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谷保駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
谷保駅
北口(2019年9月)
やほ
Yaho
JN 22 西府 (1.6 km)
(1.4 km) 矢川 JN 24
地図
所在地 東京都国立市大字谷保御経塚5012
北緯35度40分53.1秒 東経139度26分47.7秒 / 北緯35.681417度 東経139.446583度 / 35.681417; 139.446583座標: 北緯35度40分53.1秒 東経139度26分47.7秒 / 北緯35.681417度 東経139.446583度 / 35.681417; 139.446583
駅番号 JN23
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 南武線
キロ程 31.6 km(川崎起点)
電報略号 ヤホ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
9,442人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1929年昭和4年)12月11日[1]
備考
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南口(2019年9月)

谷保駅(やほえき)は、東京都国立市大字谷保御経塚にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線である。駅番号JN 23

歴史

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駅名の由来

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開業当時の地名(谷保村、現・国立市)から。谷保とは「湿地帯の多い台地」を意味する言葉で、この近辺では稲作が盛んであった。鎌倉時代後期には既に「谷保郷」と言う地名があったことが判明している。

元々は「やぼ」と読まれていたが、南武鉄道が当駅を作る際に「やぼ」が「野暮」に聞こえるのを嫌って「やほ」と名付けたといわれ、その名が定着して今に至っている。

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備える。改札口は1ヶ所あり、北口と南口は自由通路で連絡している。

立川統括センター管理の業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部時間帯を除き遠隔対応のため改札係員は不在となる[2]。また、自動券売機・多機能券売機[2]指定席券売機[2]自動改札機が設置されている。売店等はないがホーム上に自動販売機飲料アイスクリーム)がある。

上りホーム横に大寒桜が並んで植えられている。見頃は3月上旬、北口ロータリーの一見に見えるのはハナミズキであり、こちらの見頃は4月下旬である(一部は一般的な桜のソメイヨシノ)。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 JN 南武線 下り 西国立立川方面
2 上り 府中本町登戸川崎方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員9,442人である。

1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 6,992 [* 1]
1991年(平成03年) 7,710 [* 2]
1992年(平成04年) 8,000 [* 3]
1993年(平成05年) 8,504 [* 4]
1994年(平成06年) 8,674 [* 5]
1995年(平成07年) 8,902 [* 6]
1996年(平成08年) 8,929 [* 7]
1997年(平成09年) 8,885 [* 8]
1998年(平成10年) 8,926 [* 9]
1999年(平成11年) 8,926 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]8,873 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]8,928 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]9,106 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]9,183 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]9,189 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]9,150 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]9,307 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]9,553 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]9,791 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]9,675 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]9,648 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]9,608 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]9,914 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]10,173 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]10,098 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]10,259 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]10,360 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]10,377 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]10,442 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 20]10,390 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 21]7,983
2021年(令和03年) [JR 22]8,502
2022年(令和04年) [JR 23]9,070
2023年(令和05年) [JR 24]9,442

駅周辺

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北口

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駅北口はロータリーになっている。タクシー乗り場と路線バス、空港リムジンバス、高速バス、送迎バスのバス停がある。2008年(平成20年)1月16日より停車していた夜行高速バスはその後廃止されており、現在はバス停のみ存置されている状態である。

駅周辺は商店やマンションがある他、UR富士見台第一団地、戸建て住宅地、畑等により構成されている。なお、当駅付近は文教地区から外れるためパチンコ店が営業している。

駅開設当時は谷保村(現・国立市)の中心を成す地域であり、当駅から線路に沿う南武線通りを西北西に600m程進むと国立市役所がある。ロータリーから北に進むとJR東日本中央線国立駅南口に至る大学通りである。

駅周辺
大学通り国立駅方面
矢川駅方面

南口

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住宅地の中であり、かろうじて四輪車通行可能な道が通じているだけである。

バス路線

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運行事業者 系統・行先 備考
谷保駅
空港連絡バス羽田空港  
立川バス 国12国立駅南口 月 - 土の朝のみ運行
京王バス
国立駅行はロータリーには乗入れない
富士見台第一団地
立川バス
  • 国10:国立操車場 / 国立駅南口
  • 国11:矢川駅 / 国立駅南口
  • 国12:国立駅南口
  • 国41:国立泉団地 / 国立駅南口
「国12」は月曜 - 土曜の朝のみ運行
京王バス 国17国18:国立駅  

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
JN 南武線
快速
通過
各駅停車
西府駅 (JN 22) - 谷保駅 (JN 23) - 矢川駅 (JN 24)

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、20-21頁。 
  2. ^ a b c d 駅の情報(谷保駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月31日閲覧。
  3. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-115-5 
  4. ^ 2015年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2014年12月19日、7頁。オリジナルの2020年2月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200203125122/https://www.jreast.co.jp/press/2014/20141222.pdf2020年4月29日閲覧 
  5. ^ 南武線谷保駅改札内のエレベーターと多機能トイレを使用開始します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道八王子支社、2015年3月19日。オリジナルの2020年5月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200521035854/https://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20150319/20150319_info.pdf2020年5月21日閲覧 
広報資料・プレスリリース等一次資料
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  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  2. ^ 統計くにたち - 国立市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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