2012年のアジアシリーズ
マグ・マネージャー アジアシリーズ2012(2012 Asia Series、2012年亞洲職棒大賽、2012년 아시아 시리즈)は、2012年11月8日-11月11日にかけて、韓国・釜山広域市を中心に開催されたプロ野球のアジアクラブ選手権である。
本大会は初の韓国開催であり、韓国、台湾、中国、日本、オーストラリアの5カ国・地域の国内リーグ戦優勝チーム(中国のみリーグ選抜の「チャイナスターズ」)に加え、開催地代表として釜山を本拠地とするロッテ・ジャイアンツが出場。6チームによってアジアチャンピオンの座を争った。
優勝は日本の読売ジャイアンツで、日本勢の優勝は2008年以来2大会ぶり5度目。MVPには坂本勇人が選出された。また、2チームが出場した地元・韓国勢は2チームとも予選リーグで敗退した。
大会概要
[編集]- 試合日程:2012年11月8日 - 11月11日(予備日11月12日)
- 試合会場:社稷野球場
- 出場チーム:
- 韓国野球委員会 サムスン・ライオンズ(2012韓国シリーズ優勝チーム)、ロッテ・ジャイアンツ(開催地代表※)
- オーストラリアン・ベースボールリーグ パース・ヒート(2011-12年度リーグ優勝チーム)
- 中国野球リーグ チャイナスターズ(リーグ選抜)
- 中華職業棒球大連盟 Lamigoモンキーズ(2012台湾シリーズ優勝チーム)
- 日本野球機構 読売ジャイアンツ(2012日本シリーズ優勝チーム)
※2012年の韓国シリーズにロッテ・ジャイアンツが優勝した場合は同大会の準優勝チームが出場することになっていたが、ロッテは同大会に出られず年間4位でプレーオフ敗退に終わったため、韓国シリーズで優勝したサムスン・ライオンズがそのまま出場した。
- 主催 韓国野球委員会
- 共催 オーストラリア野球連盟、中国棒球協会、中華職業棒球大連盟、日本野球機構
試合方式
[編集]今回は6チームが参加しており、予選リーグを2つのプールに分けて開催する。
- プールA チャイナスターズ、Lamigo、サムスン
- プールB パース、読売ジャイアンツ、ロッテ・ジャイアンツ
各グループによる3チームずつ1回総当りのリーグ戦を行い、第1位の2チームが最終日に開催する優勝戦を争う。その他アジアシリーズ#試合方式を参照
賞金等
[編集]- 総合優勝 5億ウォン(約3680万円)、正賞品の優勝ペナントも贈呈
- 総合2位 3億ウォン(約2200万円)
- 参加賞(予選リーグ敗退チーム) 5000万ウォン(約368万円)
試合結果
[編集]予選リーグ
[編集]グループA
[編集]順位 | チーム名 | 勝 | 負 | 勝率 | GB | 得点 | 失点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Lamigoモンキーズ | 2 | 0 | 1.000 | - | 17 | 1 |
2 | サムスン・ライオンズ | 1 | 1 | 0.500 | 1.0 | 9 | 3 |
3 | チャイナスターズ | 0 | 2 | 0.000 | 2.0 | 1 | 23 |
11月8日 ●チャイナ 1-14 Lamigo○(社稷野球場)
11月9日 ○Lamigo 3-0 サムスン●(社稷野球場)
11月10日 ○サムスン 9-0 チャイナ●(社稷野球場)
グループB
[編集]順位 | チーム名 | 勝 | 負 | 勝率 | GB | 得点 | 失点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 読売ジャイアンツ | 2 | 0 | 1.000 | - | 12 | 1 |
2 | ロッテ・ジャイアンツ | 1 | 1 | 0.500 | 1.0 | 6 | 6 |
3 | パース・ヒート | 0 | 2 | 0.000 | 2.0 | 1 | 13 |
11月9日 ○巨人 7-1 パース●(社稷野球場)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
パース | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 4 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 3 | X | 7 | 12 | 1 |
- 勝利:高木康成(1勝)
- 敗戦:アンソニー・クラゲット(1敗)
- * 開始 12時01分 試合時間 3時間5分
11月10日 ●ロッテ 0-5 巨人○(社稷野球場)
決勝
[編集]脚注
[編集]セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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優勝 | 読売ジャイアンツ | 2位 | 中日ドラゴンズ | 優勝 | 北海道日本ハムファイターズ | 2位 | 埼玉西武ライオンズ |
3位 | 東京ヤクルトスワローズ | 4位 | 広島東洋カープ | 3位 | 福岡ソフトバンクホークス | 4位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
5位 | 阪神タイガース | 6位 | 横浜DeNAベイスターズ | 5位 | 千葉ロッテマリーンズ | 6位 | オリックス・バファローズ |
:日本一 :日本シリーズ出場 :CSファイナル敗退 | |||||||