「武蔵白石駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2005年11月) |
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|よみがな = むさししらいし |
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|ローマ字 = Musashi-Shiraishi |
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2020年2月15日 (土) 04:02時点における版
武蔵白石駅 | |
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駅舎(2005年11月) | |
むさししらいし Musashi-Shiraishi | |
◄JI 06 安善 (0.6 km) (1.6 km) 浜川崎 JI 08► | |
所在地 | 川崎市川崎区白石町1-5 |
駅番号 | □JI 07 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■鶴見線 |
キロ程 | 4.1 km(鶴見起点) |
電報略号 | ライ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,601人/日(降車客含まず) -2008年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)7月25日[1] |
備考 |
無人駅(自動券売機 有) 横浜市内駅 |
武蔵白石駅(むさししらいしえき)は、神奈川県川崎市川崎区白石町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線の駅である。駅番号はJI 07。
概要
当駅は川崎市内にあるが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われる。
大川支線の始点・分岐駅で、駅の南側で大川駅へ向かう路線が分かれていく。かつては大川支線のホームがあったが、現在は大川支線のホームがなく、隣の安善駅が運転上の分岐駅となっており、当駅には停車しない。しかし、鶴見方面から大川までの定期券でそのまま当駅で乗降可能である。#旧大川支線ホームおよび鶴見線#大川支線の項も参照のこと。
歴史
- 1926年(大正15年)3月10日:鶴見臨港鉄道線浜川崎駅 - 弁天橋駅間の開通時に、武蔵白石駅(初代・貨物駅)が開業[1]。
- 1930年(昭和5年)11月15日:武蔵白石駅(初代)の廃止届を提出[1]。
- 1931年(昭和6年)7月25日:武蔵白石停留場が開業(旅客営業のみ)[1]。
- 1936年(昭和11年)3月17日:駅への昇格が認可され、武蔵白石駅(2代目)となる。
- 1943年(昭和18年)7月1日:鶴見臨港鉄道の国有化により、鉄道省鶴見線の駅となる[1]。
- 1971年(昭和46年)3月1日:無人駅となる[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる[1]。
- 1996年(平成8年)3月16日:大川支線ホーム廃止により、大川支線の列車は当駅には停車しなくなる[1]。
- 2002年(平成14年)3月22日:ICカードSuica供用開始。
- 2009年(平成21年)10月8日:台風18号により周囲一帯が水没。
駅名の由来
日本鋼管創業者の白石元治郎にちなんで駅名がつけられた。ただし、すでに東北本線や函館本線などに白石駅があったため、「武蔵」を冠称することになった。
駅構造
現在
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。駅舎は北側にあり、扇町方面ホームに直結していて、2つのホームは構内踏切で連絡している。ホーム上に一部屋根がある。ホームの扇町よりは一部高さが低くなっている。扇町方面のホームはやや狭い。駅の南側を大川支線がかすめている。なお、大川駅へは電車を使わずとも、当駅より道なりに徒歩10分前後で行くことが可能である。
無人駅で自動券売機(Suica対応)、簡易Suica改札機設置駅。駅舎に入って右手へ線路沿いの細い通路を行った所にトイレがあるが、あまり目立たない。
のりば
駅舎(北側)側を1番線として、以下の通り。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 鶴見線 | 下り | 浜川崎・扇町方面 | |
2 | 上り | 鶴見方面 | 当駅始発は1番線 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
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ホーム
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武蔵白石駅から安善駅方面を見る。遠方に見えるのは在日米軍鶴見貯油施設の留置線、左側に見える分岐線は大川方面に向かう支線と浜川崎貨物駅から安善駅の留置線に向かう線路である。
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駅の横を走る大川支線の線路
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国鉄時代から残る駅名標
旧大川支線ホーム
かつては大川支線にもホームがあった。鶴見線本線から大川支線へのほぼ90度曲がる急カーブ上にあり、行き止まり式の3番線と通過可能な4番線が存在したが、3番線は17メートル車1両分しかなく、4番線も17メートル車2両分程度の長さしかなかった。また、鶴見線本線へ繋がる4番線でホームが支障し、車両限界の関係で20メートル車が通過できなかったため[1]、17メートル車のクモハ12形が長らく使用されていたが、当該系列は旧形国電であり老朽化が激しいなど問題が多かった。このため20メートル車の入線を可能にすべく、当駅の大川支線ホームを撤去することとなり、同時にクモハ12形は103系に置き換えられている[1]。なお、「カーブが急で20メートル車では曲がりきれないために、ホームを撤去しカーブを緩くした」という記述がよく見られるが、実際はホームが撤去されただけで、カーブ自体には手は加えられていない。そもそも、このようなホームになったのは、2番線ホームの後ろに川崎貨物駅から安善駅に向かう貨物線の線路があり、反対側も民有地が迫っていて拡張することができなかったためであり、それは現在も変わっていない。
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旧3番線に停車中のクモハ12形(1980年8月)。
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ホームがあった付近を通過する 大川行き103系電車。(2004年6月17日)
利用状況
2008年度の1日平均乗車人員は1,601人である[4]。
近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年(平成 | 7年)1,265 |
1996年(平成 | 8年)1,223 |
1997年(平成 | 9年)1,681 |
1998年(平成10年) | 1,645 |
1999年(平成11年) | 2,178 |
2000年(平成12年) | 1,685 |
2001年(平成13年) | 1,640 |
2002年(平成14年) | 1,582 |
2003年(平成15年) | 1,561 |
2004年(平成16年) | 1,759 |
2005年(平成17年) | 1,750 |
2006年(平成18年) | 1,655 |
2007年(平成19年) | 1,643 |
2008年(平成20年) | 1,601 |
※無人駅は正確な数が把握できないとして、2009年以降非公表となった。
駅周辺
- 富士電機川崎工場
- 同社創業の地であり、現在も登記上本店。
- 日本鋳造
- 日本アクセス
- ダイエー川崎プロセスセンター
- アルタックフーズ(精肉類)
- デイリートップ東日本(豆腐類)
- 紀文フレッシュシステム川崎センター
- 日本通運川崎支店
バス路線
- 白石駅前(徒歩すぐ)
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(武蔵白石駅):JR東日本