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「池尻大橋駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 23:31時点における版

池尻大橋駅
北口(2019年5月6日撮影)
いけじりおおはし
Ikejiri-ōhashi
東邦大学医療センター 大橋病院前[1]
DT01 渋谷 (1.9 km)
(1.4 km) 三軒茶屋 DT03
地図
所在地 東京都世田谷区池尻三丁目2番
北緯35度39分2.1秒 東経139度41分3.5秒 / 北緯35.650583度 東経139.684306度 / 35.650583; 139.684306座標: 北緯35度39分2.1秒 東経139度41分3.5秒 / 北緯35.650583度 東経139.684306度 / 35.650583; 139.684306
駅番号 DT02
所属事業者 東急電鉄
所属路線 田園都市線
キロ程 1.9 km(渋谷起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
63,346人/日
-2018年-
開業年月日 1977年昭和52年)4月7日 [2]
備考 駅カラーは「柿色
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池尻大橋駅(いけじりおおはしえき)は、東京都世田谷区目黒区に跨る東急電鉄田園都市線である。世田谷区最東端の駅である。駅番号DT02

具体的には、世田谷区池尻二丁目と池尻三丁目、目黒区大橋二丁目、東山三丁目に跨っているが、駅の所在地は世田谷区池尻三丁目2番となっている。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地下駅

トイレは1番線ホームにあり、多機能トイレを併設している。

駅の出入口は、東口・西口・南口・北口の4箇所がある。このうち目黒区側の東山商店街に接する東口と、世田谷区側の池尻方面への西口への階段が広く、西口はムトウビルの一階に開口しており、同ビル地下の商業施設とも階段の途中でつながっている。一方、国道246号線の歩道上に開口している南口と北口の階段は狭く、歩道の寸法に余裕が少ないため地上付近で更に狭くなっている。4箇所いずれの出入り口にもエスカレーターはない(エレベーターについては後述)。それぞれの出入口は改札口前のコンコースでつながっており、営業時間内は自由通路としても機能している。

上下線各ホームと改札階の間にそれぞれ個別にエレベーターが設置されているが、既存改札内に設置するスペースが確保できず、改札階のコンコース(改札外)に幅広型自動改札機を設置すると共に、柵を新設してエレベーター用の通路を確保したため、改札外のスペースが少し狭くなっている。なお、このエレベーター専用改札には精算機が設置されていないため、精算が発生する場合はインターホン駅員を呼ぶ必要がある。また、西口と北口の間には「池尻大橋駅」バス停留所[3](渋谷駅行きのみ)があり、そのそばに地上とコンコースを結ぶエレベーター専用出入口も設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 DT 田園都市線 下り 二子玉川長津田中央林間方面[4]
2 上り 渋谷押上<スカイツリー前>春日部方面[5]

利用状況

  • 東急電鉄 - 2018年度の1日平均乗降人員63,346人である[利用客数 1]
    1991年度まで利用客数は増加傾向が続いていた。1992年度から1999年度までは利用客数は減少していたが、2000年度以降は再び利用客数が増加している。

近年の1日平均乗降・乗車人員は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1][* 2]
年度 1日平均
乗降人員[* 3]
1日平均
乗車人員[* 4]
出典
[備考 1]1977年(昭和52年) 23,354 12,027 [東京都統計 1]
1978年(昭和53年) 27,102 14,234 [東京都統計 2]
1979年(昭和54年) 30,264 15,852 [東京都統計 3]
1980年(昭和55年) 32,083 16,832 [東京都統計 4]
1981年(昭和56年) 33,548 17,614 [東京都統計 5]
1982年(昭和57年) 35,200 18,573 [東京都統計 6]
1983年(昭和58年) 36,975 19,444 [東京都統計 7]
1984年(昭和59年) 39,424 20,672 [東京都統計 8]
1985年(昭和60年) 41,160 21,681 [東京都統計 9]
1986年(昭和61年) 43,951 23,197 [東京都統計 10]
1987年(昭和62年) 45,154 23,705 [東京都統計 11]
1988年(昭和63年) 46,934 24,827 [東京都統計 12]
1989年(平成元年) 50,718 27,109 [東京都統計 13]
1990年(平成02年) 53,075 28,972 [東京都統計 14]
1991年(平成03年) 55,012 29,259 [東京都統計 15]
1992年(平成04年) 53,519 28,977 [東京都統計 16]
1993年(平成05年) 53,150 28,920 [東京都統計 17]
1994年(平成06年) 52,960 28,651 [東京都統計 18]
1995年(平成07年) 51,696 28,377 [東京都統計 19]
1996年(平成08年) 51,858 28,429 [東京都統計 20]
1997年(平成09年) 50,790 27,829 [東京都統計 21]
1998年(平成10年) 49,054 27,107 [東京都統計 22]
1999年(平成11年) 48,191 26,750 [東京都統計 23]
2000年(平成12年) 49,659 26,586 [東京都統計 24]
2001年(平成13年) 50,322 26,389 [東京都統計 25]
2002年(平成14年) 49,353 25,929 [東京都統計 26]
2003年(平成15年) 50,202 26,351 [東京都統計 27]
2004年(平成16年) 50,266 26,434 [東京都統計 28]
2005年(平成17年) 50,759 26,522 [東京都統計 29]
2006年(平成18年) 52,955 27,685 [東京都統計 30]
2007年(平成19年) 56,608 29,178 [東京都統計 31]
2008年(平成20年) 56,533 29,156 [東京都統計 32]
2009年(平成21年) 56,031 28,801 [東京都統計 33]
2010年(平成22年) 57,321 29,409 [東京都統計 34]
2011年(平成23年) 56,372 28,917 [東京都統計 35]
2012年(平成24年) 57,594 29,512 [東京都統計 36]
2013年(平成25年) 60,098 30,740 [東京都統計 37]
2014年(平成26年) 60,758 31,035 [東京都統計 38]
2015年(平成27年) 61,302 31,333 [東京都統計 39]
2016年(平成28年) 62,135 31,744 [東京都統計 40]
2017年(平成29年) 63,855 32,595 [東京都統計 41]
2018年(平成30年) 63,346
備考
  1. ^ 1977年4月7日開業。

駅周辺

バス路線

東急バスが大橋・池尻(一部を除く)を経由して渋谷駅多摩川駅田園調布駅などの東横線沿線、等々力駅二子玉川駅などの大井町線沿線、祖師ヶ谷大蔵駅成城学園前駅などの小田急線沿線を結んでいる。また、小田急バスは大橋・池尻を経由して渋谷駅と成城学園前駅・調布駅を結んでいる。この他、渋谷や山手線内南部地域への利便性向上を図るために数路線の高速バスが停車する。

大橋・池尻大橋駅(渋谷駅行のみ)・池尻を経由する系統は以下の通りである。

東急バス・東急トランセの路線

  • [ 渋05 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 弦巻営業所
  • [ 渋11 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 田園調布駅
  • [ 渋12 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 二子玉川駅高津営業所
  • [ 渋21 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 上町駅
  • [ 渋22 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 用賀駅
  • [ 渋23 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 祖師ヶ谷大蔵駅
  • [ 渋24 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 成城学園前駅(渋谷駅発は成城学園前駅西口行) - 小田急バスの渋24と同一
  • [ 渋31 ] 渋谷駅→大橋池尻下馬一丁目(循環)→池尻池尻大橋駅大橋→渋谷駅
  • [ 渋32 ] 渋谷駅→大橋池尻野沢龍雲寺(循環)→池尻池尻大橋駅大橋→渋谷駅
  • [ 渋34 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 東京医療センター
  • [ 渋41 ] 渋谷駅 - 大橋 - 大井町駅大崎駅西口・清水
  • [ 渋82 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 等々力
  • [ TOKYU E-Liner ] 虹が丘営業所池尻大橋駅→渋谷駅(降車のみ)

小田急バスの路線

  • [ 渋24 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 成城学園前駅(渋谷駅発は成城学園前駅西口行) - 東急バスの渋24と同一
  • [ 渋26 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 調布駅南口

小田急箱根高速バスの路線

JRバス関東の路線

南海ウイングバス南部・御坊南海バスの路線

  • 夜行
  • ドリーム和歌山号の時代にJRバス関東と共同運行を行っていた時期があり、JRバスの撤退後も引き続き上り便が停車している。

駅名の由来

玉川線時代には、世田谷区池尻町に「玉電池尻」、目黒区上目黒に「大橋」、それぞれの電停があった。このほぼ中間地点に設置されたことから「池尻大橋」の名称とされた[2]。いわゆる複合駅名であり、「池尻大橋」という地名あるいはその名の橋梁はない。なお、その後目黒区側の地名は玉川通りを境に大橋二丁目と東山三丁目に分かれている。

なお、開業前の仮称は「大橋池尻駅」だったが、より呼びやすくするため、また当時の東急社長・五島昇からの「(大橋池尻では)何の変哲もなく、インパクトに欠ける。大きな橋をイメージする池尻大橋の方がいい」との要請もあり、開業2ヶ月前の1977年2月23日に現名称へ変更された経緯がある[6]

隣の駅

東急電鉄
DT 田園都市線
急行
通過
準急・各駅停車
渋谷駅 (DT01) - 池尻大橋駅 (DT02) - 三軒茶屋駅 (DT03)

脚注

  1. ^ 「TOKYU OOH」の新商品として、東急線各駅の駅名標付近に、地元ゆかりの法人・施設名の広告看板を掲出 - 東急電鉄(2013年4月22日
  2. ^ a b c 東急の駅、p.156。
  3. ^ このバス停は国道246号の上り線側にしかなく、路線バスは渋谷駅行きのみが停車し、東名高速道路からの高速バスは降車専用となっている。
  4. ^ 田園都市線標準時刻表 池尻大橋駅 中央林間方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  5. ^ 田園都市線標準時刻表 池尻大橋駅 渋谷方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  6. ^ 河尻定 (2013年3月8日). “東急・田園都市線は銀座線と直通予定だった”. 日本経済新聞(東京ふしぎ探検隊). https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK0603H_X00C13A3000000/ 2019年11月5日閲覧。 

出典

私鉄の1日平均利用客数
  1. ^ 2018年度乗降人員 - 東急電鉄
私鉄の統計データ
  1. ^ 世田谷区の統計書 - 世田谷区
  2. ^ 区勢要覧 - 目黒区
  3. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  4. ^ 東京都統計年鑑
東京都統計年鑑

参考文献

  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669 

関連項目

外部リンク