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==== 1998年 ====
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*3.※借王3 7/4([[萩原流行]]、中野英雄、[[新藤栄作]]、[[織本順吉]])
*3.※借王3 7/4([[萩原流行]]、中野英雄、[[新藤栄作]]、[[織本順吉]])
*4.※借王4 7/4([[清水治]]、[[仁支川峰子|西川峰子]]、[[中本賢]])
*4.※借王4 7/4([[清水治]]、[[仁支川峰子|西川峰子]]、[[中本賢]])


==== 1999年 ====
==== 1999年 ====

2020年8月20日 (木) 00:04時点における版

借王
漫画:借王
原作・原案など 平井りゅうじ
作画 土山しげる
出版社 リイド社
掲載誌 リイド・コミック
テンプレート - ノート

借王』(シャッキング)は、リイド・コミックで連載されていた、平井りゅうじ原作・土山しげる作画の漫画作品。

1997年から2002年に日活製作・配給により哀川翔主演で映画化された。全9作。

また、WOWOWで連続ドラマとして、2009年10月(全8話)、2011年1月(全8話)が放送されたほか、2014年にはテレビ東京で、単発テレビドラマとして放送されている。

ストーリー

ひかり銀行大阪中央支店で次長を務める安斉満は、東大卒のエリート銀行マン。周囲からは「出世街道まっしぐら」と言われ、大変期待されている存在。だが、一つだけ弱点があった。大金を預金している顧客・青柳様の15億円を使い込んでいたのである。青柳様から「黙っている代わりに1億ずつ返して欲しい」と言われ、首が回らなくなってしまった。たまたま出会った浪速南署の刑事・水沼正三警部補と、経営がうまく行かなくなった高級クラブ「バセロン」のママ・森下怜子の3人でビジネスパートナーシップを組み、悪質な仕事をしている会社及び人間を騙し、金を巻き上げる。

登場人物

安斎満本編主人公

書誌情報

映画

日活製作・配給にて哀川翔志賀勝夏樹陽子主演で映画化され、借王、借王2が同日(1997年10月11日)公開された。

シリーズ化され2002年まで全9作が製作された。第8作 狙われた学園・第9作 ファイナルはオリジナルビデオ[1] としての発売だった。

第1作完成時に当時の日活・中村雅哉社長は、「この作品を新生日活の看板映画として、超大作としてほしい」とコメントしている。[2]

概要

  • 借王3人(安斉満、水沼正三、森下怜子)は身元を偽装して相手方に取り入り、大型詐欺をおこなう。
  • ハードな役柄が多い哀川翔であるが、この作品ではクールな銀行マンを演じている。
  • 第7作「THE MOVIE2000」は、金曜ロードショー日本テレビ)で放映された。
    当日、金曜ロードショーの裏番組としてフジテレビは「タイタニック」を放送したが、同時間帯で視聴率2位に入る健闘ぶりを見せる。
  • 女優の志田未来は、2002年に子役として「借王 ファイナル」で映画(オリジナルビデオ)に初出演している。

キャスト(映画)

レギュラーキャラクター

安斉満(銀行屋)
演 - 哀川翔
東大卒のエリートサラリーマンで、ひかり銀行大阪中央支店の次長。異例の早さで出世しており、まさに「出世街道まっしぐら」であるが、大口顧客・青柳様の預金15億円を使い込んだ過去があり、青柳にバレた為、返済する羽目になった。このことは水沼、怜子、青柳以外は誰も知らない。元来の頭の良さを悪事にフル活用し、悪質業者に売り込み、騙し、金を巻き上げる。東京でレストランをしている弟がいる。家族構成は妻・娘。
水沼正三(水沼はん)
演 - 志賀勝
浪速南署捜査四課の警部補。競馬競輪などのギャンブル中毒で、常に女子高生と援助交際をしており、ねだられると何でも買ってしまう為、借金だらけで全く金が無く、常に借金の取立てから追い掛け回されている。借金総額不明。すぐに拳銃を出すのが癖。着メロ競馬GI西日本開催ファンファーレ。安斉と出会い、安斉の考案したアイデアに乗ることになる。
森下怜子(怜子ママ)
演 - 夏樹陽子
大阪のクラブ・バセロンのオーナーママ。バブル期には大変繁盛し、ブティックなど多角経営していたものの、不景気により経営はうまく行っていない。借金総額4億円。その美貌を武器に暴れまわる。
青柳美乃(青柳様)
演 - 絵沢萠子
京都の大富豪で邸宅を構える。銀行担当者の安斉を信頼し、ひかり銀行に15億円を預金していたものの、安斉が全額使い込んでいたことを知る。口止めの代わりに、安斉に1億ずつ返済するよう要請する。口止めの一つなのか、安斉を自宅に呼んで性行為を迫ることもある。
支店長
演 - 浜田光夫(第1作・第2作)、村野武範(第3作以降)
ひかり銀行大阪中央支店長。安斉を信頼しきっている。

スタッフ(映画)

シリーズ一覧

※印は劇場公開作品(映倫の認可を受けた、オリジナルビデオでない映画としての作品)
カッコ内は準主役(ゲスト)出演者

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年


テレビドラマ

WOWOW

2009年10月10日 - 11月28日WOWOWミッドナイト☆ドラマ枠で『借王〈シャッキング〉-銭の達人-』のタイトルで放送された。

2011年1月8日 - 2月26日には同枠で『借王〈シャッキング〉II-運命の報酬-』のタイトルで放送されている。

キャスト

第1弾
第2弾

スタッフ 

  • 脚本・監督 - 香月秀之
  • 主題歌 - パク・ヘジン
  • プロデューサー - 青木泰憲(WOWOW)、櫻井一葉(フレッシュハーツ)
  • 企画協力 - 柴田幹雄(リイド社)
  • 製作協力 - フレッシュハーツ
  • 製作著作 - WOWOW

テレビ東京

2014年12月17日にテレビ東京水曜ミステリー9枠で『借王<シャッキング>〜華麗なる借金返済作戦〜』のタイトルで放送。主演は映画版と同じく哀川翔。

キャスト

スタッフ 

脚注

外部リンク