「栗丘駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2017年7月) |
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|よみがな= くりおか |
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|ローマ字= Kurioka |
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2020年2月15日 (土) 09:08時点における版
栗丘駅 | |
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駅舎(2017年7月) | |
くりおか Kurioka | |
◄栗山 (4.2 km) (3.9 km) 栗沢► | |
所在地 | 北海道岩見沢市栗沢町栗丘 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 室蘭本線 |
キロ程 | 195.7 km(長万部起点) |
電報略号 | クオ←クヲ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1943年(昭和18年)9月25日 |
備考 | 無人駅 |
栗丘駅(くりおかえき)は、北海道(空知総合振興局)岩見沢市栗沢町栗丘にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。電報略号はクオ。
歴史
戦時輸送増強のために信号場として設けられ、終戦とともに役割を終えて廃止となるところを、町内有志による陳情とホーム造成により開駅となった。当初は信号場の本屋を駅舎として流用したため待合室を持たなかった[1]。
年表
- 1943年(昭和18年)9月25日:国有鉄道室蘭本線の栗丘信号場として設置[1]。
- 1946年(昭和21年)4月1日:駅に昇格。栗丘駅となる。一般駅[1]。
- 1947年(昭和22年)12月1日:車扱貨物の取扱開始[2]。
- 1948年(昭和23年)11月:駅舎増築[1]。
- 1972年(昭和47年)3月15日:貨物取扱い廃止。
- 1980年(昭和55年)5月15日:荷物取扱い廃止。同時に無人化[1]。
- 1982年(昭和57年):駅舎改築[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1990年(平成2年)4月23日:栗山駅 - 当駅間の栗山トンネルが崩壊し同区間が単線となる。
駅名の由来
当駅の所在する地名より。地名はアイヌ語の「クッタㇽウㇱ(kuttar-us)」(イタドリ・多い〔沢〕)に字を当てたとする説や[3]、当地附近の小高い丘に、栗の木が多いことから付けられた和名であるとする説[3][4]がある。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅[5]。ホームは線路の東側(岩見沢方面に向かって右手側、旧1番線)に存在する[5]。転轍機を持たない棒線駅となっている[5]。かつては相対式ホーム2面2線を有する、単線区間と複線区間の接点となる列車交換可能な交換駅であった[6]。互いのホームは1番線ホーム中央部分と2番線ホーム中央部分を結んだ跨線橋で連絡していた[6]。跨線橋はL字を背中合わせに付けた形態であった[6]。線路東側の駅舎側ホームが上り1番線、対向側ホームが下り2番線となっていた[5]。そのほか2番線のみに安全側線を1線有していた[6]。かつての旧ホームと跨線橋や廃止された下り線はまだ残存している。またホーム附近の岩見沢方の線路は転轍機の名残で湾曲している[5]。
追分駅管理の無人駅。駅舎は構内の東側(岩見沢方面に向かって右手側)に位置し単式ホーム北側に、ホームに対し正面が90度の向きで接している[5]。有人駅時代の駅舎は改築され、安平駅、三川駅、古山駅と同型の[7]駅舎となっている。但し当駅のみ長さが短い。駅舎内に待合所のほか管理事務室、トイレを有する[7]。
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ホーム(栗山方面を望む)
(2005年4月) -
ホーム(栗沢方面を望む)
(2017年7月) -
駅名標(2017年7月)
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は16人[6]。
- 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は8人[5]。
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は10.2人[8]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は9.6人[9]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は7.8人[10]、乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[11]。
駅周辺
田園地帯の集落にある駅で、農家の経営する飲食店(いわゆるファームレストラン)も見受けられる。そのほか様々なゴルフ場が点在している事から「ゴルフ場銀座」とも呼ばれる[7]。
- 国道234号
- 北海道道340号栗丘幌向停車場線
- 北海道中央バス(岩見沢営業所)「栗丘」停留所[12]
- 栗丘ライディングパーク(オフロードバイク用コース。大会が開催される事もある。)
- 栗の森公園
- 北長沼水郷公園
その他
かつては由仁駅から当駅まで複線区間であったが、1990年(平成2年)に栗山駅 - 当駅間の下り線にある栗山トンネルの明かり取りの部分が崩壊したため、栗山駅 - 当駅間の下り線を廃止して単線区間になった。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f 栗沢町史 下巻 平成5年10月発行 P1122-1123。
- ^ 「運輸省告示第305号」『官報』1947年11月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 40. ISBN 4893637606. OCLC 40491505 2018年10月27日閲覧。
- ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)59ページより。
- ^ a b c d e f g 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)91ページより。
- ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)88ページより。
- ^ a b c 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)112ページより。
- ^ "駅別乗車人員(2016)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. p. 8. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
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- ^ "室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
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で外部リンクを指定しないでください (説明)|work=
- ^ “室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ “空知地区路線図”. 北海道中央バス. 2019年5月31日閲覧。