コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「I」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
見出しを変更
タグ: モバイル編集 モバイルアプリ編集 iOSアプリ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: 「Osaka Metro」のリンク修正 - log
49行目: 49行目:
* [[インフィニティ (日産自動車)|INFINITI]]の[[乗用車]]。→[[インフィニティ・I]]
* [[インフィニティ (日産自動車)|INFINITI]]の[[乗用車]]。→[[インフィニティ・I]]
* [[エンジン]]の[[燃料噴射装置]]の英語のinjectionの頭文字の'''i'''。また、この装置が装備されていることを表す。(例: [[BMW]]330'''i'''、PGM-F'''I''')
* [[エンジン]]の[[燃料噴射装置]]の英語のinjectionの頭文字の'''i'''。また、この装置が装備されていることを表す。(例: [[BMW]]330'''i'''、PGM-F'''I''')
* [[駅ナンバリング]]制度では、東京の地下鉄では[[都営地下鉄三田線]](m'''I'''ta、Mは[[東京メトロ丸ノ内線]]で使われている)、[[大阪市高速電気軌道]]では[[大阪市高速電気軌道今里筋線|今里筋線]] ('''I'''mazatosuji) を表す。
* [[駅ナンバリング]]制度では、東京の地下鉄では[[都営地下鉄三田線]](m'''I'''ta、Mは[[東京メトロ丸ノ内線]]で使われている)、[[大阪市高速電気軌道]]では[[Osaka Metro今里筋線|今里筋線]] ('''I'''mazatosuji) を表す。
* [[西野カナ]]のデビューシングル。→[[I (西野カナの曲)]]
* [[西野カナ]]のデビューシングル。→[[I (西野カナの曲)]]
* [[F-BLOOD]]のデビューシングル。→[[I (F-BLOODの曲)]]
* [[F-BLOOD]]のデビューシングル。→[[I (F-BLOODの曲)]]

2020年3月23日 (月) 15:57時点における版

Ii Ii
ラテン文字
Aa Bb Cc Dd    
Ee Ff Gg Hh    
Ii Jj Kk Ll Mm Nn
Oo Pp Qq Rr Ss Tt
Uu Vv Ww Xx Yy Zz
  • 各行左側のAEIOUは母音である。

Iは、ラテン文字アルファベット)の9番目の文字。小文字は i であるが、トルコ語アゼルバイジャン語では点のない ı がある。

字形

大文字は、一本の縦棒である。しかし、それではLの小文字「 l 」や数字の 1 など混同し易いせいもあって、手書き文字(ブロック体)であっても通常はセリフを上下に付けて区別する。

この場合、数字の 1 は飾りを上だけにする、数字の 7 は鉤を付ける、小文字の L は筆記体で ℓ と書く、というように区別する。

筆記体では、本体は下部が左に流れるが、ベースラインを超えない。また、右下から左に弧を描いて文字の頂点までの飾りを付ける。フラクトゥールで、書体によっては (J) と区別が付かない(あるいは、もともと異体字であったIとJの区別を設けていない)。また、T の筆記体と紛らわしいがフラクトゥールでTはのようであり、区別が付く。

小文字は、縦棒の上に(トルコ語とアゼルバイジャン語を除き)点を付ける。縦棒はしばしば下部が右に曲がり、折り返すこともある。筆記体で前の文字から続くときは、下部左から、右上に向かって後で書かれる本体に合流する。フラクトゥール。文字の上部に付けるダイアクリティカルマークが付く場合、普通は点を取った上で付ける。

歴史

ギリシャ文字Ι(イオタ)に由来し、キリル文字ІЈと同系の文字である。IとJの2形があったが、I母音を、J半母音を、区別して表すようになった。両者が区別して使われるようになったのは15世紀以降である。

呼称

音素

この文字が表す音素は、/i/ないしその類似音である。

  • ラテン語でしばしばJと同じ発音をする。(/j/)
  • 英語では、大母音推移の結果、短音は/ɪ/, 長音は/aɪ/と発音する。(一部借用語を除いて)語末に現れない。
  • フランス語では、他の母音字の前で半母音 (/j/)化する。
  • トルコ語、アゼルバイジャン語では唇を丸めず「イ」のようにして「ウ」と発音する音(非円唇後舌狭母音)である。
  • 日本語ローマ字表記では、イ段の母音に使われる。
  • 朝鮮語のローマ字表記では、母音ㅣを示す。また、ㅟ、ㅢもwi,uiとiを含む綴りとなる。
  • 中国語漢語拼音では、介音 /i/ を含む韻母の表記に使われる。ただし、声母(頭子音)が付かない場合は、yになる。「一」「伊」など主母音、尾音無しで介音 /i/ のみの場合、発音は /i/ であり、半母音 /j/ が発音されるわけではないが、yi と表記する。そのためiで始まることは無い。
    • また、「四」(si)、「子」(zi)等z,c,s,zh,ch,sh,rに続く場合などは、子音のそのままの舌の構えで出される母音[z̩]を示す。これはイ段よりもウ段に近い音なので注意を要する。

音声記号としては、[i] は「非円唇前舌狭母音」、小型大文字 [ɪ] は「非円唇前舌広め狭母音」を表す。

Iの意味

大文字

小文字

特殊なI

I ı I ı

符号位置

大文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 小文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
I U+0049 1-3-41 I
I
i U+0069 1-3-73 i
i
半角
U+FF29 1-3-41 I
I
U+FF49 1-3-73 i
i
全角
U+24BE Ⓘ
Ⓘ
U+24D8 1-12-34 ⓘ
ⓘ
丸囲み
🄘 U+1F118 🄘
🄘
U+24A4 ⒤
⒤
括弧付き
𝐈 U+1D408 𝐈
𝐈
𝐢 U+1D422 𝐢
𝐢
太字
𝐼 U+1D43C 𝐼
𝐼
𝑖 U+1D456 𝑖
𝑖
イタリック体
𝑰 U+1D470 𝑰
𝑰
𝒊 U+1D48A 𝒊
𝒊
イタリック体太字
U+2110 ℐ
ℐ
𝒾 U+1D4BE 𝒾
𝒾
筆記体
𝓘 U+1D4D8 𝓘
𝓘
𝓲 U+1D4F2 𝓲
𝓲
筆記体太字
U+2111 ℑ
ℑ
𝔦 U+1D526 𝔦
𝔦
フラクトゥール
𝕀 U+1D540 𝕀
𝕀
𝕚 U+1D55A 𝕚
𝕚
黒板太字
𝕴 U+1D574 𝕴
𝕴
𝖎 U+1D58E 𝖎
𝖎
フラクトゥール太字
𝖨 U+1D5A8 𝖨
𝖨
𝗂 U+1D5C2 𝗂
𝗂
サンセリフ
𝗜 U+1D5DC 𝗜
𝗜
𝗶 U+1D5F6 𝗶
𝗶
サンセリフ太字
𝘐 U+1D610 𝘐
𝘐
𝘪 U+1D62A 𝘪
𝘪
サンセリフイタリック
𝙄 U+1D644 𝙄
𝙄
𝙞 U+1D65E 𝙞
𝙞
サンセリフイタリック太字
𝙸 U+1D678 𝙸
𝙸
𝚒 U+1D692 𝚒
𝚒
等幅フォント
記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
ı U+0131 ı
ı
トルコ語で使用される小文字
ɪ U+026A ɪ
ɪ
LATIN LETTER SMALL CAPITAL I
U+1D35 ᴵ
ᴵ
MODIFIER LETTER CAPITAL I
U+2071 ⁱ
ⁱ
SUPERSCRIPT LATIN SMALL LETTER I
U+1D62 ᵢ
ᵢ
LATIN SUBSCRIPT SMALL LETTER I
U+1DA6 ᶦ
ᶦ
MODIFIER LETTER SMALL CAPITAL I
🄸 U+1F138 🄸
🄸
SQUARED LATIN CAPITAL LETTER I
🅘 U+1F158 🅘
🅘
NEGATIVE CIRCLED LATIN CAPITAL LETTER I
🅸 U+1F178 🅸
🅸
NEGATIVE SQUARED LATIN CAPITAL LETTER I

他の表現法

関連項目