「ふかや花園駅」の版間の差分
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線路の北側に[[プラットホーム]]と[[駅舎]]を配する1面1線の地上駅である。ホームの有効長は、[[SLパレオエクスプレス]]が停車可能な110メートルとなっている<ref name="chichibu-railway_20170614" />。 |
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駅舎は、コンコースの出入口に大きな[[キャノピー]]を設けた[[切妻屋根]]が特徴となる<ref name="chichibu-railway_20170614" />。自動券売機を有するほか、スロープを設けてバリアフリーにも対応している。多目的トイレを含む化粧室はいずれも改札内にある。 |
駅舎は、コンコースの出入口に大きな[[キャノピー]]を設けた[[切妻屋根]]が特徴となる<ref name="chichibu-railway_20170614" />。自動券売機を有するほか、スロープを設けてバリアフリーにも対応している。多目的トイレを含む化粧室はいずれも改札内にある。 |
2021年6月24日 (木) 11:18時点における版
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ふかや花園駅 | |
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![]() 駅本屋遠景 (2018年10月20日) | |
ふかやはなぞの FUKAYA-HANAZONO | |
◄永田 (1.1 km) (2.3 km) 小前田► | |
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所在地 | 埼玉県深谷市黒田113 |
所属事業者 | 秩父鉄道 |
所属路線 | ■秩父本線 |
キロ程 | 28.2 km(羽生起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
81人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年度- |
161人/日 -2019年- |
開業年月日 | 2018年(平成30年) 10月20日 |
ふかや花園駅(ふかやはなぞのえき)は、埼玉県深谷市黒田にある秩父鉄道秩父本線の駅である。
歴史
深谷市は、関越自動車道花園インターチェンジに程近いこの地区に、アウトレットモール(ふかや花園プレミアム・アウトレットを参照)を中核とする産業拠点を開く事を計画しており(花園IC拠点整備プロジェクト)、2015年に三菱地所・サイモンがモールの事業者として選定され、2022年秋の開業を予定している。2017年6月に深谷市と秩父鉄道は共同で、地元住民の利便性向上と、このアウトレットモールへの交通手段の一つとする事を目的として、当駅を新設することを発表した[1]。請願駅として、深谷市が総事業費の約4億円全額を負担した[2][3]。
駅名の由来は、歴史や伝統のある深谷市の「ふかや」と、当駅周辺の地名「花園」(旧大里郡花園町)を組み合わせたものであり、駅新設発表の場で開業日と共に公表された[1]。
当駅の設置に当たっては、アウトレットモール予定地が優良農地となっており、本来は商業施設を建設できないため、それを解除する手段として、新駅建設を前提としており(つまり当駅が開業しない限り、モール建設の申請・建設が始められない)、更にモール用地も深谷市が取得する形になっているとして、税金負担に反対する一部の市民が駅・モールの建設の是非を問う住民投票を行うべく署名を集め、市議会に提出したが否決されている[4][5]。
年表
駅構造
線路の北側にプラットホームと駅舎を配する1面1線の地上駅である。ホームの有効長は、SLパレオエクスプレスが停車可能な110メートルとなっている[1]。
駅舎は、コンコースの出入口に大きなキャノピーを設けた切妻屋根が特徴となる[1]。自動券売機を有するほか、スロープを設けてバリアフリーにも対応している。多目的トイレを含む化粧室はいずれも改札内にある。
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駅ホーム(開業日)
(2018年10月20日) -
建設中の駅ホーム(2018年1月1日)
利用状況
駅開業時点では年間5万6千人程度(1日平均153人)の利用を見込む。アウトレットモール開業後には来場者全体の約1割を占める、年間約64万9千人(1日平均1778人)を見込んでいる[2]。
2019年度の1日平均乗車人員は81人である。年度ごとの1日平均乗車人員は以下の通り[7]。 なお、2018年度の実営業日数は163日である。
年度 | 乗車人員 (1日平均) |
---|---|
2018年(平成30年) | 115 |
2019年(令和元年) | 81 |
駅周辺
当駅に面する北側の広大な農地は、2022年を目標に、深谷市による区画整理(花園IC拠点整備プロジェクト)が行われ、三菱地所・サイモンによるアウトレットモールや、深谷市とキユーピーによる施設などが新設される予定である。
当駅の南には、秩父鉄道に並走する国道140号があり、道路沿いに集落がある他は農地が広がる。当駅東側は140号バイパス(彩甲斐街道)の陸橋があり、新旧国道の交わる黒田交差点に程近い。バイパスと関越自動車道が交わる花園インターチェンジは南1kmほど。そのすぐ南側は荒川が流れる。
隣の駅
- 秩父鉄道
- ■秩父本線
- 急行「SLパレオエクスプレス」・「秩父路」
- 通過
- 各駅停車
- 急行「SLパレオエクスプレス」・「秩父路」
脚注
- ^ a b c d “秩父本線 永田-小前田駅間「ふかや花園」駅 秩父鉄道新駅整備について” (PDF). 秩父鉄道 (2017年6月14日). 2017年8月3日閲覧。
- ^ a b “新駅「ふかや花園駅」秩父鉄道が18年開業予定 近くにアウトレット”. 埼玉新聞. (2017年6月15日) 2017年8月3日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “秩父鉄道、新駅名「ふかや花園駅」に”. 日本経済新聞. (2017年6月15日) 2017年8月3日閲覧。
- ^ “納得いかない アウトレットモールに税金50億円”. TBSテレビ・噂の!東京マガジン2015年11月15日放送「噂の現場」 (2015年11月15日). 2015年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月15日閲覧。
- ^ アウトレットモール誘致に50億円の税金投入? 税金投入ゼロにするため住民投票を実現させましょう。 - 深谷市住民投票の会、2015年11月15日閲覧。
- ^ 【お知らせ】新駅「ふかや花園駅」開業に伴うダイヤ改正について | 秩父鉄道
- ^ 埼玉県統計年鑑より算出