コンテンツにスキップ

「村元哉中」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
20行目: 20行目:
| 学歴 = [[関西大学]]
| 学歴 = [[関西大学]]
| 所属事務所 = [[ユニバーサルスポーツマーケティング]]
| 所属事務所 = [[ユニバーサルスポーツマーケティング]]
| パートナー = [[橋大輔_(フィギュアスケート選手)|高橋大輔]](2020年1月より)
| パートナー = [[橋大輔 (フィギュアスケート選手)|高橋大輔]](2020年1月より)
| 元パートナー = [[クリス・リード]]<br />[[野口博一]]
| 元パートナー = [[クリス・リード]]<br />[[野口博一]]
| コーチ = [[マリナ・ズエワ]]<br />オエグ・エスプタイン<br />[[マッシモ・スカリ]]<br />ジョニー・ジョンズ
| コーチ = [[マリナ・ズエワ]]<br />オエグ・エスプタイン<br />[[マッシモ・スカリ]]<br />ジョニー・ジョンズ
61行目: 61行目:
{{MedalGold|[[2017年世界フィギュアスケート国別対抗戦|2017 東京]]|団体}}
{{MedalGold|[[2017年世界フィギュアスケート国別対抗戦|2017 東京]]|団体}}
}}
}}
'''村元 哉中'''(むらもと かな、[[1993年]][[3月3日]] - )は、[[日本]]の[[フィギュアスケート]]選手([[アイスダンス]]、女子[[シングルスケーティング|シングル]])。パートナーは[[橋大輔_(フィギュアスケート選手)|高橋大輔]]、[[クリス・リード]]、[[野口博一]]。[[兵庫県]][[神戸市]]出身。マネジメントは[[ユニバーサルスポーツマーケティング]]「USM」<ref>[http://usmjapan.com/ USM荒川静香.高橋大輔.宇野昌磨.村上佳菜子など在籍]</ref>。
'''村元 哉中'''(むらもと かな、[[1993年]][[3月3日]] - )は、[[日本]]の[[フィギュアスケート]]選手([[アイスダンス]]、女子[[シングルスケーティング|シングル]])。パートナーは[[橋大輔 (フィギュアスケート選手)|高橋大輔]]、[[クリス・リード]]、[[野口博一]]。[[兵庫県]][[神戸市]]出身。マネジメントは[[ユニバーサルスポーツマーケティング]]「USM」<ref>[http://usmjapan.com/ USM荒川静香.高橋大輔.宇野昌磨.村上佳菜子など在籍]</ref>。


[[第84回全日本フィギュアスケート選手権|2015年全日本選手権]]優勝。[[2018年平昌オリンピックのフィギュアスケート競技|2018年平昌オリンピック]]代表。
[[第84回全日本フィギュアスケート選手権|2015年全日本選手権]]優勝。[[2018年平昌オリンピックのフィギュアスケート競技|2018年平昌オリンピック]]代表。
85行目: 85行目:
2018年8月9日、それぞれの方向性の違いによりクリスとのカップルを解消したことが日本スケート連盟から発表された<ref>{{Cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/08/09/kiji/20180809s00079000096000c.html|title=アイスダンス平昌五輪代表 村元哉中とクリス・リードがペア解消「方向性の違い」|publisher=スポニチアネックス|date=2018-08-09|accessdate=2018-09-05}}</ref>。
2018年8月9日、それぞれの方向性の違いによりクリスとのカップルを解消したことが日本スケート連盟から発表された<ref>{{Cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/08/09/kiji/20180809s00079000096000c.html|title=アイスダンス平昌五輪代表 村元哉中とクリス・リードがペア解消「方向性の違い」|publisher=スポニチアネックス|date=2018-08-09|accessdate=2018-09-05}}</ref>。


2019年9月26日、2020年1月よりアイスダンスに転向する[[橋大輔 (フィギュアスケート選手)|高橋大輔]]とのカップル結成が日本スケート連盟から発表された<ref>{{Cite web|url=https://www.daily.co.jp/general/2019/09/26/0012735715.shtml|title=高橋大輔がアイスダンス転向発表 村元哉中とカップル結成 20-21年から競技会挑戦|publisher=デイリースポーツ|date=2019-09-26|accessdate=2019-09-26}}</ref>。
2019年9月26日、2020年1月よりアイスダンスに転向する[[橋大輔 (フィギュアスケート選手)|高橋大輔]]とのカップル結成が日本スケート連盟から発表された<ref>{{Cite web|url=https://www.daily.co.jp/general/2019/09/26/0012735715.shtml|title=高橋大輔がアイスダンス転向発表 村元哉中とカップル結成 20-21年から競技会挑戦|publisher=デイリースポーツ|date=2019-09-26|accessdate=2019-09-26}}</ref>。


== 主な戦績 ==
== 主な戦績 ==
91行目: 91行目:
*2014-2015シーズンは[[野口博一]]とのカップル
*2014-2015シーズンは[[野口博一]]とのカップル
*2015-2016シーズンからは[[クリス・リード]]とのカップル
*2015-2016シーズンからは[[クリス・リード]]とのカップル
*2020-2021シーズンからは[[橋大輔_(フィギュアスケート選手)|高橋大輔]]とのカップル
*2020-2021シーズンからは[[橋大輔 (フィギュアスケート選手)|高橋大輔]]とのカップル
{| class="wikitable" style="text-align:center;white-space:nowrap"
{| class="wikitable" style="text-align:center;white-space:nowrap"
! 大会/年
! 大会/年

2020年11月30日 (月) 06:29時点における版

村元哉中
Kana MURAMOTO
フィギュアスケート選手
生誕 (1993-03-03) 1993年3月3日(31歳)
兵庫県明石市
出身地 兵庫県神戸市
親族 村元小月
身長 162 cm
出身校 関西大学
所属事務所 ユニバーサルスポーツマーケティング
選手情報
代表国 日本の旗 日本
パートナー 高橋大輔(2020年1月より)
コーチ マリナ・ズエワ
オエグ・エスプタイン
マッシモ・スカリ
ジョニー・ジョンズ
所属クラブ 関西大学KFSC
練習拠点 カントン郡区
開始 1998
ISUパーソナルベストスコア
ダンス164.382018 世界選手権
SD65.652018 世界選手権
FD98.732018 世界選手権
大会成績
国際スケート連盟主催大会 1位 2位 3位
四大陸選手権 0 0 1
世界国別対抗戦 1 0 0
合計数 1 0 1
国内大会 1位 2位 3位
全日本選手権 3 0 1
フィギュアスケート
四大陸選手権
2018 台北 アイスダンス
世界国別対抗戦
2017 東京 団体

村元 哉中(むらもと かな、1993年3月3日 - )は、日本フィギュアスケート選手(アイスダンス、女子シングル)。パートナーは高橋大輔クリス・リード野口博一兵庫県神戸市出身。マネジメントはユニバーサルスポーツマーケティング「USM」[1]

2015年全日本選手権優勝。2018年平昌オリンピック代表。

経歴

2017年世界選手権

神戸カナディアンアカデミー国際学校を卒業後、関西大学人間健康学部に進学し卒業。フィギュアスケート選手の村元小月は姉にあたる。1998年、5歳のときよりスケートを始めた。

2007-2008シーズン、初の全日本ジュニア選手権で8位となる。2008-2009シーズンよりISUジュニアグランプリに参戦しJGPゴールデンリンクスでは3位に入り、国際スケート連盟主催の公式競技会で初めて表彰台に上がる。

2009-2010シーズン、全日本選手権に初出場し17位となる。2010-2011シーズン、全日本選手権では10位と昨年より成績を上げた。2011年トリグラフトロフィーでは鈴木明子に次いで2位に入る。

2011-2012シーズン、クリスタルスケートで3位に入賞、全日本選手権では昨年と同様10位となった。

2014-2015シーズンより、野口博一をパートナーとしてアイスダンスに転向し、平昌オリンピックを目指すことを自身のツイッターにて発表[2]。初の国際大会となるタリントロフィーで4位に入り、全日本選手権では3位に入賞した。代表に選出されたユニバーシアードには出場せず、野口とのカップルを解消した。6月17日、クリス・リードとのカップル結成が発表された[3]

2015-2016シーズン、全日本選手権では初優勝。メンターネスレネスクイックトルン杯では2位となり、国際大会で初めて表彰台に立った。初出場の世界選手権では15位に入った。

2016-2017シーズン、USインターナショナルクラシックで銀メダルを獲得。NHK杯は、リードの左膝の負傷で大会直前に棄権を発表した[4]全日本選手権では連覇を果たした。世界選手権のSDでは、シークエンシャルツイズルのミスが響き、FD進出を逃した。

2017-2018シーズン、ネーベルホルン杯で2位となり日本のアイスダンスでの2018年平昌オリンピック出場権を獲得。全日本選手権で3連覇を達成し平昌オリンピック日本代表に選ばれる。四大陸選手権で日本勢初となる銅メダルを獲得。平昌オリンピックでは日本勢最高タイとなる15位に入った。世界選手権では日本勢歴代最高となる11位を記録した。

2018年8月9日、それぞれの方向性の違いによりクリスとのカップルを解消したことが日本スケート連盟から発表された[5]

2019年9月26日、2020年1月よりアイスダンスに転向する高橋大輔とのカップル結成が日本スケート連盟から発表された[6]

主な戦績

アイスダンス

大会/年 2014-15 2015-16 2016-17 2017-18 2020-21
冬季オリンピック 15
世界選手権 15 23 11
四大陸選手権 7 9 3
世界国別対抗戦 1
全日本選手権 3 1 1 1 TBD
アジア冬季大会 2
GPスケートアメリカ 8 7
GP NHK杯 7 棄権 9 3
CSネーベルホルン杯 2
CS USクラシック 2 3
ネスレ杯 2
タリントロフィー 4

詳細

2020-2021 シーズン
開催日 大会名 RD FD 結果
2020年12月24日 - 27日 第89回全日本フィギュアスケート選手権長野  
 
 
 
 
TBD
2020年11月27日 - 29日 2020年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会門真 2
64.15
3
93.10
3
157.25
2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2018年3月21日 - 24日 2018年世界フィギュアスケート選手権ミラノ 10
65.65
11
98.73
11
164.38
2018年2月19日 - 20日 2018年平昌オリンピック江陵 15
63.41
13
97.22
15
160.63
2018年2月9日 - 12日 2018年平昌オリンピック 団体戦(江陵 5
62.05
5
87.88
5
団体
2018年1月22日 - 28日 2018年四大陸フィギュアスケート選手権台北 2
65.27
3
98.59
3
163.86
2017年12月21日 - 24日 第86回全日本フィギュアスケート選手権調布 1
65.71
1
100.74
1
166.45
2017年11月24日 - 26日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカレークプラシッド 6
62.30
8
93.50
7
155.80
2017年11月10日 - 12日 ISUグランプリシリーズNHK杯大阪 9
61.82
8
94.59
9
156.41
2017年9月27日 - 30日 ISUチャレンジャーシリーズネーベルホルン杯オーベルストドルフ 2
62.67
2
96.63
2
159.30
2017年9月13日 - 17日 ISUチャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 2
60.00
3
91.45
3
151.45
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2017年4月20日 - 23日 2017年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京 5
63.77
6
92.68
1
団体
(156.45)
2017年3月27日 - 4月2日 2017年世界フィギュアスケート選手権ヘルシンキ 23
54.68
- 23
2017年2月23日 - 25日 2017年アジア冬季競技大会札幌 2
64.64
2
94.40
2
159.14
2017年2月14日 - 19日 2017年四大陸フィギュアスケート選手権江陵 9
57.80
9
82.58
9
140.38
2016年12月22日 - 25日 第85回全日本フィギュアスケート選手権門真 1
62.04
1
96.32
1
158.36
2016年11月25日 - 27日 ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌 - - 棄権
2016年10月21日 - 23日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカシカゴ 10
56.19
7
91.18
8
147.37
2016年9月14日 - 17日 ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 2
61.10
2
90.08
2
151.18
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2016年3月26日 - 4月3日 2016年世界フィギュアスケート選手権ボストン 16
59.00
14
88.90
15
147.90
2016年2月16日 - 21日 2016年四大陸フィギュアスケート選手権台北 7
57.13
6
88.70
7
145.83
2016年1月6日 - 10日 2016年メンターネスレネスクイックトルン杯トルン 2
58.64
2
91.27
2
149.91
2015年12月24日 - 27日 第84回全日本フィギュアスケート選手権札幌 1
58.36
1
88.72
1
147.08
2015年11月27日 - 29日 ISUグランプリシリーズ NHK杯長野 7
53.44
7
81.53
7
134.97
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2014年12月25日 - 28日 第83回全日本フィギュアスケート選手権長野 3
50.90
3
77.38
3
128.28
2014年12月3日 - 7日 2014年タリントロフィータリン 4
50.33
4
77.41
4
127.74

女子シングル

大会/年 2007-08 2008-09 2009-10 2010-11 2011-12 2012-13 2013-14
全日本選手権 17 10 10 16 17
メラーノ杯 7
チャレンジカップ 7
トリグラフトロフィー 2 2
クリスタルスケート 3
ニース杯 4
全日本Jr.選手権 8 12
JGPゴールデンリンクス 3
JGPクールシュヴェル 17

詳細

2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年12月20日 - 23日 第82回全日本フィギュアスケート選手権さいたま 16
49.70
17
92.09
17
141.79
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年12月20日 - 24日 第81回全日本フィギュアスケート選手権札幌 17
47.49
16
87.59
16
135.08
2012年11月16日 - 18日 2012年メラーノ杯メラーノ 10
40.86
7
83.54
7
124.40
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年3月8日 - 11日 2012年チャレンジカップハーグ 17
37.16
4
93.47
7
130.63
2011年12月22日 - 26日 第80回全日本フィギュアスケート選手権門真 6
54.20
9
99.91
10
154.11
2011年11月10日 - 13日 2011年クリスタルスケートブラショフ 3
43.67
- 3
128.78
2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年4月7日 - 10日 2011年トリグラフトロフィーイェセニツェ 2
52.90
4
86.68
2
139.58
2010年12月24日 - 27日 第79回全日本フィギュアスケート選手権長野 14
46.32
10
94.00
10
140.32
2010年8月25日 - 28日 ISUジュニアグランプリ クールシュヴェルクールシュヴェル 10
38.73
18
63.12
17
101.85
2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年12月25日 - 27日 第78回全日本フィギュアスケート選手権門真 13
53.34
18
83.67
17
137.01
2009年11月4日 - 8日 2009年ニース杯ニース 2
51.50
4
85.92
4
137.42
2008-2009 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2008年11月23日 - 24日 第77回全日本フィギュアスケートジュニア選手権名古屋 23
39.79
11
82.99
12
122.78
2008年10月1日 - 5日 ISUジュニアグランプリ ゴールデンリンクスホメリ 2
50.42
7
74.08
3
124.50
2007-2008 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年11月24日 - 25日 第76回全日本フィギュアスケートジュニア選手権仙台 11
39.96
8
76.61
8
116.57

プログラム使用曲

シーズン SD FD EX
2020-2021[7] The Mask
振付:Marina Zoueva, Ilia Tkachenko, Maxim Kozhevnikov
La Bayadere
振付:Marina Zoueva/Massimo Scali
2017-2018 チャチャ:I Like It Like That
ルンバ:Mondo Bongo
サンバ:Batucada de Sambrasil
振付:マリナ・ズエワ
ラストエンペラー
戦場のメリークリスマス
作曲:坂本龍一
振付:マッシモ・スカリ
Unsteady
曲:X・アンバサダーズ
振付:ランディ・ストロング
2016-2017 ブルース:The Sun's Gonna Shine Again
ジャイブ:I've Got a Woman
スウィング: Mess Around
演奏:レイ・チャールズ
Poeta en el Puerto
Amor Dulce Muert
Nada Puede Dormir
Poeta en el Viento
作曲:ビセンテ・アミーゴ
All I Need is That Girl ミュージカル『ジプシー』より
作曲:ジューリー・スタイン
2015-2016 ワルツ:Wiener Cafe
マーチ:Olympiamarsch
マーチ:UNO March
作曲:ロベルト・シュトルツ
振付:マリナ・ズエワ、マッシモ・スカリ
ペニーズ・フロム・ヘブン
作曲:アーサー・ジョンストン
Jubilee Stomp
作曲:デューク・エリントン
The Reel Chaplin: A Symphonic Adventure
指揮:カール・デイヴィス
映画『ライムライト』より
作曲:チャーリー・チャップリン
演奏:トーマス・ベックマン
振付:マリナ・ズエワ、マッシモ・スカリ
Everything Has Changed
曲:テイラー・スウィフト feat. エド・シーラン
2014-2015 Dame Tu Fuerza/Toque Torero
振付:アーロン・ロウメーガン・ウィング
映画『バーレスク』より
振付:アーロン・ロウ、メーガン・ウィング

脚注

外部リンク