「上尾駅」の版間の差分
「何周年」のような単に時間的経過を示すだけの行事を除去 |
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|画像説明 = 西口(2012年7月) |
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|よみがな = あげお |
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|ローマ字 = Ageo |
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2020年2月15日 (土) 00:38時点における版
上尾駅 | |
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西口(2012年7月) | |
あげお Ageo | |
◄宮原 (4.2 km) (1.7 km) 北上尾► | |
所在地 | 埼玉県上尾市柏座一丁目1-18 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■高崎線 |
キロ程 |
8.2km(大宮起点) 東京から尾久経由で38.7 km |
電報略号 | アケ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
42,210人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1883年(明治16年)7月28日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
上尾駅(あげおえき)は、埼玉県上尾市柏座一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)高崎線の駅である。
歴史
上尾は中山道の宿場町であったが、沿道の他の宿場と比べると小さかった。1883年(明治16年)に、日本で3番目の鉄道である日本鉄道(現・高崎線)の開業とともに上尾駅が開業した。県内では浦和駅・鴻巣駅・熊谷駅と並んで古い駅となっている。中山道が駅の東を通っていたため、出口はこの東に向けて設けられた。
1960年(昭和35年)の利用者数は一日平均13,996人であった。この頃から駅西側の宅地開発が始まり、利便性を高めるため、駅の北に東西を結ぶ宏栄橋が1971年(昭和46年)9月18日 に架けられた[1]。1967年(昭和42年)に駅自体の橋上化工事が始まり、1968年(昭和43年)2月に東西を結ぶ自由通路が完成し、同年6月10日に新駅舎での営業が開始された。
1973年(昭和48年)には日本国有鉄道(国鉄)の労働組合による遵法闘争に怒った乗客が暴動を起こし、駅舎や電車を破壊するという騒動が起きている(上尾事件)。
国鉄分割民営化により、夕ラッシュ時に停車駅を減らした快速「タウン」(後に通勤快速)の運転が開始されたが、当駅は通過となった。そのため、上尾市は同じく通過駅となった桶川駅を有する桶川市とともに、JRに対して通勤快速の停車を長年要望し続け、2004年(平成16年)10月のダイヤ改正によって、下り2本に限って2駅への停車が実現した。
年表
- 1883年(明治16年)7月28日:日本鉄道により開業[2]。当駅は県内および高崎線内で浦和駅・鴻巣駅・熊谷駅と並び最も古い駅となっている。
- 1906年(明治38年)11月1日:鉄道国有化にともない官設鉄道の駅となる。
- 1935年(昭和10年):駅舎を改築する[2]。
- 1967年(昭和42年):橋上化の工事開始。
- 1968年(昭和43年)6月10日:新駅舎の営業開始。
- 1969年(昭和44年)12月8日:新駅舎完成。
- 1973年(昭和48年)3月13日:上尾事件発生。
- 1983年(昭和58年)9月:東口再開発事業が完了。商業施設群『アリコベール』完成。自由通路と上下ホーム幅が拡幅される。
- 1985年(昭和60年)3月14日:新特急の停車開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。
- 1995年(平成7年)2月:西口にペデストリアンデッキが完成。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2002年(平成14年)3月:「JR上尾駅改修等に係る研究会」発足(官民各団体20名)。
- 2003年(平成15年)3月24日:研究会が「JR上尾駅改修等に係る提言書」を市に提出。
- 2004年(平成16年)10月16日:通勤快速の一部停車開始。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年):駅舎改修工事完成。東西自由通路が8 mから20 mに拡張。
- 2017年(平成29年)3月4日:特急草津号の停車駅から除外される。
駅構造
単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)の計2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している。新駅舎の一部供用開始により、各ホームとコンコースを連絡するエスカレーターが2基ずつ、エレベーターが1基ずつ設置されている。
社員配置駅(管理駅)で、宮原駅、北上尾駅を管理下に置く。みどりの窓口・指定席券売機、自動改札機が設置されている。改札内にはKIOSK・そば店・トイレがある。
駅舎は東西自由通路と一体化し、東西両駅前広場のペデストリアンデッキと連結しており、バスターミナルや商業施設群と連絡する。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■高崎線 | 上り | 大宮・東京・新宿・横浜方面 (湘南新宿ライン)(上野東京ライン) |
|
2 | 一部の列車 | |||
下り | 熊谷・高崎・前橋方面 | |||
3 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 特急「あかぎ・スワローあかぎ」の一部と湘南新宿ラインの列車は新宿方面に発着する。湘南新宿ラインの列車は新宿駅を経由して大船駅から東海道線へ直通する。上野東京ラインの列車は上野駅を経由して東京駅から東海道線へ直通する。
- 下り方向で2番線を使用し、特急・快速の接続・通過待ちを行う列車がある。
- 下りホームには夕方ラッシュ時における降車客対策を目的としてホームから旅客を分離する空中回廊が設置されていたが、駅舎改修工事のため閉鎖・解体された。
- 発車メロディは「上尾市歌」のサビの部分をアレンジしたものである[5]。
-
改札口(2010年6月)
-
自由通路(2010年6月)
-
駅構内(2018年6月)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は42,210人である[利用客数 1]。JR東日本管内の駅では第105位。高崎線の駅では大宮駅に次ぐ2位であり、高崎線の単独駅または高崎支社の管轄駅では最多である。上越新幹線との乗換駅である熊谷駅や高崎駅よりも1万人程度乗車人員が多い。
近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して1日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。
年度 | 1日平均乗車人員 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|
定期外 | 定期 | 合計 | ||
1988年(昭和63年) | 10,133 | 31,757 | 41,890 | [上尾 1] |
1989年(平成元年) | 10,003 | 30,786 | 40,789 | [上尾 2] |
1990年(平成 | 2年)10,423 | 32,270 | 42,693 | [上尾 2] |
1991年(平成 | 3年)11,397 | 33,525 | 44,922 | [上尾 2] |
1992年(平成 | 4年)11,195 | 33,874 | 45,069 | [上尾 2] |
1993年(平成 | 5年)10,846 | 33,669 | 44,515 | [上尾 2] |
1994年(平成 | 6年)10,854 | 33,175 | 44,029 | [上尾 2] |
1995年(平成 | 7年)10,818 | 32,617 | 43,435 | [上尾 2] |
1996年(平成 | 8年)11,040 | 32,520 | 43,560 | [上尾 2] |
1997年(平成 | 9年)10,880 | 31,820 | 42,700 | [上尾 2] |
1998年(平成10年) | 10,775 | 31,241 | 42,016 | [上尾 2] |
1999年(平成11年) | [JR 1]41,421 | [埼玉県統計 1] | ||
2000年(平成12年) | [JR 2]41,091 | [埼玉県統計 2] | ||
2001年(平成13年) | [JR 3]40,827 | [埼玉県統計 3] | ||
2002年(平成14年) | [JR 4]40,783 | [埼玉県統計 4] | ||
2003年(平成15年) | [JR 5]41,106 | [埼玉県統計 5] | ||
2004年(平成16年) | [JR 6]40,802 | [埼玉県統計 6] | ||
2005年(平成17年) | [JR 7]40,820 | [埼玉県統計 7] | ||
2006年(平成18年) | [JR 8]40,900 | [埼玉県統計 8] | ||
2007年(平成19年) | [JR 9]41,125 | [埼玉県統計 9] | ||
2008年(平成20年) | [JR 10]41,140 | [埼玉県統計 10] | ||
2009年(平成21年) | [JR 11]40,591 | [埼玉県統計 11] | ||
2010年(平成22年) | [JR 12]40,491 | [埼玉県統計 12] | ||
2011年(平成23年) | [JR 13]40,395 | [埼玉県統計 13] | ||
2012年(平成24年) | [JR 14]11,352 | [JR 14]29,647 | [JR 14]40,999 | [埼玉県統計 14] |
2013年(平成25年) | [JR 15]11,539 | [JR 15]30,310 | [JR 15]41,850 | [埼玉県統計 15] |
2014年(平成26年) | [JR 16]11,553 | [JR 16]29,615 | [JR 16]41,168 | [埼玉県統計 16] |
2015年(平成27年) | [JR 17]11,679 | [JR 17]30,090 | [JR 17]41,770 | [埼玉県統計 17] |
2016年(平成28年) | [JR 18]11,609 | [JR 18]30,137 | [JR 18]41,747 | [埼玉県統計 18] |
2017年(平成29年) | [JR 19]11,860 | [JR 19]30,150 | [JR 19]42,010 | [埼玉県統計 19] |
2018年(平成30年) | [JR 20]11,934 | [JR 20]30,276 | [JR 20]42,210 |
駅周辺
高崎線は南東から北西に走っており、北東側を東口、南西側を西口としている。両側とも駅前広場があり、東西自由通路と連結したペデストリアンデッキが設置されている。
東口
- アリコベール - デパート館「丸広百貨店」・ホテル館「上尾東武ホテル」・サロン館・プラザ館が、それぞれ駅前広場を取り囲む形で立ち並ぶ、東武鉄道系列の商業施設群。
- 旧中山道(埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線)
- 上尾市役所
- 上尾市図書館
- 上尾宮本町郵便局
- ベルーナ本社
- 埼玉りそな銀行 上尾支店
- 武蔵野銀行 上尾支店
- 東和銀行 上尾支店
- 国道17号(中山道)
- 埼玉県道133号上尾停車場線 - 駅前通り
西口
- 上尾市役所 上尾駅出張所
- 上尾郵便局
- 上尾柏座郵便局
- 上尾中央総合病院
- 上尾ショーサンプラザ - イトーヨーカドー上尾店が主要テナントとして入居する昭和産業の商業ビル。
- みずほ銀行 上尾支店
- 三菱UFJ銀行 上尾支店
- 埼玉りそな銀行 上尾西口支店
- 大光銀行 上尾支店
- ライオンズタワー上尾
- モンシェリー(アーケード商店街)
バス路線
東武バスウエスト大宮営業事務所(東口)・東武バスウエスト上尾営業所(西口)・朝日自動車菖蒲営業所・丸建自動車「けんちゃんバス」の路線が発着し、上尾市内循環バス「ぐるっとくん」(東武バスウエスト・協同観光バス・丸建自動車に運行委託)も発着する。かつては東武バスが一円に路線網を保有していたが、東口では基幹路線を除いて朝日自動車に移管された。
その他、降車専用であるが国際興業バスの深夜中距離バス「ミッドナイトアロー上尾・鴻巣」も当駅東口を経由する。
路線の詳細は各事業者・営業所の記事を参照。
西口
1番乗り場
- 尾11:西柏座経由 西上尾車庫行(東武バスウエスト)
- 尾12:西柏座・畔吉経由 西上尾車庫行(東武バスウエスト)
- 尾13:西柏座経由 西上尾第一団地行(東武バスウエスト)
2番乗り場
- 尾21:市民体育館前経由 西上尾第一団地行(東武バスウエスト)
3番乗り場
- 尾31:市民体育館前経由 西上尾第二団地行(東武バスウエスト)
- 尾32:市民体育館前・西上尾第二団地経由 リハビリセンター行(東武バスウエスト)
5番乗り場
- 扇02:秀明英光高校行(東武バスウエスト)
6番乗り場
- 尾61:日産ディーゼル前経由 リハビリセンター行(東武バスウエスト)
- 尾62:日産ディーゼル前経由 平方行(東武バスウエスト)
- 尾63:日産ディーゼル前経由 丸山公園行(東武バスウエスト)
- 川越06:日産ディーゼル前経由 埼玉医大行(東武バスウエスト)
- 川越06:日産ディーゼル前・埼玉医大経由 川越駅行(東武バスウエスト)
- 扇02:日産ディーゼル前・リハビリセンター入口経由 指扇駅行(東武バスウエスト)
- 空港連絡バス(上尾駅・桶川駅~羽田空港線):羽田空港行(東武バスウエスト・京浜急行バス)2016年7月13日運行開始
上尾協和ビル前乗り場
- ぐるっとくん大石領家北上尾線(東武バスウエスト)
- ぐるっとくん大石桶川線(東武バスウエスト)
- ぐるっとくん平方丸山公園線(東武バスウエスト)
- ぐるっとくん平方小敷谷循環(東武バスウエスト)
駐輪場前乗り場
- ぐるっとくん大谷循環(東武バスウエスト)
- ぐるっとくん原市瓦葺線(協同観光バス)
※4番乗り場は欠番
東口
1番乗り場
- 大51:白樺通り入口経由 大宮駅東口行(東武バスウエスト、深夜バスも運行)
2番乗り場
- 尾52:白樺通り経由 吉野町車庫行(東武バスウエスト)
- 佐野プレミアム・アウトレット行(東武バス)(注:不定期運行、前日までの予約必要、片道のみの利用不可)
3番乗り場
- がんセンター北口経由 伊奈役場行(朝日自動車)
- 羽貫駅前経由 伊奈学園総合高等学校行(朝日自動車)
- 沼南駅前経由 東大宮駅行(朝日自動車)
- 南平塚経由 東大宮駅行(朝日自動車)
4番乗り場
- 二ツ宮経由 がんセンター前行(朝日自動車)
- 平塚住宅前経由 上尾駅東口行(朝日自動車)
5番乗り場
- 7:日本薬科大学前経由 蓮田駅西口行(丸建自動車:けんちゃんバス)
- 埼玉アイスアリーナ・県立武道館行(直行シャトル便)(丸建自動車:けんちゃんバス)
- ぐるっとくん原市平塚循環(丸建自動車)
- ぐるっとくん上平菅谷北上尾線(協同観光バス)
- ぐるっとくん上平箕の木循環(協同観光バス)
6番乗り場
- 送迎バス用の乗り場であり、路線バスの発着はない。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■高崎線
- 特急「あかぎ」「スワローあかぎ」停車駅
脚注
記事本文
出典
- ^ 『広報あげお 収録版(広報あげお No.195)』埼玉県上尾市役所、1973年9月30日、784頁。
- ^ a b c “(上尾歴史散歩)鉄道の開通と上尾駅の開業”. 上尾市役所 (2016年4月28日). 2018年9月16日閲覧。
- ^ 『写真アルバム 上尾・桶川・北本・鴻巣・伊奈の昭和』いき出版、2017年10月19日、126頁。ISBN 978-4-86672-004-3。
- ^ あげお環境白書 平成24年版(平成22・23年度報告) 第2章 環境をめぐる動向 (PDF) p. 13 - 上尾市、2015年3月、2015年12月18日閲覧。
- ^ 市歌、上尾駅、北上尾駅の発車メロディ - 上尾市役所
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の1日平均利用客数
- JR東日本の統計データ
- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(1999年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 埼玉県統計年鑑
- 統計あげお
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(上尾駅):JR東日本