「間藤駅」の版間の差分
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|よみがな = まとう |
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2020年2月15日 (土) 07:18時点における版
間藤駅 | |
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駅舎 | |
まとう MATÔ | |
◄WK16 足尾 (1.3 km) | |
所在地 | 栃木県日光市足尾町下間藤2 |
駅番号 | WK17 |
所属事業者 | わたらせ渓谷鐵道 |
所属路線 | ■わたらせ渓谷線 |
キロ程 | 44.1 km(桐生起点) |
電報略号 | マウ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
184[1]人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)11月1日 |
間藤駅(まとうえき)は、栃木県日光市足尾町下間藤にあるわたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線の駅である。同線の終点。駅番号はWK17。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎(待合室)はあるが改札口はなく、乗客は駅前広場から直接ホームに入ることができる。
かつては切欠式1面2線であったが、現在は完全に単線となっている。切欠き部分の線路は国鉄時代に旅客列車に使用されていた。貨物列車廃止後はそれまでの貨物線であった足尾本山駅方面への廃線跡に繋がる線路を使用して折り返す運用に変更され、切欠き部分は埋め立てられて花壇になった。
開業当初はスイッチバック施設があり、当駅で貨物扱いを行い足尾本山へ向かう列車は当駅でスイッチバックを行っていた(旅客列車は当初から当駅折り返しだった)。1970年に当駅の貨物営業が廃止され、スイッチバック施設は撤去された。
その他の特徴
- 駅員無配置駅である。全盛期には18人の駅員がいたが、現在は完全に無人化されている。
- 待合室の隣には陶芸教室があり、一般参加も可能である。またレンタサイクルの受付も行っている(木曜定休)。
- 旅行作家の宮脇俊三が国鉄完乗を達成した駅である。駅舎内の待合室には、宮脇俊三に関する展示(著書『時刻表2万キロ』の中で当駅が書かれている最後の部分の紹介など)がある。
- 国指定の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカが見られる駅として知られている。駅の壁にモチーフした壁画があり、構内に展望台(望遠鏡付き)がある。ただし実際に見られる可能性は低いともいわれる。
利用状況
1日乗降人員推移 [1] | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 171 |
2012年 | 176 |
2013年 | 135 |
2014年 | 157 |
2015年 | 184 |
駅周辺
- 足尾赤倉郵便局
- 銅親水公園・足尾環境学習センター(徒歩45分)
- 足尾本山(内部の見学は不可)
- 古河橋(現存する日本最古の鉄製道路橋)
- 間藤水力発電所跡(日本最初の水力発電所)
- 足尾砂防ダム
- 松木渓谷
- 備前楯山
- 国道122号
路線バス
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
足尾JR日光駅線 | 赤倉、間藤駅前 | 日光市営バス (運行委託:日光交通) |
|||
赤倉線 | 赤倉 | 銅親水公園入口 | |||
足尾JR日光駅線 | 神子内、清滝 | JR日光駅 | |||
足尾JR日光駅線、赤倉線 | 足尾駅前、通洞駅前 | 双愛病院 |
歴史
- 1914年(大正3年)12月31日 - 足尾鉄道の駅として足尾 - 足尾本山間に開業。一般駅。
- 1918年(大正7年)6月1日 - 国有化され、国鉄足尾線の駅となる。
- 1970年(昭和45年) - 貨物営業が廃止され、同時に無人化。スイッチバック施設は撤去された。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道に継承される。
- 1989年(平成元年)3月29日 - JR足尾線の第三セクター鉄道化により、わたらせ渓谷鐵道の駅となる。当駅 - 足尾本山駅間の貨物線廃止。
隣の駅
- わたらせ渓谷鐵道
- わたらせ渓谷線
- 足尾駅(WK16) - 間藤駅(WK17)
- トロッコ列車「トロッコわっしー号」停車駅
- 東日本旅客鉄道
- 足尾線(廃止)
- 間藤駅 - 足尾本山駅(貨物駅)
脚注
- ^ a b 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2018年3月20日閲覧
関連項目
外部リンク
- わたらせ渓谷鐵道 間藤駅
- 間藤駅-足尾Terrace
- I Love Switch Back - 当駅のスイッチバック時代の写真・構内図