「高槻市駅」の版間の差分
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土・休日のみ運転される[[阪急京都本線#快速特急(京とれいん 雅洛)・快速特急A(京とれいん)|快速特急A・快速特急]]を除き、全定期列車が停車する。 |
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定期列車で[[大阪市高速電気軌道|Osaka Metro]]の車両の乗り入れは当駅が東限である。 |
定期列車で[[大阪市高速電気軌道|Osaka Metro]]の車両の乗り入れは当駅が東限である。 |
2020年3月23日 (月) 14:37時点における版
高槻市駅 | |
---|---|
北口 | |
たかつきし Takatsuki-shi | |
◄HK-71 富田 (3.3 km) (4.3 km) 上牧 HK-73► | |
大阪府高槻市城北町二丁目1番18号[1] | |
駅番号 | ○HK-72 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■京都本線 |
キロ程 |
20.6km(十三起点) 大阪梅田から23.0 km |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
(特定日)64,173人/日 (全日)71,745人/日 -2017年- |
乗降人員 -統計年次- |
(通年平均)58,812人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)1月16日 |
乗換 | JR京都線高槻駅(徒歩9分) |
備考 | * 1943年(昭和18年)に高槻町駅から改称 |
高槻市駅(たかつきしえき)は、大阪府高槻市城北町二丁目にある、阪急電鉄京都本線の駅。駅番号はHK-72。
東隣の上牧駅との駅間距離は4.3kmで、阪急線内では最も長い[2][3]。
歴史
大阪と京都の中間に位置する高槻市は戦後より市街地の開発が進行し人口が急増、このためラッシュ時の混雑を緩和する必要があり駅の高架化が企図されてきた[1]。1980年(昭和55年)には朝夕のみ稼働する定期券専用改札口を設置するなど臨時の対策を講じていたが、翌年より連続立体交差事業が進められ、1994年(平成6年)に高架化工事が完了した[1]。
- 1928年(昭和3年)
- 1930年(昭和5年)9月15日 - 会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となる[2]。
- 1943年(昭和18年)
- 1949年(昭和24年)12月1日 - 新京阪線が京都本線に改称され、当駅もその所属となる[2]。
- 1969年(昭和44年)12月6日 - 大阪市営地下鉄堺筋線開業に伴い、当駅までの相互直通運転開始。(河原町駅まで直通する堺筋急行は1979年(昭和54年)3月5日から運行開始)
- 1981年(昭和56年)3月 - 「阪急京都線高槻市駅周辺連続立体交差事業」に基づき高架化工事着工。高架化工事中、構内引き上げ線が使用不能になるため、京都側(丸大食品工場裏付近)に高槻東信号所(引き上げ・折り返し用)が設けられた。
- 1989年(平成元年)4月 - 下り線高架化。
- 1993年(平成5年)10月 - 上り線高架化。(2号線は同年2月21日ダイヤ改正より使用開始)
- 1994年(平成6年)3月31日 - 「阪急京都線高槻市駅周辺連続立体交差事業」が竣工[5]。
- 1997年(平成9年)3月2日 - 全営業列車停車駅になる。
- 2011年(平成23年)5月14日 - 土曜日・休日に当駅を通過する快速特急の運転を開始し、全列車停車は平日ダイヤ時のみとなる。
駅構造
待避可能な島式2面4線のホームを有する高架駅。
ホームは3階にあり、改札・コンコースは2階の1か所のみ。各階を結ぶエレベーターや上り下りのエスカレーターが整備されているので、上下移動は比較的容易である。
自動改札機は東芝製で、PiTaPaなどのIC乗車券専用のものが2台置かれている(その他の全筐体もIC対応型)。主要な駅にあるごあんないカウンター(かつての「サービスセンター」)や定期券売り場も設置されている。
京都河原町寄りに引き上げ線があり、当駅で折り返す普通が主に使用する。
のりば
号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■京都本線 | 上り | 京都河原町・嵐山方面 |
3・4 | 下り | 茨木市・淡路・大阪梅田・天下茶屋方面 |
※内側2線(2号線と3号線)が主本線、外側2線(1号線と4号線)が待避線である。
駅ビル
駅ビルは『ミング阪急高槻』と名付けられ、阪急電鉄が運営している。スーパー(KOHYO)、飲食店、雑貨店、ファッション店、エステ(TBC)、スポーツクラブ(KONAMI)、理容室(QBハウス)、銀行(りそな銀行)などが入居する。
かつては、高槻市の行政サービスコーナーがあり、各種証明書の発行が可能であったが、2017年9月30日をもって閉鎖されている。
ダイヤ
土・休日のみ運転される快速特急A・快速特急を除き、全定期列車が停車する。
運行ダイヤの境界に設定されており、大阪梅田方面からの列車で当駅で折り返す列車が多数設定されている[6]。Osaka Metro堺筋線の天下茶屋駅発着の普通で当駅に到着する列車は朝夕の京都河原町駅発着列車を除き全て当駅発着である。日中は大阪梅田駅発着便を含めた普通の全てが当駅で折り返す。また、朝には当駅始発の準急大阪梅田行きが、平日朝には当駅始発の普通京都河原町行きが、深夜には当駅止まりの下り快速急行が設定されている。
定期列車でOsaka Metroの車両の乗り入れは当駅が東限である。
多くの普通が当駅で折り返すのをカバーするため、準急は当駅から京都河原町寄りの各駅に停車する。
日中は土休日の下りを除いて特急と準急との緩急接続が行われている[7]。
2008年(平成20年)秋から運行されている、行楽期の嵐山方面への臨時直通列車は当駅には停車しない。営業列車で当駅を通過する列車の設定は1997年(平成9年)以来である。
利用状況
2017年(平成29年)度ある特定日におけるの1日の乗降人員は64,173人で、阪急電鉄全線では第8位である[8]。
各年度の乗車・乗降人員の推移は下表の通り。
年度 | 特定日 | 1日平均 乗車人員[9] |
出典 | |
---|---|---|---|---|
乗降人員 | 乗車人員 | |||
1995年(平成 | 7年)69,427 | 34,290 | - | [10] |
1996年(平成 | 8年)75,087 | 37,154 | [11] | |
1997年(平成 | 9年)75,637 | 37,223 | [12] | |
1998年(平成10年) | 76,571 | 37,338 | [13] | |
1999年(平成11年) | - | |||
2000年(平成12年) | 70,617 | 35,273 | [14] | |
2001年(平成13年) | 68,896 | 34,260 | [15] | |
2002年(平成14年) | 67,411 | 33,542 | [16] | |
2003年(平成15年) | 63,939 | 31,681 | [17] | |
2004年(平成16年) | 64,094 | 31,607 | [18] | |
2005年(平成17年) | 66,660 | 33,106 | [19] | |
2006年(平成18年) | 63,781 | 31,743 | [20] | |
2007年(平成19年) | 65,301 | 32,481 | 35,194 | [21] |
2008年(平成20年) | 63,429 | 31,440 | 35,800 | [22] |
2009年(平成21年) | 60,218 | 29,619 | 33,441 | [23] |
2010年(平成22年) | 61,253 | 30,094 | 31,995 | [24] |
2011年(平成23年) | 62,859 | 30,887 | 33,194 | [25] |
2012年(平成24年) | 62,115 | 30,511 | 33,962 | [26] |
2013年(平成25年) | 63,167 | 30,937 | 34,258 | [27] |
2014年(平成26年) | 62,858 | 30,720 | 34,852 | [28] |
2015年(平成27年) | 64,468 | 31,474 | 34,667 | [29] |
2016年(平成28年) | 64,261 | 31,342 | 35,077 | [30] |
2017年(平成29年) | 64,173 | 31,304 | 35,334 | [31] |
駅周辺
数百メートル離れたJR高槻駅周辺が再開発により大型商業施設が集積しているのに比べ、当駅周辺には高架化の前後を通じて目立った再開発事業はなく、大型商業施設が存在せず小規模な商店・飲食店が建ち並ぶ「私鉄駅」の佇まいを残す。
1階コンコース(東西自由通路)と、梅田寄りの高架下広場、北口駅前の噴水広場は、毎年ゴールデンウィークに開催される「高槻ジャズストリート」の演奏会場となっている。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線(JR京都線)高槻駅
- 距離にして約700メートルほど離れている(徒歩9分程度)。乗り換え検索サイト・ソフトの一部には、両駅間を徒歩連絡で案内するものもある。
- 大阪医科大学・大阪医科大学附属病院
- 大阪薬科大学附属薬局
- 関西大学高槻ミューズキャンパス
- 高槻中学校・高等学校
- 高槻市役所
- 高槻市立中央図書館
- 高槻市消防本部・中消防署
- 高槻警察署
- 高槻市保健所
- 高槻城跡公園
- 高槻駅前郵便局
- ゆうちょ銀行高槻店
- 高槻郵便局
- 高槻城北郵便局
- 高槻市立しろあと歴史館
- 高槻阪急(阪急百貨店)
- グリーンプラザたかつき(松坂屋高槻店)
- アクトアモーレ(アル・プラザ高槻)
- 大阪外環状線
- 大阪府道79号伏見柳谷高槻線
バス路線
北口に高槻市営バス(市営バス発車予定時刻表も参照)、南口に京阪バスが乗り入れている。停留所名は前者が「阪急高槻駅」、後者が「阪急高槻」。
北口は駅前のみずき通り沿いにのりばが6つあるが、南口は周辺の道路が狭隘なため1つしかない。なお、阪急電鉄系の阪急バスは乗り入れていない。
高槻市営バス
- 1番のりば - 1 JR高槻駅南行
- 2番のりば - 4 阪急富田駅、17A 栄町、22・23 柱本団地方面
- 3番のりば - 18 富田団地方面
- 4番のりば - 15 北大塚、15A 北大塚(野田・六中前経由)、16 下田部団地、17B 車庫前(玉川橋団地経由)、19 玉川橋団地(竹の内小学校前経由)
- 5番のりば - 14 六中前、13 前島、12 道鵜町、7・7A 上牧方面/1 JR高槻駅南行
- 6番のりば - 32 上成合、33 川久保、34 梶原東、56 別所本町公園北、57A (美しが丘経由)寺谷町方面
京阪バス
いずれの経路も高槻営業所が担当する。
- 1A・2号経路[32] - 枚方市駅行(松原・辻子・大塚・枚方公園口経由)
- 1B・2B号経路 - 竹ノ内町行(松原・辻子・大塚経由)
- 1A・5A号経路[32] - JR高槻行(市役所前経由)
- 早朝バス - JR高槻行(市役所前経由)(平日朝のみ、国道田ノ口始発)
- 5・5A号経路 - 番田一丁目行(松原・辻子・大塚・竹ノ内町経由)
隣の駅
- 阪急電鉄
- ■京都本線
脚注
- ^ a b c d 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、98-99頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ a b c d e f g 生田誠『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・24-25頁頁。ISBN 978-4-7791-1726-8。
- ^ 開業当時は大山崎駅まで7.1kmにわたって駅がなかった。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、50頁。ISBN 978-4-10-790027-2。
- ^ 『阪急コレクション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 1〉、2000年、135頁。ISBN 4-89485-038-9。
- ^ 競合するJR高槻駅でも、同様に大阪方面へ折り返す列車の設定がある。
- ^ 土休日下りは特急・準急の次の停車駅である茨木市駅で行われている。
- ^ JRの新快速(京阪神快速)が高槻駅に停車する以前は阪急電鉄全体で第5位だった。
- ^ 高槻市統計書より
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ a b 1A号は早朝と夜間のみ設定。派生元の1号は当駅に寄らず、JR高槻に直行する。