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「阿左美駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 23:12時点における版

阿左美駅
駅舎(2012年(平成24年)9月)
あざみ
Azami
TI 53 藪塚 (3.2 km)
(1.7 km) 新桐生 TI 55

地図

阿左美駅の位置(群馬県内)
阿左美駅
阿左美駅
阿左美駅(東武鉄道)位置図(群馬県)
所在地 群馬県みどり市笠懸町阿左美1057-4
北緯36度23分8.01秒 東経139度18分23.97秒 / 北緯36.3855583度 東経139.3066583度 / 36.3855583; 139.3066583 (阿左美駅)座標: 北緯36度23分8.01秒 東経139度18分23.97秒 / 北緯36.3855583度 東経139.3066583度 / 36.3855583; 139.3066583 (阿左美駅)
駅番号 TI 54
所属事業者 東武鉄道
所属路線 桐生線
キロ程 12.9 km(太田起点)
電報略号 アミ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
606[1]人/日
-2016年(平成28年)[1]-
開業年月日 1937年昭和12年)5月5日
テンプレートを表示
駅前(2007年12月)

阿左美駅(あざみえき)は、群馬県みどり市笠懸町阿左美にある東武鉄道桐生線である。駅番号はTI 54

歴史

桐生線開業時には阿左美駅は設置されていなかった。1935年昭和10年)ころ、阿左美沼の遊園地化を目論んでいた今井伊太郎が、東武鉄道社長の根津嘉一郎 にかけあい駅設置が認められ、1937年(昭和12年)に開業した[2]1954年(昭和29年)12月にはホーム拡張工事中に縄文時代の住居跡が発見され、発掘調査が実施され県史跡に指定された。昭和40年代になると赤字を理由とした駅の廃止が計画され、当時の所在自治体である笠懸村議会が、1971年(昭和46年)1月および1973年(昭和48年)7月の二度にわたり駅廃止反対の決議を行い陳情をした。

  • 1937年(昭和12年)5月5日 - 開業。
  • 1954年(昭和29年)12月 - ホーム拡張工事中に縄文時代の住居跡が発見される。
  • 1955年(昭和30年)3月7日 - 3月9日 - 住居跡の遺跡調査が行われる。
  • 1960年(昭和35年)3月23日 - 住居跡が群馬県指定史跡となる。
  • 2020年令和2年)3月14日(予定) - 新駅舎供用により、駅を新桐生駅側に約300m移設、営業キロ変更。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎・ホームは線路の西側にある。

ホーム中ほどの群馬県道68号桐生伊勢崎線(桐生県道)寄りに、「阿左美縄文式文化住居跡」(群馬県指定史跡)という縄文時代の住居跡がある。

路線 方向 行先
TI 桐生線 下り 新桐生赤城方面
上り 太田TI 伊勢崎線 館林
TS 東武スカイツリーライン 北千住とうきょうスカイツリー浅草方面

利用状況

2016年(平成28年)度の1日平均乗降人員は606人である[1]

近年の一日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。

年度 一日平均乗降人員[3]
2004年(平成16年) 452
2005年(平成17年) 453
2006年(平成18年) 425
2007年(平成19年) 429
2008年(平成20年) 467
2009年(平成21年) 466
2010年(平成22年) 486
2011年(平成23年) 524
2012年(平成24年) 575
2013年(平成25年) 583
2014年(平成26年) 620
2015年(平成27年) 584
2016年(平成28年) 606

駅周辺

隣の駅

東武鉄道
TI 桐生線
藪塚駅 (TI 53) - 阿左美駅 (TI 54) - 新桐生駅 (TI 55)

脚注

  1. ^ a b c 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
  2. ^ 阿左美地区の軍需工場への通勤の便を図るための設置との話もあるが、軍需工場が設置されたのは駅開業後の1944年(昭和19年)である。
  3. ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会

参考文献

  • 『笠懸村誌 下』1987年、264、695-697頁
  • 佐藤博之・浅香勝輔『民営鉄道の歴史がある景観3』古今書院、1999年、16-18頁

関連項目

外部リンク