「島原港駅」の版間の差分
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|画像説明=駅舎(旧駅名時代) |
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|よみがな=しまばらこう |
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|ローマ字=SHIMABARAKŌ |
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2020年2月15日 (土) 04:04時点における版
島原港駅 | |
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駅舎(旧駅名時代) | |
しまばらこう SHIMABARAKŌ | |
◄島原船津 (0.9km) | |
所在地 | 長崎県島原市下川尻町 |
所属事業者 | 島原鉄道 |
所属路線 | ■島原鉄道線 |
キロ程 | 43.2 km(諫早起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
*77人/日(降車客含まず) -2016年度- |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)11月11日 |
備考 | * 年間乗車人員を日数で除算 |
島原港駅(しまばらこうえき)は、長崎県島原市下川尻町にある、島原鉄道島原鉄道線の駅。同線の終着駅である。
当初2008年(平成20年)の廃止予定区間の中に含まれていたが、島原市の要望によって当駅までが存続となった。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有するが、1997年(平成9年)に交換設備が廃され、実態は1面1線の単式ホームを有する地上駅である。かつて存在した駅舎は南東側(海側)のホームの諫早方に置かれ、出札窓口を有しており、2008年3月31日までは駅員が配置されていた。ホーム・線路は旧駅舎側のみ使用されていて、反対側のホームへ渡る構内踏切には立ち入りができないが、ホーム上には待合所が置かれたままとなっている。自動券売機の設置はない。
2008年(平成20年)5月現在、列車停止標識が駅構内の終端部(かつての加津佐方)に設置されている。旧加津佐方面はカーブしており見えにくいが、車止めが設置されている。
列車の夜間停泊はなく、当駅終着の最終列車はそのまま諫早行きとして折り返す。発着列車は毎時1-2本程度。早朝・夜間は車庫・乗務員詰所のある、島原船津駅始発・終点となるため、始発列車と最終列車が来る時間帯が島原鉄道の他の駅に比べて差異がある。
駅周辺
利用状況
2016年度の年間乗車人員は28,346人、降車人員は33,884人であった[1]。
近年の年間乗車人員、降車人員の推移は以下の通り。
年度 | 年間 乗車人員 |
年間 降車人員 |
---|---|---|
2000年(平成12年) | 60,846 | 55,151 |
2001年(平成13年) | 53,031 | 56,726 |
2002年(平成14年) | 49,767 | 55,608 |
2003年(平成15年) | 45,794 | 52,203 |
2004年(平成16年) | 40,087 | 45,714 |
2005年(平成17年) | 40,193 | 45,574 |
2006年(平成18年) | 35,509 | 39,969 |
2007年(平成19年) | 39,449 | 42,643 |
2008年(平成20年) | 25,540 | 29,203 |
2009年(平成21年) | 24,098 | 29,815 |
2010年(平成22年) | 26,660 | 30,501 |
2011年(平成23年) | 28,467 | 32,199 |
2012年(平成24年) | 27,957 | 31,949 |
2013年(平成25年) | 28,381 | 33,714 |
2014年(平成26年) | 29,957 | 35,198 |
2015年(平成27年) | 29,766 | 34,347 |
2016年(平成28年) | 28,346 | 33,884 |
歴史
- 1960年(昭和35年)11月11日 - 島原外港駅(しまばらがいこうえき)として開業[2]。
- 1973年(昭和48年)2月1日 - 業務委託化。
- 1997年(平成9年)4月1日 - 交換設備撤去。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 当駅 - 加津佐駅の廃止により島原鉄道線の終着駅となったと同時に駅無人化。
- 2010年(平成22年)11月2日 - たばこの不始末により駅舎が全焼する(詳しくは後述)。
- 2011年(平成23年)8月18日 - 新駅舎完成[3][4]。
- 2019年(令和元年)10月1日 - 島原港駅に改称。
駅舎火災
2010年11月2日に、同駅駅舎が全焼する火災が発生した。このときに隣接のパチンコ店も一部焼けた。その後の警察当局の調べで待機中の乗務員が完全に火が消えていないたばこを屑物入れに捨てたことが判明。翌年1月に当該乗務員は失火の疑いで島原区検察庁に書類送検された[5]。当該乗務員に対する刑事罰・懲戒処分の内容は明らかにされていない。
隣の駅
現存区間
- 島原鉄道
- 島原鉄道線
- 島原船津駅 - 島原港駅
廃止区間
- 島原鉄道
- 島原鉄道線
- 島原外港駅 - 秩父が浦駅
脚注
- ^ 第65版(平成30年)長崎統計年鑑 - 長崎県
- ^ 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳』12号 九州沖縄、新潮社、2009年、p.54
- ^ 焼失の島原鉄道・島原外港駅 新駅舎の利用始まる - 西日本新聞、2011年8月19日(47NEWS より)
- ^ 長らく汲み取り式だったトイレも水洗化された。
- ^ 島原外港駅火災で運転士を書類送検 たばこの不始末が原因 - 長崎新聞、2011年1月20日(47NEWS より)