「大狩部駅」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m 統計を表にまとめる |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl = 300px |
|pxl = 300px |
||
|画像説明 = 駅全景(2005年4月) |
|画像説明 = 駅全景(2005年4月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
||
|よみがな = おおかりべ |
|よみがな = おおかりべ |
||
|ローマ字 = Ōkaribe |
|ローマ字 = Ōkaribe |
2020年2月15日 (土) 08:55時点における版
大狩部駅 | |
---|---|
駅全景(2005年4月) | |
おおかりべ Ōkaribe | |
◄厚賀 (5.5 km) (2.0 km) 節婦► | |
所在地 | 北海道新冠郡新冠町字大狩部 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 日高本線 |
キロ程 | 71.1 km(苫小牧起点) |
電報略号 | オヘ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1958年(昭和33年)7月15日 |
備考 | 無人駅 |
大狩部駅(おおかりべえき)は、北海道(日高振興局)新冠郡新冠町字大狩部にある北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線の駅である。電報略号はオリ。
歴史
- 1958年(昭和33年)7月15日:国有鉄道日高本線の大狩部駅として開業。旅客のみ取扱い。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 2015年(平成27年)1月8日:高波被害により列車の運行を休止。
駅名の由来
当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「オ・カル・ペツ」(川尻が曲がっている川)に由来するとされる[1][2]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の北東側(様似方面に向かって左手側)に存在する。転轍機を持たない棒線駅となっている[3]。
開業時からの無人駅(静内駅管理)[4]で駅舎は無いが、ホームから少し離れた位置に待合所を有する[5]。コンクリートブロックを積み重ねただけの、扉及び窓の無い、人は数人しか入れない建物である[6]。トイレは工事現場用の仮設便所となっている[5]。ホームは海のすぐそばにあり[3]、崖の中腹に張り付いた様な形状となっている[5]。有効長は30mである[1]。駅名標の隣にテレビドラマのロケ現場であったことを記載した案内板が立つ[5][注釈 1]。
駅へのアクセスは、2017年8月現在、国道から直接入ることもできるが細く危険である。苫小牧方面からの場合、下り坂の終わる地点にある路地を左折、国道直下を通る歩行者用トンネルを通るのが望ましい。
附近は海風が大変に強く、それを防ぐために線路際に木の杭と廃タイヤで支えられた木塀が作られている[6]。
-
待合所(2017年9月)
-
ホーム(2017年9月)
-
駅名標(2017年9月)
利用状況
1日乗降人員は以下のとおりである。
年度 | 乗降人員 (単位:人) |
出典 |
---|---|---|
1981年(昭和56年) | 11 | [1] |
1992年(平成 | 4年)12 | [3] |
また、JR北海道によると、調査日における乗車人員および乗降人員平均は以下のとおりである。
調査対象の年もしくは年間 | 調査対象日 | 交通機関 | 年もしくは年間の各調査日における 平均乗車人員および乗降人員 (単位:人) |
出典 | |
---|---|---|---|---|---|
乗車人員 | 乗降人員 | ||||
2011 - 2014年(平成23 - 26年) | 11月の調査日 | 10名以下 | [7] | ||
2014年(平成26年) | 特定の平日の調査日 | 列車 | 5 | [8][9] | |
2017年(平成29年) | 特定の平日の調査日 | 代行バス | 5 | [8] | |
2017 - 2018年(平成29 - 30年) | 特定の平日の調査日 | 代行バス | 4.5 | [9] |
駅周辺
海岸線の丘陵地帯の高台に位置し[6]、ホームからは太平洋沿岸が望める[5]。線路の路盤は侵食されやすく、落石なども発生する。
- 国道235号
- 海馬岩(とどいわ) - 駅の沖合い約2.0km[3]。かつてトドがたくさんいた岩場で、1965年(昭和40年)に自衛隊が砲撃によりトドを退治してからはいなくなった。
- 御野立所行啓記念碑 - 駅附近[3]。
- 道南バス「大節婦」停留所
その他
ホームに案内板の立っている、ロケーションを行ったテレビドラマは、『女囚~塀の中の女たち』(1997年(平成9年)、TBS系列、主演・泉ピン子)である[5][注釈 1]。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)102ページより。
- ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)101ページより。
- ^ a b c d e 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)102ページより。
- ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社、2011年6月発行)150ページより。
- ^ a b c d e f 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)348ページより。
- ^ a b c 書籍『すごい駅』(著:横見浩彦、牛山隆信、メディアファクトリー新書、2010年10月発行)112-113ページより。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2018年2月17日閲覧。
- ^ a b "日高線(鵡川・様似間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 1 August 2018. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月17日閲覧。
{{cite press release2}}
:
で外部リンクを指定しないでください (説明)|work=
- ^ a b “日高線(鵡川・様似間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。