「矢向駅」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) 駅舎とホームの画像を差し替え。また、改札口の画像を追加 |
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|画像説明 = 駅舎(2019年9月) |
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|よみがな = やこう |
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|ローマ字 = Yakō |
|ローマ字 = Yakō |
2020年2月14日 (金) 22:34時点における版
矢向駅 | |
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駅舎(2019年9月) | |
やこう Yakō | |
◄JN 02 尻手 (0.9 km) (1.5 km) 鹿島田 JN 04► | |
所在地 | 横浜市鶴見区矢向六丁目5-6 |
駅番号 | □JN 03 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■南武線 |
キロ程 | 2.6 km(川崎起点) |
電報略号 | ヤコ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
18,986人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)3月9日[1] |
備考 |
業務委託駅 横浜市内駅 |
矢向駅(やこうえき)は、神奈川県横浜市鶴見区矢向六丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線の駅である。駅番号はJN 03。
歴史
- 1927年(昭和2年)3月9日:南武鉄道線川崎駅 - 登戸駅間の開通時に開業[1]。川崎河岸駅へ向かう貨物支線も同時に開業[1]。
- 1944年(昭和19年)4月1日:南武鉄道線が国有化、運輸通信省南武線の駅となる[1]。
- 1972年(昭和47年)5月25日:貨物取扱が廃止。同時に川崎河岸駅への貨物支線も廃止[1]。川崎市中央卸売市場南部市場まで専用線が続いていた。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる[1]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始。
- 2007年(平成19年)
駅名の由来
地名から採ったもの。「矢向」には諸説あるが、地名研究では古来川口(川の合流する所)のことを「やこう」という。
駅構造
線路西側の駅舎側に単式ホーム1面1線の下り(立川方面)ホーム、線路を挟んで島式ホーム1面2線の上り(川崎方面)ホームがある。上りホームとは跨線橋で結ばれている。
尻手駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)。自動券売機、多機能券売機[2]、自動改札機設置。みどりの窓口は2007年6月22日をもって閉鎖され、翌日から指定席券売機が稼動を開始した。トイレは改札を入って左側にある。
2011年にはホームと跨線橋を結ぶエレベーターが設置された。
2015年2月15日より駅遠隔操作システムが導入され、初電から午前6時25分までの間は駅員が不在となる。不在の時間はインターホンにより鹿島田駅の係員が対応を行う。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 南武線 | 下り | 武蔵小杉・登戸・立川方面 |
2・3 | 上り | 尻手・川崎方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
留置線があり、 夜間滞泊などの留置運用が設定されている。このため、早朝や夕方に当駅始発の川崎行き列車が設定されており、3番線から発車する。また、朝ラッシュ時にて、川崎発の回送列車が、留置される際は、1番線からではなく、3番線に進入する形となる。以前はここに矢向電車区が置かれていた。また、南武線全線を担当する矢向車掌区があり、車掌の交替は当駅で行われる。広い電留線は1960年まであった矢向電車区の名残である。
-
改修前の駅舎(2009年6月)
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改札口(2019年9月)
-
ホーム(2019年9月)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は18,986人である。各駅停車のみが止まる駅では最も多い。また、2015年度までは快速停車駅の鹿島田駅より多かった。
近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1991年(平成 | 3年)15,040 | |
1992年(平成 | 4年)14,994 | |
1993年(平成 | 5年)15,054 | |
1994年(平成 | 6年)14,681 | |
1995年(平成 | 7年)14,187 | [統計 3] |
1996年(平成 | 8年)13,944 | |
1997年(平成 | 9年)13,538 | |
1998年(平成10年) | 13,372 | [* 1] |
1999年(平成11年) | 13,529 | [* 2] |
2000年(平成12年) | [JR 1]13,496 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 2]13,798 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 3]13,336 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 4]13,293 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 5]13,257 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 6]14,555 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 7]15,176 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 8]15,652 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 9]15,788 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 10]15,762 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 11]16,214 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 12]16,318 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 13]17,022 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]17,726 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]17,837 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]17,979 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]18,134 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]18,623 | |
2018年(平成30年) | [JR 19]18,986 |
駅周辺
横浜市と川崎市の境にある駅であり、駅前には小ぶりのロータリーがある。駅南側に接して道路が踏切で交差しており、この道路に沿って商店街がある。
バス路線
最寄り停留所は、矢向駅前となる。以下の路線が乗り入れ、川崎鶴見臨港バス、横浜市営バスにより運行されている。
乗り場 | 系統 | 経由 | 行先 | 会社 |
---|---|---|---|---|
1[3] | 18 | 国道尻手・鶴見区役所前 | 鶴見駅東口 | ●市営 |
生麦 | ||||
川57 | 川崎駅西口 | ●臨港 | ||
川56 | 末吉橋・尻手駅前 | |||
川61 | 江川町・元住吉 | 【循環】川崎駅西口 | ||
江川町 | ||||
川69 | 江川町・小倉下町 | 【循環】川崎駅西口 |
その他
川崎市幸区と横浜市鶴見区との境界線上に置かれていて、ホームは川崎市と横浜市にまたがるが、改札口や駅舎が横浜市にある。このため横浜駅からの経路上にある川崎駅・隣の尻手駅とともに、JRの特定都区市内における「横浜市内」駅の扱いとなっている。なお、当駅が南武線の横浜市内エリアの北限となる。
成瀬巳喜男の映画「めし」(1951年)で、ヒロイン岡本三千代(原節子)が実家に帰るシーンの下車駅として使われた。
矢向駅周辺において横浜市および川崎市は、連続立体交差を検討している[4][5]。
隣の駅
脚注
記事本文
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、20-21頁。
- ^ 多機能券売機設置マップ (PDF)
- ^ “矢向駅前 のりば地図 | 横浜市交通局”. navi.hamabus.city.yokohama.lg.jp. 2019年8月10日閲覧。
- ^ "「踏切安全対策実施計画」を策定しました" (PDF) (Press release). 横浜市道路局企画課. 17 March 2016. 2019年8月18日閲覧。
- ^ “JR南武線(尻手駅~武蔵小杉駅間)連続立体交差化に向けて”. 川崎市 (2016年6月20日). 2017年7月10日閲覧。
利用状況
- JR東日本の統計データ
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 平成12年 - 221ページ
- ^ a b 平成13年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成14年 (PDF) - 221ページ
- ^ 平成15年 (PDF) - 221ページ
- ^ 平成16年 (PDF) - 221ページ
- ^ 平成17年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成18年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成19年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成20年 (PDF) - 229ページ
- ^ 平成21年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成22年 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成23年度 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成24年度 (PDF) - 233ページ
- ^ 平成25年度 (PDF) - 235ページ
- ^ 平成26年 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成27年 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成28年 (PDF) - 245ページ
- ^ 平成29年 (PDF) - 237ページ