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{{by|2010年}}はまずA級レイクウッドでプレーし、21試合に登板して2勝0敗、防御率1.90、30奪三振を記録した。6月にA+級{{仮リンク|クリアウォーター・スレッシャーズ|en|Clearwater Threshers}}へ昇格。24試合に登板して0勝2敗、防御率3.66、26奪三振を記録した。
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2021年4月13日 (火) 09:06時点における版

ジェイク・ディークマン
Jake Diekman
オークランド・アスレチックス #35
フィラデルフィア・フィリーズ時代
(2012年6月9日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ネブラスカ州ゲージ郡ワイモア英語版
生年月日 (1987-01-21) 1987年1月21日(37歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2007年 MLBドラフト30巡目
初出場 2012年5月15日 ヒューストン・アストロズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジェイコブ・タナー・ディークマンJacob Tanner Diekman, 1987年1月21日 - )は、アメリカ合衆国ネブラスカ州ゲージ郡ワイモア英語版出身のプロ野球選手投手)。左投左打。MLBオークランド・アスレチックス所属。

経歴

プロ入りとフィリーズ時代

2007年MLBドラフト30巡目(全体923位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名され、6月22日に契約。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズでプロデビューし、10試合(先発7試合)に登板して1勝3敗、防御率2.92、35奪三振を記録した。8月にA-級ウィリアムズポート・クロスカッターズ英語版へ昇格。3試合に先発登板して2勝1敗、防御率2.25、11奪三振を記録した。

2008年はまずA級レイクウッド・ブルークロウズでプレーし、19試合に先発登板して3勝5敗、防御率5.42、53奪三振を記録した。7月にA-級ウィリアムズポートへ異動。8試合に先発登板して1勝4敗、防御率4.40、43奪三振を記録した。

2009年からリリーフへ転向。A級レイクウッドでプレーし、32試合(先発2試合)に登板して2勝0敗2セーブ、防御率4.04、52奪三振を記録した。

2010年はまずA級レイクウッドでプレーし、21試合に登板して2勝0敗、防御率1.90、30奪三振を記録した。6月にA+級クリアウォーター・スレッシャーズ英語版へ昇格。24試合に登板して0勝2敗、防御率3.66、26奪三振を記録した。

2011年はAA級レディング・フィリーズでプレーし、53試合に登板して0勝1敗3セーブ、防御率3.05、83奪三振を記録した。オフの11月18日にフィリーズとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たした[1]

2012年3月27日にAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスへ配属され、そのまま開幕を迎えた。5月11日にメジャーへ昇格し[2]、15日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。同点の9回表2死から登板し、1.1回を無安打無失点3奪三振に抑え、10回裏にフィリーズがサヨナラ勝ちしたため、メジャー初勝利を挙げた。その後もリリーフとして22試合に登板したが、8月1日にAAA級リーハイバレーへ降格。登録枠が拡大された9月2日に再昇格した[3]。この年メジャーでは32試合に登板して1勝1敗、防御率3.95、35奪三振を記録した。

2013年3月17日にAAA級リーハイバレーへ配属され、そのまま開幕を迎えた。AAA級リーハイバレーで30試合に登板後、6月13日にメジャーへ昇格[4]。45試合に登板して1勝4敗、防御率2.58、41奪三振を記録した。

2014年は初の開幕ロースター入りを果たした[5]。この年は、チーム最多且つ自己最多となる73試合に投げ、防御率3.80・チーム最多ホールド[6]を記録。また、71.0イニングで100個の三振を奪い、奪三振率12.7という高率をマークしたが、大雑把な制球力から四球で乱れる場面もあった[6]

2015年、フィリーズでは41試合に投げたが、防御率5.15・WHIP1.75と荒れたピッチング内容だった。奪三振率(12.0)と与四球率(5.9)のどちらもが高いのも、相変わらずであった。

レンジャーズ時代

2015年7月31日にマット・ハリソンニック・ウィリアムズホルヘ・アルファーロジェイク・トンプソンジェラッド・アイコフアレク・アッシャー英語版とのトレードで、コール・ハメルズと共にテキサス・レンジャーズへ移籍した[7][8]。レンジャーズ加入後は投球内容が一転し、26試合の登板で防御率2.08・WHIP0.92という成績を残した。フィリーズとの通算では、2年連続65試合以上となる67試合に投げ、2勝1敗、防御率4.01、58.1イニングで31四球・69奪三振という成績を残した。

2017年1月17日に例年悩まされてきた慢性の大腸炎を手術することが発表された。これによってシーズン前半を欠場することになった[9]。9月1日にメジャー復帰するとシーズン終了までに11試合に登板した。オフにはハッチ賞を受賞した[10]

ダイヤモンドバックス時代

2018年7月31日に黄暐傑英語版及び後日発表選手[注 1]とのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[12]。オフの10月29日にフリーエージェント(FA)となった[13]

ロイヤルズ時代

2019年2月13日にカンザスシティ・ロイヤルズと1年225万ドルの契約を結んだ[14]

アスレチックス時代

2019年7月27日にイスマエル・アキーノダイロン・ブランコとのトレードで、オークランド・アスレチックスへ移籍した[15]。オフの10月31日にFAとなった[16]が、12月3日に2年総額750万ドルで再契約を結んだ[17]

投球スタイル

サイドスロー気味のスリークォーターから、平均球速153.0km/hツーシームを繰り出す。これが投球全体の70%以上の割合で投げており、次いで平均球速136.5km/hのスライダーが約24%と、この2球種で全体のほとんどを占める。それ以外ではチェンジアップを投げる。また、ごく稀にカーブフォーシームを投げることがある。2013年の1シーズンのみ、基本球種にツーシームではなくシンカーを使っており、シンカー、ツーシーム、スライダーの3球種を組み合わせていた。[18]

三振能力が非常に高く、2016年シーズン終了時点で通算奪三振率11.03をマークしている。一方で、もともと制球力がない上に、最大の武器であるスライダーをボール球にして振らせることが多いため、特にスライダーのストライク率が低い。その結果、与四球が多くなり通算与四球率4.65という壊滅的な数字を残している[18]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2012 PHI 32 0 0 0 0 1 1 0 4 .500 131 27.1 25 1 20 3 3 35 1 0 17 12 3.95 1.65
2013 45 0 0 0 0 1 4 0 11 .200 164 38.1 34 1 16 2 0 41 2 1 15 11 2.58 1.30
2014 73 0 0 0 0 5 5 0 18 .500 313 71.0 66 4 35 5 3 100 7 0 36 30 3.80 1.42
2015 41 0 0 0 0 2 1 0 6 .667 175 36.2 40 3 24 0 2 49 1 0 23 21 5.15 1.75
TEX 26 0 0 0 0 0 0 0 10 --- 85 21.2 13 2 7 0 1 20 1 0 5 5 2.08 0.92
'15計 67 0 0 0 0 2 1 0 16 .667 260 58.1 53 5 31 0 3 69 2 0 28 26 4.01 1.44
2016 66 0 0 0 0 4 2 4 26 .667 221 53.0 36 4 26 1 3 59 3 0 22 20 3.40 1.17
2017 11 0 0 0 0 0 0 1 5 ---- 45 10.2 4 1 10 1 0 13 0 0 3 3 2.53 1.31
2018 47 0 0 0 0 1 1 2 14 .500 172 39.0 31 2 23 1 3 48 0 0 18 16 3.69 1.38
ARI 24 0 0 0 0 0 1 0 3 .000 71 14.1 18 2 8 1 3 18 3 0 15 12 7.53 1.81
'18計 71 0 0 0 0 1 2 2 17 .333 243 53.1 49 4 31 2 6 66 3 0 33 28 4.73 1.50
2019 KC 48 0 0 0 0 0 6 0 18 .000 188 41.2 33 3 23 0 8 63 4 0 23 22 4.75 1.34
OAK 28 0 0 0 0 1 1 0 13 .500 94 20.1 16 0 16 1 3 21 2 0 11 10 4.43 1.57
'19計 76 0 0 0 0 1 7 0 31 .125 282 62.0 49 3 39 1 11 84 6 0 34 32 4.65 1.42
2020 21 0 0 0 0 2 0 0 13 1.000 84 21.1 8 1 12 1 1 31 0 0 2 1 0.42 0.94
MLB:9年 462 0 0 0 0 17 22 7 141 .436 1743 395.1 324 24 220 16 30 498 24 1 190 163 3.71 1.38
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績



投手(P)












2012 PHI 32 1 3 2 0 .667
2013 45 0 5 2 0 .714
2014 73 3 9 0 0 1.000
2015 41 0 5 1 1 .833
TEX 26 1 5 0 0 1.000
'15計 67 1 10 1 1 .917
2016 66 3 5 0 0 1.000
2017 11 0 0 0 0 ----
2018 47 0 5 1 0 .833
ARI 24 1 3 2 0 .667
'18計 71 1 8 3 0 .750
2019 KC 48 0 2 1 0 .667
OAK 28 1 3 0 1 1.000
'19計 76 1 5 1 1 .857
2020 21 2 0 0 0 1.000
MLB 462 12 45 9 2 .864
  • 2020年シーズン終了時

表彰

背番号

  • 63(2012年 - 2015年途中)
  • 41(2015年途中 - 2018年)
  • 40(2019年 - 同年7月26日)
  • 35(2019年7月30日 - )

脚注

注釈

  1. ^ 2018年8月17日にジョシュア・ハビアーと発表されている[11]

出典

  1. ^ “Phillies Add Four Players To 40-Man Roster” (英語). Phillies Press Release. MLB.com. (2011年11月18日). http://m.phillies.mlb.com/news/article/25999524 2015年11月20日閲覧。 
  2. ^ “Phillies announce roster moves” (英語). Phillies Press Release. MLB.com. (2012年5月11日). http://m.phillies.mlb.com/news/article/30964070 2015年11月20日閲覧。 
  3. ^ Todd Zolecki (2012年9月2日). “Callups De Fratus, Diekman bolster bullpen” (英語). MLB.com. 2015年11月20日閲覧。
  4. ^ Todd Zolecki (2013年6月13日). “Hernandez sent down to get playing time at Triple-A” (英語). MLB.com. 2015年11月20日閲覧。
  5. ^ “Phillies finalize Opening Day roster” (英語). Phillies Press Release. MLB.com. (2014年3月29日). http://m.phillies.mlb.com/news/article/70413270 2015年11月20日閲覧。 
  6. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、322頁。ISBN 978-4-331-51921-9 
  7. ^ “6対2の大型トレード成立へ! レンジャーズ、先発左腕C.ハメルズらを獲得”. MSNスポーツ (MSN). (2015年7月30日). https://archive.is/swW41 2015年11月20日閲覧。 
  8. ^ Rangers get Cole Hamels, reliever for lefty Matt Harrison, 5 prospects” (英語). ESPN (2015年7月29日). 2015年11月20日閲覧。
  9. ^ “レンジャーズ左腕、大腸炎手術でシーズン前半絶望に”. iSM(Yahoo!JAPAN). (2017年1月18日). オリジナルの2017年2月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170202033010/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00000213-ism-base 2017年1月28日閲覧。 
  10. ^ Doug Miller (2018年1月29日). “Diekman wins Hutch Award for community service” (英語). MLB.com. https://www.mlb.com/news/jake-diekman-wins-hutch-award/c-265289624 2018年4月10日閲覧。 
  11. ^ Wesley Dotson (2018年8月17日). “DeShields on DL with fractured fingertip” (英語). MLB.com. 2018年8月18日閲覧。
  12. ^ Steve Gilbert (2018年7月31日). “D-backs reacquire Ziegler, land Diekman” (英語). MLB.com. 2018年8月6日閲覧。
  13. ^ MLB公式プロフィール参照。2019年2月14日閲覧。
  14. ^ Manny Randhawa (2019年2月13日). “Diekman signs 1-year deal with Royals” (英語). MLB.com. 2019年2月14日閲覧。
  15. ^ Jeffrey Flanagan (2019年7月27日). “Royals deal Diekman to A's among roster moves” (英語). MLB.com. 2019年7月28日閲覧。
  16. ^ Thomas Harrigan, Manny Randhawa and Paul Casella (2019年11月8日). “Here are every team's free agents this winter” (English). MLB.com. 2019年12月2日閲覧。
  17. ^ Martin Gallegos (2019年12月3日). “Diekman returns on 2-year deal, bolsters A's 'pen” (英語). MLB.com. 2019年12月4日閲覧。
  18. ^ a b Jake Diekman Pitch Data” (英語). The Baseball Cube. 2017年1月29日閲覧。

関連項目

外部リンク