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* [https://blog.goo.ne.jp/arikikijyouzu 有吉弘行の部屋『聞き上手』]
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2020年3月2日 (月) 09:12時点における版

有吉 弘行
Hiroiki Ariyoshi
生年月日 (1974-05-31) 1974年5月31日(50歳)
出身地 日本の旗 日本広島県安芸郡熊野町
血液型 A型[1]
身長 172cm[1]
言語 日本語
方言 なし
最終学歴 広島県立熊野高等学校
師匠 オール巨人1992年12月弟子入り
出身  日本の旗 日本広島県安芸郡熊野町
コンビ名 猿岩石(1994年 - 2004年)
相方 森脇和成(コンビ時代)
芸風 毒舌芸・イジり芸・モノマネ芸
事務所 太田プロダクション
活動時期 1992年 -
同期 ふかわりょう
劇団ひとり
など
現在の代表番組 レギュラー番組
有吉くんの正直さんぽ
有吉ジャポン
有吉反省会
有吉ゼミ
櫻井・有吉 THE夜会
ほか
スペシャル番組

有吉の夏休み
有吉の壁
なるほど!ザ・ワールド
ほか
過去の代表番組 AKB48 ネ申テレビ
崖っぷち〜アラビアンサイトFEVER〜
有吉AKB共和国
爆問パワフルフェイス!
スター☆ドラフト会議
もてもてナインティナイン
ひろいきの
おーい!ひろいき村
マツコ&有吉の怒り新党ほか
配偶者 未婚
公式サイト 太田プロダクション 公式ホームページ
受賞歴
猿岩石として受賞したものは当該項目を参照
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有吉 弘行(ありよし ひろいき[* 1]1974年5月31日[1] - )は、日本お笑い芸人司会者広島県安芸郡熊野町中溝出身[1][2][3][4]。身長172cm。体重62kg。太田プロダクション所属。

略歴

1992年12月、まだ高校に在学中の有吉は『EXテレビ』(読売テレビ)の企画「公開弟子審査会」に合格し、オール巨人に弟子入りする[5]。しかし兄弟弟子と喧嘩をして相手に怪我を負わせてしまい、巨人から謹慎を言い渡される。

そのまま無断で巨人のもとを離れた有吉は、地元の同級生だった森脇和成を誘って二人で上京する。1994年、太田プロダクションに所属し、森脇とお笑いコンビ猿岩石を結成、猿岩石のボケ担当としてデビュー[6][* 2]

1996年、『進め!電波少年』でのヒッチハイクの旅企画で話題となりブレイク[6]

帰国後、CDや著書が爆発的に売れるも、肝心のお笑いで結果を残すことができず、ほどなくして人気は低迷し仕事が激減。本人によれば「天狗」になっており、あまり人に好かれていなかったようだと言う[7]。そのためブームが去るとその後の転落速度は相当なものであったという[8]

それから7、8年間、広島のローカル局での出演以外は仕事がなく、経済的に自活することもできずに食事などは上島竜兵らの世話になっていた[2][9]。仕事もなくほとんど家におり、ネタもない為、ブログには作り話を多く綴っていた[10]。不遇の時代については#ブレイクと転落を参照。

2004年[1]、猿岩石を解散、ピン芸人として活動を始める。このころから、『内村プロデュース』に度々出演するようになり(最初の内は猿岩石として、解散後には有吉が一人で)、これが久方ぶりの全国ネット番組への出演となり[11]、復活へのきっかけとなった[12][* 3]。有吉によれば、自身の復活は正しく「内Pのおかげ」であり、「内Pで再デビュー」といった気持ちでもあったという[13]。なお、内P出演時は基本的にリアクション芸、基本的に裸、であった(そのために、体力も錬成しダイエットも行ったと言う)[14]。また、女性ファン層は諦め、同世代の男性に的を絞っていった[15]。そしてダチョウ倶楽部の協力などもあり[16]、それら一定の成果を収めた[17]。有吉によれば、結果的には「裸」が功を奏したと言う[18]。月収はいつしか30万円程度にまで回復していた[19]

2007年、『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』で発生した「おしゃクソ事変」が話題を呼ぶ[20](詳しくは後述)。これは2007年8月23日放送回で、品川庄司品川祐に対し世間が持っているイメージを「おしゃべりクソ野郎」と表現し、これが爆笑を呼んだと言うもの[20]。このコメントは同番組の年間流行語大賞となり、有吉本人も「久々に爆笑という感覚を味わった」(有吉弘行 2012 『お前なんかもう死んでいる』p.134より引用)と言う。この後、有吉はあだ名、毒舌芸人として人気を得ることとなる[20]

なお有吉が2010年に述懐したところによれば、決して自分から「再ブレイク」などと言って反感を買うようなことはせず、できるだけ目立たず、名誉より金、ということである[21]R-1ぐらんぷりにも興味はなく、太田プロのライブにも出ていないとのこと[22]

その後順調に仕事は増え、2011年にはメディアの調査・分析を行うニホンモニターの調査による「2011年テレビ番組出演本数ランキング」において、出演総本数499本で1位となった[23]

2012年3月、広島県観光大使に就任した[3][24]

2013年11月23日、第10回『IPPONグランプリ』初優勝。

2013年時点でテレビのレギュラー番組15本、そのうち8本が有吉の冠番組となっている。特に、2013年だけで5本のレギュラー番組が増え、そのうち4本が冠番組を占めるなど、2013年は仕事の幅を広げた[25]

2014年11月8日、第12回『IPPONグランプリ』二度目の優勝。

2019年4月『有吉のお金発見 突撃! カネオくん』がレギュラー放送となり、主要なテレビ局(NHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京)全てに、レギュラー冠番組を持つことになった[26]

ブレイクと転落

ブレイク時の有吉の月収は、最高で2000万円[27][* 4]に達していた。しかし有吉は「ブームはそう長くは続かない」と考えており、毎月の生活費を抑え貯蓄に励んだ[28]。貯蓄は最高時で7000万円に達したが、税金の支払いなどで残ったのは約4000万円であった[29]

その後、有吉の予想通りに仕事の量は減少。毎月100万円だった給料も歩合制へとなり、月収7〜8万円、もしくはゼロとなっていった[30]。しかしながら、ブレイク時の収入を貯蓄していた有吉は、貯蓄を切り崩すことで不遇の時期を乗り切っていった。有吉は当時を振り返り、「このような倹約があったからこそ、不遇の時代を借金することなしに過ごすことができた。でなければ恐らくホームレスに転落していた」「この貯蓄があったから踏みとどまれた」などと述懐している[31]。なお、約4000万円あった貯蓄は、7・8年後には数百万円程度まで減少していた[32]

しかしながら有吉は、転落してしまったことに非常にストレスを感じ、相当に思い詰めていた。収入が少ないにもかかわらず、人に蔑まれるのが苦痛で、アルバイトなどもできなかった[33]。また、この頃には自殺も考えたと言う[34]。芸事の方向性も迷走し、有吉は漫画用具一式を購入し漫画家を志しかけたり[35]、逸物を切り落として「オネエ」タレントとして再起を図ろうとしたり[36]、AV男優になろうと考えてみたりしたこともあったという[37]

芸風

コンビ時代は漫才コントを行いネタ作りも担当していたが、解散後はピン芸人としての舞台用のネタなどは一切持っておらず、バラエティ番組に特化した純粋なテレビタレントである。後述の「あだ名の命名」に代表されるような、毒舌や辛口コメントを得意としている。毒舌に関しては、有吉自身が『嫌われない毒舌のすすめ』[38]『毒舌訳 哲学者の言葉』[39]という著書を出版するほどである。

あだ名の命名

発端と経過

発端は『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』2007年8月23日放送分においてである。有吉が「一発屋芸人にならないための方法」を指南する役としてゲスト出演し、そこで「世間から『これ』という固定イメージを持たれないことが大事」と解説。その話の流れで、有吉がひな壇に並ぶ他のゲストたちに、「世間が持ってるイメージ」をアドリブで直接伝えていくことになった。その際に品川祐に対して、品川の芸風を揶揄して「おしゃべりクソ野郎」というあだ名を命名した。この一連の流れが大爆笑を誘い、その後他の番組でも「有吉が品川のことを『おしゃべりクソ野郎』と呼んだ」というエピソードが多く語られるなど次第に反響は大きくなり、ついには2008年3月13日放送分において、この「おしゃべりクソ野郎」が、「アメトーーク!年間流行語大賞」に選ばれた。この一連の出来事を有吉自身は、「おしゃクソ事変」と呼んでいる。

この出来事以降、有吉のこの『あだ名の命名』という特技が『アメトーーク!』を中心に多くの番組で取り上げられ、多数の共演者に対して毒を含んだあだ名を命名している。これをきっかけとして、有吉は「毒舌キャラ」「イジりキャラ」と認識され再びテレビの露出が多くなり、再ブレイクに至った[40][41]

『日経エンタテインメント!』2008年12月号によると、本人が一番気に入っているのは山崎静代南海キャンディーズ)につけた「モンスターヴァージン」とのことである。また、自分自身につけているあだ名は「丸顔鼻フック」と「二発屋」。

あだ名に対する周囲の反応

2008年2月28日付の品川のブログでは「有吉さんと『仲悪いんですか?』とか言う奴がいる。めんどくせぇ。本番中に悪口言われるのは、ありがたいんだよ」と語っている。

有吉は、『アメトーーク!』の演出兼プロデューサー加地倫三(あだ名は「オシャレ骸骨」)に対して「(テレビにたくさん出られるようにしてくれた)加地さんと雨さん(雨上がり決死隊)と品川に感謝です」という感謝のメールを送っている[42]

有吉に「元気の押し売り」というあだ名をつけられたベッキーは、ブログで「それにしても有吉さんのネーミングも最強ですね!(中略) しつこいようですが、“おもしろければ何でもOK”な人間なので、私は大丈夫です! あー楽しかったー!!!」と有吉を大絶賛している[43]

2009年10月29日付けのブログでは、差出人部分に「有吉を殺す会」と書かれたはがきが送られてきたことを明かしている[44][45]

命名に対する評価

有吉のあだ名命名については、「特に、タレントにあだ名をつけるのが天才的にうまい」「『クソ』『野郎』が多いのが目につきますが、毒の含み具合が絶妙」(芸能ライター)[40]、「あだ名芸人として活躍の場を広げている」(『TV LIFE』編集部)[46]と、内外から評価され、有吉の「瞬時に人物の特徴を捉える」あだ名の命名は「芸」であるとの評価がなされている。

人物

家族

有吉は広島県安芸郡熊野町出身である。田んぼに囲まれた中に有吉家はある[47]。具体的な時期は不明であるが、2010年に死去した父親は無職で、母親は熊野筆の穂先を造る内職をしていたとのこと。一部報道では、「広島の実家は古くから熊野筆の軸の部分を製造する工場を経営している」と紹介されているが[2][48]、有吉はネット配信番組でこれを否定している[49]。近所の住人たちは「お父さんはあまり仕事が好きな人じゃなかった。麻雀ばかりやっていた。お母さんがよく働いていた。お母さんが近所のスーパーで働いている姿を見かけた」と述べている[47]

4歳年下の弟がおり、『有吉弘行の田舎発見バラエティ!「明日あいたい島村さん」』(フジテレビ.2017.1.7) で兄弟共演ロケを行っている[50]

趣味・嗜好・特技

広島出身ということもあってプロ野球広島東洋カープのファンである。高校時代は勉強そっちのけでアルバイトして金を稼ぎ、原付を使って広島市民球場に年間30回程行っていた[51]。また、Twitterで同姓の千葉ロッテマリーンズ有吉優樹を応援していると明かし、プロ初勝利を飾った際は祝福のコメントを投稿していた。また生粋のアンチ巨人でもあり、2018年のオフに同年セ・リーグMVPを受賞した丸佳浩FA権を行使して巨人へ移籍した際には「いい加減にしてくれ」と巨人に対する不満を露わにしている[52]。2019年からは日本テレビで「有吉さんに巨人を好きになってほしい」というコンセプトの番組『有吉×巨人』という冠番組が不定期で放送されており、有吉は同番組のMCを務めている[53]

上京した当初は、飲食店でアルバイトをしていたこともある[54]

風俗店を好み、『お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ50の法則』(2012版)でもp.93-、p.201などで言及している。

好きなタイプの女の子は「パンクロッカー」。理由は「周りに流されずに自分を貫いているから」。嫌いなタイプの女の子は「清純派と呼ばれるグラビアアイドル」「自称・業界人と知り合い」。 パンクロッカーがみたいために(有吉曰く)パンクロッカーが多い高円寺を散歩するのが好き。一度、パンクロッカーを探しに高円寺を散歩していたらエリック・クラプトンに会った事があり、ピックを貰おうとしたところ、500円玉を渡された事がある。

初めて買ったCDTM NETWORKの「Self Control」。中学校の同級生は「有吉は人が嫌がるものまねをよくしていた。」と述べている[47]。「理想は1億円残したまま、自宅でひっそりと死んでいる。」と著書で語っている[47]

親交関係

竜兵会

上島竜兵を中心とする飲み仲間「竜兵会」の一員である。竜兵会に高田文夫が顔を見せた際に、酔っ払った上島に対する有吉の突っ込みの面白さを見た高田は、自身のラジオ番組ラジオビバリー昼ズ』に有吉を起用(2006年に高田が休養した際、中継レポーターの春風亭昇太がMC代行となったため、スライドで中継担当になった)することを決めたという[55]

ウッチャンナンチャン・さまぁ〜ず

第2日本テレビのネット配信番組『電波少年的懸賞生活2009[56]に出演し、同番組のプロデューサーより再ブレイクのきっかけを訊かれた際、「世間的には『内村プロデュース』の印象が強いと思うが、実は『リングの魂』の柔道企画等、(内村のみならず)南原さんにも大変お世話になっていて、ウッチャンナンチャンの両氏にずっと使ってもらったおかげ」と答えている。その際、『内村プロデュース』に関して「売れてない時期があったからこそ当時のレギュラーメンバーの凄さに気づく事ができた」と答え、ネット配信番組『内村さまぁ〜ず』に出演した際には、Twitterにて内村光良さまぁ〜ずの3人について「3人は命の恩人ですので細心の注意を払うべきですが、それをさせない緩さがある」と評している[57]

元師匠・オール巨人

1993年3月2日放送分『EXテレビ』(読売テレビ)で行われた企画「公開弟子審査会」に有吉が参加し、合格。オール巨人に弟子入りする[5]。しかし弟子入りして8か月後[58]、元々相性が悪かった兄弟子を歯が折れるほど殴ってしまい[5]、有吉は巨人から「暴力を振るうような人間にするために弟子を取ったのではない」「乱暴者はいらん」と謹慎を命じられる[59][58]

謹慎中だった有吉は、巨人には無断で巨人のもとを離れ、1994年に森脇和成とお笑いコンビ猿岩石を結成し上京。太田プロダクションの所属となる。そして、1996年に『進め!電波少年』でのヒッチハイクの旅企画で話題となる。何も聞いていなかった巨人は、テレビで見て初めて有吉が東京で芸能活動を継続していることを知って驚いたという[58]

女性セブンのインタビューによれば猿岩石の旅企画の終了後、オール巨人の著書によれば『TBSのオールスター感謝祭』で一緒になった時[59](女性セブンによれば有吉はすぐに巨人の楽屋を訪れたことになっている)、スタジオで巨人を見かけるなり、(何故か森脇と共に)土下座して「すみませんでした!」と謝罪した[59][58]。巨人は「これで正式に破門や。お前も辛かったんやろ」と声をかけた[58]。この時巨人は、土下座する森脇に笑いながら「君は関係ないやん」と言ったそうである[59]。有吉はいつか巨人に再会した時の事を考えてずっと「びびっていた」といい、巨人が挨拶に来るか電話の一本も入れればいいのにと言った所、それを行う勇気すら出なかったと答えたと言う[60]。巨人によれば有吉は番組の企画で弟子になった時期があっただけのことであり、いつまでも巨人の元弟子だと言われるのはちょっと可哀想であるとしている[60]

一方、弟子時代の有吉の印象について巨人は、「実は謹慎を命じた印象が強すぎて、他のことはあまり覚えていないんです」と語っている[58]

後に、ダウンタウンDXで巨人と有吉は共演しており、有吉から巨人は「楽屋の厄介者」というあだ名を命名されている[61]

Twitter関係

有吉弘行は、Twitterのフォロワー数が最も多い日本人である(2020年2月現在)。2012年11月末に、フォロワー数が、当時首位だったソフトバンクの社長・孫正義を抜いて日本人としては1位となり、2013年2月6日には、国内初の200万フォロワーを達成した[62]。さらに2014年3月1日、国内初フォロワー300万人を突破[63]。その後もフォロワーは増加を続け、2015年1月31日に400万人、同年11月20日に500万人、2016年9月4日に600万人[64]、2018年1月3日に700万人に到達した。

評価

お笑い評論家のラリー遠田は、芸能界における毒舌キャラに必要な条件として「的外れではない鋭い批評精神があること」「悪口を言っても許される人間であること」の2つを提示し、有吉はその2つを兼ね備えていると評している。特に、2つ目の『悪口を言っても許される人間であること』という点について、遠田は雑誌『m9』(晋遊舎)での有吉のインタビュー記事の「売れない時期が続いてやさぐれたっていうことで、『やさぐれて当然だ』っていうバックボーンは作れたんじゃないですかね」という発言を引用し、「一時は頂点を極めながら最底辺まで落ちぶれたという点で、有吉ほど強力な『毒舌の免罪符』を持っている芸人もなかなかいない」と表現している[65]

芸人の千原ジュニアは有吉の毒舌テクニックについて、「有吉は毒舌を言った後に絶対に笑う」というポイントを語り、アメ(笑顔)とムチ(毒舌)を使い分け、毒舌を吐いた相手を本気で怒らせない有吉のしたたかな芸風を指摘した。また、千原は有吉を「カウンター芸の極み」だと評し、求められるままに手持ちのネタを出してばかりである芸風の自分を「残高が減る一方」と表現し、逆に相手から投げられたボールを返すことを主とする有吉のトークテクニックを挙げ、「有吉の残高はまだまだある」と表現した[25]

虎の門』という生放送の番組で、体調の悪かった有吉は生放送中にカメラの前でゲロを吐いてしまった。しかし、有吉は咄嗟にゲロを左手でキャッチしてポケットにしまい、一連の行動で笑いを取りながらも何事もなかったように振る舞い、放送事故にならずに済んだ。この有吉のプロ根性を同番組で共演した土田晃之は賞賛している[26]

放送作家鈴木おさむは、ほとんど構成を立てず有吉の自由な休日をVTRにまとめただけの『有吉の夏休み密着100時間』(フジテレビ系列2013年9月7日放送)が、14.2%という高視聴率を獲得したことについて、「『○○の休日』などという内容で視聴率が取れたのは一昔前の大スターが出演する番組のみであり、最近では成立するのが難しいと言われていた。しかし、その殻を久々に破ったのが有吉だった」と解説した。その話を受けた芸人の関根勤は、「このまま(有吉の活躍が)2年3年と続くと、さんまさん(明石家さんま)やたけしさん(ビートたけし)らに次ぐ、芸能界の『新しい柱』になり得る」と評価した[25]

小籔千豊は、有吉を「同年代の中の、超ウルトラハイパー覇者」と評している[66]

出演


テレビ

現在の出演番組

レギュラー番組

準レギュラー番組 (または不定期出演)

スペシャル番組 (継続出演している特別番組)

日本テレビ

テレビ朝日

  • ナレーター有吉(2018年8月15日・12月26日) MC
  • 有吉のお饅頭が貰える演芸会(2018年12月7日) MC
  • 潜入有吉(2019年8月14日) MC
  • 有吉クイズ(2020年1月9日・1月16日)

TBS

テレビ東京

  • 土曜スペシャルMC
    • 芸能人が楽しい趣味を教える 有吉、やってみよう!(2017年9月16日)[68]
    • 有吉のぐるっと一周こんにちは旅 伊豆大島(2018年2月10日)
    • 有吉と7人の島人たち~八丈島で人探し!爆笑ハプニングの旅SP~ (2018年11月3日)
    • 有吉と5人の島人たち(2019年4月20日)

フジテレビ

  • 有吉の夏休み(2013年9月7日・2014年9月6日・2015年9月18日・2016年9月3日・2017年9月2日・2018年9月1日・2019年9月7日)MC
  • なるほど!ザ・ワールド(2015年10月10日・2016年7月4日・2017年4月8日・2018年1月8日・2019年1月1日・2020年1月1日)MC
  • 有吉ダマせたら10万円(2018年7月29日・2019年2月23日・2020年2月22日) MC

RCCテレビ

  • RCCテレビ・有吉の2月特番 MC
    • 有吉!謎解き物語(2015年2月14日)[69]
    • V字復活!有吉カンパニー〜ホントにあった大逆転リアルストーリー〜(2016年2月13日)[70]
    • 神ってる 有吉大明神〜神ってるアレの理由を大公開〜(2017年2月11日)
    • 激ウマ 怪盗有吉瀬戸内の絶品グルメを狙え!(2018年2月10日)
    • ヘイヘイホー!有吉は木を切る。~広島の温泉街に檜の露天風呂を作っちゃったSP~ (2019年2月9日)

過去の出演番組

レギュラー番組


準レギュラー番組

スペシャル番組

  • 歌う!苦労人(2015年2月28日、テレビ朝日)MC
  • 究極バトル“ゼウス”(2015年4月9日・2016年2月11日・11月24日、TBS)MC
  • 有吉弘行の野球バカ〜ん!(2015年9月5日、フジテレビ)MC[83]
  • 芸能界煩悩CUP(2015年9月29日・2016年1月2日、関西テレビ)MC[84]
  • 有吉弘行のドッ喜利王(2015年10月21日、TBS)MC
  • 芸人キャノンボール(2016年1月1日・8月24日、TBS)[85]
  • タシカケ(2016年1月2日、フジテレビ)MC
  • 情報を持って旅に出よう!有吉のザツガクルーズ(2017年3月12日、フジテレビ)MC
  • 大富豪有吉(2017年6月17日、フジテレビ)MC
  • 有吉探検隊(2017年8月16日・12月27日・2018年3月21日)MC
  • 有吉中継 現場からお届けしました!(仮) (2018年1月6日)MC[86]
  • 助けて!有吉! (2018年2月17日)MC
  • 有吉のこの人何でNEWSにならないの!?(2018年3月25日)MC
  • 有吉ドキュメンタリー(2018年6月23日、関西テレビ)MC
  • 悪魔の美容術 禁断の美容法を試した人は今大丈夫なのか!?(2018年12月18日)MC

ラジオ

現在の出演番組

過去の出演番組

インターネット配信

ドラマ

映画

舞台

CM

CD

猿岩石
猿岩石#猿岩石名義』 (1996年-1999年)を参照。
KEN-JIN BAND
KEN-JIN#ディスコグラフィ』 (2001年-2004年)を参照。
マンクマン

劇団ひとりとのユニット

DVD

  • 死球 〜dead ball〜 vol.2(2005年)
  • オレがやるよ!それだったらオレがやるよ!じゃあオレがやるよ!どうぞ!どうぞ!どうぞ! 〜ダチョウ倶楽部のリアクション祭り〜(2005年)
  • その時…上島が動いた(2007年)
  • 我々は有吉を訴える 〜謎のヒッチハイク全記録〜(2008年)
  • ノーマニフェスト for UESHIMA(2008年)
  • ものまねプロレス祭2008 まねんのか!(2009年)
  • イツザイ 「インディーズ芸人スペシャル」(2009年)
  • 大輔宮川のすべらない話2(2009年)
  • ギョーカイ騒然! 〜ココロにのこらない話〜(2009年)
  • リアクションの殿堂(2009年)
  • 我々は有吉を再び訴える 〜沖縄ヒッチハイク殺人未遂事件の全真相〜(2009年)
  • リアクションの殿堂 〜遺作〜(2010年)
  • 竜兵会の約束(2010年)
  • 我々は有吉を訴えるべきかどうか迷っている(2011年)
  • ふわふわトーク こんな感じでどうですか?(2013年)
  • 有吉の夏休み 密着100時間inハワイ もっと見たかった人のために放送できなかったやつも入れましたDVD(2014年)
ほか

書籍

  • 『オレは絶対性格悪くない!』(2008年9月、太田出版
  • 『怒りオヤジ 愛の説教BOOK』 (2009年3月、太田出版)
  • 『竜兵会 僕たちいわばサラリーマンです。〜出世術のすべてがここに〜』(2009年4月、双葉社
  • 『嫌われない毒舌のすすめ』(2009年7月、KKベストセラーズ
  • 『お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ50の法則』(2010年6月、双葉社) 2012年4月、文庫化(双葉文庫)。
  • 『毒舌訳 哲学者の言葉』(2012年4月、双葉社) 2013年5月、文庫化(双葉文庫)。
  • 『現代用語のクソ知識』(2013年10月、双葉社)文庫、2015年

脚注

注釈

  1. ^ 名前の読みは「ひろゆき」ではなく、「ひろいき」である。父親は本当は「ひろゆき」と名付けようとしてたのだが、出生届に「ひろいき」と誤って記入してしまい、住民票には「ひろいき」と表記されるようになったとのこと
  2. ^ オール巨人の付き人時代は、巨人の所属事務所である吉本興業には正式に所属していなかったので、移籍ではない。
  3. ^ なお、内村プロデュースに最初に出演した時、正確な芸名は「手裏剣トリオ」であった。トリオとしているものの、メンバーを増やした訳ではなく、猿岩石時代と同様に、二人組のままである。これはフジテレビ系列の『プレゼンタイガー』と言う番組での企画による。この時期お笑い業界は改名ブームではあったのだが猿岩石は改名をしても仕事は増えず、不憫に思った『プレゼンタイガー』のスタッフが、同じく担当する『内村プロデュース』へ出演させてくれた、と言う顛末である[12]
  4. ^ ちなみにブレイク前の給料は5万円。

出典

  1. ^ a b c d e 太田プロ 公式ホームページ
  2. ^ a b c 落ち目の有吉弘行をあえてレギュラーに 再ブレークに導いた広島県メディアpage=2
  3. ^ a b 「おしい!広島県」 - 中国経済産業局 - 経済産業省
  4. ^ 猿岩石応援団『猿岩石の素―有吉弘行 森脇和成の青春日記』鹿砦社、1996年、p. 25
  5. ^ a b c オール巨人 2012, p. 142.
  6. ^ a b 有吉 2012, p. カバー裏.
  7. ^ 有吉 2012, pp. 27–28.
  8. ^ 有吉 2012, p. 28.
  9. ^ 有吉 2012, pp. 59–62.
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参考文献

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  • オール巨人 (2012), 師弟 吉本新喜劇・岡八朗師匠と歩んだ31年, ヨシモトブックス 

外部リンク