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「ルノー・アルカナ」の版間の差分

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外観は近年のルノーのDNAである「CシェイプLEDヘッドライト」を核に、大きく取られた最低地上高、ワイドホイールアーチ、大径タイヤ&ホイールを採用する一方で、緩やかに傾斜したルーフラインや高い位置に配されたウエストラインを用いることで、セダンとクーペとSUVの良さを高い次元で融合させている。
外観は近年のルノーのDNAである「CシェイプLEDヘッドライト」を核に、大きく取られた最低地上高、ワイドホイールアーチ、大径タイヤ&ホイールを採用する一方で、緩やかに傾斜したルーフラインや高い位置に配されたウエストラインを用いることで、セダンとクーペとSUVの良さを高い次元で融合させている。


内装はロシア仕様と欧州仕様および韓国向けXM3ではデザインが全く異なる。センターコンソールには[[アップル (企業)|アップル]]の[[CarPlay]]、[[グーグル]]の[[Android Auto]]に対応したルノー「イージーリンク」マルチメディアシステムが装備されるが、ロシア向けはタッチスクリーンが8インチ、欧州仕様および韓国向けXM3は9.3インチとなる。また、欧州仕様および韓国向けXM3にはデジタルメータークラスターも採用される<ref name="korea">{{cite pressrelease | title=XM3 : SUCCESSFUL LAUNCH IN KOREA FOR RENAULT SAMSUNG MOTORS | url=https://group.renault.com/en/news-on-air/news/xm3-successful-launch-in-korea-for-renault-samsung-motors/ | publisher=[[ルノー]] | date=2020-04-29 | accessdate=2020-09-23}}</ref>。
内装はロシア仕様と欧州仕様および韓国向けXM3ではデザインが全く異なる。センターコンソールには[[Apple]]の[[CarPlay]]、[[グーグル]]の[[Android Auto]]に対応したルノー「イージーリンク」マルチメディアシステムが装備されるが、ロシア向けはタッチスクリーンが8インチ、欧州仕様および韓国向けXM3は9.3インチとなる。また、欧州仕様および韓国向けXM3にはデジタルメータークラスターも採用される<ref name="korea">{{cite pressrelease | title=XM3 : SUCCESSFUL LAUNCH IN KOREA FOR RENAULT SAMSUNG MOTORS | url=https://group.renault.com/en/news-on-air/news/xm3-successful-launch-in-korea-for-renault-samsung-motors/ | publisher=[[ルノー]] | date=2020-04-29 | accessdate=2020-09-23}}</ref>。


[[プラットフォーム (自動車)|プラットフォーム]]もロシア仕様と欧州仕様および韓国向けXM3では異なり、ロシア仕様は[[ダチア・ダスター|ダスター]]やロシア向け[[ルノー・キャプチャー|キャプチャー]]に採用された[[ダチア・B0プラットフォーム|B0プラットフォーム]]を進化させた「B0+プラットフォーム」を採用。208mmの最低地上高を確保し、アプローチアングルを18度、ディパーチャーアングルを25度としてオフロード性能を確保している。一方、欧州仕様および韓国仕様は[[ルノー・クリオ|クリオ]]およびキャプチャーと同じ[[日産・CMF|CMF-B]]プラットフォームを採用している<ref name="carscoops">{{cite web | title=Renault Arkana Finally Coming To Europe In 2021 With All-Hybrid Lineup | url=https://www.carscoops.com/2020/09/renault-arkana-finally-coming-to-europe-in-2021-with-all-hybrid-lineup/ | publisher=Carscoops | author=Dan Mihalascu | date=2020-09-23 | accessdate=2020-09-23}}</ref>。
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2021年5月20日 (木) 13:07時点における版

ルノーサムスン・XM3 > ルノー・アルカナ
ルノー・アルカナ
概要
別名 ルノーサムスン・XM3
製造国 ロシアの旗 ロシアアフトフラモス
大韓民国の旗 韓国ルノーサムスン自動車
販売期間 2019年 -
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアクーペSUV
駆動方式 FF
4WD
パワートレイン
エンジン 1.3L TCe 直噴ガソリンターボ
1.6L MPI ガソリン
最高出力 152PS(1.3L)
123PS(1.6L)
変速機 6速MT
5速MT
7速EDC(1.3L)
エクストロニックCVT(1.6L)
F:マクファーソンストラット
R:トーションビーム
F:マクファーソンストラット
R:トーションビーム
車両寸法
ホイールベース 2,720mm
全長 4,545mm
全幅 1,840mm
全高 1,570mm
その他
プラットフォーム B0+プラットフォーム
CMF-Bプラットフォーム
テンプレートを表示
フランス仕様リア

アルカナARKANA)は、フランスの自動車メーカー、ルノーが販売するクーペSUV

セダンの優雅さとSUVの力強さを高次元で融合した車種として開発された[1]

歴史

初代(2019年- )

  • 2018年8月、モスクワ国際モーターショー2018において、コンセプトモデルをワールドプレミア[2]。 
  • 2019年5月、市販仕様が発表され[3]、コンセプトモデルの意匠をほぼそのまま踏襲し、同年夏にロシアで販売を開始。
  • 2020年3月3日、韓国ルノーサムスン自動車兄弟車を「XM3」の名で発表。ロシア仕様のアルカナとはプラットフォームが異なる。
  • 2020年9月23日、欧州市場へ投入することを発表[4]。よりスポーティーな外観となったR.S.ラインも設定される。
  • 2021年3月10日、欧州市場にて正式発表・受注開始。

概要

外観は近年のルノーのDNAである「CシェイプLEDヘッドライト」を核に、大きく取られた最低地上高、ワイドホイールアーチ、大径タイヤ&ホイールを採用する一方で、緩やかに傾斜したルーフラインや高い位置に配されたウエストラインを用いることで、セダンとクーペとSUVの良さを高い次元で融合させている。

内装はロシア仕様と欧州仕様および韓国向けXM3ではデザインが全く異なる。センターコンソールにはAppleCarPlayグーグルAndroid Autoに対応したルノー「イージーリンク」マルチメディアシステムが装備されるが、ロシア向けはタッチスクリーンが8インチ、欧州仕様および韓国向けXM3は9.3インチとなる。また、欧州仕様および韓国向けXM3にはデジタルメータークラスターも採用される[5]

プラットフォームもロシア仕様と欧州仕様および韓国向けXM3では異なり、ロシア仕様はダスターやロシア向けキャプチャーに採用されたB0プラットフォームを進化させた「B0+プラットフォーム」を採用。208mmの最低地上高を確保し、アプローチアングルを18度、ディパーチャーアングルを25度としてオフロード性能を確保している。一方、欧州仕様および韓国仕様はクリオおよびキャプチャーと同じCMF-Bプラットフォームを採用している[6]

パワートレーンはロシア仕様および韓国向けXM3には1.3Lの直噴ガソリンターボ(TCe260)と1.6Lガソリン(1.6 GTe)の計2種が用意され、前者にはゲトラグ製の7速EDCが、後者にはジヤトコ製のエクストロニックCVTが組み合わされる。尚、1.3Lはルノーとメルセデス・ベンツが共同で新開発したエンジンで、Aクラス(W177型)にも搭載されている。一方、欧州向けはそれらとは異なり、TCe140 (140ps) とTCe160 (160ps) の2種類の12Vモーター付き1.3Lターボマイルドハイブリッド(TCe140)に加えて、140psを発揮する1.6LのE-TECHハイブリッド(E-TECH145)というラインナップとなり、全て電動化されている。

生産はロシア仕様がモスクワにあるルノーロシアで、韓国向けXM3がルノーサムスン釜山工場でそれぞれ行われている。欧州仕様もXM3と同様に釜山で生産されている[6][7]

車名の由来

ラテン語で「秘密」を意味する「ARCANUM」からの造語。

脚注

  1. ^ ルノー 新型クロスオーバーSUV“アルカナ”をモスクワで公開MOTA 2019年8月29日(2020年3月11日 閲覧)
  2. ^ “ルノー 新型クロスオーバーSUV“アルカナ”をモスクワで公開”. MOTA. (2019年8月29日). https://autoc-one.jp/news/5002679/ 2020年3月11日閲覧。 
  3. ^ “ルノーがSUVクーペ市場に参入、『アルカナ』を欧州発表”. Response.. (2019年5月25日). https://response.jp/article/2019/05/25/322736.html 2020年3月13日閲覧。 
  4. ^ "THE NEW RENAULT ARKANA, THE HYBRID SUV COUPE FOR EUROPE" (Press release) (英語). ルノー. 23 September 2020. 2020年9月23日閲覧
  5. ^ "XM3 : SUCCESSFUL LAUNCH IN KOREA FOR RENAULT SAMSUNG MOTORS" (Press release). ルノー. 29 April 2020. 2020年9月23日閲覧
  6. ^ a b Dan Mihalascu (2020年9月23日). “Renault Arkana Finally Coming To Europe In 2021 With All-Hybrid Lineup”. Carscoops. 2020年9月23日閲覧。
  7. ^ ルノー副会長、「釜山工場の生産性高めなければ韓国を離れる」”. 中央日報 (2020年2月9日). 2021年2月9日閲覧。

関連項目

外部リンク

ルノー ロードカータイムライン 1980年代-
タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
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コンパクト トゥインゴ トゥインゴII トゥインゴIII
5/7 シュペール5 クリオI クリオII クリオIII クリオIV クリオV
シンボルI シンボルII
モデュス
カングー カングーII カングーIII
14 9/11 19 メガーヌI メガーヌII メガーヌIII メガーヌIV
フルエンス メガーヌIVセダン
パルス
スカラI スカラII
ミドル 18 21 ラグナI ラグナII ラグナIII
20/30 25 サフラン ヴェルサティス ラティテュード/サフラン
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タリスマン
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