コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「英雄伝説VI 空の軌跡」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
8行目: 8行目:
|タイトル = 英雄伝説 空の軌跡FC<br />英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution(PS Vita)<br />(英雄伝説VI 空の軌跡<ref group="注">「SC」発売以前のタイトル。</ref>)
|タイトル = 英雄伝説 空の軌跡FC<br />英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution(PS Vita)<br />(英雄伝説VI 空の軌跡<ref group="注">「SC」発売以前のタイトル。</ref>)
|ゲームジャンル = [[コンピュータRPG|RPG]]
|ゲームジャンル = [[コンピュータRPG|RPG]]
|対応機種 = [[Microsoft Windows]] (Win) ※詳細は[[#自社開発版|下記]]<br />[[PlayStation Portable]] (PSP)<br />[[PlayStation 3]] (PS3)<br />[[FOMA]](703iシリーズ/903iシリーズ以降)<br />[[PlayStation Vita]](PS Vita)<br />[[iOS (アップル)|iOS]]<br />[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]
|対応機種 = [[Microsoft Windows]] (Win) ※詳細は[[#自社開発版|下記]]<br />[[PlayStation Portable]] (PSP)<br />[[PlayStation 3]] (PS3)<br />[[FOMA]](703iシリーズ/903iシリーズ以降)<br />[[PlayStation Vita]](PS Vita)<br />[[IOS (Apple)|iOS]]<br />[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]
|必要環境='''CPU''':[[Pentium III]] 550 [[メガヘルツ|MHz]]以上<br />'''メモリ''':[98/Me] 192 [[メガバイト|MB]]以上、<br />[2K/XP] 256 MB以上、[Vista] 1 [[ギガバイト|GB]]以上<br />'''HDD''':1.9 GB以上<br />'''ディスプレイ''':[[解像度]]640×480<br />HighColor表示可能、[[VRAM]]32 MB以上、<br />[[Microsoft DirectX|DirectX]]8.1以降対応の3Dアクセラレータ<br />・[[Accelerated Graphics Port|AGP]]及び[[PCI Express|PCIe]]接続<br />・[[Intel 845|Intel 845G]]以降推奨<br />'''サウンド''':DirectX8.1以降対応の機能
|必要環境='''CPU''':[[Pentium III]] 550 [[メガヘルツ|MHz]]以上<br />'''メモリ''':[98/Me] 192 [[メガバイト|MB]]以上、<br />[2K/XP] 256 MB以上、[Vista] 1 [[ギガバイト|GB]]以上<br />'''HDD''':1.9 GB以上<br />'''ディスプレイ''':[[解像度]]640×480<br />HighColor表示可能、[[VRAM]]32 MB以上、<br />[[Microsoft DirectX|DirectX]]8.1以降対応の3Dアクセラレータ<br />・[[Accelerated Graphics Port|AGP]]及び[[PCI Express|PCIe]]接続<br />・[[Intel 845|Intel 845G]]以降推奨<br />'''サウンド''':DirectX8.1以降対応の機能
|推奨環境= '''CPU''':Pentium III 800 MHz以上<br />'''メモリ''':[98/Me] 256 MB以上、<br />[2K/XP] 384 MB以上
|推奨環境= '''CPU''':Pentium III 800 MHz以上<br />'''メモリ''':[98/Me] 256 MB以上、<br />[2K/XP] 384 MB以上
669行目: 669行目:
: [[タイトー]]によって[[iモード]]向けに「FC」が移植されている。
: [[タイトー]]によって[[iモード]]向けに「FC」が移植されている。
; クラウドゲーム版
; クラウドゲーム版
: ユビタスと共にGameNow向け、[[ブロードメディア]]と共に[[G-cluster]]向け・[[ひかりTV]]ゲーム向けに「FC」「SC」「the3rd」が提供されているほか、後にブロードメディアによって[[iOS (アップル)|iOS]]向け・[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]向けに「FC」が提供されている。
: ユビタスと共にGameNow向け、[[ブロードメディア]]と共に[[G-cluster]]向け・[[ひかりTV]]ゲーム向けに「FC」「SC」「the3rd」が提供されているほか、後にブロードメディアによって[[IOS (Apple)|iOS]]向け・[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]向けに「FC」が提供されている。


=== 日本国外版 ===
=== 日本国外版 ===

2021年5月20日 (木) 22:56時点における版

英雄伝説シリーズ > 軌跡シリーズ > 英雄伝説VI 空の軌跡
英雄伝説VI 空の軌跡
ジャンル コンピュータRPG
ゲーム:英雄伝説 空の軌跡FC
英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution(PS Vita)
(英雄伝説VI 空の軌跡[注 1]
ゲームジャンル RPG
対応機種 Microsoft Windows (Win) ※詳細は下記
PlayStation Portable (PSP)
PlayStation 3 (PS3)
FOMA(703iシリーズ/903iシリーズ以降)
PlayStation Vita(PS Vita)
iOS
Android
必要環境 CPUPentium III 550 MHz以上
メモリ:[98/Me] 192 MB以上、
[2K/XP] 256 MB以上、[Vista] 1 GB以上
HDD:1.9 GB以上
ディスプレイ解像度640×480
HighColor表示可能、VRAM32 MB以上、
DirectX8.1以降対応の3Dアクセラレータ
AGP及びPCIe接続
Intel 845G以降推奨
サウンド:DirectX8.1以降対応の機能
推奨環境 CPU:Pentium III 800 MHz以上
メモリ:[98/Me] 256 MB以上、
[2K/XP] 384 MB以上
開発元 日本ファルコム
タイトー(FOMA)
ピラミッド(PS Vita)
発売元 日本の旗 日本ファルコム(Win/PSP/PS3)、
タイトー(FOMA)、角川ゲームス(PS Vita)
大韓民国の旗 アルオンゲームズ(Win)、SCEK(PS Vita)
中華人民共和国の旗 娯楽通(Win)、東方明珠索楽(PS Vita)
中華民国の旗 英特衛(Win)、SCET(PS Vita)
香港の旗 Typhoon Games(Win)、SCEH(PS Vita)
アメリカ合衆国の旗 XSEED Games(PSP/WinSteam
欧州連合の旗 Ghostlight(PSP)
ブロードメディア(iOS/Android)
メディア WinCD-ROM[注 2]DVD-ROM
PSPUMD1枚
PS3BD-ROM1枚
PS Vitaカード
ダウンロード販売
プレイ人数 1人
発売日 Win
日本の旗 2004年6月24日
中華人民共和国の旗 2006年1月20日
大韓民国の旗 2006年3月17日
中華民国の旗 香港の旗 2006年4月22日
Steam 2014年7月29日
PSP
日本の旗 2006年9月28日
アメリカ合衆国の旗 2011年3月29日
欧州連合の旗 2011年11月4日
FOMA2008年12月24日順次配信開始
PS32012年12月13日
PS Vita
日本の旗 2015年6月11日
大韓民国の旗 2015年10月22日
中華民国の旗 香港の旗 2015年11月5日
中華人民共和国の旗 2016年8月25日
iOS/Android:2016年1月19日
売上本数 日本の旗
PSP:約50万本(2013年12月)[1]
PS3:16,517本[2]
PS Vita:約6.2万本[3]
レイティング CEROA(全年齢対象)
CEROB(12才以上対象)(Evolution)
ESRBT(13歳以上)
PEGI12
iOS:9+
Android:12+
キャラクターボイス Win Vista版まで:なし
PSP/Win 7版以降:あり(戦闘ボイス)
PS Vita版:あり(フルボイス)
ゲーム:英雄伝説 空の軌跡SC
英雄伝説 空の軌跡 SC Evolution(PS Vita)
ゲームジャンル RPG
対応機種 Microsoft Windows (Win) ※詳細は下記
PlayStation Portable (PSP)
PlayStation 3 (PS3)
PlayStation Vita(PS Vita)
iOS
Android
必要環境 CPU:Pentium III 800 MHz以上
メモリ:[98/Me] 256 MB以上、
[2K/XP] 384 MB以上、[Vista]1 GB以上
HDD:3.5 GB以上
※この他は「FC」に同じ
推奨環境 CPU:Pentium III 1 GHz以上
開発元 日本ファルコム
ピラミッド(PS Vita)
発売元 日本の旗 日本ファルコム(Win/PSP/PS3)、
角川ゲームス(PS Vita)
大韓民国の旗 アルオンゲームズ(Win)
中華人民共和国の旗 娯楽通(Win)
中華民国の旗 英特衛(Win)、SIET(PS Vita)
香港の旗 Typhoon Games(Win)、SIEH(PS Vita)
アメリカ合衆国の旗 欧州連合の旗 XSEED Games(PSP/WinSteam
ブロードメディア(iOS/Android)
メディア Win:CD-ROM[注 2]、DVD-ROM
PSP:UMD2枚
PS3:BD-ROM1枚
PS Vitaカード
ダウンロード販売
プレイ人数 1人
発売日 Win
日本の旗 2006年3月9日
大韓民国の旗 2006年12月21日
中華人民共和国の旗 2007年8月28日
中華民国の旗 香港の旗 2007年11月13日
Steam 2015年10月29日
PSP
日本の旗 2007年9月27日
アメリカ合衆国の旗 2015年10月29日PSNのみ)
欧州連合の旗 2015年11月10日(PSNのみ)
PS32013年4月25日
PS Vita
日本の旗 2015年12月10日
iOS/Android:2016年3月23日
売上本数 日本の旗
PSP:約6.3万本(2008年)[4]
PS3:8,806本[5]
PS Vita:約3.1万本[6]
レイティング CEROB(12才以上対象)
CEROC(15才以上対象)(Evolution)
ESRBT(13歳以上)
PEGI12
iOS:9+
Android:12+
キャラクターボイス あり(戦闘ボイス)
PS Vita版:あり(フルボイス)
ゲーム:英雄伝説 空の軌跡 the 3rd
英雄伝説 空の軌跡 the 3rd Evolution(PS Vita)
ゲームジャンル RPG
対応機種 Microsoft Windows (Win) ※詳細は下記
PlayStation Portable (PSP)
PlayStation 3 (PS3)
PlayStation Vita(PS Vita)
iOS
Android
必要環境 HDD:3.7 GB以上
※この他は「SC」に同じ
推奨環境 CPUPentium 4 1.3 GHz以上
開発元 日本ファルコム
ピラミッド(PS Vita)
発売元 日本の旗 日本ファルコム(Win/PSP/PS3)、
角川ゲームス(PS Vita)
大韓民国の旗 アルオンゲームズ(Win)
中華人民共和国の旗 娯楽通(Win)
中華民国の旗 英特衛(Win)、SIET(PS Vita)
香港の旗 Typhoon Games(Win)、SIEH(PS Vita)
XSEED Games(WinSteam
ブロードメディア(iOS/Android)
メディア Win:DVD-ROM
PSP:UMD
PS3:BD-ROM1枚
PS Vitaカード
ダウンロード販売
プレイ人数 1人
発売日 Win
日本の旗 2007年6月28日
大韓民国の旗 2007年9月21日
中華人民共和国の旗 2008年7月8日
中華民国の旗 香港の旗 2008年8月26日
Steam 2017年予定
PSP:2008年7月24日
PS32013年6月27日
iOS/Android2016年4月26日
PS Vita
日本の旗 2016年7月14日
売上本数 日本の旗
PSP:約7.2万本(2008年)[7]
レイティング CEROB(12才以上対象)
iOS:9+
Android:12+
キャラクターボイス あり(戦闘ボイス)
漫画
漫画:英雄伝説 空の軌跡
原作・原案など 日本ファルコム
作画 啄木鳥しんき
出版社 バンダイビジュアル(旧エモーション
掲載サイト YOMBAN→Webコミックゲッキン
レーベル エモーションコミックス
発表期間 2009年10月1日 - 2013年9月2日
巻数 全6巻
漫画:英雄伝説 空の軌跡SC
原作・原案など 日本ファルコム
作画 啄木鳥しんき
出版社 KADOKAWA/エンターブレイン
掲載サイト ファミ通コミッククリア
レーベル ファミ通クリアコミックス
発表期間 2014年6月20日 - 連載中
巻数 既刊3巻
OVA:英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION
原作 英雄伝説 空の軌跡
監督 橘正紀
シリーズ構成 上江洲誠
キャラクターデザイン 野崎あつこ
アニメーション制作 キネマシトラス
製作 空の軌跡製作委員会
発表期間 2011年11月25日 - 2012年2月24日
話数 全2話
テンプレート - ノート
プロジェクト コンピュータゲーム漫画アニメ
ポータル コンピュータゲーム漫画アニメ

英雄伝説VI 空の軌跡[注 3](えいゆうでんせつ6 そらのきせき、英題:The Legend of Heroes: Trails in the Sky)は、日本ファルコムが制作・発売したコンピュータRPG

英雄伝説(英伝)シリーズ》の第6作・同シリーズ第3期〈軌跡シリーズ〉第1作となる作品で、2004年(平成16年)から2007年(平成19年)にかけて発表された「英雄伝説 空の軌跡FC」(えいゆうでんせつ そらのきせきエフシー)・「英雄伝説 空の軌跡SC」(えいゆうでんせつ そらのきせきエスシー)・「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」(えいゆうでんせつ そらのきせき ザ・サード)の3作からなる[注 4]

概要

導力器(オーブメント)と呼ばれる技術が発達した架空の世界において、エレボニア帝国カルバード共和国という2つの大国に挟まれたゼムリア大陸の小国・リベール王国を舞台とし、旅の中で遊撃士(ブレイサー)として成長していくエステルヨシュアの様子を描いていく物語。

英伝シリーズ》の第6作目ではあるが、同シリーズは数作毎に世界設定を一新しており、第1・2作からなる第1期〈イセルハーサ編〉・第3・4・5作からなる第2期〈ガガーブトリロジー〉とは世界設定を共有していない。本作より第3期〈軌跡シリーズ〉が始まっており、同シリーズの続編となる『英雄伝説VII』とは世界設定だけではなく、基本的なゲームシステムも共有している(世界設定の詳細については英雄伝説 軌跡シリーズ#世界設定および#世界設定を、システムの詳細については英雄伝説 軌跡シリーズ#ゲームシステムおよび#ゲームシステムを参照)。

本作は物語の前編・後編・後日譚に該当する「英雄伝説 空の軌跡FC」・「英雄伝説 空の軌跡SC」・「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」の3作を合わせて《英伝シリーズ》の第6作目と位置づけられているため[8]、《英伝シリーズ》通算では6・7・8作目に当たる。また本作から始まる〈軌跡シリーズ〉通算では1・2・3作目の作品となっている。

いずれの作品もWindows (Win) 向けにオリジナル作品が発表され、その後PlayStation Portable (PSP) へと自社移植が行われている。

売上本数は、『空の軌跡』シリーズ累計で90万本以上[9]、続編も合わせた〈軌跡シリーズ〉全体の累計では190万本を越える[10]。PSP版『空の軌跡FC』については2006年9月発売からロングセラーを続けており、2013年12月時点での累計出荷本数は50万本を突破している[11]

本編以外にも本作の世界設定やキャラクターを使った派生ゲーム作品も発売されており、また様々な形でのメディアミックスも行われている(詳細は#派生ゲーム作品および#メディアミックスを参照)。

FC

英雄伝説VI 空の軌跡』のタイトルで Win 向けに2004年(平成16年)6月24日に発売された前編。《英伝シリーズ》通算では6作目、〈軌跡シリーズ〉通算では1作目となる作品。「SC」の発売以降はシリーズナンバリングを外し、第1章を意味する FC(First Chapterの略)を追加した「英雄伝説 空の軌跡FC」へと販売タイトルが変更されている。

英伝シリーズ》としては1999年(平成11年)に発売された『英雄伝説V 海の檻歌』以来4年半ぶりのシリーズ作品となり、シリーズでは初となる3Dフィールド[注 5]やファルコム作品初[12]となる主題歌が採用された。パッケージイラストは椎名優が担当。

SC

英雄伝説 空の軌跡SC」のタイトルでWin向けに2006年(平成18年)3月9日に発売された後編。《英伝シリーズ》通算では7作目、〈軌跡シリーズ〉通算では2作目となる作品。SC は第2章を意味する Second Chapter の略。《英伝シリーズ》初となる戦闘ボイスを採用し、初回特典として戦闘ボイスと同じ声優を起用したドラマCDが同梱された。パッケージイラストは前作に引き続き椎名優が担当した。

the 3rd

英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」のタイトルでWin向けに2007年6月28日に発売。《英伝シリーズ》通算では7作目、〈軌跡シリーズ〉通算では3作目となる作品。「SC」の半年後を描いた後日譚であり、また次作『英雄伝説VII』への布石ともなっている。パッケージイラストの担当者がHACCANに変更された。

主人公を星杯騎士であるケビンに変更し、登場キャラクター達のその後や過去話などを断片的なエピソードとしてまとめる等、外伝的な作品となっている。

初版から Microsoft Windows Vista に対応した最初のファルコム作品[注 6]でもあり、シリーズのPC向け作品としては最終作品でもある。

PSPへの移植

全作、PlayStation Portable (PSP) へと自社移植が行なわれている。PSP版「FC」はWin版「SC」の後、PSP版「SC」はWin版「the 3rd」よりも後に発売されており、それぞれ先行するWin版の次作から戦闘ボイスなどの新要素が加えられている(「FC」のヨシュアの戦闘ボイスは新規収録)。2010年12月16日には3作の廉価版発売と、「FC」・「the 3rd」のPlayStation Storeにおけるダウンロード版の配信が行われた。2011年3月3日より、「FC」の無料体験版がダウンロード配信された。

PSP Remaster(PS3版)

「:改 HD EDITION」として全作のPlayStation 3 (PS3) 版が発売されたが、移植ではなくPSP版のプログラムをエミュレータでPS3上で動かす「PSP Remaster」であり、解像度のフルHD化や3Dテレビでの立体視対応を除けばPSP版そのままの内容。セーブデータはPSP版と共用できる。

PS Vitaへの移植

2014年12月25日に「FC」のPlayStation Vita(PS Vita)への移植が発表。2015年6月11日に発売された。「英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution」のタイトルで、「零の軌跡 Evolution」「碧の軌跡 Evolution」同様に、ファルコムとキャラアニが企画・制作を行い、角川ゲームスが発売する[13]。これまでの「Evolution」2作同様にキャラクターの会話をフルボイス化するほか、楽曲のフルアレンジ、キャラクターの立ち絵などのビジュアルを描き直してHD画質に対応、「Evolution」を基準にした新しいユーザーインターフェースを採用するなど、全面的なリニューアルが施される。

同年12月10日には、同じく「SC」のフルボイス版となるPS Vita用ソフト、「英雄伝説 空の軌跡 SC Evolution」が角川ゲームスより発売。

2016年7月14日には「the 3rd」のフルボイス版となるPS Vita用ソフト、「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd Evolution」が角川ゲームスより発売。

ゲームシステム

本項目では『空の軌跡』3作に固有のシステムを中心として記述する。〈軌跡シリーズ〉全般に共通するシステムについては上記「英雄伝説 軌跡シリーズ#ゲームシステム」や「英雄伝説 軌跡シリーズ#戦闘システム」を参照。

フィールドやオブジェクト等は3Dで構成され、その上を2Dで描かれたキャラクターが動くスタイルとなる。普段は一定の角度から見下ろすクォータービューであり、一部のマップやイベント時を除き視点を左右に回転させることができる。

シナリオ構成

ゲームクリアに必須となるメインシナリオに並行して、クリアには必須とならない短いサブシナリオが多数用意されている。

FC/SC
遊撃士(ブレイサー)である主人公が遊撃士協会(ギルド)に寄せられる依頼(クエスト)をこなしながら物語が進んでいく。依頼を受けたクエストは全て、ブレイサー手帳に経過等がまとめられる。クエストをこなすことにより報酬(お金)とブレイサーポイントが獲得でき、ブレイサーポイントが一定度貯まるとブレイサーとしてのランクがアップする。
メインクエスト
ストーリーを進行するの必須のクエスト。主にギルドで受付から直接依頼される。
サブクエスト
ゲームクリアには必須とはならないクエスト。主にギルドの掲示板を確認することによって依頼を受けることが出来る。サブクエストには時期や特定のサブクエストのクリア等、出現に条件があるものも存在する。
the 3rd
主人公が星杯騎士へと変更されたため、クエストやブレイサーポイントは存在しないが、ブレイサー手帳に相当する星杯手帳に経過等が記される。
(影の国の探索)
「FC/SC」のメインクエストに相当する呼称はないが、突如飛ばされてきた謎の空間《影の国》の状況を把握し脱出方法を探すことによって、メインストーリーを進行する。
「月の扉」(長いエピソード)「星の扉」(短いエピソード)「太陽の扉」(ミニゲーム)の3種類があり、各所に点在している。いずれも、入るには一定度の条件を満たす必要があり、「FC」「SC」のサブクエスト同様にゲームクリアには必須ではない。

戦闘

行動順を主軸としたターン制のシステムとなっており、「ATバトルシステム」と名付けられている。

ATボーナス
「FC/SC」は6種類のみであったが、「the 3rd」では5種が追加され11種となった。与ダメージを増幅する「STR UP」と敵が必ずアイテムを落とす「ITEM GET」(「the 3rd」のみ)は次作『英雄伝説VII』へと引き継がれておらず、『空の軌跡』のみのATボーナスとなっている。
チェインクラフト
「SC」と「the 3rd」のみに存在する、仲間との連続攻撃を行う特殊なクラフト。最大4人までが参加でき参加者が多いほど攻撃範囲が広がる。参加順が遅いほど攻撃力は上がるが消費CPが増加する。連続攻撃への参加時は一時的に攻撃順を無視できるが、ディレイ値はそのまま蓄積されるため、参加者の次の行動順は遅くなる。

戦術オーブメント

〈軌跡シリーズ〉では、導力という神秘のエネルギーを使った戦術オーブメントという機械を使い魔法を発動する。オーブメントのスロット数は「FC」では6つだったが、『VII』も含めた「SC」以降の作品ではすべて7つとなっている。

料理

『空の軌跡』の料理は、調理と同時にその場で効果が発揮されアイテムとして所持することは出来ない大皿料理と、調理後にアイテムとしてストックされる携帯食料の2種類がある。「SC」からは携帯料理の一種として、戦闘中に攻撃用アイテムとして用いられる攻撃食料が追加されている。

本作ではレシピを覚えるためには対象料理を食べることが原則となっている。攻撃料理は宝箱から出現するレシピのメモ等によってレシピ手帳に記録される。

ストーリー

FC・準遊撃士編

あらすじ

導力革命により、人々の暮らしが飛躍的に豊かになった時代。導力器(オーブメント)と呼ばれる機械仕掛けのユニットから生み出される神秘のエネルギーは、飛行船をはじめとするさまざまな技術に用いられ、日常生活に欠かせない存在となっていた。

同時に、多くの強国は導力器を用いた兵器の開発にしのぎを削り大陸は覇権を狙う国々の思惑で混迷の様相を見せていた。

そんな時代、列強のはざまで誇りある独立を保つ小国リベールを舞台に、明るく前向きな主人公エステルは兄弟同然に育ったヨシュアとともに「遊撃士(ブレイサー)」を目指す。そして、正遊撃士となるため、生まれ存った故郷の街ロレントを旅立った。

序章 父、旅立つ
ある日、エステル・ブライトのもとに帰ってきた父、カシウス・ブライトは、傷ついた少年を連れていた。彼を看病し、養子としてブライト家に迎え入れることに。彼の名はヨシュア
それから5年後。16歳になったエステルとヨシュアは、先輩の遊撃士シェラザード・ハーヴェイの指導のもと、遊撃士(ブレイサー)になる修行を続けていた。試験最終日、実地訓練と実技試験をクリアし、準遊撃士として認められるが、その直後ロレントの少年2人が魔物の巣窟である、翡翠の塔に迷い込んでしまう。エステルたちは初仕事として塔に急行して少年たちを救う。一方、その帰りにギルドからカシウス宛の手紙を預かる2人。それはカシウスにとって重大な内容であり、カシウスは長期の留守を余儀なくされる。そこでエステルとヨシュアはシェラザードの勧めで、カシウスの仕事をいくつか引き受けることにした。
エステルとヨシュアが仕事で翡翠の塔に新聞記者のナイアルドロシーを案内し、塔の調査に来ていた考古学者アルバ教授も護衛して帰ってきたところ、仕事でエステルたちが届け、市長が大事にしていた七曜石の結晶が泥棒に盗まれてしまっていた。シェラザードと3人で手分けして証拠を集めたところ、最近訪問した者が怪しいという結論に。また、ミストヴァルドに生えている葉が落ちていたためミストヴァルドを捜索することに。犯人はエステルが結晶を届けた時に居合わせていた空賊ジョゼット・カブアだったのだ。「ジェニス王立学園の制服であのちょろい女を騙せた」と子分たちに言っているジョゼットに腹が立つエステル。しかし戦闘に勝利して結晶を取り返し、さらに詳細を聞き出そうとしたとき、兄のキールが現れ、ジョゼットは引き上げてしまう。
ギルドに戻り状況を報告したその時、ギルドの電話が鳴る。なんと、カシウスの乗船した飛行船が、ボース地方で飛行船ごと行方不明になってしまったというのだ。エステル、ヨシュア、シェラザードは調査しにボースに向かい、ボース市長の話を聞くことに。
一章 消えた飛行客船
ボースに到着した一行は、ボース市長メイベルとコンタクトを取る。帝国との境目のハーケン門にいるモルガン将軍に依頼を頼みたいのだが、彼は遊撃士が嫌いらしい。3人は遊撃士の紋章を外して、メイベルの使いという名目で将軍とコンタクトを取ろうとするが、将軍が帰ってくるまで近くの酒場で待っている間に話しかけてきた男が勝手についてきた。男の名はオリビエ・レンハイム。しかし3人はついていくことを承諾しなかった。モルガンと話をしている間、エステルの質問の仕方からモルガンにエステルたちが遊撃士であることがばれてしまい、モルガンは大激怒。シェラザードも頭に血が上ってしまうが、そこへオリビエが一曲演奏し、場を和ませるのであった。しかしモルガン将軍は怒ってしまい、出入りできなくなってしまう。報告しにボースへ戻る一行だが、オリビエが「ボースまで案内してほしい」と勝手についてくるのであった。
行方不明になった客船はどこへ行ったのだろうか。ナイアルと再会した3人は、ラヴェンヌ村で何か影を目撃したという少年がいたという話を聞く。そこで3人はラヴェンヌ村へ。少年の話を聞くと、村の北へ親子のような黒い影が向かっていったらしい。飛行船とつじつまが合うので北を調査すると、誰も出入りせず、鍵もかかっているはずの廃坑から人の気配が。村長から鍵を借りて調査するとやはり飛行船があり、その近くには荷物を運び出しているキールと手下たちがいた。戦うもまた逃げられてしまう。3人は飛行船を調査し始めたが、そこへモルガン将軍が現れた。モルガンは3人を空賊と決めつけ、逮捕してしまう。しかし牢屋の中では隣から聞き覚えのある声が。オリビエもボースの高いワインを勝手に飲んだという理由で逮捕されたのだ。ところが3人は翌朝釈放される。メイベルが釈放の手ほどきをしてくれたのだ。ついでにレストランのオーナーも兼ねていたという理由でオリビエも許し、一緒に釈放する。
ところが、ボースに戻ると南のほうで強盗被害が相次いでいた。王国軍が聞き込みをしており、危うく再びトラブルになるところだったが、アラン・リシャール大佐のとりなしで何とかことは大きくならずに済んだ。軍が引き上げたため3人が話を聞くと、ヴァレリア湖畔で不審者を見たという情報が。オリビエとともに4人でヴァレリア湖畔へ向かうことに。目撃者によると夜中に現れたらしい。そこで4人はヴァレリア湖畔の宿で部屋を取り、夜中に見張っていると、案の定正体はジョゼットとキールだった。彼らは何者かと密談している様子。この隙に飛行船を確保しようとするが、オリビエの提案で飛行船に乗り込んでアジトに潜り込むことに。
アジトに乗り込むことは無事成功し、手下を次々倒して人質の場所を白状させ、人質を救う。さらに兄・ドルンを含めたカブア3兄妹も倒し、逃走したところを追いかけるが、そこへ王国軍がアジトを突き止め、3兄妹は逮捕された。しかし人質の中にカシウスの姿はない。突然飛行船から下船してしまったらしいのだが…。さらにキールやジョゼットは「ドルン兄がおかしい」とたびたび口にしていたが、肝心のドルン本人は逮捕されたときは自身の行いを何もわかっていなかったのだ…。
二章 白き花のマドリガル
シェラザードはオリビエを連れてロレントに帰ることにしたが、エステルとヨシュアはルーアンに向かって徒歩で旅をすることに。関所で一休憩していると、ラヴェンヌ村付近で出会った赤い髪の男に会う。彼の名はアガット・クロスナー。アガットは2人に厳しい態度をとる。しかしその夜関所が大量の狼に挟み撃ちにされるという異常事態が発生する。単身で出て行ったアガットに加勢する2人。しかし事が収まった後、アガットは朝早く何も言わずに去るのであった。
ルーアン地方に入った2人は、途中のマノリア村でランチボックスを買い休憩することに。するとジェニス王立学園の制服姿の少女が人探しをしていた。ランチを食べた後、男の子とぶつかるエステル。しかしぶつかった拍子にエステルは男の子に遊撃士の紋章を取られてしまったのだ。男の子の名はマーシア孤児院で生活しているクラム。エステルは孤児院で紋章を取り返すと、なぜか先ほどのジェニス王立学園制服の少女が。少女の名はクローゼ・リンツ。時々孤児院に遊びに来ているのだ。そして孤児院のテレサ院長からもクラムとの一件を謝罪される。ルーアンに向かう途中の2人をクローゼが案内してくれた。ルーアンは1日3回上昇する跳ね橋が絶景の観光スポットらしい。しかしルーアンの倉庫に近づいたとたん、「レイヴン」と呼ばれるガラの悪い男たちのグループに絡まれる。そこをルーアン市長ダルモアに見つかり、男たちはダルモアと秘書のギルバードにたしなめられる。
その夜、ホテルの空いている部屋を探すとちょうど最上階のスイートルームがキャンセルされたところだった。ゆっくりくつろごうとすると何者かが部屋へはいってきた。男は女王の甥であるデュナン公爵。執事フィリップに何度も部屋は先客がいると説明されてもこの部屋を使うと言って聞かない。フィリップの頼みにより2人は部屋を譲ることに。そこへナイアルと再会し、ナイアルと一緒の部屋に泊めてもらうことに。
その夜、マーシア孤児院が火災に遭う。翌朝ギルドからの依頼で2人は焼け跡を調査し、放火であると断定した。テレサと孤児院の子供たちは全員無事で、マノリア村へ避難していた。クローゼとともにテレサたちを訪ねたところ、ダルモアとギルバードが現れる。子供たちに聞かせられない話をしているうちにクラムはこっそり抜け出し、ダルモアの話の一部始終を聞き、怒りからレイヴンのアジトに1人で乗り込んでしまう。レイヴンのアジトでメンバーと戦うエステルとヨシュア。クローゼもレイピアを抜いて援護する。そこへアガットが現れ、メンバーを一喝する。そしてこの一件についてはアガットに引き継ぎになった。
その後、クローゼの学校であるジェニス王立学園が、まもなく文化祭が始まるとのことなので、文化祭の演劇でエステルとヨシュアに手伝ってもらうことに。エステルとクローゼは剣士役で、ヨシュアは王女役となった。テレサ院長や孤児院の子供たち、アルバ教授にメイベルも来てくれた。しかし、ヨシュアは自由行動の時間に、孤児院が火事になった際に子供たちを助けたという謎の人物を見つけたが、撒かれてしまう。だが演劇は無事に大団円となった。しかも今年は寄付金が大量に集まり、孤児院の再建が可能になった。ところがその帰り、テレサ院長と護衛の遊撃士だったクルツ・ナルダンが襲われ、寄付金も奪われてしまう。そのことはすぐエステルたちの耳に入り、マノリア村へ急行する2人。一同は無事であったがクルツはなぜか襲った人物の記憶だけが抜けているのだ。そこへアガットが来て、レイヴンが行方不明になったという。何か関係があるかもしれないと思ったとき、クローゼの相棒の鷲ジークが4人を灯台へ案内する。そこにはやはりレイヴンがいた。だが、アガット達を襲おうとしたため、4人は戦ってレイヴンを気絶させる。そして最上階へ行くと、ギルバードがいた。黒ずくめの男たちとの話を聞くと、なんと彼らが孤児院の放火も寄付金の泥棒もしたのだ。アガットは彼らを追い、エステルたちはダルモア市長を問い詰める。だが、ダルモアは切り札として魔物をけしかけ、エステルたちの口封じをしようとする。それも失敗に終わったため今度は時を止めて殺そうとするが、あの黒いオーブメントが妨害し、一行は一命をとりとめた。すると、今度はヨットで逃走するダルモア。小舟で追いかけるが、そこへ軍隊が現れ、ダルモアを逮捕した。なんとクローゼが通報していたのだ。一方、黒ずくめの連中を追っているアガットは、心の迷いを突かれて撒かれてしまう。
三章 黒のオーブメント
ギルドによると、黒いオーブメントの謎を知るにはツァイスに行くとよいとのことだった。クローゼが関所まで見送ってくれた。関所の先のカルデア隧道を通っていると、途中で女の子が。街灯の切れた灯りを探していたようだ。1人で心配なので追いかけるエステルとヨシュア。案の定女の子は魔物に襲われていた。2人は女の子とともに魔物を撃退する。女の子はティータ・ラッセルと名乗った。ティータはツァイスまで案内してくれた。ツァイスに出ると、オーブメント工房の地下に出た。工房の受付で黒のオーブメントのことを話すと、工場長に合わせてくれるとのことだった。工場長に黒いオーブメントとメモのR博士という名前を伝えると、それはラッセル博士に違いないとのこと。工場長はラッセル博士の孫を呼んで、ラッセル博士の家まで案内させることにした。そこへ来たのはティータ。ティータこそラッセル博士の孫なのだ。その夜ラッセル博士はオーブメントの中身を解析しようとするが、その時異変が起こり、町の街灯がみんな消えてしまう。翌日も引き続き解析しようとするが、どうにもうまくいかない。自身に干渉するオーブメントを停止させてしまう機能があるようだ…。
そのとき、エルモ村の温泉のポンプが停止してしまう。しかしラッセル博士はオーブメントのことで手が離せない。そこでティータが行くことに。エステルとヨシュアも護衛として付き合った。さっそくポンプを修理するティータ。そのとき、客が1人街道のはずれに出て、魔物に襲われる。なんとかその人物を助けるエステルとヨシュアだったが、被害者は何とドロシー。一方、ポンプの修理も無事終わり、温泉は復活する。
しかしツァイスに戻ると、今度は工場から発煙していた。見たところ火事ではないが、ところどころ発煙筒が設置されており、ラッセル博士の姿もない。合流したアガットとともに探すと、黒ずくめの男たちが情報検索端末を奪い、ラッセル博士を連行するところだった。彼らは紅蓮の塔のほうに逃げたようだ。ティータがついて来ようとするが頑なに承知しないアガット。屋上でついにラッセル博士と黒ずくめの男たちを見つける。そこで一瞬のスキをついてラッセル博士を奪還しようとするも、ティータによって作戦が台無しになり、さらにアガットは撃たれてしまう。帰り道、温泉で出会った大男と出会った際に、大男はアガットの顔色がおかしいと指摘。男はジン・ヴァセック。ジンはアガットをおぶって、工場の医務室へと向かった。アガットが撃たれた際、やはり毒が仕組まれていたようだ。教会で薬を煎じることができると聞いた一行は早速聞いてみるが、それにはゼムリア苔が必要。それはカルデア隧道の途中から分岐している、カルデア鍾乳洞にあるとのことだった。鍾乳洞は入り組んでいたうえ、ゼムリア苔を採集したとたんに鍾乳洞の魔物・ペングーの王が襲い掛かってきたがなんとか撃退。苔を煎じて薬ができたため、アガットは一命をとりとめる。
翌日、ドロシーはレイストン要塞の写真を見せてくれたが、エステルがその写真にラッセル博士をさらった飛行船と酷似した飛行船の影が写っていることに気づく。さっそくレイストン要塞を訪ねるが、大した成果は得られなかった…。と思いきや、動力停止現象が発生。ますますラッセル博士が捕らわれている可能性が高くなった。そこでラッセル博士が開発したスキャンの妨害電波をうまく使うことで、レイストン要塞に侵入して調べることに。
レイストン要塞に侵入した4人は、ラッセル博士が捕らわれているのを発見する。見張りを倒してラッセル博士を連れ出そうとするが、完全に気絶していなかった見張りによって通報されてしまう。逃げ込んだ4人はなんと、逮捕されているカブア三兄弟と再会。「黙っていてあげる」と弱みを握られてしまう。しかし、見つかってしまうというときにシード少佐の手助けで、隠された通路を使って要塞から脱出することに成功。アガットとティータはラッセル博士を連れて逃亡することに。ラッセル博士は「アリシア女王と面会してきてほしい」とエステルとヨシュアに頼む。
終章 王都撩乱
ラッセル博士の頼みにより、王都グランセルに急がなければならない2人は飛行船で王都に向かおうとする。しかし軍のチェックが入ってしまい飛行船の到着が遅れることに。歩いて行った方が早いかもしれないだけでなく、2人が軍に見つかることは不都合なので歩いていくことに。一方、リシャール大佐によってクローゼはどこかに連行され、ユリア中尉ら親衛隊もテロリストとしてマークされてしまう。
王都に近づくと、黒ずくめの兵士たちは「エルペ離宮に近づくな」と2人を注意する。どうやら大事な会議が中で行われているため、近寄ったものを不審者とみなしているようだ。
王都に入った2人はグランセル城に近づくが、アリシア女王は体調が悪く部屋にこもっており、面会を断っている様子。一方グランアリーナでは王国の武術大会が開かれていた。途中からになってしまったが、2人が試合を見に行くと、ちょうどジンが出ていた。しかし今年は4VS4の団体戦なのだがジンはチームメンバーを見つけることができなかったため1人で参加しているとのこと。しかしジンは無事勝って本選進出を決めた。そしてクルツたちの4人組(クルツとグラッツカルナアネラス・エルフィード)も勝利し、本選へ進出。そのときデュナン公爵は「優勝者はグランセル城での晩餐会に招待する」と公言した。これは好都合ということで、2人はジンを探し始めた。酒場にいるかと思ったがジンはいない。どうやらエルペ周遊道へ行ってしまったようだ。その代わり聞き覚えのある音楽が。オリビエがピアノ演奏をしていたのだ。相変わらずしつこいオリビエを吹っ飛ばし、ジンを探しに2人はエルペ周遊道へ向かった。
エルペ周遊道ではシスターが魔物に襲われていた。急いで救出する2人だが、そこへジンが加勢。何とか助けられたが、そこへ黒ずくめの兵士が。不審者扱いされた上にシスターを護衛していくと言われ、激怒するエステル。一方ジンに会えた2人は早速用件を言うべく酒場へ戻った。ジンはエステルとヨシュアをチームに加えることは二つ返事で了解してくれた。あと1人足りない…、と思ったその時、オリビエが登場。オリビエを加えた4人で参加することに。
遊撃士協会も2人のホテルの部屋を取ってくれたため、2人はジン、オリビエとともに武術大会に参加する。本選1戦目の対戦相手はなんとレイヴン。悔しさから特訓して強くなっていたが何とか下す。他にもなんとカブア一家もエントリーしていた。カブア一家とクルツたち、そして特殊部隊が勝ち上がった。その日の夕方、レイヴンが地下水路の鍵をくれた。レイヴンは地下水路で鍛えていたらしい。
翌日はクルツたちと当たることになった4人。強敵だったが何とか勝てた。そこへドロシーに会い、ナイアルがリベール通信社に来てほしいと言っていたとの伝言を受け取る。早速向かうと、以前約束した情報部の経歴を調べていてくれたのだ。リシャール大佐、カノーネ・アマルディア大尉ロランス・ベルガー少尉、皆変わった経歴があった…。その夜ホテルの2人の部屋に人の気配が。22:00に礼拝堂に来てほしいとの内容だった。しかしその日から警備が強化され、夜の出歩きが禁止されている。2人は隠れながら進み、なんとか礼拝堂に到着。数日前に助けたシスターが待っていたが、なんとそのシスターの正体はユリア中尉。親衛隊も町に隠れているらしい。是非とも翌日の決勝戦に勝って、女王との面会をしてほしいとのことだった。
決勝の相手は何とロランス少尉率いる特殊部隊チーム。激戦の末優勝をつかむ4人。早速城へ向かうとこれまでの街の市長が招待されていた。デュナン公爵が王位を継承するという発表を受けた一同は驚く。一方、ユリア中尉から受け取っていたヒルダ夫人への紹介状を本人に渡したところ、夕食後改めてメイドの控室に来るように言われた。
2人がメイド控室に向かう途中リシャール大佐に会い、彼は百日戦争とカシウスの過去の栄光を話した。思わぬことを知った後、2人はメイド控室へ急ぐ。ヒルダ夫人はエステルにメイドの制服を着させて新人メイドのふりをさせる作戦で面会の仲立ちをしてくれるとのこと。しかし、ちょうどいいヘアピースがあったためヨシュアも同じくメイドの制服を着ることに。2人は何人かに怪しまれつつも何とか女王と面会できた。クローディア姫がエルペ離宮に拘束されているらしい。姫を助けてほしいという重大な依頼を受けることとなった。
翌日、ギルドに一件を話し、クルツたちをギルドに集める。そしてユリア中尉にも声をかけようと思ったがユリア中尉はいなかった。ナイアルも2日前に誰かに呼び出されたきり帰ってこない。しかしユリア中尉は無事であった。作戦に乗ってくれるようだ。クルツたちと親衛隊で突破のきっかけを作り、エステルとヨシュアはジンともどもエルペ離宮に突入。シェラザードとオリビエの加勢もあり、無事クローディア姫を助けたが、クローディア姫はなぜか「久しぶり」と発言。なんとクローゼの正体はクローディア姫だったのだ。さらにナイアルも人質として捕まっており、無事全員を助け出す。しかし、今度はグランセル城が封鎖されてしまったため、クローディア姫の祖母、アリシア女王を助けてほしいと依頼される。
クローディア姫はなんと地下水路の地図を持っていた。ここからヨシュアとオリビエ、ジンがグランセル城の地下から潜入して扉を開ける装置を操作し、クルツたちと親衛隊が正面から攻めて混乱している間、エステルとシェラザード、クローディア姫が飛行船から空中庭園に突入して女王を助け出すという作戦になった。エステルたちはカノーネ大尉やデュナン公爵、ロランス少尉とやりあうことになった。そして一同は思わぬ秘密を知らされる。リシャール大佐は城の地下にある輝く環を手に入れようとたくらんでいるのだ。立ち入り禁止のはずの宝物庫付近に、頻繁に出入りした跡がある。そこで6人は女王に案内されて現場に向かった。地下へ行くエレベーターがいつの間にか建設されていた。ヨシュアもさすがにロックを解除できない。そのとき、ラッセル博士とティータ、アガットが合流。ラッセル博士はロックを解除した。そのとき軍が城に攻めてきた。女王は軍の説得を試みるため立ち去ることに。ラッセル博士とエステル、ヨシュア、シェラザード、オリビエ、アガット、クローディア姫、ジン、ティータは地下の遺跡へと進む。なんとそこは機械人形が徘徊する遺跡だったのだ。途中カノーネ大尉を打ち倒し、最深部にいたリシャール大佐と戦ったその時、巨大な機械人形が起動してしまう…。そこへ現れたのは何とカシウス。リシャールはクーデターを起こしたことをカシウスに叱られたのであった。
事件が解決し無事女王生誕祭が行われる。そのときアルバ教授が現れた。ヨシュアはその時、アルバ教授が黒幕なのではないかと気づく。その通り、アルバ教授は本名をゲオルグ・ワイスマンと言い、ヨシュアに人を殺させたり、カシウスたちの情報を伝えたりさせていた張本人だったのだ。ショックを受けたヨシュアは、エステルにすべてを告白し、愛用のハーモニカをエステルに託し、エステルの前から姿を消してしまった。

SC・正遊撃士編

あらすじ

リベール各地を訪れるエステルたちを待ち受けていたのは、様々な人々との出会い、そして行く先々で起こる不可解な事件。数々の出来事が一本の糸で結ばれた時、リベール王国をめぐる巨大な陰謀が明らかとなる。様々な困難が立ちはだかるも、多くの人に助けられながらエステルたちは、リベールを揺るがすクーデターを阻止するのだった。晴れて正遊撃士となったエステルとヨシュア、女王生誕祭の活気に沸く王都グランセルを歩きながらエステルは自分の中にあるヨシュアへの想いをかみしめていた。旅の途中、自分を支え続けてくれたヨシュアは,エステルにとってこれまで以上にかけがえのない存在となっていた。だがその夜、ヨシュアはエステルに自分の正体と過去を打ち明ける。そこで語られる驚愕の事実。

「出会った時から...君のことが大好きだったよ。」「さよなら、エステル 」

そう言って、少年は少女の前から姿を消した。

少女の手元には少年のハーモニカだけが残されていた。姿を消した少年を探すため、少女は旅立ちを決意する

序章 乙女の決意
エステルが目を覚ますと、グランセル城の一室だった。ヨシュアに「さよなら」と言い残されたのを思い出してベッドから飛び出すエステル。ヨシュアを探すべく空中庭園に急行した。それを見ていたシェラザードのタロットカードには「逆位置の恋人」が。
エステルがヨシュアと別れた場所へ行くと、そこにいたのはカシウスだった。ヨシュアは身喰らう蛇(みくらうへび、ウロボロス)という得体のしれない組織と因縁があるらしい。しかし、カシウスは関わらないように言う。頭に血の上ってしまったエステルはカシウスに捨て台詞を吐き、街へと去った。それを見ていたシェラザードは、「女の立場からすると先生もヨシュアも最低」と叱責。
雨が降ってきた中、エステルは兵士に「早く家に帰りな」と言われ、ヨシュアは家に帰っているのだと思うのだった。さっそく定期船セシリア号に乗り、ロレントへ帰る。その途中、神父のケビン・グラハムに出会う。ケビンはエステルを慰め、家まで送るといった。
しかし、家にもヨシュアの姿はなかった。エステルは最初から分かっていたのだ。そこへカシウスとシェラザードが現れる。カシウスは先ほどの言動を謝罪したうえで、「私は軍のことがあるから今度こそお前を助けてやれない。それでも決心が変わらないなら、行くがよい。そしてあの馬鹿息子を連れ戻してほしい」と助言。そして、エステルはシェラザードに新しい服を買ってもらい、訓練のためル=ロックル自治区へ向かった。先輩のアネラスがちょうど訓練に付き合ってくれ、アネラスのチームのリーダーでありA級遊撃士のクルツが教官となってくれた。
訓練も終盤になったとき、クルツは新型オーブメントを2人に渡す。ロランス少尉は新型オーブメントで苦しめてきたことが判明したのだ。エステルは悩んだ末、新型を使ってみることに。アネラスも新型を受け取った。そして近くの地下水道で訓練を行い、クルツとも肉弾戦を繰り広げた。
しかし、その日の夜、突然宿舎が軍に襲撃され、クルツも負傷してしまう。1人を何とか退けたところへもう1人が睡眠薬を撒いてきた。エステルとアネラスが目を覚ますと、林道まで連れていかれていて、装備品もなくなっていた。しかし、林道周辺を探ると、難なく装備品が見つかった。安心して宿舎に戻ろうとしたその時、睡眠薬を撒いた武装兵が現れ、エステルたちに勝負を仕掛けてきた。何とか勝ったものの、兵士は「方術使いは預かった」と言い残して去った。つまりクルツは奴らにさらわれたのだ。
宿舎に戻ると、クルツのみならず管理人もさらわれていた。しかし、整備士は無事であった。現場検証と整備士のヒントから、訓練場にある要塞施設が怪しいということに。様々な仕掛けを乗り越えてどんどん先へ進んだところ、やはり武装兵が待っていた。エステルとアネラスはなんとか武装兵に勝つが、なんと武装兵たちの正体はクルツ、グラッツ、カルナだったのだ。このように緊急事態を装うことは修了試験のお約束だったらしい。2人は無事合格し、リベールへ帰る。
一章 忍び寄る影
グランセル支部で帰国報告をすると、今の仕事は主にルーアンとボースに多いという。そして受付にはアガットとシェラザードがいた。そこでエステルとアネラスは、それぞれアガットとシェラザードのどちらかとペアになってそれぞれルーアンとボースに行ってほしいと頼まれる。アネラスにエステルが選んでいいと言われたため、エステルはシェラザードと組むことを選択した(実際はプレイヤーがどちらと組むか選べる。以後、アガットと組むと三章の終わりまでシェラザードとアガットが逆でストーリーが進む)。アネラスはボース出身ということもあり、アネラスたちはボースへと出発した。一方エステルとシェラザードはルーアンに出発しようとする。しかし空港のチケット売り場では男性と女性の言い争いがあった。彼らはなんとエレボニアやカルバードの重役だという。
二章 荒ぶる大地
三章 狂ったお茶会
四章 霧魔の標的
五章 守るべきもの
六章 絆の在り処
七章 四輪の塔
八章 混迷の大地
終章 空の軌跡

the 3rd・後日章

あらすじ

浮遊都市《リベル=アーク》崩壊より半年後、エレボニア帝国東部の中心都市バリアハート。

その郊外にある飛行船発着場に、風変わりな1人の青年の姿があった…

  • 第零話 星杯騎士
  • 第一話 影の国
  • 第二話 異界化王都
  • 第三話 金の道、銀の道
  • 第四話 昏き聖痕
  • 第五話 光と影の迷宮
  • 第六話 守護者の試練
  • 第七話 遠い炎群
  • 最終話 いつか、辿り着く場所

世界設定

産業革命をモチーフとした[14]導力革命によって社会の仕組みが大きく変わりつつある時代において、ゼムリア大陸西部に位置するリベール王国を舞台としている。

リベール王国

本作の舞台。千年以上の歴史を誇る小国で、君主制を布いているが貴族制は廃止されている。現在の国王は第26代目となる女王アリシアII世。ゼムリア大陸南部に位置し、北のエレボニア帝国と東のカルバード共和国という2つの大国国境を接している。小国でありながらも豊富な七耀石資源と高い導力器技術、そして女王の巧みな外交によって両大国とも対等な関係を保っており、緊張感の高い両大国の間に位置する緩衝国として働いている。主なモデルは第二次世界大戦中に緩衝国として働いていたタイ王国[14]

地方区分

国の中心に位置する巨大な湖・ヴァレリア湖を囲む様な形で、グランセル・ロレント・ボース・ルーアン・ツァイスと5つの地方に分かれており、地方の境界には関所が設けられている。各地方には五大都市と呼ばれる地方名と同名の中心都市があり、これらの市長はそれぞれの地域の首長としての役割も担っている。

王都グランセル
地方としてはヴァレリア湖の南東に位置し、南西のツァイス地方・北東のロレント地方と接する。地方全体が《アーネンベルク》と呼ばれる古代の城壁に囲まれている。リベールの首都であり、政治・文化の中心地。各国の大使館もすべて王都にある。
地方都市ロレント
地方としてはヴァレリア湖の北東に位置し、南西のグランセル地方・北のボース地方と接する。市長はクラウス第一次産業農業鉱業)が産業の中心となっており、揶揄的に田舎と呼ばれる事もあるが、導力器に欠かせない七耀石を産出する鉱山を擁するなど導力器産業にとって非常に重要な都市である。エステルの出身地方(家は市の外れ)であり、物語の起点。
商業都市ボース
地方としてはヴァレリア湖の北に位置し、北東のロレント地方・南西のルーアン地方と接し、北側ではエレボニア帝国との国境とも隣接している。リベール第2の都市であり商業の中心地。市長はメイベル。国境の要塞であるハーケン門を擁する。
海港都市ルーアン
地方としてはヴァレリア湖の西に位置し、北のボース地方・南東のツァイス地方と接する。ヴァレリア湖とアゼリア湾を繋ぐルビーヌ川の河口にある港町としてかつては漁業海運業で栄えた都市であったが、飛行船の発達により海運が減少しており、更に百日戦役でエレボニア帝国との貿易が冷え込んだため、近年は産業の中心が観光業に移りつつある。市長は「FC」ではダルモア、「SC」の途中よりノーマン。
工房都市ツァイス
地方としてはヴァレリア湖の南に位置し、北のルーアン地方・北東のグランセル地方と接し、東側ではガルバード共和国との国境とも隣接しているが、比較的関係が良好な事と、地形的に大軍の進行に適していないためハーケン門ほどの関所は築かれていない。ツァイス中央工房を擁する導力器産業の中心地であり、その技術水準は大陸の中でもトップレベルに位置する。中央工房が全ての中心となっており、工房長が市長の役割も担っている。工房長はマードック

技術

アルセイユ
リベール王国軍親衛隊が誇る高速巡洋艦で、最高速度は時速3600セルジュ[注 7]に達する。速度だけでなく火力にも優れており、艦首の主砲と可動式機関砲の他誘導弾投射機などを装備している。また、地上作戦用に自走榴弾砲を2両搭載している。ツァイス中央工房の総力を挙げて開発した、最新の導力技術が使用された新兵器であり、通信や飛行制御にも優れたアビオニクスを搭載。「FC」では顔見せ程度でエンジンも警備飛行艇と同じ従来型だったが、「SC」では最新型のエンジンに換装され、その性能を遺憾なく発揮し、古代竜捕獲作戦やリベル=アーク突入作戦で活躍した。「the 3rd」では、エリカ・ラッセルにより改良が加えられ、最高速度が上がっている。「影の国」に登場した偽物のアルセイユは「影の国」での法則を利用し、スペックを大幅に上回る性能を発揮した。

その他の舞台

ル=ロックル訓練場
「SC」序章の舞台となる、レマン自治州にある遊撃士の訓練場。
空中都市《リベル=アーク》
「SC」終盤に登場する古代都市。《七の至宝》の一つで《空》を司る、《輝く環(オーリ・オール)》を中枢としている。
《影の国(ファンタズマ)》
「the 3rd」の舞台となる異世界。《輝く環》による副産物である。

歴史

本作では「七耀暦」と呼ばれる暦が用いられ、七耀暦1202年頃が舞台となる。

百日戦役
10年前(七耀暦1192年)に、エレボニア帝国がリベール王国を侵略しようとした戦争。リベール王国は王都グランセルとレイストン要塞を除く領土のほとんどを瞬く間に占領されたが、カシウス大佐(当時)の作戦とカルバード共和国の協力によってエレボニア帝国の侵攻は失敗に終わり、両国の間で講和条約が結ばれた。この戦争は、約百日で終結している。エレボニア帝国がリベール王国を侵攻した理由は秘匿されている。
ハーメルの悲劇
エレボニア帝国南部にあったハーメル村を突如武装集団が襲い、村人がほぼ全滅した事件。武装集団がリベール王国製の武器を所持していたためにリベール王国による侵略行為と見なされ、前述の《百日戦役》が勃発するきっかけとなった。その実は帝国内部の主戦派が猟兵団を利用して起こした自作自演の事件であり、この事実を知った帝国上層部はこのハーメルの事件を一切口外しないことを条件として即座にリベールに停戦を申し込んだ。このため、この事件の真相は闇に葬られた完全なタブーとなっており、その真実を知る者は極一部に限られている。なお、事件を起こした関係者は全員が処刑されているが、彼らをそそのかしたのがワイスマンであることが後に判明する。
「閃Ⅲ」時点では四大名門の貴族も手が出せないと言われるほど帝国内では禁忌とされた場所で、サザーラント州統括者と正規軍司令の2人の責任者から許可を得ないと立ち入ることができない。公に出したら、場合によっては帝国機密法に抵触し、反逆罪にも問われかねないという。
実はレクター・アランドールの父親は元帝国正規軍第十三機甲師団所属将官で「ハーメルの悲劇」を引き起こした一人であり、存在感を打ち出す為に主戦派として振舞っていた。当時准将だったオズボーンは帝国正規軍の貴族派将官達の怪しげな動きに気付き、軍の仲間として真摯な態度で彼らを諌めたが、猟兵らしき一団が数日後の深夜にオズボーンの自宅を襲った。その直後にハーメルが襲撃されて百日戦役が始まった。
3ヶ月後、ヴァンダイクの紹介で皇帝からハーメル事件の全権を任されたオズボーンは事件の調査し、リベール女王と停戦協定の交渉して、帰国したレクターの父を中心とした主戦派将官を軍法会議で極刑に処した。その功績でオズボーンは宰相に抜擢された。
ハーメルの襲撃で生き残ったのはヨシュア、レーヴェの2人だけだったが、「閃Ⅲ」でアッシュもハーメルの遺児であることが判明する。

組織

遊撃士協会
民間人の安全と地域の平和を守ることを第一の目的とした遊撃士(ブレイサー)たちによる民間団体。
七曜教会
ゼムリア大陸で最も広い信仰を集める宗教組織。
身喰らう蛇
世界に暗躍する謎の結社。
リベール通信社
リベール王国のニュース雑誌「リベール通信」を発行する雑誌社。本社は王都グランセルにある。
《封印機構》
空中都市《リベル=アーク》及び《輝く環》を封印するために結成されたレジスタンス組織。現在のリベール王家は、この組織のリーダーの子孫である。なお、リベール王国の各地には、彼らが《輝く環》の封印に使用した装置が遺跡として残されており、現在も稼働状態にある。

登場人物

  • 人名からのリンクは英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物内の該当記述へのリンクとなっている。
  • プロフィール情報は特記のない限り初登場時のもの。
  • プレイヤーキャラクターについては、冒頭に装備可能な武器種と、オーブメントの情報を記載。オーブメント情報については「スロットの属性 / ライン長1-ライン長2…」の形で記載し、中央スロット以外で属性を持つスロットがある場合はそのスロットが所属するライン長に「*」を付与。またスロットの数が1つ少ない「FC」でのライン長は ( ) 付けで併記した。
    • 例:ヨシュアの「オーブメント:時 / 5*-3(2)」は、中央スロットの属性が「時」で、長さ5と3の2つのラインがあり、このうち長さ5のラインには中央スロット以外に「時」属性固定スロットが含まれ、長さ3のスロットは「FC」では長さ2であったことを示す。

主役

「FC」・「SC」の主役は共通だが、「the 3rd」では交代している。主役となっている作品ではプレイヤーの意思でパーティーから外すことはできない。

エステル・ブライト
声:神田朱未
武器:棒術具、オーブメント:なし / 4-4(3)
「FC」・「SC」の主人公で、ロレント地方出身の遊撃士。救国の英雄カシウス・ブライト唯一の実子。
資格年齢である16歳でヨシュアと共に試験を受け、「FC」冒頭で準遊撃士となったばかりの新米遊撃士。父カシウスが行方不明となったことをきっかけに、正遊撃士となるためにヨシュアと共にリベール国内を回り、「FC」最終盤において正遊撃士へと昇格する。
「SC」では自分の前から姿を消したヨシュアを探し、その原因である《身喰らう蛇》の手がかりを求めて再度リベール国内を回る。
「the 3rd」ではヨシュアと共にレンを探す道中で謎の光に包まれ、影の国へと取り込まれる。
ヨシュア・ブライト
声:斎賀みつき
武器:双剣、オーブメント:時 / 5*-3(2)
「FC」・「SC」の主役の1人で、エステルの義弟にあたる遊撃士。エステルには一切の素性を隠したまま、5年前にブライト家の養子となった。リベールでは珍しい漆黒の黒髪と琥珀色の瞳をもった美少年。エステルと共に準遊撃士となりリベール国内を回り、その後に正遊撃士となる。
その素性は《漆黒の牙》の異名を持つ《身喰らう蛇》の《執行者》No.XIII。カシウス暗殺に失敗して組織に狙われているところをカシウスに保護され養子となるが、組織の真の目的はヨシュアをスパイとしてブライト家に潜り込ませることであり、ワイスマンの暗示によって無意識下でカシウスの動向を組織に報告し続けていた。自分がエステル達へ被害を与えていた事実を知り、エステルの前から姿を消し結社を壊滅させるために行動を始める。
ケビン・グラハム
声:中尾良平
武器:ボウガン、オーブメント:時 / 6-2
「SC」よりパーティーキャラクターとして登場し、「the 3rd」では主人公となる。七耀教会の巡回神父であり、星杯騎士団の騎士。12人しかいない守護騎士の第五位で《外法狩り》の異名を持つ。
「SC」では外法と認定されたワイスマン抹殺のためにリベールを訪れるが、本来の目的と守護騎士であることとを隠し、アーティファクトの調査・回収と《身喰らう蛇》の動向調査を表向きの理由としてエステル達に協力する。
「the 3rd」では湖底よりサルベージされたアーティファクト《レクルスの方石》の回収のために再度リベールを訪れ、方石の力によってリースと共に影の国へ取り込まれる。
リース・アルジェント
声:桑島法子
武器:法剣(テンプルソード)、オーブメント:幻 / 5-3
「the 3rd」から登場した「the 3rd」の主役の1人。七耀教会のシスターであり、星杯騎士団の従騎士。
同じ福音施設で育ったケビンの幼馴染であり、彼の新しい部下として派遣されたリベールにて5年ぶりに再会する。その後ケビンと共に影の国へ取り込まれる。

プレイヤーキャラクター

上記主人公以外のプレイヤーキャラクター (PC) を、PCとしての初参加作品毎に記載。各作品の最終戦に参加可能なキャラクターのみに限定し、スポット加入のみのキャラクターについては本節では扱わない。

FCより

「FC」よりプレイヤーキャラクターとして操作できる人物。全員が「SC」「the 3rd」でもPCとなっている。

エステル・ブライト
ヨシュア・ブライト
シェラザード・ハーヴェイ
声:塩山由佳
武器:、オーブメント:風 / 6(5)*-2
「《銀閃(ぎんせん)》のシェラザード」の異名を持つ正遊撃士。エステルからはシェラ姉と呼ばれ、頼れる姉貴分として慕われている。
かつては旅芸人集団「ハーヴェイ一座」の芸人でブライト家との付き合いはこのときより続いている。このためエステルとの付き合いはヨシュアよりも長い。一座解散後にカシウスを頼り遊撃士となったため、カシウスを「先生」と呼び慕っている。
オリビエ・レンハイム
声 - 子安武人
武器:導力銃、オーブメント:幻 / 7(6)
エレボニア帝国からやってきた自称詩人かつ演奏家。一般的な帝国人のイメージとはかけ離れた軽い言動で場を取り込み、いつの間にかエステル達に同行する。
正体はエレボニア帝国の皇子で、本名はオリヴァルト・ライゼ・アルノール。庶子であり皇位継承権からは離れている。自国の宰相オズボーンに不穏なものを感じ、カシウスと接触するためにリベールを訪れていた。
「FC・SC」の事件でのオズボーンが《身喰らう蛇》と通じていることを確信し、彼との対決を決意。その後は公務や社交界などで足場固めを行っている。「the 3rd」ではミュラーと共に訪れた視察先で謎の光に包まれ影の国へ取り込まれている。
ティータ・ラッセル
声:今野宏美
武器:導力砲、オーブメント:空/ 2-4*-3(2)
世界的に有名な導力学者A・ラッセル博士の孫娘であり、12歳という幼さでツァイス中央工房の見習い技師を務めている。親交を深めてからは、エステルとヨシュアを姉・兄のように慕っている。
「the 3rd」では自宅で謎の光に包まれ影の国へ取り込まれている。
アガット・クロスナー
声 - 近藤孝行
武器:大剣、オーブメント:火 / 3-3(2)-3*
「《重剣(じゅうけん)》のアガット」の異名を持つ正遊撃士。帝国に最も近いラヴェンヌ村の出身。
百日戦役で妹を失って自暴自棄となり、ルーアン市へと流れて不良集団「レイヴン」のリーダーとなるが、カシウスに出会い遊撃士となる。
「the 3rd」ではティータの家を訪れた際に謎の光に包まれ影の国へ取り込まれている。
クローゼ・リンツ
声:皆口裕子
武器:剣、オーブメント:水 / 7(6)*
ルーアン地方にあるエリート校・ジェニス王立学園に通う16歳の女学生。王国の国鳥であるシロハヤブサのジークがいつも近くにいる。同地方を訪れたエステル達と知り合い、遊撃士教会へと要請した文化祭への協力を通じ、交流を深める。
普段は偽名を使い身分を隠して学園生活を送っているが、現在の女王アリシアII世唯一の孫であり、王位継承順第1位の姫殿下。本名はクローディア・フォン・アウスレーゼ。「SC」終盤において、立太子の儀を経て王太女となる。
ジン・ヴァセック
声:稲田徹
武器:手甲、オーブメント:地 / 3-2-2-3(2)*
「《不動》のジン」の異名を持ち、大陸全土で20数名しかおらず公式には最上級とされるA級の正遊撃士。
リベールの東にあるカルバード共和国出身。「泰斗流」の武術家で、ツァイス支部の受付のキリカと《身喰らう蛇》のヴァルターは同門。
エステルの父カシウスとは旧知の仲で、カシウスの依頼により武術大会への参加を表向きの理由としながらカシウス不在に備えてリベールを訪れる。

SCより

「SC」よりPCとなる人物。全員が「the 3rd」でもPCとなっている。PSP版「SC」のみでPCとなるキャラクターについては「#the 3rdより」を参照。

ケビン・グラハム
ジョゼット・カプア
声:庄司宇芽香
武器:導力銃、オーブメント:地 / 4*-4
「FC」ではエステル達の敵として登場し、「SC」終盤よりプレイヤーキャラクターとなる。
元々は帝国の貴族だったが破産し、飛空挺「山猫号」を乗り回す空賊団となった「カプア一家」の末妹。
「FC」においてジェニス王立学園の生徒を装ってエステル達の前に現れ、宝石を盗むのに失敗。その後一味で誘拐を行うがエステル達の活躍もあって王国軍に逮捕される。
「SC」ではヨシュアの助力によって兄達と共に脱走。終盤で山猫号で《リベル=アーク》に不時着し、エステル達と協力する。
その後恩赦により無罪となり、兄や空賊時代の子分達と共に「山猫号」を使った運送会社を開業する。
ユリア・シュバルツ
声:小松由佳
武器:剣、オーブメント:空 / 3-5*
王国軍人で、「FC」での階級は中尉。王族の護衛を務める王室親衛隊の中隊長であり、親衛隊所属艦アルセイユ号の指揮も任されている。またクローゼの護衛兼養育係でもある。
「FC」ではリシャールによって逆賊に仕立て上げられるが、エステル達と協力してクーデターを阻止。その功績により大尉へと昇進している。「SC」ではアルセイユの艦長としてエステル達を《リベル=アーク》へと導く。
「the 3rd」では王室親衛隊の大隊長となっており、アルセイユでの演習の帰りに艦内での光に包まれ影の国へ取り込まれている。
ミュラー・ヴァンダール
声:磯部弘
武器:大剣、オーブメント:水 / 3-2-3-2
エレボニア帝国軍第七機甲師団に所属する軍人で、階級は少佐。大使館駐在武官として登場。
帝国で皇族の護衛を務める武の名門・ヴァンダール家の出身。オリビエの幼馴染みであり、幼少時よりオリビエのお守役を義務付けられてきた。
「the 3rd」ではオリビエと共に訪れた視察先で謎の光に包まれ影の国へ取り込まれている。

the 3rdより

「the 3rd」よりPCとなる人物。ユリアとミュラーの2人は、Win版「the 3rd」の後に発売されたPSP版「SC」においても終盤でPCとなる。この他の人物はPSP版でも「the 3rd」のみ。

リース・アルジェント
アネラス・エルフィード
声:大河内雅子
武器:刀、オーブメント:風 / 3-2-3*-2
出身地のボースを拠点とする新米正遊撃士で、正遊撃士となったのは「SC」序章の半年ほど前。
「FC」からサブキャラクターとして登場し、「SC」ではスポット加入、「the 3rd」でPCとなった。
カシウスの剣の師匠でもある祖父ユン・カーファイより「八葉一刀流」を学んでいる。
アラン・リシャール
声:三浦祥朗
武器:刀、火 / 6-2
王国軍人で、「FC」時の階級は大佐。百日戦役時のカシウスの部下であり、カシウス退役に不安を覚え情報部を設立する。またこの心の隙を《身喰らう蛇》につかれて「FC」でクーデター事件を引き起こし、エステル達に阻止される。
クーデター失敗で逮捕されるがその後恩赦を受け、軍を退役して民間の調査会社「R&Aリサーチ」を立ち上げる。
「the 3rd」ではPCとなった。
レン
声:西原久美子
武器:大鎌、オーブメント:なし / 7
《殲滅天使》の異名を持つ《執行者》のNo.XV。イタズラ好きでおしゃまでおませな11歳の少女だが、身の丈ほどもある巨大な鎌と巨大戦闘人形パテル=マテルを操る。「the 3rd」ではプレイヤーキャラとなった。
周囲の状況を瞬時に受け入れ、教えられた技能を瞬く間に自分のものにできる天才。犯罪者組織で虐待を受けていたところを結社の任務で組織を壊滅させたレーヴェとヨシュアに助けられ、その後才能を認められて《執行者》となる。

結社《身喰らう蛇》

ゲオルグ・ワイスマン(アルバ教授)
声:田中秀幸
《白面》の異名を持つ《蛇の使徒》の第三柱。仲間内からは《教授》と呼ばれている。「FC」および「SC」における、ほぼ全ての事件の黒幕であり、「福音計画」遂行のために《執行者》を使いさまざまな実験を行った。
元は七耀教会の司教で、星杯騎士団からは「最悪の破戒僧」と呼ばれている。教会時代の研究から対象の記憶と認識を操作する異能の力も持ち、姉の死によって壊れたヨシュアの心を再構築し聖痕を植え付けている。
「FC」では貧乏考古学者「アルバ教授」としてエステル達の前に現れ、護衛を受ける振りをしながらエステル達の様子を観察していた。
レオンハルト(レーヴェ、ロランス・ベルガー)
声:緑川光
《剣帝》の異名を持つ《執行者》のNo.II。仲間からは「レーヴェ」の愛称で呼ばれている。
カリン・ヨシュアのアストレイ姉弟の幼馴染みで、特にカリンとは恋人同士の関係でもあった。ハーメル村の惨劇を契機として修羅の道に進み、《身喰らう蛇》に身を投じる。
「FC」では「ロランス・ベルガー」の偽名で、情報部特務部隊隊長として暗躍した。
ルシオラ
声:西川宏美
《幻惑の鈴》の異名を持つ《執行者》のNo.VI。
かつて同じ「ハーヴェイ一座」にいたシェラザードの姉貴分であり、一座の解散後行方不明だったが、《身喰らう蛇》の《執行者》としてシェラザード達の前に現れる。
ブルブラン
声:三浦祥朗
《怪盗紳士》の異名を持つ《執行者》のNo.X。怪盗としても「怪盗B」の名で大陸に知れ渡っている。
自称・美の探究者で、クローゼに美を見出し狙う。また「FC」でも「怪盗B」として貴重品を盗み隠し、ヒントを書いた挑戦状を送りつけている。
ヴァルター
声:吉水孝宏
《痩せ狼》の異名を持つ《執行者》のNo.VIII。リベールでは見かけないサングラスが特徴。
「泰斗流」でジンの兄弟子だった人物。キリカとは恋人の関係だったが、キリカの父である師父との死合に勝利し、行方をくらませていた。

the 3rdでの敵

影の王
仮面をつけた謎の人物で、異世界である《影の国》を乗っ取り、ケビン達を取り込んだ人物。
その正体は影の国にコピーされたケビンの《聖痕》で、ルフィナの姿をとって現れオリジナルを取り込んで完全になるためにケビンを影の国に取り込んだ。

その他

カシウス・ブライト
声:岸野幸正
エステルの実父で、大陸全土に4人しかいないS級遊撃士の1人。元は王国軍大佐であり、百日戦役の反攻作戦を立案・指揮して王国の危機を救った救国の英雄。《剣聖》と呼ばれる剣の達人であったが、遊撃士になった折に剣を捨てて棒術を扱うようになる。
「FC」のクーデター事件後は王国軍を立て直すため准将・王国軍総責任者として軍に復帰し、王国軍の事実上のトップとなる。
ルフィナ・アルジェント
声:鶴ひろみ
リースの実姉で、自暴自棄となっていた幼いケビンを保護して福音施設へと連れていったケビンの恩人。
後に星杯騎士団の正騎士となりさまざまな問題を平和的に解決し、数多の選択肢の中から最良の一手を選び出す手腕から《千の腕》と称された。
「the 3rd」より5年前に、《聖痕》の力が暴走して我を失ったケビンを身を挺して止め、その際に亡くなっている。

機種・パッケージによる違い

特記のない限りに本国内版。日本国外で発売されたものについては#日本国外版にまとめる。

自社開発版

Win版・PSP版・PS3版はいずれも、ファルコムによる自社開発。PSP版は一部に調整はみられるもののほぼ忠実なWin版の移植となっている(PS3版はPSP版のグラフィックを高解像度にしたもので、併せてサウンドトラックとPS3用カスタムテーマを収録している)。またPSP版全作共通の主な追加要素として以下のものがある。

  1. 魔獣手帳の追加
  2. 2周目へのクリアデータの引き継ぎ
  3. 高難易度モードの追加(FCのみ、クリア後に出現)

  • ソート時の便宜のため「見出しの用の行」をデータに混在させている。この見出し行は昇順ソート時にのみ正確に働く。また昇順ソート時であっても末尾に移動した行はそのソート条件では意味を持たない。例えばデフォルト時に末尾にある「FC」の見出し行にはその状態では意味はなく、最左列で昇順ソート時にのみ意味を持つ。またソート順をデフォルト時に戻すには「タイトル」列を使う。このため、タイトル読みでのソートは出来ない。
  • 表中の略号

タイトル 機種 媒体 発売日 備考
Z 00 A A ZWindows Z
FC 01英雄伝説VI 空の軌跡(初回版) BWin 98-XP CD/DVD 2004.06.24 特典付きオリジナル版。
FC 02英雄伝説VI 空の軌跡(通常版) BWin 98-XP CD/DVD 2004.10.28 初回版から特典がなくなった版。
FC 03英雄伝説VI 空の軌跡(普及版) BWin 98-XP DVD 2005.12.23 値段を下げ、CD-ROM版を廃止。
「SC」発売後はDVDケースの表記を「空の軌跡FC」に変更。
FC 04英雄伝説VI 空の軌跡(Vista対応版) CWin 98-Vi DVD 2007.03.29 Windows Vista に正式対応。パッケージ表記は「空の軌跡FC」。
FC 05英雄伝説 空の軌跡FC(7対応版) DWin XP-7 DVD 2009.12.24 Windows 7 に正式対応し、「FC」ではPSP版のみだった戦闘ボイスを追加。
FC 06英雄伝説 空の軌跡FC(8対応版) DWin XP-8 DVD 2013.04.12 Windows 8 に正式対応。
SC 11英雄伝説 空の軌跡SC BWin 98-XP DVD 2006.03.09 オリジナル版。
SC 12英雄伝説 空の軌跡SC(普及版) BWin 98-XP DVD 2006.07.14 値下げ版。
SC 13英雄伝説 空の軌跡SC(Vista対応版) CWin 98-Vi DVD 2007.03.29 Windows Vista に正式対応。
SC 14英雄伝説 空の軌跡SC(7対応版) DWin XP-7 DVD 2009.12.24 Windows 7 に正式対応。
SC 15英雄伝説 空の軌跡SC(8対応版) DWin XP-8 DVD 2013.04.12 Windows 8 に正式対応。
T3rd 21英雄伝説 空の軌跡 the 3rd(限定特典版) CWin 98-Vi DVD 2007.06.28 オリジナル版。
T3rd 22英雄伝説 空の軌跡 the 3rd(7対応版) DWin XP-7 DVD 2009.12.24 Windows 7 に正式対応。
T3rd 23英雄伝説 空の軌跡 the 3rd(8対応版) DWin XP-8 DVD 2013.04.12 Windows 8 に正式対応。
VSet 31英雄伝説 空の軌跡・完全版 FC&SC BWin 98-XP DVD 2006.03.09 「SC」と同時発売の「FC」・「SC」セット。アカデミック版も発売。
VSet 32英雄伝説 空の軌跡 コンプリートセット CWin 98-Vi DVD 2007.06.28 「the 3rd」と同時発売の3作セット。「FC/SC」はVista対応版。
VSet 33英雄伝説 空の軌跡セット DWin XP-7 DVD 2009.12.24 7対応版の3作セット。
Z 40 O T ZPSP Z
FC 41英雄伝説 空の軌跡FC PSP UMD 2006.09.28 戦闘ボイスを追加(ヨシュアのみ新録、その他はPC版「SC」より流用)。
上記の他地名コレクションが追加されている。
FC 42英雄伝説 空の軌跡FC PSP® the Best PSP UMD 2010.12.16 PSP共通の廉価版レーベルのPSP® the Bestからの発売。
FC 43英雄伝説 空の軌跡FC PSP VDL 2010.12.16 ダウンロード版。
SC 51英雄伝説 空の軌跡SC PSP UMD 2007.09.27 UMDゲーム初の2枚組[注 8]
終盤のみに参戦するパーティーキャラクターが追加されている。
SC 52英雄伝説 空の軌跡SC PSP® the Best PSP UMD 2010.12.16 PSP共通の廉価版レーベルのPSP® the Bestからの発売。
SC 53英雄伝説 空の軌跡SC PSP VDL 2012.11.08 ダウンロード版。
T3rd 61英雄伝説 空の軌跡 the 3rd PSP UMD 2008.07.24 星の扉15のエピソードがWin版とは異なっている。
T3rd 62英雄伝説 空の軌跡 the 3rd PSP® the Best PSP UMD 2010.12.16 PSP共通の廉価版レーベルのPSP® the Bestからの発売。
T3rd 63英雄伝説 空の軌跡 the 3rd PSP VDL 2010.12.16 ダウンロード版。
UMC 70空の軌跡 マテリアルコレクション ポータブル PSP UMD 2007.12.20 PSP向けの素材集で、カスタムテーマ、壁紙、楽曲などを収録。
VSet 71英雄伝説 空の軌跡 完全版 PSP UMD 2007.12.20 「FC」・「SC」・「MC」のセット。
VSet 72英雄伝説 空の軌跡セット PSP UMD 2008.11.27 3作セット。予約特典として非売品の『MC mini』が付属。
VSet 73英雄伝説 空の軌跡スーパープライスセット PSP UMD 2009.12.10 3作セットで、廉価版レーベルのスーパープライスからの発売。
16枚の描き下ろしポストカードを収録。
Z 80 Q W ZPS3 Z
FC 81英雄伝説 空の軌跡FC:改 HD EDTION RPS3 WBD 2012.12.13 PSP版のHDリマスター仕様。
SC 82英雄伝説 空の軌跡SC:改 HD EDTION RPS3 WBD 2013.04.25 PSP版のHDリマスター仕様。
T3rd 83英雄伝説 空の軌跡 the 3rd:改 HD EDTION RPS3 WBD 2013.06.27 PSP版のHDリマスター仕様。
Z 90 S X ZPSVita Z
FC 91英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution TPSVita XVitaカード 2015.06.11
SC 92英雄伝説 空の軌跡SC Evolution TPSVita XVitaカード 2015.12.10
T3rd 93英雄伝説 空の軌跡 the 3rd Evolution TPSVita XVitaカード 2016.07.14
E Z Z Z ZFC Z
R Z Z Z ZSC Z
T Z Z Z Zthe 3rd Z
U Z Z Z ZMC Z
V Z Z Z Zセット Z

その他

携帯版
タイトーによってiモード向けに「FC」が移植されている。
クラウドゲーム版
ユビタスと共にGameNow向け、ブロードメディアと共にG-cluster向け・ひかりTVゲーム向けに「FC」「SC」「the3rd」が提供されているほか、後にブロードメディアによってiOS向け・Android向けに「FC」が提供されている。

日本国外版

韓国
韓国のソフトメーカーであるアルオンゲームズがWin向けにオンライン認証の形で販売し、ゲームそのもののパッケージでの販売は行われていない[15]。ただしゲーム本体を含まない関連グッズの限定版パッケージが発売されており、『英雄伝説VI 空の軌跡』ではゲーム中に登場する「ヨシュアのハーモニカ」を再現したものが同梱された[15]。同パッケージは68,200ウォン(約)という価格設定[15]
北米
PSP北米版が2011年3月29日に発売。Windows用日本版の発売時と同様に、『The Legend of Heroes: Trails in the Sky』と、「FC」が付かない名称になっている。Windows版は2014年7月29日より配信している[16]

派生ゲーム作品

ヴァンテージマスターポータブル
PSP向けに発売されたシミュレーションRPG。基本としてはWin版『ヴァンテージ・マスター』の移植版だが隠しマスターとして本作のキャラクターが多数登場し、「SC」と「the 3rd」の間の時期に当たるエピソードが収録されている。
イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ
本作と〈イースシリーズ〉のキャラクターによる対戦型格闘ゲーム
空の軌跡オンライン Mobile
携帯電話向けのMMORPGであったが、2011年12月31日で終了した。

主題歌

  • 表中では以下の略称を用いる。
    • オープニング:OP / エンディング:ED / コーラス:Ch

ゲーム OP/ED 曲名 作詞 作曲 編曲 演奏
FC ED 星の在り処 う〜み
Ch:伊藤和子
浜田英明 Falcom Sound Team jdk 和田耕平
SC OP 銀の意志 金の翼 山脇宏子
Ch:しばざきあやこ
一二三恭 神藤由東大 バイオリン:熊澤洋子
ED I swear... 小寺可南子 しばざきあやこ 和田耕平 ギター:後藤晃弘
the 3rd OP Cry for me, cry for you 一二三恭 神藤由東大
ED 空を見上げて

メディアミックス

音楽メディア

タイトル 品番 発売日 備考
星の在り処 英雄伝説「空の軌跡」 テーマソング ED6-MAXI 2004年6月24日 「FC」初回特典
英雄伝説VI「空の軌跡」 SUPER ARRANGE VERSION ED6-SAV
JDK UNUSED MUSIC JDK-UPM 「FC」公式通販特典
ORIGINAL SOUND TRACK 英雄伝説 空の軌跡 NW10102550-1 2004年7月30日
英雄伝説 空の軌跡 SC 主題歌集 銀の意志 金の翼 / I swear... SORA2-SONG 2006年3月9日 「SC」公式通販特典
英雄伝説 空の軌跡 SC ORIGINAL SOUND TRACK NW10102680 2006年7月14日 先行DL 6月14日 - 7月13日
英雄伝説 空の軌跡 VOCAL VERSION 「空を見上げて」 NW10102690 2006年8月25日 先行DL 7月14日 - 8月14日
英雄伝説 空の軌跡 FC&SC SUPER ARRANGE VERSION NW10102700 2006年9月15日 先行DL 8月15日 - 9月14日
英雄伝説 空の軌跡 the 3rd ORIGINAL SOUND TRACK mini SORA3-OSTM 2007年6月28日 「the 3rd」公式通販特典
英雄伝説 空の軌跡 the 3rd ORIGINAL SOUND TRACK NW10102750 2007年9月27日

ドラマCD

1作目の「去り行く決意」は元々「SC」の初回特典であったが、後にドラマCD単品でも発売されている。発売はいずれもキャラアニより。キャラアニの直販限定で、2本をセットにしたパッケージ[注 9]も販売されている。

英雄伝説 空の軌跡 ドラマCD 〜去り行く決意〜
NW10107390(2006年3月9日 「SC」初回特典)、2009年4月25日発売
「FC」をドラマCD化。
英雄伝説 空の軌跡SC ドラマCD 〜繋がる絆〜
2009年4月25日発売
「SC」をドラマCD化
英雄伝説 空の軌跡 the 3rd ドラマCD 〜魂の刻印〜
2009年7月25日
「the 3rd」のメインストーリーをドラマCD化。
英雄伝説 空の軌跡 ヨシュア物語 〜封じられた記憶〜
2009年7月25日
ヨシュアを主人公として、「the 3rd」の「扉」のエピソードを元にしたドラマCD。
英雄伝説 空の軌跡 ティータ物語 〜繋がる想い〜
2009年11月28日発売
ティータを主人公として、「the 3rd」の「扉」のエピソードを元にしたドラマCD。
英雄伝説 空の軌跡 クローゼ物語 〜翼、羽ばたく刻〜
2009年11月28日発売
クローゼを主人公として、「the 3rd」の「扉」のエピソードを元にしたドラマCD。
英雄伝説 空の軌跡 〜AC(アドバンスド・チャプター)〜
2010年3月27日発売
「the 3rd」と『零の軌跡』の間に位置するオリジナルストーリー。
英雄伝説 空の軌跡 〜ウロボロス・レポート〜
2010年3月27日発売
「FC」・「SC」をウロボロス側の視点でまとめたドラマCD。
英雄伝説 空の軌跡 オリビエ物語 〜未完成の叙事詩〜
2010年12月18日発売
オリビエを主人公とし、彼の視点で「FC」から「the 3rd」をまとめたドラマCDで、空の軌跡ドラマCDのシリーズ最終作。

漫画

英雄伝説 空の軌跡』のタイトルで、啄木鳥しんきが執筆。ウェブコミック誌YOMBAN』で連載を開始し、同サイトのリニューアル後は後継サイトとなる『Webコミックゲッキン』で連載が継続された。原作となるゲームを大筋でなぞりながら、アレンジも加えられている。単行本はバンダイビジュアル(旧エモーション)の〈エモーションコミックス〉より発売されている。

第6巻での「FC編」完結を受けて、2013年10月にはねんどろいどぷちのティータとドラマCDを同梱した豪華版コミックスも発売された[17]。第6巻の帯には「最終巻」と記載されていたが、続編となる『英雄伝説 空の軌跡SC』が『ファミ通コミッククリア』にて2014年6月20日から連載が開始された。その続編『英雄伝説 空の軌跡SC-絆の在り処』が『月刊ファルコムマガジン』でvol.70より連載した。

またエステルを主人公とした『英雄伝説VII』の前日譚となるオリジナル漫画作品として、『英雄伝説 零の軌跡 プレストーリー -審判の指環-』が同じく啄木鳥によって執筆されている(詳細は英雄伝説VII#漫画を参照)。

『英雄伝説 空の軌跡』
  • 原作:日本ファルコム、漫画:啄木鳥しんき エモーション〈エモーションコミックス〉全6巻
    1. 2010年12月10日初版発行、ISBN 978-4-04-899203-9
    2. 2011年5月10日初版発行、ISBN 978-4-04-899221-3
    3. 2011年12月10日初版発行、ISBN 978-4-04-899240-4
    4. 2012年8月10日初版発行、ISBN 978-4-04-899248-0
    5. 2013年3月7日初版発行、ISBN 978-4-04-899249-7
    6. 2013年10月10日初版発行、ISBN 978-4-04-899251-0(通常版)、ISBN 978-4-04-899250-3(豪華版)
『英雄伝説 空の軌跡SC』
『英雄伝説 空の軌跡SC-絆の在り処』

他、レーヴェの視点で空の軌跡を描く『空の軌跡外伝 レーヴェ物語』が『月刊ファルコムマガジン』vol.1より不定期で連載された。

『空の軌跡外伝 レーヴェ物語』

小説

『英雄伝説 空の軌跡』
『英雄伝説 空の軌跡 リベール王国スナップショット』
  • 著:はせがわみやび、挿絵:西野幸治、メディア・パル/フィールドワイ〈ファルコムBOOKS〉全2巻
    1. 2015年3月10日発売、ISBN 978-4-89-610846-0
    2. 2015年6月9日発売、ISBN 978-4-80-213004-2

朗読少女 × Falcomヒロインズ

朗読少女 × Falcomヒロインズ エステル・ブライト編』のタイトルでiPhone/iPad向けアプリケーションが2011年3月31日より配信されている[18]。株式会社オトバンク開発[18]

キャラクターが小説を朗読してくれるアプリケーション『朗読少女』のエステル・ブライト版で、『人形の騎士』など《英雄伝説シリーズ》の作中小説をエステルが朗読してくれる[18]。キャストはゲーム等と同じ神田朱未が担当。

OVA

英雄伝説 空の軌跡 THE ANIMATION』のタイトルでアニメ化。ファルコム創立30周年記念作品。全2巻シリーズで発売された。発売に先駆けて、劇場でのイベント上映も行われた。

Vol.1
発売:2011年11月25日(同年10月15日からイベント上映)
Vol.2
発売:2012年2月24日(同年1月28日からイベント上映)

スタッフ

主題歌(OVA)

オープニングテーマ「銀の意志 金の翼 -THE ANIMATION EDIT-」
作詞 - 一二三恭 / 作曲 - Falcom Sound Team jdk / 編曲 - 神藤由東大 / 歌 - 小寺可南子
エンディングテーマ「ハルモニア
作詞・作曲 - rino / 編曲 - 虹音 / 歌 - ちょうちょ

ラジオドラマ

ウェブラジオ「ティオのファルコムラジオめんどくさいです…でもがんばります」内のコーナーで、本作のラジオドラマが配信されている。ナレーターは銀河万丈が担当し、今回初めて声が付けられたドルン・カプア役も兼ねる。

ウェブラジオ

エステル&ヨシュアのファルコム空の軌跡ラジオ』が2015年4月24日から2016年9月30日まで公式サイトとランティスネットラジオで配信された。パーソナリティはエステル役の神田朱未とヨシュア役の斎賀みつき。月2回更新で第0回〜第34回まで全35回配信。

FC Evolutionの発売を記念し「ティオのファルコムラジオめんどくさいです…でもがんばります」と交代する形で始まった。ファルコムミュージックライブラリーのコーナーは前番組に引き続き行っている。

参考文献

  • 『英雄伝説空の軌跡FC&SC スペシャルコレクションブック』新紀元社、2006年9月25日初版発行
  • 『英雄伝説空の軌跡 スペシャルコレクションブックII 〜the 3rd編〜』新紀元社、2007年12月28日初版発行
  • 『英雄伝説 空の軌跡FCシナリオブック』新紀元社、2009年10月10日初版発行
  • 『英雄伝説 空の軌跡SCシナリオブック』新紀元社、2011年4月29日初版発行

脚注

注釈

  1. ^ 「SC」発売以前のタイトル。
  2. ^ a b 初版のみ。以降はDVDのみ。
  3. ^ 『英雄伝説VI「空の軌跡」』の表記もあり。
  4. ^ それぞれ『英雄伝説「空の軌跡FC」』・『英雄伝説「空の軌跡SC」』・『英雄伝説「空の軌跡 the 3rd」』の表記もあり。
  5. ^ ファルコム作品に限っても、本作同様のトップビューでの3Dフィールドは前年に発売された『イースVI -ナピシュテムの箱-』で採用されている。
  6. ^ 過去の作品のVista対応版は本作に先立ち発売されている。
  7. ^ 「the 3rd」でのクローゼの説明。1セルジュは100メートルなので時速360キロメートル。
  8. ^ UMDビデオも含めれば、ゲームとビデオのセットである『新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-』の限定版が初。
  9. ^ 「去り行く決意」と「繋がる絆」、「魂の刻印」と「封じられた記憶」、「繋がる想い」と「翼、羽ばたく刻」、「AC」と「ウロボロス・レポート」、「未完成の叙事詩」は『英雄伝説 零の軌跡 プレストーリー -審判の指環-』とのセット。

出典

  1. ^ 売れ続けている「空の軌跡 FC」PSPの空の軌跡FCの初期出荷はわずか一万八千本、超ロングセラーを続け、累計五十万本に到達”. Twitter. 2013年12月10日閲覧。
  2. ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。 
  3. ^ The Legend of Heroes: Trails in the Sky First Chapter、VGChartz
  4. ^ The Legend of Heroes: Trails in the Sky Second Chapter、VGChartz
  5. ^ 電撃 - 【週間ソフト販売ランキング TOP50】『逃走中』50万本、PSP『SAO』は20万本を突破。『トモダチコレクション 新生活』は3週連続の1位に”. 電撃オンライン (2013年5月9日). 2013年5月16日閲覧。
  6. ^ The Legend of Heroes: Trails in the Sky SC Evolution、VGChartz
  7. ^ The Legend of Heroes: Trails in the Sky Third Chapter、VGChartz
  8. ^ 「ゲーム回想録 英雄伝説シリーズの概要」『Falcom Chronicle』303頁。
  9. ^ 待望の“空の軌跡”シリーズ最新作「英雄伝説 零の軌跡」の発売日が9月30日に決定”. Aetas. 2010年7月2日閲覧。
  10. ^ ソーシャル RPG『英雄伝説 夢の軌跡』9月26日(木)よりGREEで配信開始!”. 日本ファルコム. 2013年12月10日閲覧。
  11. ^ 売れ続けている「空の軌跡 FC」PSPの空の軌跡FCの初期出荷はわずか一万八千本、超ロングセラーを続け、累計五十万本に到達”. Twitter. 2013年12月10日閲覧。
  12. ^ 過去のふぁるコラム 空の軌跡開発者インタビュー:その4”. falcom ホットインフォメーション. 日本ファルコム (2006年3月24日). 2011年7月16日閲覧。
  13. ^ “「英雄伝説 空の軌跡FC」もついにフルボイス化。全キャラ描き下ろしに新UI採用と大きく進化する「英雄伝説 空の軌跡FC Evolution」がPS Vitaで登場”. 4Gamer.net. (2014年12月25日). http://www.4gamer.net/games/286/G028636/20141224147/ 2015年12月26日閲覧。 
  14. ^ a b ふぁるコラム 空の軌跡開発者インタビュー 2013年1月21日閲覧。
  15. ^ a b c ふぁるコラム 2006/3/28 2013年1月21日閲覧。
  16. ^ The Legend of Heroes: Trails in the Sky
  17. ^ “コミックス「英雄伝説 空の軌跡」第6巻ねんどろいどぷち ティータ・ラッセル&「空の軌跡」ドラマCD付き予約開始!”. バンダイビジュアル. (2013年3月7日). http://www.bandaivisual.co.jp/?act=newsdetail&id=228 
  18. ^ a b c iPhoneアプリ「朗読少女」とのコラボが実現! 『朗読少女×Falcom ヒロインズ エステル・ブライト編』 2011年3月31日より配信スタート!” (PDF). 日本ファルコムIR情報. 日本ファルコム (2011年3月31日). 2011年6月19日閲覧。

外部リンク