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「大釜駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 00:03時点における版

大釜駅
駅舎(2007年7月)
おおかま
Ōkama
盛岡 (6.0 km)
(4.5 km) 小岩井

地図

大釜駅の位置(岩手県内)
大釜駅
大釜駅
大釜駅位置図(岩手県)
所在地 岩手県滝沢市篠木明法
北緯39度42分41.54秒 東経141度4分19.63秒 / 北緯39.7115389度 東経141.0721194度 / 39.7115389; 141.0721194座標: 北緯39度42分41.54秒 東経141度4分19.63秒 / 北緯39.7115389度 東経141.0721194度 / 39.7115389; 141.0721194
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 田沢湖線
キロ程 6.0 km(*盛岡起点)
電報略号 ウマ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
468人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1921年大正10年)6月25日
備考 無人駅
* 正式な起点は大曲駅
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大釜駅駅舎
情報
用途 鉄道駅
設計者 東日本旅客鉄道、ジェイアール東日本建築設計事務所
構造形式 S造
敷地面積 430 m²
建築面積 184 m²
延床面積 333 m²
階数 地上2階
着工 1999年7月
竣工 2000年3月
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大釜駅(おおかまえき)は、岩手県滝沢市篠木明法(しのぎみょうほう)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)田沢湖線である。事務管コードは▲210202[1]

歴史

  • 1921年大正10年)6月25日:開業。
  • 1982年昭和57年)11月15日:簡易委託化。
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 2018年平成30年)4月1日:簡易委託販売が終了し、無人化。同時に雫石駅業務委託化に伴い、盛岡駅管理となる。
  • 2019年令和元年)
    • 10月26日 - 31日:線路切り替え工事を実施。下り1番線が撤去され、翌11月1日から新1番線として、上り1番線の運用が開始された[2][3][4]
    • 12月15日:新幹線融雪装置の使用を開始[5]

駅構造

地上駅であり、2019年12月30日現在、島式ホーム1面2線で運用している。駅本屋とホームは跨線橋で連絡している。

秋田新幹線開業当初は、駅本屋側に側線である1番線(下り1番線)が、反対側に本線である2番線があり、相対式ホームであった。

2018年5月下旬頃から、秋田新幹線の冬季における安定輸送向上を目的に耐雪装置設置などの駅改良工事を実施しており、2019年10月26日から31日の間に線路切り替えを行い、下り1番線を撤去して、本線ホームの反対側に新たな1番線となる上り1番線を設置した。同年12月15日に、融雪装置の使用を開始している。

駅舎に代わり滝沢市の大釜駅前コミュニティセンターがある。1階に事務室と談話室、2階に集会室と学童保育クラブがある。

盛岡駅管理の無人駅。乗車駅証明書発行機設置。2018年3月までは、雫石駅管理の簡易委託駅(たきざわマイレールサークル大釜駅会が受託)であった。

のりば

番線 路線 方向 行先
1・2 田沢湖線 上り 盛岡方面[6]
下り 田沢湖角館方面[6]
  • 2番線は一部の列車が発着する。

利用状況

JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 489 [利用客数 1]
2001年(平成13年) 493 [利用客数 2]
2002年(平成14年) 488 [利用客数 3]
2003年(平成15年) 513 [利用客数 4]
2004年(平成16年) 531 [利用客数 5]
2005年(平成17年) 555 [利用客数 6]
2006年(平成18年) 562 [利用客数 7]
2007年(平成19年) 524 [利用客数 8]
2008年(平成20年) 521 [利用客数 9]
2009年(平成21年) 529 [利用客数 10]
2010年(平成22年) 533 [利用客数 11]
2011年(平成23年) 537 [利用客数 12]
2012年(平成24年) 518 [利用客数 13]
2013年(平成25年) 517 [利用客数 14]
2014年(平成26年) 496 [利用客数 15]
2015年(平成27年) 484 [利用客数 16]
2016年(平成28年) 470 [利用客数 17]
2017年(平成29年) 468 [利用客数 18]

駅周辺

今後の予定

秋田新幹線の冬季における安定輸送向上を目的に、当駅へ融雪設備が設置されることが決まり、これに伴い、当駅の改良工事が進行中である。現行の本線ホームの北側に新しい上り線(新・上り1番線)と上りホームを設置し、ここに融雪設備を設ける。2018年5月下旬頃から工事に着手し、2019年10月26日から31日にかけて切り替え工事を行い[3][4]、2019年11月1日より新しい上り線の供用を開始する予定。その後現行の待避線にあたる下り副本線と下りホームを撤去し、現行の本線に沿って新しい下りホームが整備される(現行の本線ホームがどうなるかは不明)。全体の完成は2020年12月頃を予定しているが、跨線橋については上りホーム利用のため、駅改良工事後もそのまま残される[7][8]

なお、2019年10月下旬の切り替え工事期間中は当駅での交換が不可能となるため、中規模のダイヤ変更が行われる。具体的には、当駅で行っているこまち同士の交換は盛岡駅で行い、当該の下りこまちについては仙台駅で切り離しを行う(上り列車は盛岡駅連結で変更なし)[3][4]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
田沢湖線
盛岡駅 - 大釜駅 - 小岩井駅

脚注

記事本文

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ 期間中は当駅での交換が不可能となるため、中規模のダイヤ変更が行われた。具体的には、当駅で行っているこまち同士の交換は盛岡駅で行い、当該の下りこまちについては仙台駅で切り離しを行い、はやぶさが盛岡駅で先発できるようにしていた(上り列車は盛岡駅連結で変更なし)。
  3. ^ a b c 田沢湖線大釜駅融雪装置新設に伴う列車の運転計画について” (PDF). www.jr-morioka.com (2019年7月25日). 2019年7月29日閲覧。
  4. ^ a b c JR東日本、大釜駅の線路切替工事で東北・秋田新幹線など時刻変更”. マイナビニュース (2019年7月27日). 2019年7月29日閲覧。
  5. ^ “新幹線融雪装置を初導入 JR盛岡支社、大釜駅で15日開始”. 岩手日報. (2019年12月13日). オリジナルの2019年12月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191213025548/https://www.iwate-np.co.jp/article/2019/12/13/69637 2019年12月13日閲覧。 
  6. ^ a b 時刻表 大釜駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月23日閲覧。
  7. ^ ~東北新幹線 冬期間の安全安定輸送向上へ~ 田沢湖線大釜駅に当社初の融雪装置を設置します 2018年5月14日 東日本旅客鉄道株式会社 盛岡支社 東北工事事務所
  8. ^ JR東日本,田沢湖線大釜駅に融雪装置を設置|鉄道ニュース|2018年5月16日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp (20180516T1620Z). 2019年7月29日閲覧。

利用状況

  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月16日閲覧。

関連項目

外部リンク