「三川駅 (北海道)」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2017年7月) |
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|ローマ字= Mikawa |
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2020年2月15日 (土) 09:09時点における版
三川駅 | |
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駅舎(2017年7月) | |
みかわ Mikawa | |
◄K15 追分 (8.0 km) (3.4 km) 古山► | |
所在地 | 北海道夕張郡由仁町西三川 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 室蘭本線 |
キロ程 | 178.8 km(長万部起点) |
電報略号 | ミカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1897年(明治30年)2月16日 |
備考 | 無人駅 |
三川駅(みかわえき)は、北海道(空知総合振興局)夕張郡由仁町西三川にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。電報略号はミカ。
稀府駅から当駅まで複線、当駅から岩見沢駅までは由仁駅 - 栗山駅間を除き単線である。
歴史
- 1897年(明治30年)2月16日:北海道炭礦鉄道追分駅 - 由仁駅間に新設開業[1]。一般駅。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、官設鉄道に移管。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名を室蘭本線に制定、それに伴い同線の駅となる。
- 1972年(昭和47年)7月1日:貨物取扱い廃止。
- 1980年(昭和55年)5月15日:荷物取扱い廃止。同時に無人(簡易委託)化。
- 1982年(昭和57年)4月1日:駅舎改築[2][3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 時期不詳[注 1]:簡易委託廃止、完全無人化。
駅名の由来
所在地名より。当地は1891年(明治24年)に愛知県(旧三河国)出身の加藤平五郎率いる20戸の入植者によって開拓が始まり、故郷にちなんで付けられた[1][4][5][6][7][8][9]。
なお「三河」が「三川」となった理由については、故国の名をそのまま付けるのは故国を汚す恐れがあるから、とされている[10]。
駅構造
単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する地上駅で、単線区間と複線区間の接点となる列車交換可能な交換駅。互いのホームは単式ホーム南側と島式ホーム北側を結んだ跨線橋で連絡している[6]。跨線橋はL字を背中合わせに付けた形態である[6]。線路東側の駅舎側単式ホームが上り1番線、対向側島式ホームが下り2番線(旧3番線)となっている[6]。そのほか1993年(平成5年度)3月時点では、1番線の長万部方から分岐し駅舎南側のホーム切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線、2番線の岩見沢方から長万部方面へ構内外側へ分岐する行き止まりの側線を1線、2番線側に安全側線を1線有していた[6]。かつては単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線の配線であった(1983年(昭和58年)4月時点ではこの配線[7])。このうち上下共用の中線(旧2番線)が撤去された形となっている[6](現在の2番線は旧3番線である[7])。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■室蘭本線 | 上り | 苫小牧・糸井方面 |
2 | 下り | 岩見沢方面 |
追分駅管理の無人駅。駅舎は構内の東側(岩見沢方面に向かって右手側)に位置し単式ホーム中央部分に接している[6]。有人駅時代の駅舎は改築され、安平駅、古山駅、栗丘駅と同型の[8]駅舎となっている。破風および側面のラインの配色は青色となっている[8]。駅舎内に待合所のほか管理事務室、トイレを有する[8]。
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ホーム(2017年7月)
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跨線橋(2017年7月)
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駅名標(2017年7月)
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は155人[7]。
- 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は190人[6]。
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は43.4人[11]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は42.6人[12]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は38.4人[13]。
駅周辺
周辺は田園地帯であり[8]、その中の集落にある駅。駅前広場には煉瓦造り、軟石造りの倉庫が並んでいる[8]。
- 北海道道870号幌内三川停車場線
- 国道274号・国道234号
- 由仁町役場三川支所
- 栗山警察署三川駐在所
- 三川郵便局
- そらち南農業協同組合(JAそらち南)三川出張所
- 由仁川
- 北海道中央バス(岩見沢営業所)「三川駅通」停留所[14]
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、75頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 北海道630駅 小学館 1993年発行
- ^ 追分町史 1986年8月発行、P1023。
- ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 121. ISBN 4893637606. OCLC 40491505 2018年10月16日閲覧。
- ^ 札幌鉄道局編 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、42頁。NDLJP:1029473。
- ^ a b c d e f g h 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)90ページより。
- ^ a b c d 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)87ページより。
- ^ a b c d e f 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)115ページより。
- ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)58ページより。
- ^ 由仁町史 1973年11月発行、P230-231,899。
- ^ "駅別乗車人員(2016)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. p. 8. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
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- ^ "室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
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で外部リンクを指定しないでください (説明)|work=
- ^ “室蘭線(沼ノ端・岩見沢間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “空知地区路線図”. 北海道中央バス. 2019年5月31日閲覧。
関連項目
- G4・IV - 2016年1月27日にloversoul music & associatesから発売のGLAYの通算53作目のシングル。収録曲「Supernova Express 2016」のミュージックビデオ撮影で使用。
- 三川駅 (新潟県) - 新潟県に存在する東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の同名の駅。
- 日本の鉄道駅一覧