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「ストレートニュース (テレビドラマ)」の版間の差分

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: 15年前の一家惨殺事件の担当検事。事件当時、担当刑事の星野に目撃者証言捏造の指示を出す(第9話)。事件から数年後、調書を読み直し大川俊行の冤罪に気づくが訂正しなかった(最終話)。
: 15年前の一家惨殺事件の担当検事。事件当時、担当刑事の星野に目撃者証言捏造の指示を出す(第9話)。事件から数年後、調書を読み直し大川俊行の冤罪に気づくが訂正しなかった(最終話)。
: 現在は検事正。最終話で秋本忠が15年前の犯行を自供をしたビデオがテレビで放送され、2000年12月14日、自ら辞職した。
: 現在は検事正。最終話で秋本忠が15年前の犯行を自供をしたビデオがテレビで放送され、2000年12月14日、自ら辞職した。

2020年9月10日 (木) 04:40時点における版

ストレートニュース
ジャンル テレビドラマ
脚本 伴一彦
演出 佐藤東弥
雨宮望
長沼誠
出演者 三上博史
原田知世
大塚寧々
米倉涼子
竹中直人
オープニング globeDON'T LOOK BACK
エンディング hitomiキミにKISS
製作
プロデューサー 伊藤響
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2000年10月11日 - 12月13日
放送時間水曜 22:00 - 22:54
放送枠水曜ドラマ (日本テレビ)
放送分54分
回数10
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ストレートニュース』は、2000年10月11日から12月13日まで毎週水曜日22:00 - 22:54に、日本テレビの「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は三上博史

概要

テレビジャパン(架空の放送局)の夜のニュース番組『ストレートニュース』は低視聴率に苦しみ、半年後の打ち切りが影で進行していた。そんなお荷物番組に一人の敏腕プロデューサーが送り込まれた。スタッフ、ニュース取材対象者を巻き込み、ドラマが展開していく。

レギュラーキャストは21人にも及び、リアルマスコミストーリーを目指して、(日本テレビにおける)ニュース番組制作の細かな舞台裏がストーリーに盛り込まれていた。視聴者には理解しにくい部分は劇中で報道局の学生アルバイト・岡田襟と報道総務担当の大野妙子とのやり取りを用いて解説していたが、マニアック過ぎるとの批判を受け、徐々にそれらの類の描写は省略されていった。 メインセットとしてテレビジャパンの報道局が登場していたが、このセットにかかった費用はおよそ億単位に近い金額であったと言われている。

また、本作は、「報道局」、「社会部」、「番組」(劇中番組『ストレートニュース』)を主な舞台としてストーリーが進行されたため、日本テレビをはじめとして、実在の在京テレビ局の報道局には存在する政治・経済・外報などのセクションは、省略もしくは簡略化されていた。

後に本作と同じ枠で放送されたドラマ『レッツゴー!永田町』では、劇中のニュース番組のタイトルに『ストレートニュース』が使用された。

2013年3月28日、脚本の伴一彦は、第18代東京都知事猪瀬直樹が2012年10月に過去に猪瀬が原作を担当した漫画(『ラストニュース』)を、「アホ脚本家が日テレで換骨奪胎し安っぽい報道ドラマにした」と公式Twitterでツイートした件について、問題のドラマが本作と特定されると主張し、盗作の汚名を着せられ名誉を傷つけられたとして、猪瀬に550万円の損害賠償と謝罪ツイートを求める訴えを東京地裁に起こし[1]、2014年3月26日に猪瀬が賠償金として100万円を支払うこととTwitter上での謝罪を行うとの内容で和解が成立した[2]

登場人物

テレビジャパン

ストレートニュースのメインスタッフ

矢島俊介
演 - 三上博史
ストレートニュースの新プロデューサー。低視聴率のストレートニュースを立て直すため6年ぶりに海外支局から復帰した。
妻の「レイ子」は海外赴任中に死亡した。現在はホテルで一人暮らし。
15年前、世田谷区駒沢で起きた一家惨殺事件を取材し、容疑者の一人・大川俊行を犯人と決め付け報道した。拘置所で大川俊行が自殺し、数日後、大川の妻が一家心中を図り、唯1人生き残った「ひとみ」を養女として引き取る(第9話)。
白石紀子
演 - 原田知世
経歴:キャスター → 社会部記者
ストレートニュースのメインキャスターだったが、矢島から社会部記者に配置転換させられた(第1話)。
村岡凛
演 - 大塚寧々
社会部記者。
市野由香
演 - 米倉涼子[3]
経歴:アナウンサー兼お天気お姉さん → 新キャスター
矢島から白石紀子の後任としてストレートニュースのメインキャスターに抜擢される(第1話)。
加藤和志
演 - 金子賢
ディレクター
黒崎はるか
演 - 黒谷友香
新入社員。アシスタントディレクター
五十嵐雅治
演 - 田口浩正
編集オペレーター。
田村元彦
演 - 吹越満
社会部記者。
坂本千恵子
演 - 浅野ゆう子 ※特別出演
社会部デスク。
井上裕二
演 - 塩見三省
取材カメラマン。
須藤茂人
演 - 深水元基
取材カメラマン。
溝口哲
演 - 高杉亘
取材ディレクター。
岡田襟
演 - 中越典子[4]
報道局学生アルバイト。

報道局関係者

徳永育郎
演 - モロ師岡
報道車両運転手。
林賢三
演 - 市川勇
政治経済部長。
上野達也
演 - 東根作寿英
編成部報道担当。
大野妙子
演 - 柴田理恵
報道総務担当。
森田健司
演 - 森本レオ
報道局長。
相沢滋
演 - 竹中直人
ニュース部長。雑誌からの途中入社で矢島の同期。
15年前の一家惨殺事件の犯人捏造を指示したのが古賀義春だと突き止めるが、上層部の逆鱗に触れ、追い詰められてテレビジャパンの屋上から飛び降り死亡(第9話)。

幹部

園田広之
演 - 勝部演之(第8話 - 最終話)
テレビジャパン副社長。2000年12月24日、大蔵省をめぐる贈収賄事件への関わりが問題となり解任される(最終話)。

テレビジャパン関係者の家族

矢島ひとみ
演 - 黒澤優
矢島俊介とレイ子の養女。女子高生。今は伯母夫婦の家に住んでいる。
養女という事を本人は知らなかったが、スポーツ新聞の記事で事実を知る。矢島から15年前、大川の妻が自宅で一家心中を図ったこと、その原因を作ったのが自分の誤った報道だったことを聞き許しを請われる(第9話)。
大川俊行と大川の妻との娘だと思われていたが、秋本忠と不倫関係にあった大川の妻との娘だった(最終話)。
中沢理恵
演 - 真矢みき
矢島俊介の姉でひとみの伯母。夫は中沢木材店主。
村岡沙耶
演 - 坂野令奈(第3話・第8話)
村岡凛の娘。
清水宏樹
演 - 梨本謙次郎(第8話)
村岡凛の夫。大京新聞社社会部の記者。15年前の一家惨殺事件を調べている最中、何者かに自殺に見せかけて殺害される。

15年前一家惨殺事件の関係者

15年前の1985年12月13日、東京都世田谷区駒沢在住で金融業を営む、佐伯徹、妻の美枝子、長男の茂樹、二男の春樹が殺害された事件。時効成立まで残り1週間。

古賀義春
演 - 寺田農[5](第8話 - 最終話)
15年前の一家惨殺事件の担当検事。事件当時、担当刑事の星野に目撃者証言捏造の指示を出す(第9話)。事件から数年後、調書を読み直し大川俊行の冤罪に気づくが訂正しなかった(最終話)。
現在は検事正。最終話で秋本忠が15年前の犯行を自供をしたビデオがテレビで放送され、2000年12月14日、自ら辞職した。
星野
演 - 湯浅実(第9話・最終話)
15年前の一家惨殺事件の担当刑事。楢崎正秀の証言が曖昧だったので、楢崎に当時受けていた放火容疑の取調べに目をつぶるかわりに、「犯行現場から立ち去る大川を見た」と言えという交換条件を出す(第9話)。
現在はオーストラリアで暮らしている。
楢崎正秀
演 - 中村方隆(第9話)
15年前、テレビジャパンの取材で「佐伯邸から大川俊行が出てくるのを見た」と証言した男。
現在はコンビニ店長で再婚相手の姓「髙橋」を名乗る。矢島に会った後、何者かに殺害される。
大川俊行
演 - 八十田勇一(第9話)
大川ひとみ(現・矢島ひとみ)の父。15年前の一家惨殺事件の容疑者。楢崎正秀の証言が決めてとなり逮捕された。犯行を否認し続けたが拘置所で自殺した。
大川
演 - 堂ノ脇恭子(第9話)
大川ひとみ(現・矢島ひとみ)の実母で俊行の妻。俊行が自殺した数日後、矢島に電話で、「夫を殺したのはあなただ」と言った後、自宅で一家心中を図り、ひとみ以外の4人が死亡した。
草柳
演 - 石井愃一(最終話)
15年前の一家惨殺事件の容疑者。当時、佐伯徹から金を借ていた。
現在はクリーニング店店主。
秋本忠
演 - 峰竜太(第8話・最終話)
矢島ひとみの実父。15年前の一家惨殺事件の容疑者で真犯人。借金の返済方法で揉めたのち佐伯徹を殺害し、犯行を見た家族も皆殺しにした。
現在はパチンコ店店長。最終話で矢島たちが用意したビデオの前で15年前の犯行を自供をした。ひとみの実父だと名乗ったことで放送されないものと決め付けていたが、矢島がストレートニュースのスタッフを説得して放送した。
2000年12月14日、警察の事情聴取で犯行後に海外に出ていたことが分かり時効不成立。殺人容疑で逮捕される(最終話)。

ゲスト

第1話「盗撮」
第2話「エステ詐欺被害」
第3話「無実の涙」
第4話「汚れた金メダル」
第5話「殺人犯民家ジャック生中継」
第6話「やらせの真相!メール恋愛の罠」
第7話「沈黙のキャスター…恐怖の暴行犯罪の謎」
  • 杉浦好美(スタイルマガジンのカメラマン) - 藤崎奈々子
  • 長島英子(暴行事件の被害者) - 宮本愛子
第8話「消えた報道マン!警察犯罪の罠」
最終話「悲劇の真実!最後の放送に燃える21の命」

スタッフ

受賞歴

放送日程

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第1話 2000年10月11日 盗撮 佐藤東弥 15.9%
第2話 2000年10月18日 エステ詐欺被害 14.6%
第3話 2000年10月25日 無実の涙 雨宮望 13.0%
第4話 2000年11月01日 汚れた金メダル 長沼誠 13.2%
第5話 2000年11月08日 殺人犯民家ジャック生中継 佐藤東弥 12.1%
第6話 2000年11月15日 やらせの真相!メール恋愛の罠 雨宮望 12.6%
第7話 2000年11月22日 沈黙のキャスター…恐怖の暴行犯罪の謎 長沼誠 11.4%
第8話 2000年11月29日 消えた報道マン!警察犯罪の罠 佐藤東弥 12.2%
第9話 2000年12月06日 15年前一家惨殺事件涙の告白!本当の両親を殺したのは矢島だ 11.4%
最終話 2000年12月13日 悲劇の真実!最後の放送に燃える21の命 12.5%
平均視聴率 12.9%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

脚注

  1. ^ 脚本家・伴一彦さん、猪瀬都知事を提訴”. デイリースポーツ (2013年3月29日). 2016年1月8日閲覧。
  2. ^ “猪瀬前知事のツイッター投稿訴訟 和解が成立”. Zakzak. (2014年3月27日). http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140327/dms1403271206003-n1.htm 2015年8月13日閲覧。 
  3. ^ プロフィール - Official Blog & SNS by beamie
  4. ^ TV - キューブ
  5. ^ プロフィール - オスカー電子カタログ
  6. ^ プロフィール - 生島企画室(アーカイブ)
  7. ^ プロフィール - 希楽星(アーカイブ)
  8. ^ DON’T LOOK BACK”. ORICON STYLE. 2016年1月8日閲覧。
  9. ^ キミにKISS”. ORICON STYLE. 2016年1月8日閲覧。

外部リンク

日本テレビ 水曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
億万長者と結婚する方法
(2000年7月5日 - 9月13日)
ストレートニュース
(2000年10月11日 - 12月13日)
FACE〜見知らぬ恋人〜
(2001年1月10日 - 3月7日)