「池尻大橋駅」の版間の差分
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|画像説明 = 北口(2019年5月6日撮影) |
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|よみがな = いけじりおおはし |
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|ローマ字 = Ikejiri-ōhashi |
|ローマ字 = Ikejiri-ōhashi |
2020年2月14日 (金) 23:31時点における版
池尻大橋駅 | |
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北口(2019年5月6日撮影) | |
いけじりおおはし Ikejiri-ōhashi (東邦大学医療センター 大橋病院前[1]) | |
◄DT01 渋谷 (1.9 km) (1.4 km) 三軒茶屋 DT03► | |
所在地 | 東京都世田谷区池尻三丁目2番 |
駅番号 | DT02 |
所属事業者 | 東急電鉄 |
所属路線 | ■田園都市線 |
キロ程 | 1.9 km(渋谷起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
63,346人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1977年(昭和52年)4月7日 [2] |
備考 | 駅カラーは「■柿色」 |
池尻大橋駅(いけじりおおはしえき)は、東京都世田谷区と目黒区に跨る東急電鉄田園都市線の駅である。世田谷区最東端の駅である。駅番号はDT02。
具体的には、世田谷区池尻二丁目と池尻三丁目、目黒区大橋二丁目、東山三丁目に跨っているが、駅の所在地は世田谷区池尻三丁目2番となっている。
歴史
- 1977年(昭和52年)4月7日 - 新玉川線の駅として開業[2]。
- 2000年(平成12年)8月6日 - 新玉川線が田園都市線に編入されたため、同線の駅となる。
- 2018年(平成30年)7月29日 - ホームドアの使用開始。
駅構造
駅の出入口は、東口・西口・南口・北口の4箇所がある。このうち目黒区側の東山商店街に接する東口と、世田谷区側の池尻方面への西口への階段が広く、西口はムトウビルの一階に開口しており、同ビル地下の商業施設とも階段の途中でつながっている。一方、国道246号線の歩道上に開口している南口と北口の階段は狭く、歩道の寸法に余裕が少ないため地上付近で更に狭くなっている。4箇所いずれの出入り口にもエスカレーターはない(エレベーターについては後述)。それぞれの出入口は改札口前のコンコースでつながっており、営業時間内は自由通路としても機能している。
上下線各ホームと改札階の間にそれぞれ個別にエレベーターが設置されているが、既存改札内に設置するスペースが確保できず、改札階のコンコース(改札外)に幅広型自動改札機を設置すると共に、柵を新設してエレベーター用の通路を確保したため、改札外のスペースが少し狭くなっている。なお、このエレベーター専用改札には精算機が設置されていないため、精算が発生する場合はインターホンで駅員を呼ぶ必要がある。また、西口と北口の間には「池尻大橋駅」バス停留所[3](渋谷駅行きのみ)があり、そのそばに地上とコンコースを結ぶエレベーター専用出入口も設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 田園都市線 | 下り | 二子玉川・長津田・中央林間方面[4] |
2 | 上り | 渋谷・押上<スカイツリー前>・春日部方面[5] |
-
東口(2019年9月9日)
-
改札前(2008年6月17日)
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改札口(2019年9月9日)
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ホーム(2019年9月9日)
利用状況
- 東急電鉄 - 2018年度の1日平均乗降人員は63,346人である[利用客数 1]。
- 1991年度まで利用客数は増加傾向が続いていた。1992年度から1999年度までは利用客数は減少していたが、2000年度以降は再び利用客数が増加している。
近年の1日平均乗降・乗車人員は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[* 3] |
1日平均 乗車人員[* 4] |
出典 |
---|---|---|---|
[備考 1]1977年(昭和52年) | 23,354 | 12,027 | [東京都統計 1] |
1978年(昭和53年) | 27,102 | 14,234 | [東京都統計 2] |
1979年(昭和54年) | 30,264 | 15,852 | [東京都統計 3] |
1980年(昭和55年) | 32,083 | 16,832 | [東京都統計 4] |
1981年(昭和56年) | 33,548 | 17,614 | [東京都統計 5] |
1982年(昭和57年) | 35,200 | 18,573 | [東京都統計 6] |
1983年(昭和58年) | 36,975 | 19,444 | [東京都統計 7] |
1984年(昭和59年) | 39,424 | 20,672 | [東京都統計 8] |
1985年(昭和60年) | 41,160 | 21,681 | [東京都統計 9] |
1986年(昭和61年) | 43,951 | 23,197 | [東京都統計 10] |
1987年(昭和62年) | 45,154 | 23,705 | [東京都統計 11] |
1988年(昭和63年) | 46,934 | 24,827 | [東京都統計 12] |
1989年(平成元年) | 50,718 | 27,109 | [東京都統計 13] |
1990年(平成 | 2年)53,075 | 28,972 | [東京都統計 14] |
1991年(平成 | 3年)55,012 | 29,259 | [東京都統計 15] |
1992年(平成 | 4年)53,519 | 28,977 | [東京都統計 16] |
1993年(平成 | 5年)53,150 | 28,920 | [東京都統計 17] |
1994年(平成 | 6年)52,960 | 28,651 | [東京都統計 18] |
1995年(平成 | 7年)51,696 | 28,377 | [東京都統計 19] |
1996年(平成 | 8年)51,858 | 28,429 | [東京都統計 20] |
1997年(平成 | 9年)50,790 | 27,829 | [東京都統計 21] |
1998年(平成10年) | 49,054 | 27,107 | [東京都統計 22] |
1999年(平成11年) | 48,191 | 26,750 | [東京都統計 23] |
2000年(平成12年) | 49,659 | 26,586 | [東京都統計 24] |
2001年(平成13年) | 50,322 | 26,389 | [東京都統計 25] |
2002年(平成14年) | 49,353 | 25,929 | [東京都統計 26] |
2003年(平成15年) | 50,202 | 26,351 | [東京都統計 27] |
2004年(平成16年) | 50,266 | 26,434 | [東京都統計 28] |
2005年(平成17年) | 50,759 | 26,522 | [東京都統計 29] |
2006年(平成18年) | 52,955 | 27,685 | [東京都統計 30] |
2007年(平成19年) | 56,608 | 29,178 | [東京都統計 31] |
2008年(平成20年) | 56,533 | 29,156 | [東京都統計 32] |
2009年(平成21年) | 56,031 | 28,801 | [東京都統計 33] |
2010年(平成22年) | 57,321 | 29,409 | [東京都統計 34] |
2011年(平成23年) | 56,372 | 28,917 | [東京都統計 35] |
2012年(平成24年) | 57,594 | 29,512 | [東京都統計 36] |
2013年(平成25年) | 60,098 | 30,740 | [東京都統計 37] |
2014年(平成26年) | 60,758 | 31,035 | [東京都統計 38] |
2015年(平成27年) | 61,302 | 31,333 | [東京都統計 39] |
2016年(平成28年) | 62,135 | 31,744 | [東京都統計 40] |
2017年(平成29年) | 63,855 | 32,595 | [東京都統計 41] |
2018年(平成30年) | 63,346 |
- 備考
- ^ 1977年4月7日開業。
駅周辺
- 目黒区立大橋図書館
- 目黒区役所 北部地区サービス事務所
- 警視庁第三機動隊
- 陸上自衛隊 三宿駐屯地
- 目黒大橋郵便局
- 目黒東山二郵便局
- 目黒東山一郵便局
- 世田谷池尻郵便局
- 三菱UFJ銀行 東京事務センター
- 成城石井池尻大橋店 - 東急玉川線廃止までは丸井の玉電大橋店だった。
- 東邦大学医療センター大橋病院 - 2013年4月より、駅名標の下部に、施設案内看板が掲出されている。
- 国道246号
- 首都高速道路 大橋JCT - かつてはこの付近に東急玉川線(玉電)大橋車庫→東急バス大橋営業所が所在していた。
- 目黒天空庭園 - 大橋JCT屋上に整備された庭園
- 大橋 - 目黒川に架かる橋の名
- 東山貝塚遺跡
- 世田谷公園
- LDH
- 東京都立駒場高等学校
- 駒場東邦中学校・高等学校
- 筑波大学附属駒場中学校・高等学校
- 目黒区立第一中学校
-
池尻交差点
-
大橋(目黒川にかかる国道246号の橋)
バス路線
東急バスが大橋・池尻(一部を除く)を経由して渋谷駅と多摩川駅や田園調布駅などの東横線沿線、等々力駅や二子玉川駅などの大井町線沿線、祖師ヶ谷大蔵駅や成城学園前駅などの小田急線沿線を結んでいる。また、小田急バスは大橋・池尻を経由して渋谷駅と成城学園前駅・調布駅を結んでいる。この他、渋谷や山手線内南部地域への利便性向上を図るために数路線の高速バスが停車する。
大橋・池尻大橋駅(渋谷駅行のみ)・池尻を経由する系統は以下の通りである。
東急バス・東急トランセの路線
- [ 渋05 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 弦巻営業所
- [ 渋11 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 田園調布駅
- [ 渋12 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 二子玉川駅・高津営業所
- [ 渋21 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 上町駅
- [ 渋22 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 用賀駅
- [ 渋23 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 祖師ヶ谷大蔵駅
- [ 渋24 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 成城学園前駅(渋谷駅発は成城学園前駅西口行) - 小田急バスの渋24と同一
- [ 渋31 ] 渋谷駅→大橋→池尻→下馬一丁目(循環)→池尻→池尻大橋駅→大橋→渋谷駅
- [ 渋32 ] 渋谷駅→大橋→池尻→野沢龍雲寺(循環)→池尻→池尻大橋駅→大橋→渋谷駅
- [ 渋34 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 東京医療センター
- [ 渋41 ] 渋谷駅 - 大橋 - 大井町駅・大崎駅西口・清水
- [ 渋82 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 等々力
- [ TOKYU E-Liner ] 虹が丘営業所→池尻大橋駅→渋谷駅(降車のみ)
小田急バスの路線
- [ 渋24 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 成城学園前駅(渋谷駅発は成城学園前駅西口行) - 東急バスの渋24と同一
- [ 渋26 ] 渋谷駅 - 大橋(←池尻大橋駅) - 池尻 - 調布駅南口
小田急箱根高速バスの路線
- 小田急箱根高速バスの池尻大橋停留所が近くにある。下りは箱根線の乗車専用で、渋12・33・34の大橋バス停と同じ位置に停車する。上りは降車専用で、専用ポールが設置されている。
- 箱根線 新宿高速バスターミナル - (新宿駅西口) - 池尻大橋 - 東名御殿場 - 御殿場駅( - 箱根桃源台 - 箱根園 - 箱根小田急山のホテル)
- 御殿場プレミアム新宿号 新宿高速バスターミナル←新宿駅西口←池尻大橋←東名御殿場←御殿場プレミアム・アウトレット
- 伊豆長岡・修善寺温泉ライナー 新宿高速バスターミナル←新宿駅西口←池尻大橋←長岡温泉←修善寺温泉←修善寺駅←修善寺年川車庫(新東海バスが運行)
- 三島エクスプレス 新宿高速バスターミナル←新宿駅西口←池尻大橋←三島駅←大平車庫(東海バスオレンジシャトルと共同運行)
JRバス関東の路線
- JRバス関東の池尻大橋停留所(上り降車専用)が近くにある。停車する路線は下記の通りだが、一部便のみが停まる場合もある。
- 昼行
- 御殿場プレミアム・アウトレット号
- やきそばエクスプレス
- かぐや姫エクスプレス
- 新宿ライナー三河・なごや号
- 新宿・静岡号
- 昼特急 (福井方面)
- 東海道昼特急号
- 夜行
- 新宿ドリーム三河・なごや号
- ドリーム福井号
- ドリーム号、レディースドリーム号、プレミアムドリーム号、プレミアムレディースドリーム号、青春ドリーム号、青春レディースドリーム号
- ドリーム高松号
- ドリーム松山号
- ドリーム高知・徳島号
- ドリーム阿南・徳島号
南海ウイングバス南部・御坊南海バスの路線
- 夜行
-
- ドリーム和歌山号の時代にJRバス関東と共同運行を行っていた時期があり、JRバスの撤退後も引き続き上り便が停車している。
駅名の由来
玉川線時代には、世田谷区池尻町に「玉電池尻」、目黒区上目黒に「大橋」、それぞれの電停があった。このほぼ中間地点に設置されたことから「池尻大橋」の名称とされた[2]。いわゆる複合駅名であり、「池尻大橋」という地名あるいはその名の橋梁はない。なお、その後目黒区側の地名は玉川通りを境に大橋二丁目と東山三丁目に分かれている。
なお、開業前の仮称は「大橋池尻駅」だったが、より呼びやすくするため、また当時の東急社長・五島昇からの「(大橋池尻では)何の変哲もなく、インパクトに欠ける。大きな橋をイメージする池尻大橋の方がいい」との要請もあり、開業2ヶ月前の1977年2月23日に現名称へ変更された経緯がある[6]。
隣の駅
脚注
- ^ 「TOKYU OOH」の新商品として、東急線各駅の駅名標付近に、地元ゆかりの法人・施設名の広告看板を掲出 - 東急電鉄(2013年4月22日)
- ^ a b c 東急の駅、p.156。
- ^ このバス停は国道246号の上り線側にしかなく、路線バスは渋谷駅行きのみが停車し、東名高速道路からの高速バスは降車専用となっている。
- ^ “田園都市線標準時刻表 池尻大橋駅 中央林間方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
- ^ “田園都市線標準時刻表 池尻大橋駅 渋谷方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
- ^ 河尻定 (2013年3月8日). “東急・田園都市線は銀座線と直通予定だった”. 日本経済新聞(東京ふしぎ探検隊) 2019年11月5日閲覧。
出典
- 私鉄の1日平均利用客数
- ^ 2018年度乗降人員 - 東急電鉄
- 私鉄の統計データ
- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和52年
- ^ 昭和53年
- ^ 昭和54年
- ^ 昭和55年
- ^ 昭和56年
- ^ 昭和57年
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年 (PDF)
- ^ 平成11年 (PDF)
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
参考文献
- 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669。
関連項目
外部リンク
- 池尻大橋駅(各駅情報) - 東急電鉄