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2020年2月15日 (土) 09:09時点における版

古山駅
駅舎(2017年7月)
ふるさん
Furusan
三川 (3.4 km)
(4.2 km) 由仁
地図
所在地 北海道夕張郡由仁町古山
北緯42度58分30.92秒 東経141度47分38.28秒 / 北緯42.9752556度 東経141.7939667度 / 42.9752556; 141.7939667 (古山駅)
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 室蘭本線
キロ程 182.2 km(長万部起点)
電報略号 フサ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1943年昭和18年)9月25日
備考 無人駅
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古山駅(ふるさんえき)は、北海道空知総合振興局夕張郡由仁町古山にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線である。電報略号フサ

歴史

1976年の古山駅と周囲750m範囲。上が岩見沢方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当駅の所在する地名より。地名は当地を流れる「振寒川」(ふるさむがわ)が変化して「古山」となった[3][4]

川名の「振寒」は、アイヌ語の「フル・サム」(丘のかたわら)に由来する[4]

駅構造

単式ホーム島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅。互いのホームは単式ホーム北側と島式ホーム中央部分を結んだ跨線橋で連絡している[5]。跨線橋はコの字型である[5]。線路東側の駅舎側単式ホームが上り1番線、対向側島式ホームが下り2番線となっている[5]。そのほか安全側線を有する。かつては単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線の配線であった(1983年(昭和58年)4月時点ではこの配線[6])。三川駅 - 当駅間の複線区間を単線に変更した影響か、本来の中線が下り本線となる奇妙な配線となっており[6](現在の2番線[5])、島式ホームの駅舎と反対側の線が上下共用の副本線の3番線となっていた[6]。そのため当時は安全側線が合計4線存在した[6]。3番線は1993年(平成5年度)3月までに撤去された[5]

のりば
番線 路線 方向 行先
1 室蘭本線 上り 苫小牧糸井方面
2 下り 岩見沢方面

追分駅管理の無人駅。駅舎は構内の東側(岩見沢方面に向かって右手側)に位置し単式ホーム北側に接している[5]有人駅時代の駅舎は改築され、安平駅、三川駅、栗丘駅と同型の[3]駅舎となっている。駅舎内に待合所のほか管理事務室、トイレを有する[3]

なお、三川駅 - 当駅間の単線区間はかつては複線であったが、列車本数の減少に伴う合理化により1線が撤去されたものである[5][6]

利用状況

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は42人[6]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は48人[5]
  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は16.6人[7]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は15.6人[8]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は14.0人[9]

駅周辺

周辺は田園地帯である[3]

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
室蘭本線
三川駅 - 古山駅 - 由仁駅

脚注

  1. ^ 「運輸省告示第305号」『官報』1947年11月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 北海道630駅 小学館 1993年発行
  3. ^ a b c d 『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)115ページ。
  4. ^ a b 『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)58-59ページ。
  5. ^ a b c d e f g h 『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)91ページ。
  6. ^ a b c d e f 『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)87ページ。
  7. ^ "駅別乗車人員(2016)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. p. 8. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  8. ^ "室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  9. ^ 室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  10. ^ 空知地区路線図”. 北海道中央バス. 2019年5月31日閲覧。

関連項目

外部リンク