「筑前前原駅」の版間の差分
Archiroid21 (会話 | 投稿記録) Otheruses |
|||
7行目: | 7行目: | ||
|pxl = 300 |
|pxl = 300 |
||
|画像説明 = 北口(2009年2月) |
|画像説明 = 北口(2009年2月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=300|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=13|frame-width=300|type=point}} |
||
|よみがな = ちくぜんまえばる |
|よみがな = ちくぜんまえばる |
||
|ローマ字 = Chikuzen-Maebaru |
|ローマ字 = Chikuzen-Maebaru |
2020年2月15日 (土) 08:15時点における版
筑前前原駅* | |
---|---|
北口(2009年2月) | |
ちくぜんまえばる Chikuzen-Maebaru | |
◄JK07 糸島高校前 (1.4 km) (1.6 km) 美咲が丘 JK09► | |
所在地 | 福岡県糸島市前原中央一丁目1-15 |
駅番号 | JK 08 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | 筑肥線 |
キロ程 | 12.7 km(姪浜起点) |
電報略号 | マエ←マヱ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
7,612人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)4月1日 |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 * 1937年に前原駅から改称。 |
筑前前原駅(ちくぜんまえばるえき)は、福岡県糸島市前原中央一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑肥線の駅である。駅番号はJK08。糸島市の中心駅。
当駅を境に東側(姪浜方面)は複線で、西側(唐津方面)は単線となっている。快速の停車駅で、平日は当駅を境に東側が各駅停車、西側が主要駅停車区間になる。筑肥線電化開業までは急行「平戸」が停車していた。
歴史
- 1924年(大正13年)4月1日:北九州鉄道の前原駅(まえばるえき)として開業。
- 1937年(昭和12年)10月1日:国有化、筑前前原駅に改称。
- 1983年(昭和58年)3月22日:筑肥線が電化され、福岡市地下鉄1号線(当時は博多(仮駅)まで。現在の空港線)との相互直通運転を開始。地下鉄電車の折り返し駅となる。(2002年3月より筑前深江駅まで延長)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道(JR九州)に承継。
- 1998年(平成10年)10月6日:橋上駅舎化工事着工[1]。
- 1999年(平成11年)12月 - 筑肥線複線化に併せて橋上駅舎に改築、2面3線から2面4線に変更。
- 2003年(平成15年)3月15日:快速列車の運行開始。停車駅となる。
- 2010年(平成22年)3月13日:ICカード「SUGOCA」の供用開始[2]。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する地上駅で、折り返し可能な配線となっている。橋上駅舎を備える。
直営駅で、みどりの窓口が設置されている。自動改札機を備え、SUGOCAの利用が可能である。
深夜から早朝の間、数本の電車が夜間滞泊する。
改札内にはグランドピアノがストリートピアノとして設置されている。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 - 4 | 筑肥線 | 上り | 天神・博多・空港方面 |
下り | 筑前深江・唐津・西唐津方面 |
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は7,612人で、JR九州の駅としては九産大前駅に次いで第23位である[3]。
長らく筑肥線の単体の駅[4]としては最も多かったが、2014年(平成26年)度に九大学研都市駅に追い抜かれた[5]。
JR九州及び糸島市統計白書によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員[6] |
---|---|
2005年 | 7,449 |
2006年 | 7,569 |
2007年 | 7,488 |
2008年 | 7,445 |
2009年 | 7,291 |
2010年 | 7,189 |
2011年 | 7,184 |
2012年 | 7,196 |
2013年 | 7,347 |
2014年 | 7,195 |
2015年 | 7,354 |
2016年 | 7,353 |
2017年 | 7,443 |
2018年 | 7,612 |
駅周辺
糸島市の中心部にあたる。駅の北側約300メートルの場所を国道202号が筑肥線に並行する形で通っている。北口前から国道202号との交差点までの間には県道筑前前原停車場線が通り、そこから北側には県道福岡志摩前原線が延びている。北口周辺は前原中央商店街であり店舗が多い。
南口周辺は住宅地が広がっている。
- 糸島市役所本庁舎(旧・前原市役所)
- 前原中央商店街
- 前原郵便局
- 糸島農業協同組合本店・前原支店
- 糸島警察署
- 伊都文化会館
- 糸島市図書館
- 糸島市立前原小学校
- 福岡県立糸島高等学校
- 福岡県立糸島農業高等学校
- JAポルタ前原(南口に直結)
- 糸島市立前原南小学校
バス
昭和バスが駅北口・駅南口と糸島市内各地域や福岡市西部との間を結んでいる。一部の路線は糸島市コミュニティバス「はまぼう号」として運行しており、乗合タクシーとして運行している路線もある。
※以下すべて昭和自動車による運行
- 前原駅北口(駅北口ロータリー内)
- 前原
- 加布里・道目木 - 芥屋
- 師吉 - 初 - 船越
- 師吉 - 初 - 野北 - 谷
- 産の宮・周船寺・今宿駅前
- 糸島市役所前・一貴山駅入口・波呂・浜窪・筑前深江駅前
- 産の宮 - 周船寺駅 - 川原 - 雷山の森
- 産の宮 - 曽根グラウンド - 井原山入口
- 波多江駅・油比・泊 - 九大工学部前
- 市街地循環線(ぐるりんバス)
- 前原駅南口(駅南口ロータリー内)
- 有田 - 曽根グラウンド
- 中学校前・伏龍団地 - 有田 - 雷山観音前
- 長野 - 白糸
- 伊都文化会館前
- 篠原 - 波多江駅 - 井原山入口
他に駅北側の県道筑前前原停車場線上に前原駅前バス停が、駅北側の国道202号線上に前原バス停がある。前原バス停は福岡 - 前原・志摩間特急バス「いと・しま号」が発着する。
駅名改称騒動
1997年頃に当駅を「伊都国前原駅」と改称する運動が地元商工会から上がったことがある。これは、福岡市西区内の新駅(現在の九大学研都市駅)の駅名案に「伊都駅」が有力となったことが発端で、「伊都国の本家は前原である」との意見から運動が起こったとされる。当時の前原市議会や市長も前向きな態度を示し、実際にJR九州に対し陳情も行われた。
しかしながら、地元でのシンポジウムで高校生が「生まれ育ったのは前原で、伊都国の名前になじみはありません。看板を替えてもまちは元気になりません」と発言、結局この意見が採り入れられて駅名改称は沙汰止みとなった。この騒動の名残として駅の階段下に「伊都国 前原市」と刻まれたモニュメントが設置されている[7]。
隣の駅
脚注
- ^ 『鉄道ジャーナル』第33巻第2号、鉄道ジャーナル社、1999年2月、90頁。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2010年3月16日)
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2018年7月13日閲覧。
- ^ 福岡市営地下鉄空港線と接続している姪浜駅を除いた場合
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2017年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2017年7月26日閲覧。
- ^ 糸島市統計白書(運輸・交通) 九州旅客鉄道駅別乗降者数(JR筑肥線)
- ^ 西日本新聞「九州の駅 ゆったり紀行」[1]
関連項目
外部リンク
- 筑前前原駅(駅情報) - 九州旅客鉄道