コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「高島宗一郎」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
外部リンク: 外部リンクの修正 http:// -> https://
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: 内閣府ウェブサイトの「https:」への切り替え - log
112行目: 112行目:
* 2013年3月、[[イギリス]]政府とデジタルコンテンツを中心としたクリエイティブ関連産業の海外展開について相互に協力するための[[了解覚書|覚書]](MOU)を2013年3月25日に締結<ref>{{citenews|url=http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/37572/1/fukuokashitoeikokutonoMOU.pdf|title=「福岡市と英国とのMOU署名式」の開催について|publisher=福岡市ホームページ|date=2013-3-22|accessdate=2013-11-26}}</ref>。
* 2013年3月、[[イギリス]]政府とデジタルコンテンツを中心としたクリエイティブ関連産業の海外展開について相互に協力するための[[了解覚書|覚書]](MOU)を2013年3月25日に締結<ref>{{citenews|url=http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/37572/1/fukuokashitoeikokutonoMOU.pdf|title=「福岡市と英国とのMOU署名式」の開催について|publisher=福岡市ホームページ|date=2013-3-22|accessdate=2013-11-26}}</ref>。
* 2014年3月、 [[国家戦略特別区域|国家戦略特区]]の第一弾として、福岡市がスタートアップ特区(グローバル創業・雇用創出特区)を獲得。<ref>訂正:国家戦略特区6地域を指定、安倍首相「岩盤規制打破の体制整った」 <nowiki>http://jp.reuters.com/article/2014/03/31/l4n0mp2j6-abe-idJPTYEA2R07C20140331</nowiki></ref>。
* 2014年3月、 [[国家戦略特別区域|国家戦略特区]]の第一弾として、福岡市がスタートアップ特区(グローバル創業・雇用創出特区)を獲得。<ref>訂正:国家戦略特区6地域を指定、安倍首相「岩盤規制打破の体制整った」 <nowiki>http://jp.reuters.com/article/2014/03/31/l4n0mp2j6-abe-idJPTYEA2R07C20140331</nowiki></ref>。
* 2015年1月、政府の『クールジャパン戦略推進会議』(第3期)の委員に就任<ref>[http://www.sankei.com/region/news/150123/rgn1501230005-n1.html クールジャパン有識者会議に高島福岡市長ら]</ref>。[[政令指定都市]]の『クールジャパン・MICEプロジェクトチーム』を立ち上げ、地方コンテンツの海外展開を支援<ref>[http://www.cao.go.jp/cool_japan/kaigi/senryakusuishin/5/pdf/gijiroku5.pdf クールジャパン戦略推進会議(第3期)第5回 第2部全体討議・議事録] p9参照(2017年9月29日閲覧)</ref>。
* 2015年1月、政府の『クールジャパン戦略推進会議』(第3期)の委員に就任<ref>[http://www.sankei.com/region/news/150123/rgn1501230005-n1.html クールジャパン有識者会議に高島福岡市長ら]</ref>。[[政令指定都市]]の『クールジャパン・MICEプロジェクトチーム』を立ち上げ、地方コンテンツの海外展開を支援<ref>[https://www.cao.go.jp/cool_japan/kaigi/senryakusuishin/5/pdf/gijiroku5.pdf クールジャパン戦略推進会議(第3期)第5回 第2部全体討議・議事録] p9参照(2017年9月29日閲覧)</ref>。
* 2015年4月、 [[日本電信電話|NTT]]との包括連携協定を締結<ref>福岡市、NTTと包括提携 観光・災害に情報通信活用 <nowiki>http://www.nikkei.com/article/DGXLZO85636400T10C15A4LX0000/</nowiki></ref>。
* 2015年4月、 [[日本電信電話|NTT]]との包括連携協定を締結<ref>福岡市、NTTと包括提携 観光・災害に情報通信活用 <nowiki>http://www.nikkei.com/article/DGXLZO85636400T10C15A4LX0000/</nowiki></ref>。
* クリエイティブ産業を支援する産学官の組織『クリエイティブ・ラボ・フクオカ』を創設<ref>[http://www.creative-fukuoka.jp/about/ ABOUT CCF|CREATIVE CITY FUKUOKA](2017年9月29日閲覧)</ref>。毎年9月に行われる『アジアンパーティ』では、エンタメとテクノロジーを融合させたイベントなどを開催<ref>[http://www.city.fukuoka.lg.jp/asianparty/ 福岡市 アジアンパーティ](2017年9月29日閲覧)</ref>。
* クリエイティブ産業を支援する産学官の組織『クリエイティブ・ラボ・フクオカ』を創設<ref>[http://www.creative-fukuoka.jp/about/ ABOUT CCF|CREATIVE CITY FUKUOKA](2017年9月29日閲覧)</ref>。毎年9月に行われる『アジアンパーティ』では、エンタメとテクノロジーを融合させたイベントなどを開催<ref>[http://www.city.fukuoka.lg.jp/asianparty/ 福岡市 アジアンパーティ](2017年9月29日閲覧)</ref>。

2020年2月27日 (木) 09:14時点における版

高島 宗一郎
たかしま そういちろう
生年月日 (1974-11-01) 1974年11月1日(50歳)
出生地 大分県大分市
出身校 獨協大学法学部
前職 KBCアナウンサー
所属政党 無所属
配偶者 なし
親族 祖父・倉田安雄(元豊後高田市長
公式サイト 福岡市長高島 ( 髙島 ) 宗一郎 公式サイト「福岡をアジアのリーダー都市へ」

第35-37代 福岡市長
当選回数 3回
在任期間 2010年12月7日 - 現職
テンプレートを表示

高島 宗一郎(たかしま そういちろう、1974年11月1日[1] - )は、日本政治家アナウンサー福岡県福岡市長(3期)。

来歴

大分県大分市生まれ[2]。父は元大分放送アナウンサー(元社長室長)の高島晋一郎[1]。母方の祖父は元豊後高田市長の倉田安雄[1]。また親戚に元日本テレビアナウンサーの小林完吾がいる[3]

大分県立大分舞鶴高等学校獨協大学法学部卒業。大学卒業後、福岡のKBC九州朝日放送に入社。同期には田崎日加理(退社)、宮本啓丞らがいる。

2010年9月2日、任期満了に伴う福岡市長選挙に出馬するため、九州朝日放送を退社。自由民主党福岡市議団が高島の擁立に動いたため、選挙戦では自民党、また公明党からも事実上の支援を受ける。 同年11月14日に執行された市長選挙で、現職の吉田宏市長(民主党国民新党推薦、社民党支持)、元佐賀市長木下敏之、植木とみ子ら7人の候補者を斥け初当選を果たした。次点の吉田と約65,000票の大差をつけ、福岡市長としては史上最年少の36歳で当選[注 1]。現職の市長の中では7番目、現職の政令指定都市市長の中では3番目に若い[5][注 2]。12月7日、市長就任[6]

2014年11月16日に執行された福岡市長選挙に自民党、公明党の推薦を受けて立候補。開票開始前に当選確実がNHKにより報じられ[7] 史上最多得票となる25万6064票を獲得して再選を果たした[8]。市長選は高島を含め、元市長の吉田宏ら6人が立候補した。1947年の公選制導入後初めて現職に前市長が挑む構図ともなったが高島は7区全ての得票で、他の候補を上回り、次点の前職吉田宏氏との票差は前回(2010年)の6万5千票から13万9千票差に広がった。西日本新聞の800人に対して行われたアンケートによると高島は自民支持層の75.1%、公明支持層の90.6%を押さえるとともに、民主支持層からも23.6%の支持を得て、無党派層の50.6%も高島に票を投じた[9]

2018年9月28日、東京に赴き、政治的に関係の深い麻生太郎副総理財務相安倍晋三首相に3選を目指して立候補する意向を伝えた[10]。10月2日、立候補の意向を正式表明。記者から政党推薦について問われた際、「私を推薦したい党があれば推薦していただければいい。マスト案件ではない」と答えた[11]。10月5日、共産党市議団事務局長の神谷貴行が立候補する意向を表明[12]。10月23日、立憲民主党国民民主党社民党系でつくる市議会会派・市民クラブは、独自候補の擁立を断念し自主投票とすることを公表した[13]。 自民党は15日、福岡市長選で、3選を目指す現職の高島宗一郎の支持を決めたと発表した。[14]。 3選を目指して立候補した2018年市長選における得票数は前回2014年の市長選挙で自身が記録した史上最多得票をさらに29,371票上回り、28万5435票の史上最多得票を獲得した。有効得票数中75.1%(前回56.8%)、絶対得票率(当日有権者数に占める得票割合)23%(前回21.7%)。投票率は過去最低の31.42%。西日本新聞が期日前投票や投票日の出口調査で546人から得た回答によると、自民支持層の90.6%、公明支持層の90.9%、国民民主の71.4%、無党派層の69.8%が高島氏に票を投じた。[15]

人物

  • 初めての選挙で、多くの友達が「陰ながら応援している」と言ったまま選挙が終わるまで消えてしまうという経験を経て、「友達」には都合のいい時だけ近づいてくる「ただの知人」と大変な時に助けてくれる「同志」がいることに気がついたと語っている。いざとなったら逃げて都合のいい方につくような人まで仲間に入れようと気を遣うと、本当の同志が愛想をつかして去っていくから、「ただの知人」は出来るだけ少ない方がいいと答えている[16]
  • 情報誌に事実無根の記事を掲載されたことで精神的苦痛を受けたとして、発行元の「データ・マックス」に1100万円の損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁は同社の上告を棄却。同社側に110万円の支払いを命じた福岡高裁の判決が確定した[17]
  • 笑っていいとも!』で、ゲストの三谷幸喜福岡市長とのエピソードを披露すると、逆にタモリは高島の父と福岡市立西高宮小学校福岡市立高宮中学校で同級生であったエピソードを披露して逆に三谷と観客を驚かせた[18]
  • 2015年9月に開催された世界経済フォーラム(サマーダボス)に出席をして創業特区や持続可能なまちづくりについてアピールをした。 2017年1月、スイスのダボスで行われた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に参加。日本において地方の首長が招待されるのは初めて[19]。2018年1月、スイスのダボスで行われた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に参加。エストニアのユリ・ラタス首相と会談した[20]。2018年9月に開催される世界経済フォーラム(サマーダボス)に出席[21]
  • 起業を生む都市の特集を行った『Forbes JAPAN』2015年4月号の表紙になる[22]

役職

市政

福岡市に関する調査・統計

  • 2018年1月、福岡市がおこなう福岡市政に対する信頼度調査で、福岡市政への信頼度は平成29年には77.7%で過去最高になった[29]
  • 2018年8月、平成29年度の市税収入が2933億8千万円となり、政令指定都市で唯一、5年連続で最高更新した[30]
  • 2018年8月、平成30年度、市政に関する意識調査で、「住みやすさ」の満足度が3年連続で過去最高を更新、97.1%になった。「福岡市に住み続けたい」の回答も92.8%になった[31]

スタートアップ・ICT

  • シアトルでの経験に刺激され、福岡市をスタートアップ都市にすることを発案[32]
  • 2012年9月、孫泰蔵(MOVIDA JAPAN CEO)、小笠原治(nomad代表)、トニーヒューズ(英国政府Tech City担当)らと『スタートアップ都市福岡宣言』を行う[33]
  • テクノロジーとクリエイティブを福岡市に集め、次世代のスターを発見する有志のイベント『明星和楽』には2012年の初回から出演し、プレゼンテーションを行っている[33]
  • 2013年3月、イギリス政府とデジタルコンテンツを中心としたクリエイティブ関連産業の海外展開について相互に協力するための覚書(MOU)を2013年3月25日に締結[34]
  • 2014年3月、 国家戦略特区の第一弾として、福岡市がスタートアップ特区(グローバル創業・雇用創出特区)を獲得。[35]
  • 2015年1月、政府の『クールジャパン戦略推進会議』(第3期)の委員に就任[36]政令指定都市の『クールジャパン・MICEプロジェクトチーム』を立ち上げ、地方コンテンツの海外展開を支援[37]
  • 2015年4月、 NTTとの包括連携協定を締結[38]
  • クリエイティブ産業を支援する産学官の組織『クリエイティブ・ラボ・フクオカ』を創設[39]。毎年9月に行われる『アジアンパーティ』では、エンタメとテクノロジーを融合させたイベントなどを開催[40]
  • 2015年、東京・お台場で開催された『SLUSH ASIA』では、唯一政治家として登壇し、ベンチャーと政治の連携を訴える[41]
  • 2016年に「下水汚泥消化ガスからの水素ステーション開発」の事例によって、国の第14回産学官連携功労者表彰国土交通大臣賞を受賞している[42]
  • 2016年1月、 Yahoo! JAPANとの包括連携協定を締結[43]
  • 2016年11月、エストニアのエンタープライズ エストニア、スタートアップ エストニア、タリン サイエンスパーク テクノポールとスタートアップ連携の覚書を締結[44][45]
  • 2016年12月、フィンランドヘルシンキ市と覚書を締結。この覚書に基づき、スタートアップカフェで「ヘルシンキ市」及び「エストニア」での起業相談や企業紹介を開始するとともに、現地での施設利用や相談受付を開始[44][45]
  • 2017年2月、台湾台北市とスタートアップに関する覚書を締結[46]
  • 2017年2月、 さくらインターネット、アカツキ、ピクシブメルカリの4社の福岡拠点誘致[47][48]
  • 2017年5月、福岡市・FDC・フランスボルドー都市圏(Bordeaux Metropole)・Bordeaux Technowestの4者は、福岡市内で記者会見を開き、スタートアップの支援に関する覚書(MOU)を締結。これによって「Fukuoka Global Startup Center」を通じて、ボルドー現地の情報収集や支援機関への相談、会社設立、現地とのオンラインセミナーや相談会に参加できるようになる。また、ボルドー市の外郭団体(スタートアップ支援NPO)である Bordeaux Technowest が管理している、最大長さ50km、高さ3,000フィートにおよぶ大規模なドローン試験飛行の4つの区域を、4ヶ所管理しており、福岡市が推薦したスタートアップは、当該区域での試験飛行ができる[49]
  • 2017年4月、スタートアップカフェ・雇用労働相談センター・福岡地域戦略推進協議会(FDC)・市内三ヶ所の直営インキュベート施設などを旧福岡市立大名小学校跡の校舎に集約し、100社以上のスタートアップが入居する予定とした、日本最大のスタートアップ支援施設『Fukuoka Growth Next』を2017年4月にオープン[50]
  • 2017年9月28日、シンガポール政府のスタートアップ支援機関『ACE』とスタートアップの相互支援に関する覚書を締結。これにより、福岡市のスタートアップはシンガポールACEが運営するインキュベーション施設への入居に便宜が図られるほか、ACEが提供する現地の金融機関・業界団体・大学等の紹介、ビジネスマッチングなどのサービスが受けられる[51]
  • 2018年5月、ロシア・サンクトペテルブルク市とスタートアップに関するMOUを締結した。相互の起業情報、起業支援施設への優先入居ができるようになった。[52]
  • 2018年6月、福岡市,タイ国家イノベーション庁によるスタートアップに関するMOUの締結をした。現地の支援機関紹介、オンラインでの相談が受けれるようになった。[53]
  • 2018年8月、LINEグループと包括連携協定を締結。[54]
  • 2018年8月、福岡市の公式LINEアカウント(LINE ID:@fukuokacity)が友達登録100万人突破。[55]
  • 2018年9月、福岡市と台湾経済研究院とで、MOUを締結した。[56]
  • 2018年9月、福岡市とバルセロナアクティバとで、MOUを締結した。[57]
  • 2018年9月、福岡市とPR TIMESとで協定を締結した。[58]

MICE大規模イベント等

  • 2012年2月、 フィギュアスケート国際大会「グランプリファイナル」2013年開催を誘致[59]
  • 2013年3月、ハーフマラソンの「シティマラソン福岡」に幕を降ろし、新たに市民フルマラソン大会「福岡マラソン」を創設[[60]
  • 2015年3月、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催都市として、福岡市が選定(2015年3月[61])。
  • 2016年2月、世界水泳選手権2021年開催を誘致。2001年に続き2度目の開催[62]
  • 2016年11月、アジア初、世界最高峰のヨットレース、アメリカスカップの前哨戦、ワールドシリーズ第9戦(2016年11月18日 - 11月20日)を誘致[63]
  • 2017年7月、アジア太平洋サミット共同開催(2018年)及び国連人間居住計画(ハビタット)福岡本部と覚書(MOU)を締結[64][65]
  • 2018年2月、2019年日本で開催される、20カ国・地域(G20)首脳会議誘致に名乗りを上げ、開催地は大阪となったが、G20財務相・中央銀行総裁会議の開催地に決定した。[66]
  • 2018年8月、アジア太平洋サミット共同開催(2018年)[67]
  • 2019年2月 世界最大規模の対戦格闘ゲームトーナメントのEVO Japan 2019が福岡国際センターで開催。[68]

防災・減災

  • 平成28年熊本地震発生時には、旧大名小学校に市民からの応援物資を集め、仕分けまで行なった上で、消防ヘリやNPO・ボランティアと協力して熊本・大分の被災者にダイレクトに届ける「自己完結型支援」を実践[69]。福岡市へ集められた約36500箱の支援物資は民間と連携して7月25日には全て届け終わっている[70]熊本市長の大西一史とは九州大学大学院法学府時代に隣の席だったこともあり、熊本市への支援は直接携帯電話でやり取りしながら行うことができた。また支援にあたっては数々の大胆な措置を行った[71]
  • 2016年10月、九州市長会は総会を開き、防災部会を新設。部会長には高島が選任。高島は「1週間以内の大事な時期に、消防機能や要援護者情報を持つ基礎自治体が連携することが重要だ。九州を防災先進地域に変えていく」と述べた[72]
  • 2016年11月、地下鉄七隈線延伸工事に伴い、はかた駅前通り(博多駅前2丁目交差点付近)で大きな道路陥没事故が発生。事故発生が早朝だったこともあり、奇跡的に人的被害は無かった。復旧には、流動化処理土の使用と二段階復旧を選択することで約一週間で復旧させ、CNNBBCなども大きく報道。NHKは復旧の様子を24時間ネットライブ映像で中継した。インターネットではこの復旧の際の映像が映画『シン・ゴジラ』のヤシオリ作戦に酷似していると話題になった[73]
  • 2017年4月、日本財団・福岡市・福岡市社会福祉協議会で防災・減災に関する連携協定を締結。内容は、災害に備えた人材育成やボランティアセンター運営マニュアルの見直しへの協力に加え、災害発生時の日本財団からの人材派遣など[74]
  • 2017年6月、福岡市と福岡地域戦略推進協議会等と、企業の防災に関する取り組みを支援する新たな組織『防災共創プラットフォーム』を立ち上げ[75]
  • 2017年7月、被災地へのボランティアバスツアーは、NPO法人などがバスをレンタルし、参加者から実費程度を徴収して運行するが、旅行業法の登録を受けていない場合、同法違反に当たる可能性があるため、九州北部豪雨や熊本地震のボランティアバスについて石井国交大臣や松本防災担当大臣等へ規制緩和の要望を行う。これを受けて観光庁は2017年7月28日、災害の被災地などに大勢のボランティアを運ぶ通称「ボランティアバスツアー」について、旅行業法の規制対象外とする特例を設けると各都道府県に通知した。[76][77]

規制緩和・対外関係

  • 2014年5月 日本・ミャンマー外交樹立60周年事業として、ミャンマー最大の都市、ヤンゴン市と主に水道分野の整備に協力する「まちづくり協力・支援に関する覚書」を締結した[78]
  • 2015年2月 福岡市都心部の大規模再開発「天神ビッグバン」を主導。国家戦略特区の規制緩和などを使い、10年間で30棟のビルの建て替えを誘導している。[79]2015年7月15日には「天神ビッグバンの東のゲート」として水上公園がリニューアルオープンした。[80]
  • 2017年7月、天神ビッグバンを進めるため、国家戦略特区を活用した航空法の規制緩和を国に提案した[81]。結果、天神・明治通り地区、博多港ウォーターフロント地区が航空法による建築物の高さ制限の緩和を2017年9月に国土交通省に認められた。天神・明治通り地区は最大115メートル(旧大名小学校跡は現行76メートル)、博多港ウォーターフロント地区は100メートルのビル建設が可能となる規制緩和となった[82]

子育て

  • 2019年4月 先天性難聴を早期発見のために難聴検査を無料化。[83]
  • 2019年4月 保育士の奨学金返済を補助、補助期間は返済期間の半分、大卒者は月1万5千円、短大・専門学校卒者は月1万円をそれぞれ上限額として、一人当たり約180万円を補助する。[84]

アナウンサー時代の出演番組

著書

脚注

注釈

  1. ^ ただし、戦前の市長には生年月日が不詳の者もおり正確には不明である[4]
  2. ^ 2019年時点での政令指定都市市長の中での最年少は、千葉市長熊谷俊人(41歳)であり、その上が堺市長永藤英機(42歳)である。そのため、高島は3番目に若い政令都市市長となる。高島のすぐ上の政令指定都市市長は川崎市長福田紀彦(47歳)である。

出典

  1. ^ a b c 初当選の高島氏「子ども病院の不信感払う」福岡市長選 現職吉田氏に6万5千票差つけ大勝”. ふくおか経済. 週刊経済 (2010年11月23日). 2013年11月28日閲覧。
  2. ^ “福岡市長候補・選挙公約 (2) ~高島宗一郎氏”. NET-IB NEWS. (2010年11月4日). http://www.data-max.co.jp/2010/11/2010-864.html 2013年11月28日閲覧。 
  3. ^ 渡邉裕二 (2015年8月3日). “これじゃ福岡市・高島市長もメンツ丸潰れ!? 世界遺産登録に続いて…TGCの北九州市開催裏事情!!”. 芸能ジャーナリスト・渡邉裕二のギョウカイヘッドロック. HOLIDAY BLOG. 2016年10月1日閲覧。
  4. ^ “「高島宗一郎氏=戦後最年少」の謎”. NET-IB NEWS. (2010年11月17日). http://www.data-max.co.jp/2010/11/17/post_12585.html 2013年12月13日閲覧。 
  5. ^ “福岡市長に36歳高島氏、戦後では歴代最年少” (日本語). 読売新聞. (2010年11月14日). http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101114-OYS1T00524.htm 2010年11月14日閲覧。 [リンク切れ]
  6. ^ 長及び議員の任期満了一覧(平成30年10月2日更新)
  7. ^ “福岡市長選 現職の高島氏が当選確実”. NHK NEWS WEB. (2014年11月16日). http://archive.is/0G97G#selection-641.0-641.17 2014年11月16日閲覧。 
  8. ^ “無党派に「高島」の風 福岡市長選分析”. 産経新聞. (2014年11月18日). http://www.sankei.com/region/news/141118/rgn1411180064-n1.html 2014年11月22日閲覧。 
  9. ^ “高島氏、全7区でトップ 自公支持層から手堅く”. 西日本新聞. (2014年11月17日). http://www.nishinippon.co.jp/feature/fukuoka_city_election/article/127507 2014年11月22日閲覧。 
  10. ^ “高島・福岡市長、3選立候補へ 麻生財務相に意向伝える”. 朝日新聞. (2018年9月29日). https://www.asahi.com/articles/ASL9R7HKWL9RTIPE01M.html 2018年10月25日閲覧。 
  11. ^ “福岡市長選 推薦巡り現職市長と自民市議団などが神経戦”. 毎日新聞. (2018年10月25日). https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181025/k00/00e/010/268000c 2018年10月25日閲覧。 
  12. ^ “【たっぷり福岡市長選】「市民にかけられた魔法を解きたい」共産党が推薦、神谷氏が主張した福祉や経済論”. 西日本新聞. (2018年10月6日). https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_city_election/article/455731/ 2018年10月25日閲覧。 
  13. ^ “市民クラブは自主投票 福岡市長選、独自候補を断念”. 西日本新聞. (2018年10月24日). https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_city_election/article/459962/ 2018年10月25日閲覧。 
  14. ^ “自民、福岡市長選で現職支持”. 日本経済新聞. (2018年11月15日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37796920V11C18A1PP8000/ 2018年12月3日閲覧。 
  15. ^ “福岡市長に高島氏3選 史上最多の28万票超 投票率は過去最低31・42%”. 西日本新聞. (2018年11月19日). https://www.nishinippon.co.jp/nnp/fukuoka_city_election/article/466635/ 2018年11月19日閲覧。 
  16. ^ 人が日本一集まる街・福岡の「タグ付け」戦法東洋経済オンライン
  17. ^ 情報誌への損賠訴訟 高島市長の勝訴確定 福岡 2016.9.22 産経新聞
  18. ^ 三谷幸喜が『いいとも』で仕掛けた“三谷マジック”は、耳だけじゃなかった!
  19. ^ 新テクノロジー、福岡に 高島市長がダボス会議出席 2017/01/25 産経新聞社
  20. ^ ダボス会議出席の福岡市長がエストニア首相と会談 相互交流に期待感 2018/01/31 産経新聞社
  21. ^ 福岡市長、9月の「夏季ダボス会議」4年連続出席へ 2018/05/31 産経新聞社
  22. ^ 若者起業率No.1! 福岡市が日本のシアトルになる日 Forbes JAPAN 2015年3月26日(2017年9月29日閲覧)
  23. ^ 役員名簿” (PDF). 組織・役員. 日本地下鉄協会 (2013年6月1日). 2013年12月30日閲覧。
  24. ^ “地方発の起業を拡大 8自治体が協議会設立”. 西日本新聞. (2013年12月23日). オリジナルの2014年1月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140119232135/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/59730 2013年12月23日閲覧。 
  25. ^ “王会長らが東京五輪・パラリンピック組織委の「顧問会議」メンバーに”. 西日本新聞. (2014年6月5日). http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/93040 2014年6月16日閲覧。 
  26. ^ “政令指定都市17市が参加する「指定都市 自然エネルギー協議会」が発足”. 家電Watch. (2011年7月27日). http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20110727_463343.html 2013年11月26日閲覧。 
  27. ^ 九州市長会が防災部会 産経新聞 掲載日:2016.10.14 07:03[1]
  28. ^ 福岡市長高島宗一郎 フラワーバレンタイン福岡アンバサダー就任式に出席しました
  29. ^ 「信頼」過去最高77.7% 「不信」は過去最低9.7% 市民625人調査 /福岡 
  30. ^ 福岡市税収入2933億8千万円、5年連続で最高更新 人口増などで 
  31. ^ 福岡市「住みやすさ」過去最高 今年度意識調査 市長「先人と市民のおかげ」 
  32. ^ 目指すは日本のシアトル 福岡市長の野望
  33. ^ a b 3000人を集めた明星和楽--「スタートアップ都市・ふくおか」宣言も
  34. ^ “「福岡市と英国とのMOU署名式」の開催について”. 福岡市ホームページ. (2013年3月22日). http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/37572/1/fukuokashitoeikokutonoMOU.pdf 2013年11月26日閲覧。 
  35. ^ 訂正:国家戦略特区6地域を指定、安倍首相「岩盤規制打破の体制整った」 http://jp.reuters.com/article/2014/03/31/l4n0mp2j6-abe-idJPTYEA2R07C20140331
  36. ^ クールジャパン有識者会議に高島福岡市長ら
  37. ^ クールジャパン戦略推進会議(第3期)第5回 第2部全体討議・議事録 p9参照(2017年9月29日閲覧)
  38. ^ 福岡市、NTTと包括提携 観光・災害に情報通信活用 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO85636400T10C15A4LX0000/
  39. ^ ABOUT CCF|CREATIVE CITY FUKUOKA(2017年9月29日閲覧)
  40. ^ 福岡市 アジアンパーティ(2017年9月29日閲覧)
  41. ^ 多様な才能が活躍できるスタートアップシティ福岡市のビジョン
  42. ^ 産学官連携功労者表彰とは 内閣府
  43. ^ 福岡市、ヤフーと包括連携協定、スタートアップ支援や人材育成、災害対策、地域活性化など5分野で http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160118_739475.html
  44. ^ a b 「ヘルシンキ市」及び「エストニア」へのスタートアップの海外展開支援を開始 福岡市 2016/12/05
  45. ^ a b 福岡市、起業支援、北欧と縁結び 日本経済新聞社 2016/12/09
  46. ^ 台北市、福岡市と覚書 起業支援で協力へ/台湾 中央通訊社 2017/02/08
  47. ^ 福岡市長高島宗一郎 『福岡市における事業展開』に関する4社(さくらインターネット、アカツキ、ピクシブ、メルカリ)合同記者に出席しました。
  48. ^ 福岡にITベンチャー4社進出 人材獲得、新事業創出めざす  日経新聞
  49. ^ 福岡市や仏・ボルドー都市圏など、スタートアップの相互支援に関する覚書を締結——世界のドローン・スタートアップを集めたイベントを初開催 http://thebridge.jp/2017/05/global-startup-drone-meetfes-2017-wrapup
  50. ^ “グローバルベンチャー創出を狙う福岡市がスタートアップ支援施設を集約化 校舎から生まれる新しいチャレンジ!FUKUOKA growth next始動”. ASCII. (2017年4月13日). http://ascii.jp/elem/000/001/467/1467886/ 2017年9月29日閲覧。 
  51. ^ 福岡市、シンガポール政府のスタートアップ支援機関ACEとスタートアップの相互支援に関する覚書を締結 THE BRIDGE
  52. ^ 福岡市とサンクトペテルブルク市、起業テーマに連携締結 産経新聞 2018/05/30
  53. ^ 福岡市,タイ国家イノベーション庁によるスタートアップに関するMOUの締結について 福岡市 2018/06/7
  54. ^ 屋台情報をAIが提案、「LINE」と福岡市が包括協定…決済機能など利便向上産経新聞社 2018/08/23
  55. ^ 福岡市LINE公式アカウントの友だちが100万人を突破しました New! 福岡市 2018/08/24
  56. ^ 国内外の起業家が交流 「ワラクサミット」始まる 中央区 [福岡県 ]西日本新聞社 2018/09/16
  57. ^ 国内外の起業家が交流 「ワラクサミット」始まる 中央区 [福岡県 ]西日本新聞社 2018/09/16
  58. ^ 国内外の起業家が交流 「ワラクサミット」始まる 中央区 [福岡県 ]西日本新聞社 2018/09/16
  59. ^ 13年グランプリファイナル 福岡開催が内定 http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2012/09/18/kiji/K20120918004142570.html
  60. ^ 福岡で来年11月市民マラソン開催へ http://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/f-sp-tp0-20130425-1117496.html
  61. ^ ラグビーワールドカップ2019組織委員会 開催都市決定【組織委員会】
  62. ^ 福岡市で世界水泳開催決定 市の地力発揮、2001年大会高評価も後押し
  63. ^ アジア初、福岡でヨット最高峰レース「アメリカズ杯」
  64. ^ 福岡市で来夏「アジア太平洋都市サミット」 覚書締結 [福岡県][2]
  65. ^ 福岡市長高島宗一郎 アジア太平洋サミット共同開催及びMOU締結式に出席しました [3]
  66. ^ 菅義偉長官がG20大阪開催を正式発表 「客室数、警備…総合的に判断」 当初から大阪が福岡、愛知より優位」 2018.2.21 21:52 産経新聞 閲覧2018.2.26
  67. ^ アジア太平洋都市サミット開幕 福岡市 国連ハビタット事務局長講演 [福岡県][4]
  68. ^ 格闘ゲーム世界最高峰の戦い 福岡市で「EVO」開幕”. 西日本新聞Web. 2019年2月28日閲覧。
  69. ^ 熊本地震、福岡市が「絞る支援」に挑んだワケ「自己完結型」は新たなロールモデルになるか 東洋経済オンライン
  70. ^ http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/53432/1/kyuenbusshihisaiti.pdf
  71. ^ 熊本支援する福岡市長が行った掟破りの「超法規的措置」
  72. ^ 災害時に首長ホットライン 九州市長会が防災部会を設置 西日本新聞 2016年10月13日21時34分 (更新 10月13日 23時41分)
  73. ^ 博多陥没が1週間で復旧、海外が絶賛「イギリスは半年かかった」
  74. ^ 福岡市、日本財団などと防災・減災で連携協定 産経新聞
  75. ^ 福岡市など、防災分野で新組織 水備蓄、企業の実験支援 日本経済新聞
  76. ^ 2017.7.21 07:09 産経新聞社 九州豪雨 ボランティアバス規制、福岡市が緩和提案
  77. ^ 2017.7.29 07:02 産経新聞社 ボランティアバスは旅行業法の規制外 観光庁、特例措置
  78. ^ 大森貴弘 (2014年5月16日). “福岡市がヤンゴンの水道事業に参入 漏水防止技術などで協力”. MSN産経ニュース. http://sankei.jp.msn.com/region/news/140516/fkk14051602060003-n1.htm 2014年7月13日閲覧。 
  79. ^ 「天神ビッグバン」規制緩和で民間投資を呼び込む ハード、ソフトの両面で福岡市中心部を刷新する 日経BP社
  80. ^ 水上公園にビルズなど出店、天神ビッグバン第1弾 読売新聞社
  81. ^ 大名小跡ビル高さ緩和 上限76メートル→115メートルに 福岡市と国合意 https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/340058/
  82. ^ “天神・博多港の高さ制限の緩和 福岡市、再開発へ弾み”. 産経新聞. (2017年9月27日). http://www.sankei.com/region/news/170927/rgn1709270052-n1.html 2017年9月29日閲覧。 
  83. ^ 新生児の難聴検査無料 福岡市、新年度から全額助成 早期発見、適切療育につなぐ”. 西日本新聞Web. 2019年2月28日閲覧。
  84. ^ 保育士の奨学金返済を補助 福岡市、1人180万円の補助”. qBiz 西日本新聞経済電子版 | 九州の経済情報サイト. 2019年2月28日閲覧。
  85. ^ 「福岡市を経営する」 ダイヤモンド社 2018年12月5日(2018年12月11日閲覧)

外部リンク