「玉野競輪場」の版間の差分
66行目: | 66行目: | ||
== 場外車券売場 == |
== 場外車券売場 == |
||
*サテライト津山(2001年8月11日開設)岡山県[[津山市]][[大手町 (津山市)|大手町]]5番地10(旧「大手町デパート」→[[ |
*サテライト津山(2001年8月11日開設)岡山県[[津山市]][[大手町 (津山市)|大手町]]5番地10(旧「大手町デパート」→[[髙島屋]]津山店) |
||
*サテライト笠岡(2004年10月16日開設)岡山県[[笠岡市]]笠岡2388番地([[笠岡シーサイドモール]]内) |
*サテライト笠岡(2004年10月16日開設)岡山県[[笠岡市]]笠岡2388番地([[笠岡シーサイドモール]]内) |
||
*サテライト山陰(2006年8月19日開設)[[島根県]][[松江市]][[東出雲町]]意宇南四丁目3番1号 |
*サテライト山陰(2006年8月19日開設)[[島根県]][[松江市]][[東出雲町]]意宇南四丁目3番1号 |
2020年6月15日 (月) 22:01時点における版
玉野競輪場 | |
---|---|
基本情報 | |
所在地 | 岡山県玉野市築港五丁目18番1号 |
座標 | 北緯34度29分50.4秒 東経133度57分41秒 / 北緯34.497333度 東経133.96139度座標: 北緯34度29分50.4秒 東経133度57分41秒 / 北緯34.497333度 東経133.96139度 |
電話投票 | 61# |
開設 | 1950年(昭和25年)3月16日 |
施行者 | 玉野市 |
走路 | 400m |
重勝式投票 | チャリロト(グループC) |
公式サイト | 玉野競輪 |
配信サイト | 玉野競輪ライブ |
実況 | |
担当 | 宮原英治 |
ナイター競走 | |
愛称 |
ミッドナイト競輪 シャイニングナイトレース |
開催期間 |
通年・不定期(ミッドナイト) 2016年11月19日 - (ナイター) |
記念競輪 | |
名称 | 瀬戸の王子杯争奪戦 |
開催月 | 3月 |
玉野競輪場(たまのけいりんじょう)は岡山県玉野市にある競輪場。施設所有および主催は玉野市。競技実施はJKA西日本地区本部中四国支部。
概要
玉野競輪場は1950年に開設された。記念競輪(GIII)として「瀬戸の王子杯争奪戦」が開催され、近年は3月に行われることが多い。過去には2000年12月にはふるさとダービーが、2005年2月には西王座戦が、2010年には東西王座戦がそれぞれ開催された。
マスコットはユニークな顔の競輪選手をイメージした「ガッツ玉ちゃん」、それにちなんで「ガッツ玉ちゃん杯」が開催されている。また、岡山県におとぎ話「桃太郎」の伝説が伝わっていることにちなんで、「桃太郎杯」が開催されている(記念競輪の2日目の優秀競走として「ももたろう賞」も行われている)。
トータリゼータシステムは日本トーターを採用しており、投票締め切り前(3分前)音楽は、童謡の「桃太郎」(演奏のみ)が使用されている。
2016年1月11日からの開催よりミッドナイト競輪が実施されており[1]、通常のナイター競走も同年11月19日からの開催を『シャイニングナイトレース』の愛称で実施した[2]。
2020年3月5日から8日にかけて行われた記念競輪では、政府及び関係省庁からの新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的としたイベント開催規模縮小の要請を受けて無観客で実施されたが、車券発売が電話ないしインターネット投票に限られたことから、4日間の総売上は19億2843万7900円と、前年比35・9%の大幅ダウンであった[3]。また、4月2日から4日にかけて開催予定であったFII(ナイター)が、公営競技としては初となる新型コロナウイルス感染症の影響により開催中止となった[4]。一方で、同年のゴールデンウイーク期間中は日本選手権競輪を始め全国各地で競輪開催が軒並み中止となり少ない開催に電話ないしインターネット投票が集中したことから、5月5日から7日のFII(ナイター)の売り上げが当初見込みの4倍となる16億円に上った[5]。
今後は、競輪場併設としては全国初となる、選手宿舎を兼ねたホテルが場内に建設予定である。ホテルの包括委託事業者には株式会社チャリ・ロトが内定し、建て替え事業に伴い初期費用の約20億円は玉野市が負担するが、同社も自己資金20億円以上を投じて整備し、玉野市から借り上げた競輪場南側の土地に建設する。設計から建設、完成後の運営までを株式会社チャリ・ロトが担うDBO(デザイン・ビルド・オペレート)方式で、ホテルは8階建て、客室数は100室余りにする計画であり、2020年度から段階的に整備し、同年夏頃からメインスタンドなどを解体、2022年の開業を目指す[6]。
チャリロト
2012年3月17日の開催から重勝式投票にあたるチャリロトを発売しているが、グループ開催への移行により、それまでのキャリーオーバーによる発売は11月18日を最終日として一旦終了することになり、最終日は特例として各賭式でキャリーオーバーがあった場合は一つ外した目でも的中の扱いとしていたが、的中者のいなかったチャリロトの134万7,750円は、玉野市の収入となった。
その後キャリーオーバーの対象外であるチャリロト3の単独販売 [7]を経て、その他の方式は12月13日の開催よりキャリーオーバーを共有する『グループC』としての発売となり、奈良競輪場・高松競輪場・高知競輪場・広島競輪場と共有している。
2016年3月19日から場内に「チャリロトプラザ」が開設され、会員登録により場内での重勝式購入が可能となっている[8]。
バンク
400mを採用している。やや円形に近いバンクだが、クセの少ない走りやすいバンクである。見なし直線が佐世保競輪場に次いで短いが、風の影響のほうが強いため必ずしも先行有利ということはない。一方でミッドナイト開催時は、風の影響を受けることが少なく先行選手が有利となり、昼間開催時とは逆のコンディションとなる。
高台より瀬戸内海を望める競輪場として「シーサイドバンク」の愛称が付けられ親しまれているが、3コーナー付近に建物が無いため、そこから流れ込んでくる海風の影響を受けやすい。
-
入場門 -
バンク -
スタンド -
電光掲示板
アクセス
- JR西日本宇野線宇野駅下車。バス乗り場から、無料送迎タクシーで約5分。
- 記念競輪開催期間中のみ、朝の往路と終了時の復路に岡山駅 - 玉野競輪場間の直行無料バスが運行される(両備バスが担当。但し2020年は無観客での開催のため運行なし)。
場外車券売場
- サテライト津山(2001年8月11日開設)岡山県津山市大手町5番地10(旧「大手町デパート」→髙島屋津山店)
- サテライト笠岡(2004年10月16日開設)岡山県笠岡市笠岡2388番地(笠岡シーサイドモール内)
- サテライト山陰(2006年8月19日開設)島根県松江市東出雲町意宇南四丁目3番1号
- サテライト鳥取(2015年2月25日開設)鳥取県鳥取市南隈408番地
歴代記念競輪優勝者
年 | 優勝者 | 登録地 |
---|---|---|
2002年 | 渡邊隆 | 大分 |
2004年 | 小野俊之 | 大分 |
2006年 | 石丸寛之 | 岡山 |
2007年 | 有坂直樹 | 秋田 |
2008年 3月 | 伊藤正樹 | 愛知 |
2008年11月 | 荒井崇博 | 佐賀 |
2009年 | 岩津裕介 | 岡山 |
2011年 | 開催中止[9] | |
2012年 | 岩津裕介 | 岡山 |
2013年 | 村上義弘 | 京都 |
2014年 | 岩津裕介 | 岡山 |
2015年 | 武田豊樹 | 茨城 |
2016年 | 新田祐大 | 福島 |
2017年 | 村上義弘 | 京都 |
2018年 | 三谷竜生 | 奈良 |
2019年 | 阿竹智史 | 徳島 |
2020年[10] | 郡司浩平 新山響平 |
神奈川 青森 |
2021年 |
- ※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。
注釈
- ^ 平成28年1月以降のミッドナイト競輪について~玉野競輪場での開催が追加されます。~ - KEIRIN.JP 2015年11月24日
- ^ 玉野競輪場におけるナイター競輪の開催について - KEIRIN.JP 2016年8月24日
- ^ “コロナ影響で総売上19億円…前年比35%と激減/玉野”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年3月8日) 2020年3月10日閲覧。
- ^ “玉野競輪が公営初の中止 選手の家族にコロナ感染者”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年4月2日) 2020年4月3日閲覧。
- ^ “玉野競輪GW売り上げは見込みの4倍 無観客でネット投票集中、市も驚き”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2020年5月14日) 2020年5月14日閲覧。
- ^ “玉野競輪場にホテル併設へ 市建て替え事業、訪日客需要狙う”. 山陽新聞 (山陽新聞社). (2020年2月15日) 2020年4月19日閲覧。
- ^ 【重要】11月21日から開催の玉野競輪(FII)について(お知らせ) - チャリロトHP・2012年11月19日
- ^ 3月19日(土)に『玉野競輪場』内にチャリロトプラザOPEN!! - チャリロトHP・2016年3月14日
- ^ 東日本大震災発生のため
- ^ 1着同着