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2020年1月25日 (土) 05:45時点における版
| 設立 | 2018年4月2日 |
|---|---|
| 設立者 | 馬淵澄夫 |
| 種類 | 旧民進党系党派のグループ |
会員数 | 第48回衆議院議員総選挙で落選した民進党系候補者（元職・新人） |
| 代表 | 馬淵澄夫 |
| 関連組織 |
希望の党 民進党 |
一丸の会（いちがんのかい）は、旧民進党系党派の政治団体。第48回衆議院議員総選挙で落選した候補者で構成される。
概要
2017年10月の第48回衆議院議員総選挙で落選した馬淵澄夫元国土交通大臣が同じく総選挙で敗れるなどした民進系の前職、新人らを結集した政治団体として2018年3月28日に東京都選管に設立を届出、4月2日に正式に設立を発表した[1][2]。4月19日に設立総会を開き、馬淵は「次期衆院選における野党の議席を伸ばす、大きな候補者の固まりだ」と述べた。同団体は希望の党から立候補し落選した元衆議院議員らを中心に42人が参加し月1回程度勉強会を開くとしている[3]。
設立総会では馬淵が代表に選出されたほか、長安豊が会計責任者、宮崎岳志が事務局長に就任[4]。また、6月19日の例会で近藤洋介、田島一成、松木謙公が副会長に、木内孝胤、高山智司、福島伸享が事務局次長に就いたことが明かされている[5]。
落選者による政治団体であるため、参加者は全て非国会議員であったが、2019年2月に代表の馬淵が、3月にメンバーの谷田川元がそれぞれ繰上当選したことで国会に議席を得た[6]。5月には勉強会の講師として小沢一郎を招いた[7]。
9月にはれいわ新選組代表の山本太郎を講師として招き、翌10月には馬淵が山本と共同で消費税の5%への減税を目指す「消費税減税研究会」を立ち上げることが発表された。「消費税減税研究会」には一丸の会のメンバーの大半が参加する見込みであると報じられ[8]、10月30日に行われた初会合では元議員ら40人弱と、国民民主党などの現職議員22人が出席した[9]。
所属国会議員一覧
所属議員
| 衆議院議員 |
|---|
| 無所属（1名） |
| 馬淵澄夫[注 1] （6回、比例近畿・奈良1区） |
| 国民民主党（1名） |
| 谷田川元[注 2] （2回、比例南関東・千葉10区） |
元国会議員
| 元衆議院議員 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 希望の党（2名） | ||||
| 畑浩治 （2回、比例東北・岩手2区） |
水野智彦 （1回、比例南関東） |
|||
| 国民民主党（5名） | ||||
| 松木謙公[注 3] （4回、比例北海道・北海道2区） |
井坂信彦[注 4] （2回、兵庫1区） |
小山展弘[注 5] （2回、比例東海・静岡3区） |
野間健[注 6][注 7] （2回、鹿児島3区） |
森本和義[注 8] （1回、愛知15区） |
| 立憲民主党（2名） | ||||
| 田島一成[注 9] （4回、比例近畿・滋賀2区） |
阪口直人[注 10] （2回、比例近畿・和歌山2区） |
|||
| 無所属・その他（15名） | ||||
| 近藤洋介[注 11] （5回、比例東北・山形2区） |
太田和美[注 12] （3回、比例南関東・千葉8区） |
北神圭朗[注 13] （3回、比例近畿・京都4区） |
高山智司[注 14] （3回、埼玉15区） |
長安豊[注 15] （3回、大阪19区） |
| 樋高剛[注 16] （3回、神奈川18区） |
緒方林太郎[注 17] （2回、比例九州・福岡9区） |
木内孝胤[注 6][注 18] （2回、比例東京・東京9区） |
福島伸享[注 19] （2回、比例北関東・茨城1区） |
宮崎岳志[注 20] （2回、比例北関東・群馬1区） |
| 宮島大典[注 21] （2回、長崎4区） |
村岡敏英[注 22] （2回、比例東北・秋田3区） |
阿部寿一[注 23] （1回、山形3区） |
小野塚勝俊[注 24] （1回、埼玉8区） |
櫛渕万里[注 25] （1回、東京23区） |
| 元参議院議員 | ||||
| 無所属（3名） | ||||
| 前川清成[注 26] （2回、奈良県） |
松浦大悟[注 27] （1回、秋田県） |
安井美沙子[注 28] （1回、愛知県） |
||
その他
| 希望の党（1名） | |
|---|---|
| 鳩山太郎 （希望の党独自候補、鳩山由紀夫元首相の甥） |
|
| 国民民主党（2名） | |
| 宍戸千絵[注 29] （希望の党独自候補） |
大内一也[注 30] （民進党からの合流組） |
| 立憲民主党（1名） | |
| 水上美華[注 31] （民進党からの合流組） |
|
過去の在籍者
元衆議院議員
参加人数の推移
一丸の会が結成された2018年4月時点の参加者は42人であった[3][4]。その後、2019年9月25日の毎日新聞では参加者は約45人[10]、10月24日の朝日新聞では約50人と報じられている[8]。
脚注
注釈
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に参加。
- ^ 2018年5月に参加。
- ^ 2018年5月に参加。
- ^ 2018年5月に参加。
- ^ a b 希望の党の結党メンバー。
- ^ 2018年5月に参加。
- ^ 2018年5月に参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。無所属を経て同年10月に入党。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。無所属を経て2019年5月に入党。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年4月に自由党に復党。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に参加するが、同年10月に離党。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。
- ^ 2018年5月に参加。
- ^ 2018年5月に参加。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。その後の所属は立憲民主党。
- ^ 2018年5月に国民民主党に不参加。その後の所属は日本維新の会。
出典
- ^ “馬淵氏が政治団体 - 非自民結集狙い／一丸の会”. 奈良新聞. (2018年4月3日) 2019年11月17日閲覧。
- ^ “馬淵澄夫元国土交通相が政治団体設立 新党協議に参加へ”. 産経新聞. (2018年4月3日) 2019年11月17日閲覧。
- ^ a b “馬淵氏、落選組の政治団体を設立”. 日本経済新聞. (2018年4月19日) 2019年11月17日閲覧。
- ^ a b “"野党が永遠にダメな状況"を変えられるか 馬淵氏「一丸の会」結成の狙い”. PRESIDENT Online. (2018年6月14日) 2019年11月17日閲覧。
- ^ 一丸の会の投稿（304215330122316） - Facebook
- ^ “馬淵氏は無所属で活動 繰り上げ当選”. 日本経済新聞. (2019年2月5日) 2019年11月17日閲覧。
- ^ “小沢氏、落選議員に講義 「党超えて勝利へ汗を」”. 産経新聞. (2019年5月15日) 2019年11月17日閲覧。
- ^ a b “山本太郎氏が馬淵氏と減税研究会 消費税５％を旗印に”. 朝日新聞. (2019年10月24日) 2019年11月17日閲覧。
- ^ “れいわの勢力拡大に怯える立民 「消費税減税研究会」への参加警戒”. 産経新聞. (2019年10月30日) 2019年11月17日閲覧。
- ^ “立憲・国民の会派、馬淵氏が参加へ ／奈良”. 毎日新聞. (2019年9月25日) 2019年11月20日閲覧。