「2005年のアジアシリーズ」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
m Bot作業依頼: Wikipedia:記事名の付け方#記事名に使用できる文字が緩和されたからの改名 - log |
||
190行目: | 190行目: | ||
**[[初芝清|初芝]]が日本シリーズをもって引退し、[[小坂誠]]、[[堀幸一]]、[[福浦和也]]といった主力を故障で欠いた千葉ロッテマリーンズ、主砲の[[沈正洙]]を欠く三星ライオンズという両チームともに攻撃に万全さを欠いている状態で初代アジアチャンピオンは争われた。 |
**[[初芝清|初芝]]が日本シリーズをもって引退し、[[小坂誠]]、[[堀幸一]]、[[福浦和也]]といった主力を故障で欠いた千葉ロッテマリーンズ、主砲の[[沈正洙]]を欠く三星ライオンズという両チームともに攻撃に万全さを欠いている状態で初代アジアチャンピオンは争われた。 |
||
**ロッテ先発の[[渡辺俊介]]は毎回ランナーを出しつつも要所要所を締め、6回を1失点と好投する。攻撃面では試合途中に故障で退いた[[今江敏晃]]に代わって入った[[渡辺正人]]のホームランなどでロッテが序盤に5点を挙げた。最終回に登板したロッテのストッパー[[小林雅英]]は、いわゆる「コバマサ劇場」を展開してエラー絡みで2失点するも、試合は5-3でロッテが逃げ切った。 |
**ロッテ先発の[[渡辺俊介]]は毎回ランナーを出しつつも要所要所を締め、6回を1失点と好投する。攻撃面では試合途中に故障で退いた[[今江敏晃]]に代わって入った[[渡辺正人]]のホームランなどでロッテが序盤に5点を挙げた。最終回に登板したロッテのストッパー[[小林雅英]]は、いわゆる「コバマサ劇場」を展開してエラー絡みで2失点するも、試合は5-3でロッテが逃げ切った。 |
||
**ロッテは日中韓台のアジア4ヶ国・総合計32球団の頂点である初代アジアリーグチャンピオンの座につき、[[セ・パ交流戦]]初代王者から始まり[[パシフィック・リーグ]]のチャンピオン、[[日本選手権シリーズ|日本シリーズ]]そして二軍の[[イースタン・リーグ]]と[[ファーム日本選手権]]と合わせて6冠を達成した。なお、古巣の三星ライオンズと対戦することで注目を受けた[[李承 |
**ロッテは日中韓台のアジア4ヶ国・総合計32球団の頂点である初代アジアリーグチャンピオンの座につき、[[セ・パ交流戦]]初代王者から始まり[[パシフィック・リーグ]]のチャンピオン、[[日本選手権シリーズ|日本シリーズ]]そして二軍の[[イースタン・リーグ]]と[[ファーム日本選手権]]と合わせて6冠を達成した。なお、古巣の三星ライオンズと対戦することで注目を受けた[[李承燁 (野球)|李承燁]]はリーグ戦では5番、決勝戦では3番を任されたがノーヒットに終わった。 |
||
== [[プロ野球中継|テレビ・ラジオ中継]] == |
== [[プロ野球中継|テレビ・ラジオ中継]] == |
2020年6月16日 (火) 22:32時点における版
「KONAMI CUP アジアシリーズ 2005」(コナミカップ アジアシリーズ2005)は、2005年11月10日から13日まで日本の東京ドームで行われ、バレンタイン監督率いる千葉ロッテマリーンズが優勝。最優秀選手にはベニー・アグバヤニが選ばれた。
出場チーム
- 日本代表/千葉ロッテマリーンズ(ボビー・バレンタイン監督)
- 韓国代表/三星ライオンズ(ソン・ドンヨル監督)
- チャイニーズタイペイ(台湾)代表/興農ブルズ(リォ・ロンファ監督)
- 中国代表/チャイナスターズ(ジム・ラフィーバー監督)
- チャイナスターズはリーグ全体から集められた選抜チーム。2008年北京オリンピックに向けて中国の野球を底上げするための一時的な措置。ジム・ラフィーバーは31年前にロッテが日本一となった時のメンバー。なお、リーグ戦の優勝チームは北京タイガース。
試合結果
予選リーグ
第1日(11月10日)から第3日(11月12日)の3日間で争われた予選リーグを千葉ロッテマリーンズが全勝、最終戦のGame 6(韓国代表対チャイニーズタイペイ代表)は日本代表への挑戦者決定戦となった。興農ブルズと三星ライオンズの試合は辛くも三星ライオンズが逃げ切り、決勝戦は千葉ロッテマリーンズ対三星ライオンズで行われることとなった。
順位 | 名称 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 千葉ロッテマリーンズ | - | ○6-2 | ○12-1 | ○3-1 | 3 | 0 | 0 | 21 | 4 |
2 | 三星ライオンズ | ●2-6 | - | ○4-3 | ○8-3 | 2 | 0 | 1 | 14 | 12 |
3 | 興農ブルズ | ●1-12 | ●3-4 | - | ○6-0 | 1 | 0 | 2 | 10 | 16 |
4 | チャイナスターズ | ●1-3 | ●3-8 | ●0-6 | - | 0 | 0 | 3 | 4 | 17 |
※緑枠が決勝進出
Game 1(第1日)
Game 2(第1日)
- 試合日:11月10日
- 開始:18時02分
- 試合時間:3時間05分
- 入場者数:27,305人
Game 3(第2日)
- 試合日:11月11日
- 開始:11時01分
- 試合時間:3時間15分
- 入場者数:2,036人
Game 4(第2日)
- 試合日:11月11日
- 開始:18時00分
- 試合時間:2時間20分
- 入場者数:18,911人
Game 5(第3日)
- 試合日:11月12日
- 開始:12時01分
- 試合時間:2時間48分
- 入場者数:26,564人
Game 6(第3日)
- 試合日:11月12日
- 開始:19時00分
- 試合時間:2時間36分
- 入場者数:6,340人
決勝戦
- 試合日:11月13日
- 開始:18時01分
- 試合時間:3時間27分
- 入場者数:37,078人
- 戦評
- 初芝が日本シリーズをもって引退し、小坂誠、堀幸一、福浦和也といった主力を故障で欠いた千葉ロッテマリーンズ、主砲の沈正洙を欠く三星ライオンズという両チームともに攻撃に万全さを欠いている状態で初代アジアチャンピオンは争われた。
- ロッテ先発の渡辺俊介は毎回ランナーを出しつつも要所要所を締め、6回を1失点と好投する。攻撃面では試合途中に故障で退いた今江敏晃に代わって入った渡辺正人のホームランなどでロッテが序盤に5点を挙げた。最終回に登板したロッテのストッパー小林雅英は、いわゆる「コバマサ劇場」を展開してエラー絡みで2失点するも、試合は5-3でロッテが逃げ切った。
- ロッテは日中韓台のアジア4ヶ国・総合計32球団の頂点である初代アジアリーグチャンピオンの座につき、セ・パ交流戦初代王者から始まりパシフィック・リーグのチャンピオン、日本シリーズそして二軍のイースタン・リーグとファーム日本選手権と合わせて6冠を達成した。なお、古巣の三星ライオンズと対戦することで注目を受けた李承燁はリーグ戦では5番、決勝戦では3番を任されたがノーヒットに終わった。
- 地上波
- 第1日:11月10日
- テレビ朝日系列
- 解説:東尾修・栗山英樹・村田真一 グラウンド解説:大塚光二 実況:中山貴雄 リポーター:清水俊輔
- ゲスト:井口資仁(シカゴ・ホワイトソックス)
- 第2日:11月11日
- TBS系列
- 解説:衣笠祥雄・槙原寛己 実況:椎野茂 リポーター:小笠原亘・佐藤文康
- ゲスト:渡辺久信(西武ライオンズ二軍インボイス監督)・初芝清(ロッテ この年で引退のためアジアシリーズ出場せず)・三浦大輔(横浜ベイスターズ)
- 第3日:11月12日
- 日本テレビ系列
- 解説:中畑清・水野雄仁 実況:新谷保志 リポーター:上重聡
- 決勝戦:11月13日
- 日本テレビ系列
- 解説:掛布雅之 実況:河村亮 リポーター:上重聡
- ゲスト:赤星憲広(阪神タイガース)
- CS
- 第1日:11月10日
- 第2日:11月11日
- 第3日:11月12日
- J SPORTS
- 第1試合 解説:斉藤明夫 実況:大前一樹 ゲスト:前沢賢
- 第2試合 解説:光山英和 実況:島村俊治 ゲスト:井口英規・木村公一
- J SPORTS
- 決勝戦:11月13日
- J SPORTS 解説:大塚光二 実況:加藤暁 ゲスト:木村公一
ラジオ中継
- 決勝戦:11月13日
- ラジオ中継はロッテ決勝進出の場合のみに予定されていたもので、ロッテの決勝進出で中継が決定した。
- 第1,2,3日はそれぞれ中継なし。
外部リンク
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 阪神タイガース | 2位 | 中日ドラゴンズ | 1位 | 福岡ソフトバンクホークス | 優勝 | 千葉ロッテマリーンズ |
3位 | 横浜ベイスターズ | 4位 | ヤクルトスワローズ | 3位 | 西武ライオンズ | 4位 | オリックス・バファローズ |
5位 | 読売ジャイアンツ | 6位 | 広島東洋カープ | 5位 | 北海道日本ハムファイターズ | 6位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
:日本一 :日本シリーズ出場 :PO第2ステージ敗退 | |||||||