VUGジャパン)
成田竹史(ディンプス)
Dan Tanguay(Vicarious Visions)
1作目 クラッシュ・バンディクー
1996年12月6日
最新作 クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ!
2019年8月15日
公式サイト [1]
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クラッシュ・バンディクーシリーズ (Crash Bandicoot) は、アクティビジョン・ブリザード(日本版はセガゲームス)が発売しているテレビゲームシリーズである。また、『クラッシュ・バンディクー』は、シリーズ1作目の題名、またはシリーズに登場するキャラクターの名前である。

当初はソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE、現・ソニー・インタラクティブエンタテインメント、SIE)が発売し、2001年12月以降はコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)が発売、2004年12月以降はビベンディユニバーサルゲームズが発売(英語版は2005年10月以降ビベンディユニバーサルゲームズの子会社であるシエラエンターテインメントが発売)。2008年7月以降はアクティビジョン・ブリザード(ビベンディユニバーサルゲームズと合併のため)が発売している。2018年10月以降はセガゲームスが発売している。

2019年にはシリーズ最新作『クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ!』が国内PS4、Switch、XboxOneで発売している。

概要

本シリーズは、1996年12月PlayStation用ソフトとして発売された『クラッシュ・バンディクー』を第1作とする、コミカルなアクションゲームのシリーズである。

主人公クラッシュを操作し、ジャンプやスピンアタックといったアクションを駆使してステージを手前から奥に進んでいくシンプルなアクションゲームが基本だが、レースやミニゲームをテーマにした派生作品も多数展開している。

ユニバーサルインタラクティブスタジオが制作した本シリーズのうち、『レーシング』までの開発はノーティードッグが行い、『カーニバル』までのプロデューサーはマーク・サーニーが務めた。

当初からクラッシュの版権を持つユニバーサルは、SCEとの契約を終えた後にコナミと業務提携を行い、SCEのPS以外にも任天堂やマイクロソフトのゲーム機向けにゲームソフトを発売した。その後、ユニバーサルは、ビベンディユニバーサルゲームズとしてクラッシュシリーズを自身で発売したが、『クラッシュ・バンディクー フェスティバル』発売後にビベンディユニバーサルゲームズがアクティビジョンと合併し、アクティビジョン・ブリザードとなり2008年に日本から撤退したため、iPhone版以外の続編は2008年から2016年までの8年間、日本では展開されなかった。

2017年にシリーズの再始動として初期三作品をリメイク(リマスター)した『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』が発売。クラッシュシリーズ最大となる世界で1000万本をこえる販売を記録し、アクティビジョンの事業計画を大きく変えるほどの成功を生み出した。

なお、Game*SPARKの報道によると最新作『ニトロカート2』以降の2010年から2011年にかけて、2つのシリーズ新作が開発されていたが、どちらも開発の途中で中止になっていることが判明している。

キャラクターデザイン

クラッシュバンディクーのキャラクターデザインは作品によって大きく変更されている。日本版のみ馴染みやすいアニメ調デザインになった『クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド』を除けば、『クラッシュ・バンディクー』から『クラッシュ・バンディクー フェスティバル』まではいくつかの変更はあったものの大きな変化はなかった。しかしアクティビジョン・ブリザードに販売元が変更になったことに伴い、「新生クラッシュ」として全キャラクターのデザインが変更された。その後発売された『クラッシュ・バンディクー ニトロカート3D』まではこのデザインが採用されたが、2010年に発売された『Crash Bandicoot Nitro Kart 2』以降は日本でもおなじみのキャラクターデザインに戻されている。海外でもこの新生クラッシュのデザインに対する反対署名などが集められていたが、アクティビジョン社はその理由を公表していない為、詳細は不明である。

シリーズ作品

発売日は日本国内でのもの。特に記載が無い場合はアクションゲーム。

※PS=PlayStation、PS2=PlayStation 2、GC=ニンテンドーゲームキューブ、Xbox=Xbox、GBA=ゲームボーイアドバンス、PSP=PlayStation Portable、DS=ニンテンドーDS、Xbox360=Xbox 360、PS3=PlayStation 3、Wii=Wii、XboxOne=Xbox One、Switch=ニンテンドースイッチ、iPhone=iPhone、iPod touch=iPod touch、iPad=iPad、PC=Steam

クラッシュ・バンディクー (PS)
1996年12月6日発売、4,800円 (税別)
PlayStation the Best for Family / 1998年5月28日発売、2,800円 (税別)
PS one Books / 2001年10月12日発売、2,200円 (税別)
PSP/PS3/PSVita用ゲームアーカイブス / 2007年1月25日配信開始、600円 (税込)
xperia playにプリインストールPlayStation Suite(現在はPlayStation Mobileの名称に変更 / 2011年ドコモで発売)
開発元:ノーティードッグ (Naughty Dog)、発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
アメリカ版タイトル "Crash Bandicoot"
クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲! (PS)
1997年12月18日発売、5,800円 (税別)
PlayStation the Best for Family / 1998年10月8日発売、2,800円 (税別)
PS one Books / 2001年11月22日発売、2,200円(税別)
PSP/PS3/PSVita用ゲームアーカイブス / 2007年8月30日配信開始、600円 (税込)
開発元:ノーティードッグ (Naughty Dog)、発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
アメリカ版タイトル "Crash Bandicoot 2: Cortex Strikes Back"
クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周 (PS)
1998年12月17日発売、4,800円 (税別)
PlayStation the Best for Family / 1999年10月14日発売、2,800円 (税別)
PS one Books / 2001年12月6日発売、2,200円 (税別)
PSP/PS3/PSVita用ゲームアーカイブス / 2007年9月27日配信開始、600円 (税込)
PocketStation対応
開発元:ノーティードッグ (Naughty Dog)、発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
アメリカ版タイトル "Crash Bandicoot: Warped"
クラッシュ・バンディクー レーシング (PS)
1999年12月16日発売、5,800円 (税別)
PlayStation the Best for Family / 2001年5月17日発売、2,800円 (税別)
PS one Books / 2002年12月5日発売、2,200円 (税別)
PSP/PS3/PSVita用ゲームアーカイブス / 2008年6月11日配信開始、600円 (税込)
ジャンル / レースゲーム
マルチタップ、ネジコン対応
開発元:ノーティードッグ (Naughty Dog)、発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
アメリカ版タイトル "Crash Team Racing"
クラッシュ・バンディクー カーニバル (PS)
2000年12月14日発売、5,800円 (税別)
PS one Books / 2001年12月6日発売、2,200円 (税別)
PSP/PS3/PSVita用ゲームアーカイブス / 2008年3月21日配信開始、600円 (税込)
ジャンル / パーティーゲーム
マルチタップ対応
開発元:ユーロコム (Eurocom)、発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
アメリカ版タイトル "Crash Bash"
クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー (PS2、Xbox、GC)
PS2版 / 2001年12月20日発売、6,800円 (税別)
PlayStation 2 the Best / 2002年10月17日発売、2,800円 (税別)
Xbox版 / 2002年10月24日発売、4,800円 (税別)
GC版 / 2003年12月4日発売、4,800円 (税別)
開発元:トラベラーズテイルズ (Traveller's Tales)、発売元:KONAMI
アメリカ版タイトル "Crash Bandicoot: The Wrath of Cortex"
クラッシュ・バンディクー アドバンス (GBA)
2002年7月18日発売、4,800円 (税別)
開発元:バイカリアス・ビジョンズ (Vicarious Visions)、発売元:KONAMI
アメリカ版タイトル "Crash Bandicoot: The Huge Adventure"
クラッシュ・バンディクー アドバンス2 ぐるぐるさいみん大パニック!? (GBA)
2003年12月4日発売、4,980円 (税別)
開発元:バイカリアス・ビジョンズ (Vicarious Visions)、発売元:KONAMI
アメリカ版タイトル "Crash Bandicoot 2: N-Tranced"
クラッシュ・バンディクー 爆走!ニトロカート (PS2、GC、GBA)
PS2版, GC版 / 2004年7月8日同時発売、5,800円 (税別)
GBA版 / 2004年8月26日発売、4,800円 (税別)
PS2版 コナミ ザ ベスト / 2005年7月7日発売、2,800円 (税別)
ジャンル / レースゲーム
PS2版はマルチタップ対応、GC版とGBA版は連動
開発元:バイカリアス・ビジョンズ (Vicarious Visions)、発売元:KONAMI
アメリカ版タイトル "Crash Nitro Kart"
クラッシュ・バンディクー5 え〜っ クラッシュとコルテックスの野望?!? (PS2)
2004年12月9日発売、6,800円 (税別)
開発元:トラベラーズテイルズ (Traveller's Tales)、発売元:ビベンディ ユニバーサル ゲームズ
アメリカ版タイトル "Crash Twinsanity"
クラッシュ・バンディクー アドバンス わくわく友ダチ大作戦! (GBA)
2004年12月9日発売、4,800円(税別)
『スパイロ アドバンス わくわく友ダチ大作戦!』と連動
開発元:バイカリアス・ビジョンズ (Vicarious Visions)、発売元:ビベンディ ユニバーサル ゲームズ
アメリカ版タイトル "Crash Bandicoot Purple: Ripto's Rampage"
クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド (PS2、PSP、GC)
PS2版, GC版 / 2005年12月1日同時発売、6,800円 (税別)
PSP版 / 同日発売、4,800円 (税別)
ジャンル / アクション+レース
開発元:ラディカル・エンターテインメント (Radical Entertainment)、発売元:ビベンディ ユニバーサル ゲームズ
アメリカ版タイトル "Crash Tag Team Racing"
クラッシュ・バンディクー フェスティバル (DS)
2006年7月20日発売、5,040円 (税込)
ジャンル / 対戦バラエティ
クラッシュ・バンディクー生誕10周年記念
日本で開発、及び先行発売された初のクラッシュ
開発元:ディンプス (Dimps)、発売元:ビベンディ ユニバーサル ゲームズ
アメリカ版タイトル "Crash Boom Bang!"
Crash of the Titans (Wii、Xbox360、PS2、PSP、GBA、DS)日本未発売
シリーズのリブートが行われた新シリーズ1作目。日本で発売されなかった初めてのクラッシュ作品
発売元:Sierra Entertainment, Inc.
クラッシュ・バンディクー ニトロカート3D (iPhoneiPod touchiPad)
ダウンロード説明ページは日本語で、本編は英語表記となっている。発売当初の900円から値下げして現在は250円(税込)となっている。2018年3月27日現在、最新のiOSでは起動できない。
2008年7月25日発売、250円(税込)
ジャンル / レース
開発元:ポラービット (Polarbit)、発売元:Activision Publishing, Inc.
アメリカ版タイトル "Crash Bandicoot Nitro Kart 3D"
Crash: Mind over Mutant (Wii、Xbox360、PS2、PSP、DS)日本未発売
欧米版は2008年10月8日に発売
ニンテンドーDS版は日本の会社であるトーセが開発している。
発売元:Activision Publishing, Inc.
Crash Bandicoot Nitro Kart 2 (iPhone、iPod touch、iPad)
タイトルは、国内海外ともに英語。ダウンロード説明ページも本編も英語表記。世界中のプレイヤーとのオンライン対戦が可能。iphoneアプリのデイリーランキングで何度か1位になっている人気アプリ。
日本版は2010年5月27日に発売、発売当初の900円から値下げして現在は250円(税込)となっている。
2018年3月27日現在、最新のiOSでは起動できない。
ジャンル / レース
開発元:ポラービット (Polarbit)、発売元:Activision Publishing, Inc.

クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり! (PS4、Switch、XboxOne、Steam)

PS4版通常版 / 2017年8月3日発売、4,900円 (税別)
PS4版ボーナスエディション / 2018年8月2日発売、4,900円 (税別)
XboxOne版 / 2018年6月29日発売、4,900円 (税別) ダウンロード専用
Steam版 / 2018年6月30日発売、4,900円 (税別) ダウンロード専用
スイッチ版ボーナスエディション / 2018年10月18日発売、4,900円 (税別)
開発元:バイカリアス・ビジョンズ (Vicarious Visions)
発売元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント、セガゲームス、アクティビジョン
アメリカ版タイトル "Crash Bandicoot N. Sane Trilogy"
クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ! (PS4、Switch、XboxOne)
PS4版 / 2019年8月1日発売、4,900円 (税別)
スイッチ版 / 2019年8月1日発売、4,900円 (税別)
エヌ・オキサイドエディション / 2019年8月1日発売、7,560円 (税込) ダウンロード専用
XboxOne版 / 2019年8月15日発売、4,946円 (税込) ダウンロード専用
XboxOne版エヌ・オキサイドエディション / 2019年8月15日発売、7,970円 (税込) ダウンロード専用
ジャンル / レースゲーム
オンラインマルチプレイ、オンラインランキング対応
開発元:Beenox、発売元:セガゲームス、アクティビジョン
アメリカ版タイトル "Crash Team Racing Nitro-Fueled"

アーケード

クラッシュバンディクーS
2006年リリースのパチスロ機。サミーが開発、展開。
CRクラッシュバンディクー
2007年リリースのパチンコ機。当たりやすいデジハネ仕様。サミーが開発、展開。

携帯電話アプリ

メディアソケット

メディアソケットが運営する携帯電話サイト「海外人気ゲーム」にて、EZアプリ(BREW)、および3G端末用S!アプリとして配信。2011年7月現在、2タイトル共に配信が終了している。

クラッシュ・バンディクー え〜っクラッシュとコルテックスの野望?!? (EZ、S!)
EZアプリ(BREW) / 2006年12月20日配信開始、315円(税込)
S!アプリ / 2007年1月17日配信開始、315円(税込)
クラッシュ・バンディクー がっちゃんこワールド (EZ、S!)
EZアプリ(BREW) / 2006年12月20日配信、262円(税込)
S!アプリ / 2007年1月17日配信開始、262円(税込)

日本未発売

Crash Bandicoot
欧米で2001年配信開始
Crash Bandicoot Twin Sanity 3D
欧米で2005年配信開始
Crash BoomBang!
欧米で2007年配信開始
Crash of the Titans
欧米で2007年配信開始
Crash Bandicoot Nitro Kart 3D
欧米で2008年配信開始。iOS版のみ日本でも配信中
Crash Bandicoot Mutant Island
欧米で2009年7月30日配信開始
Glu Mobileが開発・発売を担当

その他

パチスロ クラッシュバンディクー (i、EZ、S!)
サミーの携帯電話サイト「サミー777タウン」で配信されている。2012年6月現在、配信が終了している。
直感♪クラッシュ・バンディクー (i)
FOMA SH904iにプリインストールされているメガiアプリ。他の機種への配信は行っていない。2012年6月現在、販売は終了している。

コレクション作品

いずれも日本未発売。発売日は米国のもの。

SCE発売

Crash Bandicoot Collector's Edition (PS)
2002年5月8日発売
収録作品 : 『3』『レーシング』『カーニバル』

シエラエンターテイメント発売

現在はアクティビジョン・ブリザード発売。

Crash Bandicoot Action Pack (PS2)
2007年発売
収録作品 : 『ニトロカート』『5』『がっちゃんこ』

その他の登場作品

スカイランダーズ・アカデミー(アニメ)2016年–2018年

配信:ネットフリックス、アマゾンビデオ 制作:Activision Blizzard Studios

シーズン1の11話と12話にクラッシュが登場。日本語吹き替え版が2016年10月28日からネットフリックスで配信されている。

日米ともにクラッシュの声優はゲーム版とは異なっている。シーズン3にはクラッシュとココが登場。

Skylanders Imaginators(PS3、PS4、Switch、Wii U、Xbox One、Xbox 360)2016年–2017年

クラッシュとコルテックスがプレイアブルで登場。また、クラッシュの住むウンパ・アイランドもステージとして登場。

任天堂のドンキーコング、クッパ(スーパーマリオ)との共演作品でもある。

アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝(PS4)2016年

ノーティードッグが今作のためにいちからチューニングしたクラッシュを収録。内容はシリーズ1作目の「おおいわゴロゴロ」ステージを基にしたもの。

登場人物

同一のキャラクターであっても、作品が変わると声優が変更されることがある。『リマスター』では日本版でも、掛け声などの音声は現地声優によるものが使われている。

クラッシュファミリー

クラッシュ・バンディクー (Crash Bandicoot)
現地声優[1]: ブレンダン・オブライエン(『1』『2』『3』『カーニバル』『4』)、チップ・チャイナリー(『レーシング』)、スティーヴン・ブルーム(『ニトロカート』)、ジェス・ハーネル(『がっちゃんこ』『6』『7』『リマスター』『ぶっとびニトロ』)
日本版声優[1][2]: 山口勝平(『1』『3』『レーシング』『カーニバル』『4』『ニトロカート』)、石井真(『フェスティバル』)
本作の主人公である、タスマニア(正確には「オーストラリア南東の3つの島[3]」)出身のバンディクーの男の子。12月6日生まれ。具体的な年齢は不明。作中では「やった〜い」や「いっくぞ〜」など以外は意味不明な掛け声を発することが多く、会話が可能なレベルの言語を話すことはないが、『1』の説明書では彼自身の言葉でアクションの解説がなされており、その際の一人称は「オイラ」で、口癖は「なのだ」や「だぞ」。開発者によると名前の由来は、木箱をたくさん壊すことから名付けたとされる。
間抜けだが仲間想いで憎めない性格。好物はリンゴ。夢は「宇宙一のモテモテ君」で、かわいい女には目がない。妹にココがいる。
元々は暴れ者の普通のバンディクーで、コルテックスは彼を洗脳動物のリーダーにする予定だったが、動物を洗脳する機械の異常によって善悪の価値観が逆転し、元々悪者だったために逆に正義に目覚めて以来、何度もコルテックスの悪事を阻止している。運動を得意とする一方、知能は低く、それが原因で『1』の後に恋人のタウナに振られてしまい、ココの「モテモテトレーニング」を受けた結果、『2』におけるクラッシュの技が増えた。また、息継ぎが下手であるため泳ぐことが出来ず地上ステージで水に落ちると溺れてミスとして扱われていたが、『3』ではスキューバダイビングをする場面がある(スキューバダイビングでは酸素ボンベを背負っており、クラッシュが苦手な息継ぎを行う必要がないため泳ぐことができる)。
ちなみにバンディクーは4足歩行であるが、クラッシュが2足歩行なのは改造によるものでは無く元々である。
アクアク (Aku Aku)
現地声優: メル・ウィンクラー(『3』『レーシング』『4』『ニトロカート』『5』)、グレッグ・イーグルス(『6』『7』『リマスター』)
日本版声優: 緒方賢一(『2』『3』『レーシング』『カーニバル』『4』『ニトロカート』『5』『リマスター』)
タスマニアの精霊。一人称は「ワシ」で、クラッシュからは「アクアク爺さん」と呼ばれることもある。
コルテックスが世界征服を行うのを阻止するため、クラッシュやココに助言したり守ったりしている。本来は決まった姿を持たないが、普段は木の仮面に乗り移ってコミュニケーションをとる。『1』ではアクアクの話す言葉は字幕で表示されていたが、『2』から音声で話すようになっている。3つ集めると一定時間無敵になる。また、視界が遮られるほどの暗いステージでは、一定時間の間周りを明るくすることができる(本人曰く、若い頃は今よりもっと長く続いたとのこと)。彼の仮面は職人によって一つ一つ丁寧に作られている事実が『3』のムービーにて判明する。また『2』-『4』では何回もミスした場合、[チェックポイント]から再開すると付いてくる。『5』は再開直後毎回ついてくる。悪の精霊ウカウカとは双子の兄弟であり、同時に宿命のライバル。『5』ではウカウカと奇跡のタッグを組むが、エビルツインズにあっけなく倒されてしまった。『2』以降はときどき寒いギャグを発する。
タウナ・バンディクー (Tawna Bandicoot)
現地声優: デビ・デリーベリー(『リマスター』)
日本版声優: 戸田亜紀子(『フェスティバル』)
クラッシュの元恋人であるバンディクー。『1』のヒロインだったが、『2』の物語開始時点ですでにピンストライプに乗り換えてしまっている。『4』ではクラッシュの家にまだタウナの写真があるあたり、クラッシュはまだ彼女に未練がある様子。『1』以降、先述の写真での出演以外は全く出番がなかったが、『フェスティバル』で操作可能キャラクターとして再登場を果たした。
ココ・バンディクー (Coco Bandicoot)
現地声優: ヴィッキー・ウィンタース(『2』)、ヒンデン・ウォルチ(『レーシング』)、デビ・デリーベリー(『4』『ニトロカート』『5』『がっちゃんこ』『6』『7』『リマスター』)
日本版声優: 池澤春菜(『2』『3』『レーシング』『カーニバル』『リマスター』)、小暮英麻(『4』『ニトロカート』『5』)、新井里美(『がっちゃんこ』)、椿理沙(『フェスティバル』)
クラッシュの妹。頭の悪い兄と違い、パソコンとネットワークを使いこなすほど頭が良い。初登場の『2』ではクラッシュに助言するだけだったが、『3』から乗り物に乗るなどして冒険に参加している。パソコンの他にカンフー映画も好んでおり、『4』では「カラテキック」や「足払い」といった技を身につけている。ニーナをライバルにしている。誕生日は5月5日。
クランチ (Crunch)
現地声優: ケビン・マイケル・リチャードソン(『4』『ニトロカート』)、クリス・ウィリアムズ(『がっちゃんこ』『6』『7』)
日本版声優: 岸祐二(『4』『ニトロカート』)、木村雅史(『がっちゃんこ』)、ふくまつ進紗(『フェスティバル』)
『4』でコルテックスが創った秘密兵器で、クラッシュを倒すためスーパーバンディクーに改造されている。ただし、自力ではエネルギーが不足しており、魔神の力を借りなければ十分に実力を発揮することが出来ない。クラッシュの破壊を目的に遺伝子操作されていたが、ラストでは善の心を取り戻しクラッシュの仲間になった。健康に気を遣っており、毎日のトレーニングは欠かさず、健康的な食生活を送っている。豪快な性格とは裏腹に、寝るときは「チビクマちゃん」というぬいぐるみと一緒に寝ている。
なお、初登場の『4』以外では、エネルギー不足に関する話題は登場しない。
ポーラ (Polar)
現地声優: デビ・デリーベリー(『ニトロカート』)
日本版声優: こおろぎさとみ(『レーシング』『カーニバル』)、デビ・デリーベリー(『ニトロカート』)
『2』で初登場したクラッシュの友達である白クマの子供。『2』ではクラッシュを乗せて走っていたが、『レーシング』では自分がカートを乗り回すなどしている。ポールというとても恐い父がいる。『5』にてクラッシュに敵対しているシーンがあるが、開発者によると『2』でクラッシュがポーラを馬乗りにした(このことから、善意で乗せてもらっていたわけではなく強引に乗っていた模様)ためでその時の復讐をずっとうかがっていたからとされる。この時、プーラより先に2足直立をしている。
プーラ (Pura)
現地声優: ポール・グリーンバーグ(『ニトロカート』)
日本版声優: 川田妙子(『レーシング』)、谷井あすか(『フェスティバル』)
ココの友達の子供のトラ。ココが以前中国を訪れた時に迷い込んだ竹林で出会い、ココから餌をもらった結果懐いており、彼女しか背中に乗せない。『3』ではココを乗せて走るほか、ココとエヌ・ジンの対決にも登場している。(第2形態の際に、コスモココの後部に装着する追加パーツに乗っている)また、『レーシング』では自分でカートを乗り回している。
『フェスティバル』ではズボンを穿いて、二足歩行をしている。

コルテックス軍団

ネオ・コルテックス (Dr. Neo Cortex)
現地声優: ブレンダン・オブライエン(『1』)、クランシー・ブラウン(『2』『3』『レーシング』『4』『ニトロカート』)、レックス・ラング(『5』『がっちゃんこ』『6』『7』『リマスター』)
日本版声優: 飯塚昭三(『1』『2』『3』『レーシング』『カーニバル』『4』『ニトロカート』『5』『がっちゃんこ』『リマスター』)、秋元羊介(『フェスティバル』)
大きな頭と額の黒い「N」(幼少期は小文字の「n」だったことが『3』のエンディングと『5』で確認できる)がトレードマークの悪の科学者。科学界で除け者にされた恨みから世界征服を企てるが、その過程でクラッシュを正義に目覚めさせてしまい、以来何度も野望をクラッシュに阻止されている。ワガママな性格だが、ウカウカには頭が上がらない。夢はビーチでモテモテに過ごすこと。
『1』ではOP前の時点で製造した洗脳動物たちに暴走され(OPでブリオがクラッシュの洗脳を危惧しているのはこの前例から)、リパー・ルー、コアラコング、ピンストライプ3体を除き制御できておらず[3]、『2』冒頭でこれら3体とブリオにさえも離反されたことで地上に工作員が1人もいない[注 1]という悲惨な事態に陥っている。
『5』ではワルワルスクールに通っていたことが判明し、姪のニーナ・コルテックスもワルワルスクールに通っている[注 2]
開発者によれば、名前は脳の一部をあらわすコルテックス(大脳皮質、ネオ・コルティックスで「新大脳皮質」の意味。)からジョークとして名付けたとされる。
ウカウカ (Uka Uka)
現地声優: クランシー・ブラウン(『3』『レーシング』『4』『ニトロカート』)、アレックス・フェルナンデス(『5』)、ジョン・ディマジオ(『6』『7』『リマスター』)
日本版声優: 大友龍三郎(『3』『レーシング』『カーニバル』『4』『ニトロカート』『5』『リマスター』)
コルテックス側の黒幕。アクアクの双子の兄弟で、名前をはじめとして全てがアクアクと正反対の存在である(aku akuを逆さまに読むとuka uka)。世界征服を企んでおり、その邪悪さから遠い昔にアクアクにより封印された。封印されている間もコルテックスに指示を与えていたが、『2』でコルテックスの宇宙ステーションが落下したことによって遂にこの世に復活した。
基本的にはアクアクとは対立しているが、『5』では、アクアクと協力して悪に挑んだ。しかし、結局エビルツインズにあっけなく倒されている
その能力はアクアクと互角で同様の術を持つようで、『3』ではアクアクと全く同じ攻撃でコルテックスと共に戦い、『レーシング』や『5』ではコルテックスらをアクアク同様に守る役目を果たしていた。目的のためなら手段は選ばないものの、基本的にコルテックスを始めとする部下に任せっきりである。『カーニバル』のエンディングで、彼の(マヌケな)願望が明らかになる。
ニトラス・ブリオ (Dr. Nitrus Brio)
現地声優: ブレンダン・オブライエン(『1』『2』)、モーリス・ラマーシュ(『7』『リマスター』)
日本版声優: 小形満(『1』『2』『カーニバル』『リマスター』)
ネオ・コルテックスの元参謀。『1』では動物を進化させるエヴォルヴォレイを作り、コルテックスと共にクラッシュの島を襲って動物を捕まえ改造していった[3]。ボスキャラクターとして薬品を投げる攻撃や、自分自身への薬品投与によるパワーアップなどを行う。『2』ではコルテックスの野望を阻止するためクラッシュと手を組み、コルテックスの宇宙船を破壊するレーザー(カラーダイヤが燃料)を開発、破壊に成功し地球を守ったが、その後知らぬ間に新たな火種を作ってしまうことになる。しかし、『カーニバル』ではウカウカに召集されたため、止む無くコルテックスに協力する。『5』では名前のニトラスをエヌに短縮して登場。何故かエヌ・トロピーの部下のように扱われ、薬品を飲んでカエルのような巨体に変身した。『Mind over Mutant』では再びコルテックスの参謀へ戻った。
エヌ・ジン (Dr. N. Gin)
現地声優: ブレンダン・オブライエン(『2』『3』『レーシング』)、コーリー・バートン(『4』『リマスター』)、クイントン・フリン(『ニトロカート』『5』)、ノーラン・ノース(『がっちゃんこ』『6』『7』)
日本版声優: 中田和宏(『2』『3』『レーシング』『4』『ニトロカート』『5』)、小形満(『がっちゃんこ』)、咲野俊介(『リマスター』)
『2』からニトラス・ブリオのかわりにコルテックスの参謀として登場した宇宙機械技師で、コルテックスとは学生時代からの知り合いである。過去の実験の失敗によってミサイルが頭部右側に突き刺さっており、治療のため顔の右半分を機械化している。身体能力は非力なため自力では戦わず、強力なメカに乗って何度もクラッシュに挑むが、いずれも撃破されている。
日本語版では当初は自分を「拙者」と呼び、サムライのような時代がかった口調で話していたが、『4』以降は一人称が「私」となり、サムライ口調は見られなくなり、『がっちゃんこ』では一人称は「オレ」となり乱暴な口調となっていた(またこの作品以降肌の色も土気色に変わった)。これら見た目と口調は『3段もり』で元に戻った。
エヌ・トロピー (Dr. Nefarious Tropy)
現地声優: ミカエル・エンサイン(『3』『レーシング』『ニトロカート』『5』)、コーリー・バートン(『4』『リマスター』)
日本版声優: 池田勝(『3』『レーシング』『4』『リマスター』)、佐藤晴男(『ニトロカート』『5』)
『3』より登場した時間博士で、本名はネファリアス・トロピー。I.Q.1061の大天才。子供の頃から時計に囲まれて育っており、時間を操る能力を持つほか、巨大な音叉を武器にして戦う。その一方、体が他の科学者キャラ以上に非力で、多少の運動ですぐ疲れてしまう。「タイム・ネジネジマシーン」の開発者でもあり、定期検査を行っていた。英語を混ぜた変わった口調で話し、普段は礼儀正しい英国紳士を気取っている。
プライドが高く、同じウカウカの部下であるコルテックスとはあまり仲が良くなく、ウカウカの下でコルテックスとエヌ・トロピーで2つの派閥ができている状態となっている。時間博士という設定からか、『レーシング』ではタイムアタックにおける競争相手として登場する。『アドバンス2』では彼が黒幕を務める。
エヌ・トランス (N. Trance)
現地声優: トム・ボードン(『ニトロカート』)
日本版声優: 佐藤せつじ(『ニトロカート』)
『アドバンス2』で初登場したエヌ・トロピーの部下の催眠術師で、タマゴのような姿をしている。『アドバンス2』ではエヌ・トロピーの命令でクラッシュたちを洗脳しようとした。『ニトロカート』ではポーラ、プーラ[注 3]、ディンゴダイルを洗脳してチームメイトにしている。「-ランス」という話し方をする。本人は自身のタマゴの姿を気にしており、指摘すると激怒するが、時折それをネタにして自分で言ってしまうことがある。
ニーナ・コルテックス (Nina Cortex)
現地声優: スーザン・サイロ(『5』)、エミー・グロス(『がっちゃんこ』『6 (Wii、X360、PS2、PSP)』『7』)、デビ・デリーベリー(『6 (DS)』)
日本版声優: こおろぎさとみ(『5』)、亀井芳子(『がっちゃんこ』)
『5』で初登場したコルテックスの姪。コルテックスの母校でもある「ワルワルスクール」に通っている。コルテックスが改造を施した両腕は、鋼鉄でできており伸縮自在。可愛い動物が好きなのだが、彼女の両腕の力が強すぎる為に何匹もの動物がペチャンコになっている。登場当初は無口だったが、10歳を過ぎた頃からひねくれてきた。『がっちゃんこ』ではレーサーとして登場。
タイニータイガー (Tiny Tiger)
現地声優: ブレンダン・オブライエン(『3』『レーシング』)、ジョン・ディマジオ(『ニトロカート』『リマスター』)、クリス・ウィリアムズ(『6 (Wii、X360、PS2、PSP)』『7』)、ノーラン・ノース(『6 (DS)』)
日本版声優: 立木文彦(『3』『レーシング』『カーニバル』『リマスター』)、木村雅史(『ニトロカート』)
『2』より登場したコルテックスの部下の一人で、楽観的な性格をしている。鉄の扉をブチ破る怪力の持ち主で槍攻撃を得意とするが、クラッシュ以上に知能が低く、自分のことを「タイニー」と呼ぶなど、幼稚な言動が目立つ。コルテックスの実験のせいで強引にタスマニアン・タイガーから変貌させられた過去を持つものの、現在の暮らしになじんでいる。
ディンゴダイル (Dingodile)
現地声優: ウィリアム・フットキンス(『3』)、ドワイト・シュルツ(『ニトロカート』『5』)、ノーラン・ノース(『6 (DS)』)、フレッド・タタショア(『リマスター』)
日本版声優: 石田圭祐(『3』『レーシング』『カーニバル』『リマスター』)、飯島肇(『ニトロカート』『5』)
『3』より登場したコルテックスの部下の一人で、コルテックスの実験によりディンゴとクロコダイルを合成して作られた。粗暴な見た目や雰囲気とは裏腹に頭が切れる。特殊燃料を用いる自慢の火炎放射器をいつも持ち歩いており、焼き肉が好物。『レーシング』の最後ではバーベキュー店を開店する。コルテックスの部下であるはずだが、『5』ではお宝目当てにコルテックスに襲い掛かるなど、必ずしもコルテックスに忠実であるとは限らない。

その他のキャラクター

パプパプ (Papu Papu)
現地声優: ミカエル・ゴーレム(『レーシング』)、ドワイト・シュルツ(『5』『リマスター』)
日本版声優: 島香裕(『レーシング』)
原住民の長で、かなり太っている。悪人ではない(『1』の取扱説明書でも「コルティックス一味とは違うぞよ」と明記。)が、『1』『5』ではクラッシュをコルテックスの手下と思い込み襲ってきた。槍攻撃が得意で、魔術を使うこともできる。『レーシング』『カーニバル』でもボスキャラクターとして登場。『レーシング』では語尾に「 - パプ」とつけてしゃべる。
リパー・ルー (Ripper Roo)
現地声優: ジェス・ハーネル(『リマスター』)
日本版声優: 鈴木勝美(『レーシング』)
コルテックスの洗脳光線を受けたカンガルー。過剰な洗脳によって正気を失っており、奇声のような笑い声を上げながら跳ね回る。『1』ではコルテックスの部下としてクラッシュの前にボスとして立ちはだかるが、物語終了後は治療によって正気を取り戻し、大学で論文を発表できるほどの知能を身に着けた。『2』では『1』とは打って変わって、帽子をかぶって口髭を蓄え、多数の本を読む知識人風の風貌でボスとして再登場。自身が爆弾とニトロをばらまいて戦うが、爆発に巻き込まれるとショックで再び正気を失い、元の状態に戻ってしまう。『レーシング』でもボスキャラクター、操作可能キャラクターとして登場する。物語終了後はプロのスタントドライバーにスカウトされた。『カーニバル』ではミニゲーム中のいわゆるお邪魔キャラクターとして登場する。『5』では再びコルテックスの部下として登場し、『ニトロカート3D』『Nitro Kart2』でも操作可能キャラクターとしての登場を果たした。『レーシング』『5』『ニトロカート3D』では『1』での姿、『カーニバル』『Nitro Kart2』では『2』での姿で登場していた。『ブッとびニトロ』ではコスチュームを選択できるが『レーシング』同様の性格をしている。
コアラコング (Koala Kong)
現地声優: フレッド・タタショア(『リマスター』)
コルテックスの洗脳光線を受けたコアラのボクサー[3]。「コアラコング」という名前だが、コアラとゴリラを合成したという設定は日本版のみで、PS版の『1』や海外版ではコアラに筋肉の元素を大量に注入し、ゴリラのような筋肉質の体を手に入れたものとなっており、ゴリラの要素は無い。
重い岩を軽々と投げる驚異的な怪力の持ち主。『1』ではボスキャラクターとして登場し、クラッシュとの対決に臨んだ。その後、映画俳優としてデビューし、3分映画に出演するだけで島を購入できるほどの人気俳優となった。『カーニバル』では操作可能キャラクターとして再登場。
ピンストライプ (Pinstripe Potoroo)
現地声優: ブレンダン・オブライエン(『レーシング』)、ジェス・ハーネル(『リマスター』)
日本版声優: 山路和弘(『レーシング』)、吉野貴宏(『フェスティバル』)
コルテックスの洗脳光線を受けたポトルー(ネズミカンガルーの事)で、頭脳明晰で忠実なコルテックスの最高傑作[3]。スタイル抜群で赤いスーツに身を包んでいる。普段はクールだが、愛用のマシンガンを持つとひたすら乱射する危険な性格。『1』ではボスキャラクターとして登場し、クラッシュとの対決に臨んだ。『1』の物語終了後はあこがれの町であったアメリカのシカゴに移り住み、後にタウナが彼を追いかけてくる。ただし銃規制によってマシンガンを撃てないことに不満を持っている。『レーシング』でもボスキャラクターとして登場した。『フェスティバル』でも操作可能キャラクターとして再登場。
ベースになった生物名が日本語では不明瞭だが、初代の時点で英字表記は「PINSTRIPE POTOROO」と取扱説明書p.13で明記されている。
コモド兄弟(兄:ジョー、弟:モー)(Komodo)
現地声優: フレッド・タタショア(『リマスター』)
日本版声優: 高木渉(ジョー)(『レーシング』)
コルテックスの洗脳光線を受けたコモドドラゴンの兄弟で、『2』でボスキャラクターとして初めて登場した。兄のジョーは頭が良く剣術に長けており、喋る時は「さ行」の発音だけが大げさ。弟のモーは力自慢でのんびり屋。息の合った剣術でクラッシュを苦しめた。『レーシング』ではジョーのみ、『カーニバル』では揃ってボスキャラクターとして登場している。
リラ・ルー (Rilla Roo)
日本版声優: 小形満(『カーニバル』)
ゴリラとカンガルーが合体したキャラクター。商売上手で、日本版では関西弁。ニトラス・ブリオがリパー・ルーの遺伝子から作り出したらしい。
グリン (Penta Penguin)
日本版声優: 神代知衣(『レーシング』)
『2』などでザコキャラクターとして登場したペンギン。『レーシング』にも操作可能キャラクターとして登場するが、『月刊コロコロコミック』での懸賞賞品だったために通常プレイで使用することは不可能。そのためにエンディングのスタッフロールにもその名前は書かれていない[注 4]。非常に特殊な条件で解禁できたキャラクターなために性能は全ての面において全キャラクターより上位になっている。現在ではコマンドを入力することによって解禁できることが明かされている。
ニセクラッシュ (Fake Crash)
現地声優: ドワイト・シュルツ(『ニトロカート』)
日本版声優: 山口勝平(『レーシング』『カーニバル』『ニトロカート』)、石井真(『フェスティバル』)
『3』にて初登場した[注 5]、太い眉と出っ歯が特徴のクラッシュの偽者。隠れキャラクターとしてこっそり出演することが多く、条件を満たすと特定のステージのどこかで「ニセクラダンス」という踊りをひたすら踊っている。本物のクラッシュをライバル視しており、『レーシング』の隠しムービーでは打倒クラッシュのために努力する姿を観ることができる。
『アドバンス2』では本格的にストーリーに関わる。本物と間違われて攫われてしまい、エヌ・トランスに洗脳され、ボスとして登場する。倒した後は洗脳を解いてもらったことをきっかけに協力するようになり、『ニトロカート』ではチームメイトとして加わり、正式にクラッシュの仲間として扱われている。
レースクイーン(イザベラ、メグミ、エリザベス、エイミー)
『レーシング』で登場。優勝したキャラクターを表彰式で紹介する役目を担う。キャラクターごとに紹介するレースクイーンは決まっている。
エヌ・オキサイド (Nitros Oxide)
現地声優: クイントン・フリン(『ニトロカート』)
日本版声優: 滝口順平(『レーシング』)、茶風林(『ニトロカート』)
正式な名前はニトラス・オキサイド。『レーシング』のラストボスで、3度のメシよりレースが好きなスピード狂のエイリアン。「宇宙最速」の称号を持ち、今まで目をつけた星にレース勝負を挑んでは勝利し、その星の文明を滅ぼしてきた。だが地球代表のレーサーに敗れ、「宇宙で2番目に最速」に転落してしまう。敗れた後は故郷の惑星に逃げ帰り、しばらく落ち込んでいたが、その後立ち直り、その速さを活かしてスペース・パトロールをしている。『カーニバル』では逆襲のために現れ再びラストボスになる。その後、『ニトロカート』のギャラクシーレースでクラッシュたちと再会した。一人称は「オレ様チャン」。四本足でのタップダンスが得意。
地の魔神 (Rok-Ko)
現地声優: トム・ウィルソン(『4』)
日本版声優: くわはら利晃(『4』)
ウカウカによって復活を果たした4体の魔神の1体。クランチと共にボスキャラクターとして登場。語尾に「-ばい」を付けて話す。本名はロッコ。
水の魔神 (Wa-Wa)
現地声優: R・リー・アーメイ(『4』)
日本版声優: 山口勝平(『4』)
ウカウカによって復活を果たした4体の魔神の1体。クランチと共にボスキャラクターとして登場。説教臭い頑固者。本名はワワ。
炎の魔神 (Py-Ro)
現地声優: マーク・ハミル(『4』)
日本版声優: 清水敏孝(『4』)
ウカウカによって復活を果たした4体の魔神の1体。クランチと共にボスキャラクターとして登場。魔神の中でリーダー的な存在であり、最も凶暴な性格をしている。本名はパイロ。
風の魔神 (Lo-Lo)
現地声優: ジェス・ハーネル(『4』)
日本版声優: 池田勝(『4』)
ウカウカによって復活を果たした4体の魔神の1体。クランチと共にボスキャラクターとして登場。女性的な口調で話すひょうきん者。本名はロロ。
エビル・ツインズ(兄ビクター、弟モーリッツ)(The Evil Twins)
日本版声優: 辻親八(ビクター)、佐藤せつじ(モーリッツ)(『5』)
知能が発達した双子のオウム。かつての因縁から、コルテックスに深い恨みを持っている。無限次元の支配者で、巨大なメカに乗って対決を挑んできたが、クラッシュ、コルテックス、ニーナの前に敗れる。その後逃亡するものの、エビルクラッシュの家に迷い込んでしまい、エビルクラッシュに食べられるという悲惨な結末を迎えた。
マダム・アンバリー (Madame Amberly)
日本版声優: すずき紀子(『5』)
ワルワルスクールの校長で、ワイヤーでぶら下がり、電撃攻撃を得意とする。コルテックスがワルワルスクールに在籍していた当時も校長だったらしく、コルテックスを「大きくなった」と話す。
エビルクラッシュ (Evil Crash)
現地声優: 無し(サウンドエフェクト)
日本版声優: 無し(サウンドエフェクト)
十次元に住み、餌を求めて無差別に襲い掛かる、かなり凶暴な性格な悪のクラッシュ。ニセクラッシュとはまた別の存在である。『5』に登場し、ニーナを誘拐した。
アーネスト・エミュー (Ernest Emu)
日本版声優: 佐藤晴男(『5』)
農業を営んでいるエミュー。クラッシュにパワーストーンを報酬に害虫駆除を依頼するが、コルテックスに撃たれてしまう。(なお、ステージを進むには結局害虫駆除を行う必要がある)
ウォーラス (Walrus)
日本版声優: 飯島肇(『5』)
コック。クラッシュを調理しようと襲い掛かってくる。『5』における追いかけられステージの内の一つを担当しており、絶対に倒せない。
ザム (Zam)
ギャラクシーレースでオキサイドのチームメイトを務める。あまり知能が発達しておらず、言葉を話すことができない。鳴き声や座り方が犬と似ている。『ニトロカート』に登場。
ゼム (Zem)
日本版声優: 高戸靖広(『ニトロカート』)
ザムと同じく、ギャラクシーレースでオキサイドのチームメイトを務める。ザムとは違い巨体。レース中にゲップをするなど下品である。
エベニーザー・ボン・クラッチ (Ebenezer Von Clutch)
日本版声優: 大竹宏(『がっちゃんこ』)
ヘンテコなテーマパーク、ボン・クラッチモーターワールドのオーナー。サイボーグであり、自分の命の源である「ブラックパワーダイヤ」が盗まれてしまい、クラッシュ達に探させていた。モーターワールドのアトラクションなどでお客が困るのを見て楽しむのが趣味。
パサディーナ・オポッサム (Pasadena Opossum)
日本版声優: 松久保いほ(『がっちゃんこ』)
ボン・クラッチの忠実な部下。レースで味わう危険な刺激が大好きな女レーサーで、どんな過酷なレースにも挑戦する。
ウィリー・ワンパ・チークス (Willie Wumpa Cheeks)
日本版声優: 船木真人(『がっちゃんこ』)
モーターワールドのマスコットである、リンゴと人間を合成させて生まれた不気味な生き物で、りんご汁を売っている。ボン・クラッチのブラックパワーダイヤを盗んだ犯人で、最後にはコルテックスのマシンのレーザーで、どろどろになった。ブラックパワーダイヤを盗んだ理由は語られることがなく、不明である。
チック (Chick Gizzard Lips)
日本版声優: 高橋圭一(『がっちゃんこ』)
ベテランスポーツキャスターのニワトリ。モーターワールドで行われる、パーク権利争奪戦を中継することになった。穏やかな性格。本名はチック・ギザード・リップ。『ブッとびニトロ』では一部コースに登場しレースを盛り上げる。
スチュー (Stew)
日本版声優: 姫野惠二(『がっちゃんこ』)
チックの相棒のニワトリ。ハイテンションで喋りまくる。カメラに写っていない一瞬の間に、服装を変えるという早着替えの特技がある。怖い奥さんがいるらしい。本名は不明。『ブッとびニトロ』では一部コースに登場しレースを盛り上げる。
ドローン (Park Drones)
日本版声優: 黒田崇矢安斉一博櫛田泰道 他(『がっちゃんこ』)
モーターワールドの作業員。ガスマスクをしている。パークのあちこちでパワーストーンやコスチュームを売っている。全員お金の為に嫌々働いているらしい。
ビスカント・デビル (Viscount Devil)
大金持ちのタスマニアン・デビル。クラッシュたちを騙してスーパービッグパワーストーンを探させた。『フェスティバル』に登場。
ヤヤ・パンダ (Yaya Panda)
『ニトロカート3D』にて初登場したパンダ。続編の『Nitro Kart 2』にも登場。悪の計画により危機が迫った中国を救うべくレース大会に参加した。

箱の種類

木箱
斜めに交差する板で補強された、ごく普通の木箱。リンゴが1-8個入っている。『がっちゃんこ』ではコインが入っている。
シマ箱
側面が縦に並んで張られた板により縞模様に見える木箱。踏みつけると箱が弾みながら中のリンゴが手に入り、最大でリンゴが10個入手できる。『1』『2』では1回踏む毎に1個出てくるが、『3』以降は1回で2個入手できる。ただし、そのまま壊すと何も貰えず、時間が経つほど壊れるのが早くなり、出てくるリンゴが減少してしまう。
?箱
黄色の?マークが描かれた木箱。リンゴもしくはクラッシュプレートが入っている。『1』ではボーナスチャレンジに行くためのキャラクタープレートも入っている。『4』と『5』ではリンゴのみとなった(『4』では一部1UPする)。
1UP箱
クラッシュの顔が描かれた木箱。クラッシュプレートが入っており、壊すとクラッシュの残り人数が1人増える。
アクアク箱/アクアクボックス
アクアクの仮面が描かれた木箱。壊すとアクアクが現れ、クラッシュの身を1回だけ守るほか、このゲームでのヒントなどを聞くことができる。2個取ると光り輝くようになって身を守る回数が2回に増え、3個取るとアクアクがクラッシュの顔に張り付き、一定時間無敵状態になる。ただし、穴への転落やおおいわによる圧殺など、一部の即死は防げない。『1』において視界が遮られるほど暗い場所では、自身が一定時間発光して周囲を照らしてくれる。『5』ではニトロ箱の爆発は防げず、ミスになってしまう。
↑箱/バネバネばこ
上向きの黄色の矢印が描かれた木箱。踏むと高く跳ぶことができる。ジャンプボタンを押しっぱなしにすると更に高く跳ぶ。スピンアタックやボディプレスで壊せるが、中には何も入っていない。
ワク箱
『2』から登場。箱の枠が鉄で出来ている木箱で、踏みつけ、スピンアタック、リンゴバズーカでは弾むだけで壊せず、ボディプレスか無敵状態(『5』を除く)、鉄ワク箱の方が頭上に落下したときなどでないと壊せない。
バクダン
爆弾の模様、もしくはTNTの文字が描かれた赤い箱。側面から攻撃を加えると爆発し、ダメージを受けてしまう。ジャンプして踏みつける、箱が上に乗っかる、爆弾箱自体が落下し地面や箱の上に着地するなどでタイマーが作動し、3秒後に爆発する。日本版では爆弾の絵柄だが、海外版では「TNT」という文字で記されている。この箱も壊せる部類の為、白ダイヤを入手するためには破壊する必要がある。
ニトロ
『2』から登場。「ニトロ」または「NITRO」と書かれた緑色の箱。触れただけで爆発する危険な箱。他の箱と違い、放置していると僅かに跳ねる。この箱も壊せるという扱いであるため、白ダイヤを手に入れるにはニトロも全て破壊しなくてはならない。ただし大抵後半に入手するリンゴバズーカ以外で、ダメージを受けずに直接破壊できる方法が存在せず[注 6]、ステージの最後にあるブロック(緑)を作動させることで、ステージ上の全てのニトロ箱を爆発させることができる。『1~4』ではアクアクの庇護があれば耐えられたが『5』ではアクアクがいてもミスになってしまう。
C箱/チェックポイントばこ
黄色のCの文字が書かれた箱。チェックポイントであり、これを壊すとミスしたときにここから再開できる。ただし、ゲームオーバー時にコンティニューした場合は最初から。
スロット
箱の側面に描かれた絵柄が次々と変化していく箱。壊した時点でその絵柄の箱のアイテムが貰えるが、絵柄にはバクダン箱も含まれることがあり、その絵柄で攻撃すると当然爆発する。時間の経過とともに絵柄の切り替わりが早くなっていき、そのまま壊さずに放置するとブロックに変わってしまう。このブロックも壊せる部類の為、ブロックに変わってしまうと白ダイヤの入手は不可能となる。『3』から登場した。
すり抜け箱
壊すとクラッシュが一定時間透明状態になる。レーザートラップを通過できる。『4』のみ登場。
タイムストップ箱
タイムアタックモードでのみ出現。壊すと側面に書かれた数の秒数時間が止まる。停止している時間は上乗せが可能で、次々壊していくことで時間を進めずにステージを移動できる。『3』から登場(タイムアタックそのものが存在しない『5』を除く)。
透明
白い枠だけの存在。触れることもできないが、!ブロックを作動させると実体化し、本来の姿が現れる。
ブロック/てつボックス
完全に鉄のみで作られた箱で、どんな攻撃を与えても壊すことは不可能。足場として利用できる。頭上から落下したときは潰されてダメージを受ける。このブロックは破壊不可能であるため、放置しても白ダイヤは手に入る。

↑ブロック/てつバネバネボックス

黄色の上向きの矢印が描かれたブロック。↑箱と同様、踏むと高く跳ぶ。↑箱と異なり、壊れない。
!ブロック
黄色の!マークが描かれたブロック。作動させると透明箱の実体化などが起こる。
Cブロック
黄色のCが描かれたブロック。C箱と同様、作動させるとミスしたときにここから再開できる。『3』『アドバンス2』に登場。
!ブロック(緑)
黄色い!マークが描かれた緑色の箱。作動させるとステージ上の全ニトロ箱が爆発する。ニトロ箱の登場に伴い、『2』から登場。『5』ではスイッチ箱が代わりに登場するが、一ヶ所だけ変更ミスのためブロック(緑)が存在する場所がある。
スイッチ
T字のスイッチが上面に付いている箱。攻撃すると付近にあるニトロ箱等が爆発する。ステージ内すべてではなく付近のみの為、同一ステージ内に複数個存在する。『5』とモバイル版のみ登場。
セーブポイント箱
壊すとオートセーブ機能が働き、現在のゲームデータをセーブする。ゲームをロードした時に前回に最後に壊したセーブポイント箱から再開できる。『5』のみ登場。
CRマジックカーペット箱
クラッシュがCRマジックカーペットに乗る。『アドバンス2』のみ登場。
CRジャイロ箱
クラッシュがCRジャイロに乗る。『アドバンス2』のみ登場。
ムゲンリンゴ箱
無限にリンゴを出し続ける。『わくわく友ダチ大作戦』のみ登場。
ズボン箱
壊すとクラッシュのズボンの色がランダムに変わる。『わくわく友ダチ大作戦』のみ登場。
ストップ箱
敵やトラップの動きが一定時間止まる。『アドバンス2』のみ登場。

漫画版

主に『月刊コロコロコミック』に連載されていた漫画作品。下記2作品のほかに、1996年に2か月連続でコロコロコミックで連頼されていた作品もある。

  • クラッシュバンディクー ダンスでジャンプな大冒険!
作者は川嶋亜理。『月刊コロコロコミック』1997年11月号 - 1999年2月号まで連載。『2』の内容を元に漫画化されたが、回によってコルテックスがクラッシュと共に行動したり、ボスキャラクターは登場するも直接闘ったりはしないなどゲームと異なる点が多い。『3』も漫画化されたが、3話目が載る予定だった1999年3月号では休載扱いとなり、そのまま再開されることはなく未完となった。単行本は『2』の内容を収録した2巻まで発売された。
  • クラッシュバンディクー かっとび!スピンワールド
作者は後藤英貴。上記の作品が突然終了したことで半ば交代という形で『月刊コロコロコミック』1999年4月号より開始。同年夏から作者が『サルゲッチュ』の漫画化を開始したため一時休載となった。その後連載再開し、1999年12月号 - 2001年2月号の期間に『レーシング』と『カーニバル』が漫画化された。ゲームの目的であるパワーストーンやトロフィーなどが登場せず、ゲームの設定を原案にした4コマのギャグ漫画という趣が強い。単行本は刊行されていないが、『カーニバル』の攻略本などで後藤が攻略本用に描いた4コマが存在する。

『4』以降の作品は漫画化されていない。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

開園当時から2012年4月までユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハリウッドエリアにてクラッシュくんが登場した。その後は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを引退したということになっていて、再登場の予定はない。

権利について

初代PSシリーズ作品の主な権利は2012年現在もソニーがもっている。このため、ゲームアーカイブスなどには影響しないとされていたが、PSVita版のゲームアーカイブスは2015年11月に配信停止となった(PSP、PS3版は継続)。また、キャラクターやグッズに関する権利はすべてユニバーサルを経由してアクティビジョンに移行された。また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、2012年までシエラエンターテイメントおよびアクティビジョンからキャラクター権利を借りていたが、2018年10月1日に株式会社ユー・エス・ジェイから合同会社ユー・エス・ジェイへ社名を変更したことに伴い、キャラクター権利を失った。なお、小学館はソニーを経由してコミカライズの権利を獲得していたが、ソニーの権利譲渡に伴い、権利を失った。なお、初代PSシリーズ作品で小学館及び小学館集英社プロダクションとの取引関係は続き、小学館『コロコロコミック』とタイアップされたゲームソフト玩具に関連したアニメーション作品を多数制作していたXEBECが権利を持っていたが、2019年6月1日付でProduction I.Gに吸収合併され、法人としてのXEBECは解散したことに伴い、権利を失った。

ノーティードッグは公式フォーラムにて、「皆さんが我々にシリーズの継続を希望しているのは理解していますが、現在はアクティビジョンがフランチャイズの権利を持っているのでそれは不可能です」とコメントしている。また、シリーズの生みの親の一人アンディ・ギャビンは「クラッシュは我々にとっての息子のようなものであり、道のようなもの。HD化は我々も期待していますが現状では不可能です。しかしファンの皆さんが願えば不可能なことなどないでしょう」と自身のブログのコメント欄で2012年付でコメントしている。

日本での販売本数

アーカイブス除く。また、集計は初期データ含む。

他作品との関連

ジャック×ダクスターシリーズ

『ジャック×ダクスター旧世界の遺産』にて、『2』のひとくいばなに似た植物が登場する。『ジャック×ダクスター2』にて、「おおいわゴロゴロ」、「にげろやパパグモ」というムービー名のミッションシーンがある。どちらも鶴見六百がローカライズを担当している。

スパイロシリーズ

スパイロはいくつかのクラッシュ・バンディクーシリーズにもゲスト出演している。『レーシング』には『スパイロ2(後のスパイロ×スパークス)』の体験版を収録、『5』ではラストボスとの戦いの直前に登場、GBA版『ニトロカート』では隠しレーサーとして使用できる。また、『アドバンス』ではスパイロとの共演が実現している。

The Simpsons

ザ・シンプソンズの"Lisa gets an A"という回で、リサ・シンプソンが自分でフィクションのDashDingoというディンゴが主人公のゲームを考え、『2』の最初のムービーのパロディとして「7つのクリスタル[注 7]の赤ちゃんを見つけて食べてしまうように」と命令する場面がある。

パラッパラッパーシリーズ

1998年から2000年ごろまで、パラッパとクラッシュはソニーのCMで何度も共演していた。一緒にサンタの仮装をしたり、料理対決をすることもあった。

映画 The CountryBears

映画中に『カーニバル』のポスターが映る。

トゥームレイダーシリーズ

主人公ララクロフトが、日本国外版『3』とPlayStationのCMに出演し、『3』で遊んでいた。

GreatTeacherOnizuka

第176話にて、『2』のパッケージが確認できる。

PlayStation Home / Room

アバターアイコンとして、クラッシュとココがある。なお、PlayStation Roomのβ版にもクラッシュとココのアバターアイコンがある。

PlayStation Portable / PlayStation 3 / PlayStation Vita

本体のクロスメディアバーのplaystation network のアカウント管理のアバターに、クラッシュとココのアイコンがある。

脚注

注釈

  1. ^ エヌ・ジンのセリフより。
  2. ^ ちなみに一度誤って娘と呼ぶ(すぐ訂正するが)場面があり、その溺愛ぶりがうかがえる。
  3. ^ GBA版には未登場。
  4. ^ 「???」で表示されている。
  5. ^ 『月刊コロコロコミック』で連載された『クラッシュバンディクー ダンス!でジャンプ!な大冒険』でコルテックスの変装姿で先に登場している。
  6. ^ 岩や敵が追いかけてくるステージでこれを使用したり、リンゴをスピンで飛ばして当てれば一応破壊できる。
  7. ^ パワーストーンのこと。日本国外版ではクリスタルの名称になっている。

出典

  1. ^ a b 『5』では音声なし。
  2. ^ 『2』『がっちゃんこ』『リマスター』『ぶっとびニトロ』では現地声優による音声を使用。ただし『2』のクレジットには山口の名前が記載されている。
  3. ^ a b c d e PS版「クラッシュ・バンディグー」取扱説明書の記述より

関連項目

外部リンク