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2021年4月13日 (火) 09:25時点における版
ロサンゼルス・ドジャース時代 (2017年2月25日) | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州ロサンゼルス |
生年月日 | 1988年1月21日(36歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 215 lb =約97.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2006年 MLBドラフト5巡目 |
初出場 |
MLB / 2015年6月2日 NPB / 2019年6月2日 |
最終出場 | NPB / 2019年6月4日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ジョシュア・ジョゼフ・レイビン(Joshua Joseph Ravin, 1988年1月21日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスのウェスト・ヒルズ地区出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。愛称はキュアーボ(Cuervo)。
経歴
プロ入り前
チャッツワース高等学校時代は、チームメイトにマイク・ムスターカスとマット・ドミンゲスがいた。
プロ入りとレッズ傘下時代
2006年のMLBドラフト5巡目(全体144位)でシンシナティ・レッズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッズでプロデビュー。パイオニアリーグのルーキー級ビリングス・マスタングスでもプレーし、2球団合計で11試合(先発10試合)に登板して0勝1敗・防御率3.96・40奪三振の成績を残した。
2007年はルーキー級ビリングスでプレーし、13試合に先発登板して1勝5敗・防御率8.55・39奪三振の成績を残した。
2008年はルーキー級ビリングスとA級デイトン・ドラゴンズでプレーし、2球団合計で18試合(先発15試合)に登板して2勝9敗・防御率7.77・59奪三振の成績を残した。
2009年はA級デイトンでプレーし、15試合に先発登板して3勝8敗・防御率3.67・66奪三振の成績を残した。
2010年はルーキー級アリゾナリーグ・レッズ、A級デイトン、A+級リンチバーグ・ヒルキャッツでプレーし、3球団合計で19試合に先発登板して5勝7敗・防御率3.89・75奪三振の成績を残した。
2011年はA+級ベーカーズフィールド・ブレイズ[1]とAA級カロライナ・マドキャッツでプレーし、2球団合計で25試合に先発登板して2勝10敗・防御率5.17・114奪三振の成績を残した。
2012年はA+級ベーカーズフィールドとAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズ[2]でプレーし、2球団合計で23試合に登板して1勝3敗・防御率5.33・26奪三振の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。
2013年はAA級ペンサコーラとAAA級ルイビル・バッツでプレーし、2球団合計で48試合に登板して1勝3敗・防御率5.82・48奪三振の成績を残した。マイナーリーグ全日程終了後の9月16日にDFAとなった[4]。
ドジャース時代
2013年9月19日にウェイバー公示を経てミルウォーキー・ブルワーズへ移籍したが、10月23日に40人枠外となり[5]、11月4日にFAとなった。
その後、12月にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ[6]。2014年は傘下のAA級チャタヌーガ・ルックアウツとAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、2球団合計で23試合に登板して2勝1敗6セーブ・防御率3.65・25奪三振の成績を残した。
2015年は開幕からAAA級オクラホマシティ・ドジャース[7]でプレーし、6月2日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]。同日のコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは9試合に登板して2勝1敗・防御率6.75・12奪三振の成績を残した。
2016年は2月29日に交通事故に遭い、左腕骨折の重傷を負って緊急手術を受けた[9]。そのため、開幕から故障者リストで過ごした。5月2日には薬物検査で陽性反応を示した事が判明し、80試合の出場停止処分を受けた[10]。処分の明けた8月8日にメジャーへ復帰した[11]。この年は10試合に登板して防御率0.93・13奪三振の成績を残した。
2017年は14試合に登板して0勝1敗1セーブ・防御率6.48・19奪三振の成績を残した。
ブレーブス時代
2017年11月20日に金銭トレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[12]。
2018年3月5日に40人枠から外れる形で傘下のAAA級グウィネット・ストライパーズへ配属された[4]。3月31日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入りした[4]。4月21日にDFAとなり[13]、25日に再び40人枠から外れる形でAAA級グウィネットへ配属された[14]。結局、この年メジャーでは、2試合の登板にとどまった。
ロッテ時代
2019年1月7日、千葉ロッテマリーンズが獲得を発表[15]。ケガの影響で出遅れ、初登板は6月2日の対埼玉西武戦。この試合は1回を無失点に抑える好投を見せた。しかし、続く6月4日対阪神戦では9回から登板するもジェフリー・マルテに初被弾を献上、続く梅野隆太郎を四球で歩かせ二盗に三盗を許した直後、その日大腸がんの手術から一軍復帰したばかりの原口文仁にタイムリー2塁打を浴びた。さらにこの後、近本光司にもタイムリーを浴び、計8人の打者に3四死球、被安打3で5失点と散々な内容に終わった。チームも3-11で大敗を喫している[16]。結局この試合を最後に一軍で登板することなく、シーズン終了を前に9月に帰国[17]、11月30日、球団からブランドン・マン、マイク・ボルシンガー、ケニス・バルガスと共に契約不更新通告を受け退団が決まった[18]。
投球スタイル
平均で150km/h、最速で150km/h台後半を記録するフォーシームのほか、シンキング・ファストボール、スライダーを中心に投げる[19][20][21]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | LAD | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | .667 | 47 | 9.1 | 13 | 3 | 4 | 0 | 1 | 12 | 1 | 0 | 7 | 7 | 6.75 | 1.82 |
2016 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 35 | 9.2 | 2 | 1 | 4 | 0 | 0 | 13 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0.93 | 0.62 | |
2017 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | .000 | 71 | 16.2 | 12 | 4 | 9 | 1 | 1 | 19 | 0 | 0 | 12 | 12 | 6.48 | 1.26 | |
2018 | ATL | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 14 | 3.0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 | 6.00 | 1.33 |
2019 | ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 12 | 1.2 | 3 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | 5 | 27.00 | 3.60 |
MLB:3年 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 1 | 1 | .400 | 167 | 38.2 | 29 | 8 | 19 | 1 | 3 | 45 | 3 | 0 | 22 | 22 | 5.12 | 1.24 | |
NPB:1年 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 12 | 1.2 | 3 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | 5 | 27.00 | 3.60 |
- 2019年度シーズン終了時
NPB記録
- 初登板:2019年6月2日、対埼玉西武ライオンズ11回戦(ZOZOマリンスタジアム)、9回表に3番手で救援登板、1回無失点・完了
- 初奪三振:2019年6月4日、対阪神タイガース1回戦(ZOZOマリンスタジアム)、9回表に髙山俊から空振り三振
背番号
- 71(2015年 - 2018年)
- 00(2019年)
脚注
- ^ 2011年から2014年までレッズ傘下
- ^ 2012年より球団名変更
- ^ Mark Sheldon (2012年11月20日). “Corcino among six added to Reds' 40-man roster” (英語). MLB.com. 2017年11月18日閲覧。
- ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2018年4月10日閲覧。
- ^ Adam McCalvy (2013年10月23日). “Brewers outright three righties off 40-man roster” (英語). MLB.com. 2018年3月6日閲覧。
- ^ David Miniel (2013年12月21日). “MLB Free Agency: Los Angeles Dodgers sign three minor league players” (英語). fansided.com. 2017年11月18日閲覧。
- ^ 2015年よりドジャース傘下
- ^ Ken Gurnick (2015年6月2日). “Van Slyke to DL; Heisey, Thomas join Dodgers” (英語). MLB.com. 2017年11月18日閲覧。
- ^ J.P. Hoornstra (2016年3月1日). “Dodgers pitcher Josh Ravin in auto accident, will have surgery on broken left radius.” (英語). insidesocal.com. 2017年11月18日閲覧。
- ^ Jeff Passasn (2016年5月2日). “Sources: Dodgers pitcher suspended 80 games for PEDs” (英語). Yahoo Sports. 2017年11月18日閲覧。
- ^ Eric Stephen (2016年8月8日). “Dodgers recall Josh Ravin, place Joe Blanton on bereavement list” (英語). SB Nation. 2017年11月18日閲覧。
- ^ Mark Bowman (2017年11月20日). “Braves claim Dayton, acquire Ravin from Dodgers” (英語). MLB.com. 2017年12月1日閲覧。
- ^ Aimee Sachs (2018年4月21日). “Flowers to begin rehab assignment this week” (英語). MLB.com. 2018年4月23日閲覧。
- ^ “Braves' Josh Ravin: Sent outright to Triple-A” (英語). CBS Sports (2018年4月25日). 2018年4月29日閲覧。
- ^ ロッテが元ブレーブス・レイビン獲得、抑え候補右腕 - 日刊スポーツ、2019年1月7日配信、同日閲覧
- ^ ロッテ・新助っ人レイビンが大炎上 九回に登板も5失点 井口監督も苦言 - デイリースポーツ、2019年6月4日配信、同日閲覧
- ^ ロッテのレイビン帰国 結果残せず退団の見通しも「いい経験はできた」 スポーツニッポン、2019年9月25日、2020年9月25日閲覧
- ^ レイビン投手・ブランドン投手・ボルシンガー投手・バルガス選手 来季契約について 千葉ロッテマリーンズ公式サイト2019年11月30日
- ^ “ロッテ レイビン昇格「日本の野球に慣れてきた」 ボルシンガー抹消― スポニチ Sponichi Annex 野球”. www.sponichi.co.jp. 2019年6月7日閲覧。
- ^ “Josh Ravin Baseball Statistics 2006-2017”. Baseball Cube. 2017年11月18日閲覧。
- ^ “ロッテの新外国人レイビンを分析!カット系の速球と縦に伸びるスライダーが武器!”. Baseball Geeks. 2019年6月7日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Josh Ravin stats MiLB.com
- 個人年度別成績 J.レイビン - NPB.jp 日本野球機構
- Josh Ravin ™️ (@Freshsqueezed71) - X(旧Twitter)
- Josh Ravin (@Freshsqueezed71) - Instagram