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「IPod touch (第7世代)」の版間の差分

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2021年5月20日 (木) 13:04時点における版

Apple > iPod touch > iPod touch (第7世代)

iPod touch (第7世代) とは、アップルが開発、発売しているiPod touch第7世代目のモデル。

iPod touch(第7世代)
iPod touch(第7世代)ピンク
開発元 Apple
製造元 アップル
世代 7世代
OS iOS 12.3(初期搭載)→14.5
CPU Apple A10 Fusion 64bit[1]
メモリ 2GB
ストレージ フラッシュメモリ
32, 128, 256 GB[1]
ディスプレイ

4インチ (100 mm) [1]

解像度: 1,136 × 640ピクセル, 326 ppi[1]
デジタルカメラ

背面カメラ: 8メガピクセル (1080p)[1]

前面カメラ: 1.2メガピクセル (720p)[1]
外部接続 Wi-Fi (802.11a/b/g/n/ac)[1],
Bluetooth 4.1[1]
電源 1043 mAh
重量 88 g[1]
前世代ハード iPod touch (第6世代)
関連商品 iPhone, iPad
ウェブサイト www.apple.com/jp/ipod-touch/

概要

本モデルは2019年5月28日iPod touch (第6世代)から4年ぶりに発売された。外観に大きな変更点はなく、カメラや液晶、ヘッドフォンジャック、ホームボタンも前モデルと同じである。iPhone 7と同じApple A10 Fusion 64bitプロセッサを搭載し前モデルよりCPUは最大2倍、GPUは最大3倍高速化されARやグループFaceTimeにも対応した。しかし、動作速度はiPhone 7/7 Plusの2.33GHzに対しiPod touch (第7世代) は1.64GHzにダウンクロックされている。メモリは2GBを搭載した。

本モデルから手前に傾けてスリープ解除とバッテリー残量(%)表示の設定に対応した。Apple Payには対応しない。Touch IDFace ID3D Touch、着信/サイレントスイッチは搭載されていない。コントロールセンターからの消音モードの設定は可能。iPod touchはポータブルメディアプレイヤー(ミュージックプレイヤー)であって携帯電話ではないため、電話、パスコード入力画面左下にある「緊急」やSOS機能は搭載されない(パスコードを一定回数間違った場合の画面には「緊急」が表示される)。

一般販売の本体色はスペースグレイ、ゴールド、シルバー、ピンク、ブルーが用意されている。

本モデルでは、Apple TV+Apple Arcadeの開始に伴うストリーミングサービス時代に対応するために、前モデルからストレージ容量が最も少ない16GBモデルと中途半端なストレージ容量の64GBモデルを廃止し、ストレージ容量は32GB、128GBに加えて、新たに256GBが用意された。32GBモデルはストリーミングサービスやゲーム等に特化した低価格モデルとして、128GBモデルと256GBモデルは既存のiPod touchユーザー向けの大容量モデルとして用意された。

もともとiPod touchの低価格モデルはストレージ容量が最も少なく、実用に耐えられる仕様ではなかったことが災いし、発売当初から酷評されていた。しかし、iPod touchが発売された当初とは異なり、2020年現在は他社の動画・音楽ストリーミングサービスが台頭し、Amazon Music HDやmora qualitasなどの高音質ストリーミングサービスも開始したことによって、ストレージ容量が最も少ない32GBモデルは、低価格路線が功を奏してストリーミングサービス時代にマッチしたモデルとして再評価されることになった。

なお、本モデルで256GBの容量のものが発売されたことにより、iPod classic (第6.5世代)の160GBを超えて、iPod touchシリーズがiPodファミリー全体で最大のストレージ容量を持つ機種となった。

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i iPod touch(第7世代)- 技術仕様”. 2019年7月30日閲覧。

外部リンク

先代
iPod touch (第6世代)
iPod touch (第7世代) 次代