コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ダニー・ファーカー」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: セクションリンク切れの修正及びノートのBroken anchorカテゴリの削除 - ロースター (MLB) など (ロースター (MLB)#26人枠と40人枠) - log
71行目: 71行目:


=== ホワイトソックス時代 ===
=== ホワイトソックス時代 ===
2017年7月24日に[[シカゴ・ホワイトソックス]]とマイナー契約を結び、傘下のAAA級[[シャーロット・ナイツ]]へ配属された。8月19日にメジャー契約を結んで[[ロースター (MLB)#25人枠と40人枠|アクティブ・ロースター]]入りした<ref name="MLBstats" />。同年は2球団合計で52試合に登板して4勝2敗、防御率4.20を記録した。
2017年7月24日に[[シカゴ・ホワイトソックス]]とマイナー契約を結び、傘下のAAA級[[シャーロット・ナイツ]]へ配属された。8月19日にメジャー契約を結んで[[ロースター (MLB)#26人枠と40人枠|アクティブ・ロースター]]入りした<ref name="MLBstats" />。同年は2球団合計で52試合に登板して4勝2敗、防御率4.20を記録した。


{{by|2018年}}4月20日の[[ヒューストン・アストロズ]]戦、この試合の6回表に登板したファーカーは、直後の6回裏の攻撃中にダグアウトで倒れ、病院へ搬送された。検査の結果、[[動脈瘤]]の破裂による[[脳内出血]]と診断された<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/whitesox/news/danny-farquhar-critical-after-brain-hemorrhage/c-273152256 |title=Farquhar stable after ruptured brain aneurysm|author=Scott Merkin|publisher=MLB.com|language=英語|date=2018年4月21日|accessdate=2018年6月11日}}</ref>。幸いにも一命を取りとめたファーカーは、手術を経て、5月7日に退院した。6月1日、本拠地[[ギャランティード・レート・フィールド]]での試合前には[[始球式]]を行った<ref>{{Cite news|url=https://news.yahoo.co.jp/byline/unenatsuki/20180602-00085960/ |title=脳出血で倒れた投手が「マウンド」へ戻ってきた。その投手はイチローが移籍した時の交換相手|author=宇根夏樹|work=ism|date=2018年6月2日|accessdate=2018年6月11日}}</ref>。レギュラーシーズン終了後の10月27日にFAとなった<ref name="MLBstats" />。
{{by|2018年}}4月20日の[[ヒューストン・アストロズ]]戦、この試合の6回表に登板したファーカーは、直後の6回裏の攻撃中にダグアウトで倒れ、病院へ搬送された。検査の結果、[[動脈瘤]]の破裂による[[脳内出血]]と診断された<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/whitesox/news/danny-farquhar-critical-after-brain-hemorrhage/c-273152256 |title=Farquhar stable after ruptured brain aneurysm|author=Scott Merkin|publisher=MLB.com|language=英語|date=2018年4月21日|accessdate=2018年6月11日}}</ref>。幸いにも一命を取りとめたファーカーは、手術を経て、5月7日に退院した。6月1日、本拠地[[ギャランティード・レート・フィールド]]での試合前には[[始球式]]を行った<ref>{{Cite news|url=https://news.yahoo.co.jp/byline/unenatsuki/20180602-00085960/ |title=脳出血で倒れた投手が「マウンド」へ戻ってきた。その投手はイチローが移籍した時の交換相手|author=宇根夏樹|work=ism|date=2018年6月2日|accessdate=2018年6月11日}}</ref>。レギュラーシーズン終了後の10月27日にFAとなった<ref name="MLBstats" />。

2021年4月13日 (火) 08:59時点における版

ダニー・ファーカー
Danny Farquhar
タンパベイ・レイズでの現役時代
(2017年4月25日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ブロワード郡ペンブロークパインズ
生年月日 (1987-02-17) 1987年2月17日(37歳)
身長
体重
5' 9" =約175.3 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 MLBドラフト10巡目
初出場 2011年9月13日
最終出場 2018年4月20日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ダニエル・アンドレス・ファーカーDaniel Andres Farquhar, 1987年2月17日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ブロワード郡ペンブロークパインズ出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。

愛称はファークFark[1]

経歴

プロ入り前

高校時代は投手と外野手を兼任。外野手として打率は4割を超えていた[2]ルイジアナ大学ラファイエット校進学後は抑えとして活躍した。

プロ入りとブルージェイズ時代

2008年MLBドラフト10巡目(全体309位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入りした。この年は傘下のA-級オーバーン・ダブルデイズ、A級ランシング・ラグナッツに所属した。

2009年はA+級ダニーデン・ブルージェイズで開幕を迎え、その後AA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツに昇格した。

2010年11月28日にラージャイ・デービスとのトレードで、トリスタン・マグナソンと共にオークランド・アスレチックスにへ移籍した[3]

2011年4月18日にデビッド・パーシーとのトレードで、ブルージェイズに復帰。9月13日のボストン・レッドソックス戦でメジャー初登板を果たすも結果を出せず、AAA級ラスベガス・フィフティワンズに降格した[3]

マリナーズ時代

シアトル・マリナーズ時代
(2014年7月2日)

2012年6月9日にウェイバー公示を経て古巣のアスレチックスに復帰した[3]。しかし再びウェイバー公示され、6月26日にニューヨーク・ヤンキースへ移籍した。7月23日にはイチローとのトレードで、D・J・ミッチェルと共にシアトル・マリナーズへ移籍した[4]

2013年はAAA級タコマ・レイニアーズで開幕を迎える。5月17日にメジャー昇格が決まった[5]。8月2日からトム・ウィルヘルムセンに代わりクローザーを務め、同月3日にはメジャー初セーブを記録する[6]。シーズン終盤での配置転換ではあったが、クローザーを務めた24試合では0勝3敗16セーブ・防御率2.38を記録した。

2014年2月25日にマリナーズと1年契約に合意した[7]。この年は、奪三振にこだわらないピッチングに変えた事[8]で安定した投球を披露するようになり、66試合に登板して防御率2.66・メジャー初勝利を含む3勝1敗という成績を記録した。また、前年より低下したとは言え、投球イニングを上回る三振を奪い、奪三振率は依然として10.0を超えていた。

2015年は通算150試合登板に到達し、最終的には43試合でマウンドに登ったが、成績は大幅に悪化。防御率5.12は、2013年以降ではワーストの数字であり、負けが込んで1勝8敗と大きく負け越した。また、前年比 - 20投球回にもかかわらず被本塁打が増し、9本も打たれた。

レイズ時代

2015年11月5日にネイサン・カーンズC.J.リーフェンハウザーブーグ・パウエルとのトレードで、ブラッド・ミラーローガン・モリソンと共にタンパベイ・レイズへ移籍した[9]

2016年、35試合にリリーフ登板して自己2位となる防御率3.06をマーク。また、三振奪取能力が以前の水準に戻り、2年ぶりに10.0超えとなる奪三振率11.7を記録した。

2017年6月29日にブラッド・ボックスバーガーの故障者リストからの復帰に伴ってDFAとなり[10]7月3日にマイナー契約でAAA級ダーラム・ブルズへ配属された。7月20日に自由契約となった[3]

ホワイトソックス時代

2017年7月24日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、傘下のAAA級シャーロット・ナイツへ配属された。8月19日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[3]。同年は2球団合計で52試合に登板して4勝2敗、防御率4.20を記録した。

2018年4月20日のヒューストン・アストロズ戦、この試合の6回表に登板したファーカーは、直後の6回裏の攻撃中にダグアウトで倒れ、病院へ搬送された。検査の結果、動脈瘤の破裂による脳内出血と診断された[11]。幸いにも一命を取りとめたファーカーは、手術を経て、5月7日に退院した。6月1日、本拠地ギャランティード・レート・フィールドでの試合前には始球式を行った[12]。レギュラーシーズン終了後の10月27日にFAとなった[3]

ヤンキース傘下時代

2019年1月21日にヤンキースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[13]。6月19日に放出された。

その後、自身のInstagramのアカウントで引退を発表した。現在は以前に所属していたホワイトソックスのフロントオフィスに勤めている。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2011 TOR 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 11 2.0 4 0 2 0 0 1 0 0 4 4 13.50 3.00
2013 SEA 46 0 0 0 0 0 3 16 2 .000 228 55.2 44 2 22 4 0 79 2 1 29 26 4.20 1.19
2014 66 0 0 0 0 3 1 1 13 .750 290 71.0 58 5 22 1 4 81 6 2 23 21 2.66 1.13
2015 43 0 0 0 0 1 8 1 8 .111 219 51.0 53 9 17 2 1 48 1 1 33 29 5.12 1.37
2016 TB 35 0 0 0 0 1 0 0 7 1.000 158 35.1 33 8 15 1 4 46 1 0 14 12 3.06 1.36
2017 37 0 0 0 0 2 2 0 9 .500 154 35.0 28 2 22 4 4 33 4 0 16 16 4.11 1.43
CWS 15 0 0 0 0 2 0 0 4 1.000 61 14.1 11 1 6 0 0 12 0 0 7 7 4.40 1.19
'17計 52 0 0 0 0 4 2 0 13 .667 215 49.1 39 3 28 4 4 45 4 0 23 23 4.20 1.36
2018 8 0 0 0 0 1 1 0 2 .500 29 8.0 6 3 0 0 0 9 1 0 5 5 5.63 0.75
MLB:7年 253 0 0 0 0 10 15 18 45 .400 1150 272.1 237 30 106 12 13 309 15 4 131 119 3.93 1.26

背番号

  • 49(2011年)
  • 40(2013年 - 2015年)
  • 43(2016年 - 2018年)

脚注

  1. ^ Sox Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年8月30日閲覧
  2. ^ Gary Curreri; Patrick Lammer; Cynthia Thuma; Steve Perhla (2004年3月15日). “Farquhar, Archbishop Mccarthy Knock Out Key West In Semis” (英語). Sun Sentinel. 2017年7月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e f MLB公式プロフィール参照。2019年2月7日閲覧。
  4. ^ Bryan Hoch (2012年7月23日). “Yankees acquire Ichiro for two prospects” (英語). MLB.com. 2017年7月3日閲覧。
  5. ^ Geoff Baker (2013年8月2日). “Danny Farquhar up from Class AAA to join Mariners bullpen” (英語). The Seattle Times. 2017年7月3日閲覧。
  6. ^ Geoff Baker (2013年8月2日). “Tom Wilhelmsen out as Mariners closer once again” (英語). The Seattle Times. 2017年7月3日閲覧。
  7. ^ "Seattle Mariners player signing updates" (Press release) (英語). MLB.com (Seattle Mariners). 25 February 2014. 2017年7月3日閲覧
  8. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、217頁。ISBN 978-4-331-51921-9 
  9. ^ Bill Chastain (2015年11月5日). “Rays get Miller, Morrison, Farquhar from M's” (英語). MLB.com. http://m.mlb.com/news/article/156606676/rays-acquire-miller-morrison-farquhar 2015年11月6日閲覧。 
  10. ^ Jonathan Toye (2017年6月29日). “Boxberger activated, Farquhar DFA'd” (英語). MLB.com. 2017年7月2日閲覧。
  11. ^ Scott Merkin (2018年4月21日). “Farquhar stable after ruptured brain aneurysm” (英語). MLB.com. 2018年6月11日閲覧。
  12. ^ 宇根夏樹 (2018年6月2日). “脳出血で倒れた投手が「マウンド」へ戻ってきた。その投手はイチローが移籍した時の交換相手”. ism. https://news.yahoo.co.jp/byline/unenatsuki/20180602-00085960/ 2018年6月11日閲覧。 
  13. ^ Bryan Hoch (2019年1月21日). “Source: Yanks sign Farquhar to Minors deal” (英語). MLB.com. 2019年2月7日閲覧。

関連項目

外部リンク