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二宮駅
二宮駅
	南口（2007年4月）
	にのみや; Ninomiya;
	◄JT 12 大磯 (5.3 km) (4.6 km) 国府津 JT 14►
所在地	神奈川県中郡二宮町二宮838 北緯35度17分55.6秒東経139度15分28秒 / 北緯35.298778度東経139.25778度
駅番号	□JT 13
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	■東海道本線
キロ程	73.1 km（東京起点）
電報略号	ニノ
駅構造	地上駅（橋上駅）
ホーム	1面2線
乗車人員; -統計年度-	13,464人/日（降車客含まず）; -2018年-
開業年月日	1902年（明治35年）4月15日
備考	業務委託駅; みどりの窓口有
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2020年2月14日 (金) 23:25時点における版

二宮駅（にのみやえき）は、神奈川県中郡二宮町二宮にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）東海道本線の駅である。駅番号はJT 13。

東京駅発着系統と、新宿駅経由で高崎線に直通する湘南新宿ライン、一部の湘南ライナー・ホームライナー、東京駅・上野駅経由で宇都宮線・高崎線に直通する上野東京ラインが停車する（運転形態の詳細については「東海道線 (JR東日本)」を参照）。

歴史

1902年（明治35年）4月15日：国鉄東海道本線の駅として開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
1906年（明治39年）8月1日：当駅と秦野駅（現在の秦野駅とは別の場所）との間に湘南馬車鉄道（後の湘南軌道）が開通。
1935年（昭和10年）10月9日：湘南軌道が営業休止（1937年8月25日廃止）。
1945年（昭和20年）8月5日：米軍戦闘機P-51による機銃掃射の被害を受け、5名が死亡。
1971年（昭和46年）9月25日：貨物取り扱いを廃止。
1972年（昭和47年）3月15日：荷物取り扱いを廃止。
1982年（昭和57年）10月：改築し橋上駅舎になる。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
1998年（平成10年）3月14日：当駅始発の列車が2本設定される^[1]。
2001年（平成13年）11月18日：ICカード「Suica」供用開始。
2004年（平成16年）：構内にエレベーター・エスカレーター設置。
2016年（平成28年）1月9日：発車メロディを「朧月夜」に変更。

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ地上駅。かつて駅舎は以前は下り方に設置されていたが、現在は橋上駅舎となっている。みどりの窓口（営業時間7：00～19：00）・指定席券売機・自動改札機が設置されている。

国府津駅管理の業務委託駅（JR東日本ステーションサービス委託）^[2]。

1945年（昭和20年）8月5日の機銃掃射の弾痕が、ホームの大磯側の天井梁に残っている。

のりば

番線	路線	方向	行先
1	東海道線	下り	小田原・熱海・伊東・沼津方面
2	東海道線	上り	横浜・品川・東京・上野・渋谷・新宿方面（上野東京ライン）（湘南新宿ライン）

（出典：JR東日本:駅構内図）

1998年 3月14日ダイヤ改正より、平日朝ラッシュ時に当駅始発の上り列車が2本設定されている。これは、国府津車両センターから出庫する際に国府津駅の線路容量が足りないため、当駅まで回送して営業運行しているものである^[1]。なお、当駅止まりの列車の設定はない。

改札口（2019年6月）
コンコース（2016年）
ホーム（2019年6月）

発車メロディ

発車メロディは2016年（平成28年）1月9日から、吾妻山公園の早咲きの菜の花に因んで「朧月夜（おぼろづきよ）」が使用されている^[3]^[4]。当初は同年4月10日までの期間限定使用の予定であったが、その後も継続使用されることになった^[5]。メロディの制作はスイッチで、編曲は塩塚博が手掛けた^[6]。

1		朧月夜A
2		朧月夜B

利用状況

2018年（平成30年）度の1日平均乗車人員は13,464人である。

近年の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員^{[統計 1]}
年度	1日平均乗車人員	出典
1995年（平成07年）	16,725	^{[統計 2]}
1998年（平成10年）	16,121	^{[* 1]}
1999年（平成11年）	15,731	^{[* 2]}
2000年（平成12年）	^{[JR 1]}15,401	^{[* 2]}
2001年（平成13年）	^{[JR 2]}15,173	^{[* 3]}
2002年（平成14年）	^{[JR 3]}14,802	^{[* 4]}
2003年（平成15年）	^{[JR 4]}14,753	^{[* 5]}
2004年（平成16年）	^{[JR 5]}14,577	^{[* 6]}
2005年（平成17年）	^{[JR 6]}14,502	^{[* 7]}
2006年（平成18年）	^{[JR 7]}14,509	^{[* 8]}
2007年（平成19年）	^{[JR 8]}14,545	^{[* 9]}
2008年（平成20年）	^{[JR 9]}14,503	^{[* 10]}
2009年（平成21年）	^{[JR 10]}14,337	^{[* 11]}
2010年（平成22年）	^{[JR 11]}14,042	^{[* 12]}
2011年（平成23年）	^{[JR 12]}13,861	^{[* 13]}
2012年（平成24年）	^{[JR 13]}13,927	^{[* 14]}
2013年（平成25年）	^{[JR 14]}14,102	^{[* 15]}
2014年（平成26年）	^{[JR 15]}13,696	^{[* 16]}
2015年（平成27年）	^{[JR 16]}13,712	^{[* 17]}
2016年（平成28年）	^{[JR 17]}13,723	^{[* 18]}
2017年（平成29年）	^{[JR 18]}13,563
2018年（平成30年）	^{[JR 19]}13,464

駅周辺

北口階段を下りて、3分くらい歩くと、吾妻山がある。

南口の駅前には、後述する『ガラスのうさぎ』の少女の銅像がある。

二宮町役場
大磯警察署二宮駅前交番
二宮町図書館
横浜地方法務局西湘二宮支局
国道1号
神奈川県立二宮高等学校
二宮町立二宮小学校
二宮町立二宮中学校
二宮袖ヶ浦海水浴場
西湘バイパス西湘二宮インターチェンジ

バス路線

北口（二宮駅北口）

のりば	系統	主要経由地	行先	運行事業者	備考
1	二33	外回り	団地中央	神奈川中央交通西	朝夕夜間のみ
	二35	北循環	二宮団地		昼間のみ
	二36	南循環	二宮団地		昼間のみ
	二38	中里	橘団地
	二46	中里・橘団地	国府津駅
	二48	中里・橘タウンセンター前	国府津駅
	秦60	下井ノ口・西大竹	秦野駅南口		土曜・休日1-2本のみは片町通りも経由
	秦63	四ッ谷・下井ノ口・南が丘			夜間のみ深夜バスあり
	秦91	下井ノ口・南が丘
2	二37	湘南緑が丘	緑が丘循環		朝・夜間のみ
	二34	団地中央・湘南緑が丘	緑が丘循環		昼間のみ
	二45	二宮高校前	緑が丘二丁目		1日2-3本のみ
	二44	二宮高校前・団地中央	緑が丘二丁目		1日2本のみ
	秦70	新道	急行秦野駅南口		平日朝夕のみ
3	二02	恒道園前・虫窪	東海大学大磯病院		平日1本のみ
	二03		大磯運動公園前		平日1本のみ
	磯01		大磯駅		平日3本のみ
	二41	釜野	橘団地		平日昼は運行なし
	二47	釜野・橘団地	国府津駅
	二49	釜野・テクノパーク中央	国府津駅
	磯14	大磯住宅	大磯駅
コミュニティバス乗り場		右循環	二宮駅北口	二宮町コミュニティバス	平日4本のみ
		左循環	二宮駅北口		平日4本のみ
			団地中央		平日1本のみ

南口（二宮駅南口）

のりば	系統	主要経由地	行先	運行事業者	備考
1	二30	押切・鐘藪	比奈窪	神奈川中央交通西
	二32	テクノパーク	比奈窪		平日朝7本のみ
	平44	国府津駅	小田原駅		休日1本のみ
2	二05	生沢	松岩寺		平日3本のみ
	平32	中沢橋・国府新宿	平塚駅北口
	平36	山下	平塚駅北口		1日2-3本のみ
3	平45	さざれ石	平塚駅北口		休日1本のみ
	平46	さざれ石
	平47	大磯駅

二宮駅が登場する作品

『ガラスのうさぎ』 - 作者である児童文学作家高木敏子は、当駅で連合国軍部隊の機銃掃射に襲われて眼前で父親を殺された。その体験が1977年（昭和52年）にノンフィクション児童文学として書かれたものがこの作品である。同作は大きな反響を呼び、映画化もされた。1981年、当駅南口に寄付により「ガラスのうさぎ」像が建てられた。
漫画『I'll』 - 浅田弘幸著、主人公の最寄り駅として、北口駅舎や駅周辺が登場する^[7]。
アニメ『THE IDOLM@STER』第1話、14話、にてアイドルの一人である天海春香が当駅をモデルとした駅（アニメ内での名称不明）および駅周辺を利用している様子が描かれている。（ホームのみ別の駅がモデル）

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

東海道線

「湘南ライナー」・「ホームライナー小田原」一部停車駅

■通勤快速・■快速「アクティー」（以上は東京方面発着）・■特別快速（湘南新宿ライン経由）

通過

■普通（東京方面発着）・■快速（湘南新宿ライン経由、下り列車は戸塚駅から「普通」扱い）

大磯駅 (JT 12) - 二宮駅 (JT 13) - 国府津駅 (JT 14)

脚注

[脚注の使い方]

記事本文

^ ^a ^b 「【特集】東海道本線今昔 - JR東日本東海道線近年の輸送・運転の動向」『鉄道ピクトリアル』第751号、電気車研究会、2004年9月、41-45頁。
^ “東日本ユニオンNo.124号” (PDF). JR 東日本労働組合横浜地方本部. (2015年12月6日) 2016年3月13日閲覧。
^ 「二宮駅の発車メロディが『おぼろ月夜』に変わります」 - 二宮町、2015年12月18日(最終閲覧2016年1月10日)
^ 「発車メロディが「朧月夜」に　JR二宮駅　早咲き菜の花PR」 - 湘南ジャーナル、2016年1月8日(最終閲覧2016年1月10日)
^ “二宮駅の発車メロディ「おぼろ月夜」の継続決定”. 二宮町ホームページ. 二宮町. 2019年12月16日閲覧。
^ “二宮駅の駅メロ「朧(おぼろ)月夜」1/9スタート♪”. ☆♪☆　鉄のみゅーじしゃん　☆♪☆. 塩塚博. 2019年12月16日閲覧。
^ 第54話（集英社ジャンプコミックス『I'll』第10巻収録）、第82話（同第14巻収録）など

利用状況

JR東日本の統計データ

^ 統計情報 - 二宮町
^ 線区別駅別乗車人員（1日平均）の推移 - 17ページ

JR東日本の2000年度以降の乗車人員

神奈川県県勢要覧

^ 平成12年 - 220ページ
^ ^a ^b 平成13年 (PDF) - 222ページ
^ 平成14年 (PDF) - 220ページ
^ 平成15年 (PDF) - 220ページ
^ 平成16年 (PDF) - 220ページ
^ 平成17年 (PDF) - 222ページ
^ 平成18年 (PDF) - 222ページ
^ 平成19年 (PDF) - 224ページ
^ 平成20年 (PDF) - 228ページ
^ 平成21年 (PDF) - 238ページ
^ 平成22年 (PDF) - 236ページ
^ 平成23年 (PDF) - 236ページ
^ 平成24年 (PDF) - 232ページ
^ 平成25年 (PDF) - 234ページ
^ 平成26年 (PDF) - 236ページ
^ 平成27年 (PDF) - 236ページ
^ 平成28年 (PDF) - 244ページ
^ 平成29年 (PDF) - 236ページ

外部リンク

駅の情報（二宮駅）：JR東日本

[rp200409-1] 「【特集】東海道本線今昔 - JR東日本東海道線近年の輸送・運転の動向」『鉄道ピクトリアル』第751号、電気車研究会、2004年9月、41-45頁。

[2] “東日本ユニオンNo.124号” (PDF). JR 東日本労働組合横浜地方本部. (2015年12月6日) 2016年3月13日閲覧。

[3] 「二宮駅の発車メロディが『おぼろ月夜』に変わります」 - 二宮町、2015年12月18日(最終閲覧2016年1月10日)

[4] 「発車メロディが「朧月夜」に　JR二宮駅　早咲き菜の花PR」 - 湘南ジャーナル、2016年1月8日(最終閲覧2016年1月10日)

[5] “二宮駅の発車メロディ「おぼろ月夜」の継続決定”. 二宮町ホームページ. 二宮町. 2019年12月16日閲覧。

[6] “二宮駅の駅メロ「朧(おぼろ)月夜」1/9スタート♪”. ☆♪☆　鉄のみゅーじしゃん　☆♪☆. 塩塚博. 2019年12月16日閲覧。

[46] 第54話（集英社ジャンプコミックス『I'll』第10巻収録）、第82話（同第14巻収録）など

[7] 統計情報 - 二宮町

[8] 線区別駅別乗車人員（1日平均）の推移 - 17ページ

[11] 各駅の乗車人員（2000年度） - JR東日本

[12] 各駅の乗車人員（2001年度） - JR東日本

[14] 各駅の乗車人員（2002年度） - JR東日本

[16] 各駅の乗車人員（2003年度） - JR東日本

[18] 各駅の乗車人員（2004年度） - JR東日本

[20] 各駅の乗車人員（2005年度） - JR東日本

[22] 各駅の乗車人員（2006年度） - JR東日本

[24] 各駅の乗車人員（2007年度） - JR東日本

[26] 各駅の乗車人員（2008年度） - JR東日本

[28] 各駅の乗車人員（2009年度） - JR東日本

[30] 各駅の乗車人員（2010年度） - JR東日本

[32] 各駅の乗車人員（2011年度） - JR東日本

[34] 各駅の乗車人員（2012年度） - JR東日本

[36] 各駅の乗車人員（2013年度） - JR東日本

[38] 各駅の乗車人員（2014年度） - JR東日本

[40] 各駅の乗車人員（2015年度） - JR東日本

[42] 各駅の乗車人員（2016年度） - JR東日本

[44] 各駅の乗車人員（2017年度） - JR東日本

[45] 各駅の乗車人員（2018年度） - JR東日本

[9] 平成12年 - 220ページ

[toukei2001-10] 平成13年 (PDF) - 222ページ

[13] 平成14年 (PDF) - 220ページ

[15] 平成15年 (PDF) - 220ページ

[17] 平成16年 (PDF) - 220ページ

[19] 平成17年 (PDF) - 222ページ

[21] 平成18年 (PDF) - 222ページ

[23] 平成19年 (PDF) - 224ページ

[25] 平成20年 (PDF) - 228ページ

[27] 平成21年 (PDF) - 238ページ

[29] 平成22年 (PDF) - 236ページ

[31] 平成23年 (PDF) - 236ページ

[33] 平成24年 (PDF) - 232ページ

[35] 平成25年 (PDF) - 234ページ

[37] 平成26年 (PDF) - 236ページ

[39] 平成27年 (PDF) - 236ページ

[41] 平成28年 (PDF) - 244ページ

[43] 平成29年 (PDF) - 236ページ

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[統計 1]

[統計 2]

[* 1]

[* 2]

[JR 1]

[JR 2]

[* 3]

[JR 3]

[* 4]

[JR 4]

[* 5]

[JR 5]

[* 6]

[JR 6]

[* 7]

[JR 7]

[* 8]

[JR 8]

[* 9]

[JR 9]

[* 10]

[JR 10]

[* 11]

[JR 11]

[* 12]

[JR 12]

[* 13]

[JR 13]

[* 14]

[JR 14]

[* 15]

[JR 15]

[* 16]

[JR 16]

[* 17]

[JR 17]

[* 18]

[JR 18]

[JR 19]

[7]

@@ 8行目: / 8行目: @@
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 |よみがな = にのみや
 |ローマ字 = Ninomiya

表話編歴東海道本線（東京 - 熱海）＜上野東京ライン＞
上野東京ライン	（宇都宮・高崎・水戸方面<<）東京新橋品川川崎（新宿方面<<）横浜戸塚大船藤沢辻堂茅ケ崎平塚大磯二宮国府津鴨宮小田原早川根府川真鶴湯河原熱海（>>伊東・沼津方面）
湘南新宿ライン	（高崎方面<<）大宮浦和赤羽池袋新宿渋谷恵比寿大崎武蔵小杉横浜戸塚大船（>>小田原方面）

2020年2月14日 (金) 23:25時点における版

歴史

駅構造

のりば

発車メロディ

利用状況

駅周辺

バス路線

北口（二宮駅北口）

南口（二宮駅南口）

二宮駅が登場する作品

隣の駅

脚注

記事本文

利用状況

関連項目

外部リンク